OLD 2 DA NEW SCHOOL -89ページ目

BUFFALO SPRINGFIELD/Buffalo Springfield (1966)




STEPHEN STILLSとNEIL YOUNGがメンバーのロック・バンドBUFFALO SPRINGFIELDが66年にリリースしたデビュー・アルバム。カントリー調な曲が多くて苦手な部類だけど、イントロがPUBLIC ENEMY/He Got Gameネタの1. For What It's Worth、郷愁感のある4. Nowaday's Clancy Can't Even Sins、楽しげでファンキーな5. Hot Dusty Roads、どこかセンチメンタルな9. Do I Have To Come Right Out And Say Itはお気に入り。(2015/09/02)

EPMD/Business Never Personal (1992)




ERICK SERMON aka E-DOUBLE-EとPARRISH SMITH aka PMDのレジェンド・コンビEPMDが92年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、EPMD、CHARLIE MAROTTA、DJ SCRATCH、MR. BOZACK。3rdの『Business As Usual』に比べて不当に低い評価を受けているのはなぜ?これほど男臭いファンク臭をだしているアルバム他にはないぜ!

1. Boon Dox
EARTH, WIND & FIRE/I Can Feel It in My Bonesby、JAMES BROWN/The Payback、B.T. EXPRESS/If It Don't Turn You on (You Oughta Leave It Alone)、COMMODORES/The Assembly Lineを使った血圧アップ間違い無しの攻撃的ファンク!初っ端からやってくれるぜ!
2. Nobody's Safe Chump
BOBBY WOMACK/Nobody Wants You When You're Down and Out、YOUNG-HOLT UNLIMITED/Wah Wah Manネタの渋いファンク佳曲。
3. Can't Hear Nothing But The Music
Give Me Your Loveby Barbara Mason (1972)
SKULL SNAPS/It's a New Day、AVERAGE WHITE BAND/School Boy Crush、KOOL & THE GANG/Jungle Boogie使いのヘビー・ファンク!
4. Chill
FOREIGNER/Street Thunder、ESG/UFOをフックで使ったホラーテイストなナンバー。
5. Head Banger
JOE TEX/Papa Was Too、PARLIAMENT/One of Those Funky Things、THE HONEY DRIPPERS/Impeach the Presidentネタの鬼ファンキーなトラック上でK-SOLO、REDMANとマイクを回すクラシック!このファンクネスたまらないね~。
6. Scratch Bring It Back, Pt. 2 [Mic Doc]
THE EMOTIONS/I Like It、ESG/UFO使いのトラック上でDJ SCRATCHのコスりがうなる佳曲。2分過ぎのTHE HONEY DRIPPERS/Impeach the Presidentのビートのトラックだけで良かったかもね。
7. Crossover
IDRIS MUHAMMAD/Say WhatネタのトラックにROGER/You Should Be Mineのトークボックスを合わせたファンク・ナンバー。
8. Cummin' At Cha
ドス黒いトラックにDAS EFXをフィーチャーしたドープな一発!CYPRESS HILLの声ネタも効いてるね。
9. Play The Next Man
PARLIAMENT/Sir Nose D'Voidoffunk使いの勢いのあるファンク。
10. It's Going Down
MOUNTAINの定番ブレイクLong RedにMARVIN GAYE/I Want You、BILLY SQUIER/The Big Beat使いの呆れるほどドープな一発!
11. Who Killed Jane
JOE TEX/Papa Was Too、RICK JAMES/Mary Jane使いの定番シリーズ完結編!? 遂にJANEも殺されたのか?

久しぶりに聴いてもこのカッコ良さには脱帽ですな。1st、2ndと並ぶ彼等のクラシックに間違いなし。(2015/09/01)

PAUL HARDCASTLE/Hardcastle 1 (1994)




85年に世界的ヒットしたエレクトロ・ポップ・ナンバー「19」をリリースしたPAUL HARDCASTLEが94年にリリースしたアルバム。このアルバムの密かな目玉は、やっぱり84年のクールなエレクトロ・グルーヴの傑作13. Rainforest (original version)の収録ですね~。BARBARA MASON/Another Man的なエレクトロ・トラックにシンセが秀逸!「19」より断然こっちかな。アルバム全体としてはテクノ寄りかと思ったけど、意外にもフュージョン色濃いR&Bといった趣で楽しめました。LOOSE ENDSっぽさを感じるアーバンメロウ・トラックに男性Vo.が歌う1. Can't Stop Now、THE JAZZMASTERSでも歌っていたHELEN ROGERSをフィーチャーしたスムーズジャズ/R&B2. Driftin' Away、IMANIなる女性Vo.が歌うクールでダンサブルな3. Never Let You Go、哀愁溢れるスロウ・インスト4. Forever Dreamin'、男性Vo.が歌う心落ち着くミディアム5. You May Be Gone、グルーヴィーな中にも郷愁感が溢れる6. Feel The Breeze、尺八も取り入れたアンビエントな8. Lazy Days、日本でも有名なJAKI GRAHAMが歌う郷愁感溢れるミディアム12. It Must Be Loveがお気に入り。(2015/07/10)

VAN MORRISON/Astral Weeks (1968)


ロックの殿堂入りしたイギリスのシンガーVAN MORRISONが68年にリリースした2ndアルバム。正直、名前だけは知っていたというシンガーで、これが初対面。うーん、思っていたのとは違うかな… BOB DYLANっぽいというか… 歴史的名盤みたいだけど、好みじゃないな。(2015/07/09)

T-SKI VALLEY/Catch the Beat (1981)


NYはブロンクスのMC"T-SKI VALLEY"が81年にGRAND GROOVE RECORDS からリリースしたシングル。TAANA GARDNER/Heartbeat使いのパーティ・ラップ・クラシック!ネタとしても使われる基本中の基本ですね。(2015/07/08)

THE BOOGIE BOYS/City Life (1985)


『A fly girl』のクラシックで知られるTHE BOOGIE BOYSが85年にリリースしたアルバムからのシングル。プロデュースは、DAVID SPRADLEYとTED CURRIER。巧みにラップと歌を織り交ぜたスタイルでR&B的なグルーヴィーなトラックも最高ですね~。確かにこの曲をクラシックにあげる人は少ないと思うけど、当時、FMでかかっていて、思い入れがあるんだよな~。このあたりもCD化されてほしいですね。(2015/07/07)

ARRESTED DEVELOPMENT/People Everyday (1992)


SPEECH率いるARRESTED DEVELOPMENTが92年にリリースしたデビュー・アルバム『3 Years, 5 Months And 2 Days In The Life Of...』からの2ndシングル。プロデュースは、SPEECH。

A1. People Everyday (Metamorphosis Mix)
BOB JAMES/Tappan Zeeを使ったリミックス。
A2. People Everyday (LP Version)
土着的なリズムにラガマフィンのイントロ、フックのSLY & THE FAMILY STONE/のEveryday Peopleの歌が最高な曲。この大らかさも彼らの持ち味だね。
A3. People Everyday (Maroon Mix)
レゲエ色濃くしたJOHNNY OSBOURNE/Buddy Bye使いのリミックス。
B2. Children Play With Earth (LP Version)
DJのスクラッチやSPEECHのしゃべり等を入れたファンキーなインタールード的な曲。せっかくナイスなビートなのにきちんとしたラップも入れて欲しかったな。
(2015/07/06)

BOOTSY'S RUBBER BAND/Ultra Wave (1980)




ファンク界のカリスマBOOTSY COLLINS率いるBOOTSY'S RUBBER BANDが80年にリリースしたアルバム。プロデュースは、GEORGE CLINTONとBOOTSY。ダンサブルで最高にカッコイイP-FUNK2.F-Encounterがベスト!今でも通用するというか、このカッコ良さは永遠だな。これ以外でもホーンセクションがナイスな勢いのあるファンク4.It's Musical、どこか郷愁感のあるファンク5.Fat CatもGOOD。(2015/07/05)

THE S.O.S. BAND/On The Rise (1983)




80年代の名グループTHE S.O.S.BANDが83年にリリースした4thアルバム。3曲をJAM & LEWISがプロデュースし、残りはGENE DOZIERとグループ自身が担当。彼等の傑作の一つで、80年代BLACK MUSICを代表する一枚じゃないでしょうか。しっとりとした大人の傑作スロウ1. Tell Me If You Still Care、BEATS INTERNATIONALが使ってリバイバルヒットしたダンス・クラシック2. Just Be Good To Me、ダンサブルなエレクトロ・ファンクの3. For Your LoveのJAM & LEWIS制作の3曲はもちろん、疾走感溢れるファンク4. I'm Not Runnin'、きれじ鋭いファンク5. If You Want My Love、ホーンセクションもイカすファンク6. On The Rise、明るくノリの良いファンク7. Who's Making Love、ロッキシュなファンク8. Steppin' The Stonesと全曲いけます。ボーナスで収録された9. For Your Love [extended version]、10. If You Want My Love [extended version]、11. Just Be Good To Me [special version]、12. Just Be Good To Me [vocal remix]もいわずもがな。最高の一枚ですね。(2015/07/01)

TRAFFIC/Shoot Out at the Fantasy Factory (1973)




STEVE WINWOOD率いるUKの名バンド"TRAFFIC"が73年にリリースした7thアルバム。プロデュースは、STEVE WINWOOD。前作に続いてマッスルショールズのスタジオ・ミュージシャンが参加。パーカッションが効いたご機嫌なファンキー・ロック1. Shoot Out At The Fantasy Factoryから聴かせてくれますね~。英国らしい落ち着いた雰囲気の2. Roll Right Stones、もの哀しいメロディのギターが印象的な3. Evening Blue、寂しげなサックスのメロディが耳を惹くインスト・ナンバー4. Tragic Magic、アメリカ南部風情溢れる 5. (Sometimes I Feel So) Uninspiredと全曲イケますね。(2015/06/28)