OLD 2 DA NEW SCHOOL -76ページ目

V.A./Dub Chill Out (1996)

 

96年にリリースされたレゲエ・ダブのオムニバス。KING TUBBY、LEE PERRY、KING JAMMY、SLY & ROBBE等、大物の良作をコンパイルしていて、最高ですね。特に郷愁感溢れる1. KING TUBBY/Zion Gate Dub、どことなく懐かしい感じがする4. KING TUBBY/Money Dub、軽快でファンキーな6. KING JAMMY/Slow Motion Dub、ご機嫌なリズムの8. KING TUBBY/The Battle Axe Dub、陽気な11. SCIENTIST/Rasta Dub It Everywhere、オルガンの音色が心地良い12. KING TUBBY/Dark Destroyer Dub、アーシーな13. KING JAMMY/Jump Song Dub、明るく楽しい16. KING TUBBY/Rock With Dubがお気に入り。(2017/11/18)

THE HOOD/It Takes a Thief (1987)

 

【実家に眠っている80年代にFMをエアチェックしたカセットテープから、80年代の埋もれた曲を紹介】

 

THE HOODなる謎の男性シンガー (グループ?) が87年にリリースしたアルバム『Cooler Than Thou』収録曲。プロデュースは、IVAN IVAN。実家に眠っているカセットテープに録音されていたもので、おそらく高2の頃に近田春夫 のFM 『ミュージック・ワークショップ』をエアチェックしたものだったはず。ジャンル的にはファンク寄りのニューウェーブ系かな。どことなくミネアポリス系の感じもするね。結構気に入っているが、レコードのみのリリースなのが残念。(2017/11/11)

THE DOGS/Same (1990)

 

ダーティ・サウス、マイアミ・ベースのレジェンドDISCO RICK率いるお下劣ベース・グループTHE DOGSが90年にJR RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースはCALVIN MILLS II。今見ても、 とてもヒップホップのアルバムとは思えないイラスト・ジャケだな(苦笑) リリース当時、なんの予備知識もないのに、このジャケで購入した自分って… まあ、内容は想像どおり、チープなイケイケお下劣マイアミ・ベース全開なんだけど、妙に捨てがたいんだよな~。BPM早めで攻撃的なトラック上でDISCO RICKが吠えるA2. Where Is Disco Rick At? 、グッとBPMを落とした初期TOO SHORTのようなチープ極まりない打ち込みトラック上で大統領に噛みついたA4. F..k The President、80年代をポップスを感じさせるA5. Ten Little N......s、DEVO/Whip It使いの能天気なA6. Lick It、郷愁感漂うB4. Who Gives A F..kがGOOD。(2017/11/04)

MUTINY/Aftershock 2005 (1996)

 

P-FUNKの最盛期にドラムを担当していたレジェンドJEROME BRAILEY率いるMUTINYが1996年にリリースしたアルバム。プロデューサーにはBILL LASWELLの名前もありますね。ターンテーブルで往年の名DJ"DXT"(aka GRANDMIXER D.ST) も参加。ロック色の濃いファンク1. The Growl、LED ZEPPELINぽさを感じる2. It's All Good、ラッパーをフィーチャーした泥臭いファンク3. No Choice、FAZE-O/Ridin' Highネタの5. Tickin' Like A Time Bomb、BILL LASWELLらしさを感じるファンク8. Desireあたりが聴けたけど、少しロック色が強めであまり魅力を感じなかったかな。(2017/10/28)

SWEETENLO/Not To Be Tooken Lightly (1990)

 

オハイオ州のSWEETENLOが90年にWRAP/ICHIBAN RECORDSからリリースしたアルバム。これがデビューアルバムかな? 一般的には次作の『Compton Killer』が有名かも。(余談だけど、通販ショップサイトでは、アルバムタイトルにComptonとついているだけでWEST物としている...) これぞ、流石はICHIBANと喰らされる安定のB級感。当時の NY信者が聴いたら爆笑してゴミ箱行確実だと思うけど、無類のICHIBAN 好きの自分からすれば、捨てがたい魅力があるんだよな〜。でもかなり玉石混交でして、LL COOL Jの声ネタがイカすオハイオ・ファンクA1. Back For The Pay Back、定番メロウGAP BAND/Yearning For Your Love使いだが、なぜか全編にわたり不気味な男性ボイスをループさせたキモメロウA4. Keepin it Smooth、ZAPP/I Can Make You Dance使いだけど、音数がやけに多いA5. I'll Make You Dance、重たいファンクB1. Just Rolling、JAMES BROWN使いの硬質ファンキーチューンB3. The Burger The Bed、EAZY-Eの声ネタスクラッチ、CAMEO/Rigor Mortis使いのナイス・ファンクB4. That's Sweetenloは好きなんだけど、聴けない曲はほんとウ〇コ級。特に初期のTOO SHORTを意識したが、ドラムの音色がダサさの極みなA3とB2のThe Original Tramp(なんとカセットシングルにもなっている!)、売れないポップ曲のトラックをそのまま使っているのかと思ったB5. I'm That Type Of Nigga、このタイトルになぜこんなへンテコなSFチックなトラックを使ったのか意味不明なB6. You Can't Stop Hip Hopの4曲 (実質3曲) は異次元。あと、DJの名前がD.J.D.M.C.とかなり挑戦的。ただのオールドスクールには飽き足らない変態フリークのみにオススメ。(2017/10/21)

JAMAICA BOYS/Same (1987)

 

スターべーシストのMARCUS MILLER、ベテランドラマーLENNY WHITE、キーボーディストBERNARD WRIGHTのトリオJAMAICA BOYSが87年にリリースした1stアルバム。ジャマイカといってもこれはNYクイーンズ地 区のジャマイカ。フュージョンではなく、コンテンポラリーなR&B、ファンクを 披露。ハードエッジなファンク1. Palm Of Your Hand、落ち着いた雰囲気のミディアム 2. Let Me Hold You Closer (Don't Fight it)、STYLISTICSのカバー5. People Make The World Go Round、透明感のあるメロディの 9. I Want To Be There (Unusual Girl) がGOOD。(2017/10/14)

BOBBY JIMMY & THE CRITTERS/Hip Hop Prankster

 

現在は、映画、TV等の監督として活躍する西海岸のコメディ・ラッパーBOBBY JIMMY(aka RUSS PARR)とそのクルーTHE CRITTERSが90年にPRIORITY RECORDSからリリースした4th(?)アルバム。プロデュースは、DJ BATTLECAT、DJ POOH、RASHAD、UBとウェッサイの重要人物も関わってます。まあ、日本ではまともに取り上げられない、悲しい存在ですが、そのコミカルな味は捨てがたいね。DJ BATTLECAT制作でDIRE STRAITS/Money for Nothing使いのノリノリなトラック上でテレフォン・セックスを繰り広げるオゲレツ・ラップ3. Rap Dirty、TEDDY PENDERGRASS/Close the Doorネタのメロウ・ナンバー5. Close the Door (You're Letting Flies In)、NWA/Gangsta GangstaをBOBBY流にカバーした6. Prankster Prankster、元ネタが思い出せないが、妖しげなファンクを繰り広げる7. Is She Really Going Out With Him、シンプルな打ち込みドラムがイカした8. Gimme Some Bottom、JAMES BROWN使いのファンキー・チューン9. Jock Itchinがお気に入り。(面白くはないがTODAYやMC HAMMERをカバーした曲あり)(2017/10/8)

注)DJ BATTLECATが絡んでいるんで気になっている人はいると思うけど、そういった音じゃないんで間違っても購入しないように。

THIN LIZZY/Johnny The Fox(1976)

 

アイルランドのハードロック・バンドTHIN LIZZYが76年にリリースした7thアルバム。ヒップホップを聴いてきた自分にとっては、なんといってもTRICKY TEE/Johnny The Fox、ABOVE THE LAW/Livin' like hustlers(remix)等で使われた名ブレイク・ビーツ6. Johnny The Fox Meets Jimmy the Weedしかない!イントロのドラムとギター、ボーカルのカッコ良さといったらないね~。この曲だけ異様に黒いね。これ以外にも疾走感溢れるハードロック1. Johnny、アコギが効いた哀しげなスロウ3. Borderline、どこかアメリカンロック的な感じもする5. Fools Gold、シタールも使った一転して癒し系のミディアム9. Sweet Marie、怒神のごとく迫りくるブギウギ・ソング10. Boogie Woogie Danceがお気に入り。(2017/10/01)

CHAZ JANKEL/Number One (1985)

 

【実家に眠っている80年代にFMをエアチェックしたカセットテープから、80年代の埋もれた曲を紹介】

 

IAN DURY & THE BLOCKHEADのメンバーでQUINCYJONESでお馴染み『愛のコリーダ』のオリジナルのUKシンガー&キーボード・プレーヤーCHAZ JANKELが85年にリリースしたシングル。実家に眠っているカセットテープに録音されていたもので、中3か高1の頃にNHK FMのクロスオーバー11をエアチェックしたものだったはず。とてもダンサブルでゴキゲンなダンスナンバー ! あまりヒットしなかったのか、80's コンピにも全然収録されていないね。CDで欲しいなーと思ったけど、廃盤なのかレア価格には残念・・・ (2017/09/24)

FUNKADELIC/Uncle Jam Wants You (1979)

 

FUNKADELICが79年にリリースしたアルバム。DE LA SOUL/Me, Myself & I 等数えきれないくらいの曲に使われたファンク 2. (Not Just) Knee Deep収録 ! これぞP-FUNKって感じがしてFUNKADELICの中でも大好きな曲の一つですね。他にもABOVE THE LAW、TOO SHORT、2ND II NONE等にサンプリングされた郷愁感も漂うファンク1. Freak Of The Week、ライト感覚でコミカルなファンク3. Uncle JamがGOOD (2017/09/23)