OLD 2 DA NEW SCHOOL -75ページ目

THE DYNAMICS/What A Shame (1973)

 

デトロイトのスウィート・ソウル・グループTHE DYNAMICSが73年にリリースした2ndアルバムにシングルオンリー曲と未発表曲を収録した再発盤。名盤の誉れ高いアルバムですが、その評価に相応しい素晴らしい内容ですね~。胸キュンスロウの 1. What A Shame、フリーソウル的な心躍らせる2. She's A For Real (Bless You)、これもフリーソウル的なエバーグリーンって言葉が似合う4. You'll Never Find A Man Like Me、高揚感を感じる6. Voyage Through The Mind、ホーンがイカしたファンキー・チューン8. Funkey Key、美しいスロウ9. Count Your Chips、シングルオンリー曲でハピネス感たっぷりの12. Show The World (We Can Do It)、未発表曲でスウィートなスロウ14. Let's Start Over、15. Baby, Baby I Love You、21. Get Myself Highと聴き応え十分。これはP-VINEからの再発で、甘茶ソ ウル界の重鎮テリー、ムーニー、ビリー各氏による詳細な解説とおしゃべりを堪能できるので、甘茶フリークならぜひともゲットしてほしいですね。 (2018/01/20)

THE GUESS WHO/American Woman (1970)

 

カナダのロックバンドTHE GUESS WHOが70年にリリースしたアルバム。BURTON CUMMINGSの熱い男を感じる歌も最高なファンキー・ロック最高峰1. American Womanに尽きるね! LENNY KRAVITZのカバーもカッコ良いけど、オリジナルには到底及ばないね。他にもハードと繊細さを織り交ぜた4. No Sugar Tonight/New Mother Nature、疾走感溢れる8. Proper Stranger、ボーナスで収録されたアコースティックで素朴な10. Got to Find Another WayがGOOD。(2018/01/13)

SERIOUS LEE FINE/Nothing Can Stop Us (1989)

 

SERIOUS、LEE、FINEのトリオ SERIOUS LEE FINEが89年にリリースした唯一のアルバム。プロデュースは、 JAM MASTER JAY、DAVY D等。割とファンキーなA面はなかなかだけど、B面がダサ過ぎだな。ポップロック調のB3. Boom Bang 'Emとロックンロールなラップ B5. Everything's Real, Everybody's Fun, Everybody's Lifeには口あんぐり。気に入ったのは FUNKADELIC/One Nation Under A GrooveとART OF NOISE/Beat Box使いのファンク A3. Nothing Can Stop Us、FATBACK/I Found Lovin’使いのクール・ファンクA5. Cut It Up Chips、ファンキーなA6. Bust The Beat、 Impeach The Presidentビートの B7. Sweat。CDのみ収録の「The Bass Goes Bang」もYOUTUBEで聴いてみたけど、ごく普通の出来。29年前の購入当時は面白く感じた んだけど、今聴くと...って感じのアルバムで、その後のリリースが続かなかったのもなんとなくわかるような気がする。(2018/01/07)

BOB DYLAN/Highway 61 Revisited (1965)

 

偉大なる詩人"BOB DYLAN"がが65年にリリースしたアルバム。DYLAN初の全米ヒット「Like A Rolling Stone」収録。この「Like A Rolling Stone」に尽きますね、やっぱり。AL COOPERのオルガンはもちろんDYLANのボーカル等々その全てが胸に染み渡りますね。金持ちの女性が転落して貧しくなった時に、虚飾に満ちた生活からの脱却を説く重たい歌詞もDYLANらしくて良いですね。他には温かみのあるオルガンが耳を惹く6.Queen Jane Approximately、温もりを感じるメロディの8.Just Like Tom Thumb's Bluesがお気に入り。まあとにかく、「Like A Rolling Stone」だけでも多くの音楽ファンに聴いて欲しいなと思います。(2017/12/30)

DEVIN THE DUDE/Just Tryin' Ta Live (2001)

 

テキサスの酔いどれオヤジ"DEVIN THE DUDE"が2001年にリリースした 2ndアルバム。プロデュースは、MIKE DEAN、DR. DRE、DJ PREMIER、RAPHAEL SAADIQ、N.O. JOE、DAVID BANNER、DJ STYLES、DOMO、ROB QUEST、T-MIX等とかなり豪華な面々。南のBIZ MARKIEといってもいいくらい、マイペースかつ皆から愛されているMCですね。レイドバックしたゆる~いブルース・ラップを聴かせてくれる好盤で、POOH BEARをフィーチャーした重たいピアノが印象的な2. It's a Shame、涼しげでライトなファンキー・チューン3. R&B、ゆったりモードの4. Lacville 79、MOUNTAIN/Long Redの声ネタをダブ処理したトラックがフレッシュな6. Who's That Man, Moma、ICE-T/Warning使いの軽めのファンキー・チューン9. Whatever、ゆるーい雰囲気の10. Would Ya?、RAPHAEL SAADIQをフィーチャーしたオーガニックで郷恐感溢れる12. Just a Man、ODD SQUAD時代の名曲をアーシーにリメイクした13. Fa Sho、夕暮れモードの15. Tough Love、南部風情漂う16. Just Tryin' Ta Liveがお気に入り。(2017/12/23)

WILD BOYZ/It Had To Be Done (1989)

 

J-SMOOVE、YOUNG KEN SKI、D. J. ONE、PAIR A’ DICE、SHAWNY-B からなる5人組ヒップホップ・グループWILD BOYZが89年に VOLT RECORDSからリリースしたアルバム。曲名にオークランド が入っているので、西のグループかな。これが唯一のアルバムだと思われる。時代柄、分かりやすい大ネタ使いが多く、とても聴きやすい作りでお気に入りですね。RHYTHM HERITAGE/Theme From S. W. A. T.、DYNAMIC CORVETTES/Funky Music Is The Thing、THE SOUL SEARCHERS/Funk To The Folks、JAMES BROWN/Funky President、 DEXTER WANSEL/Theme From The Planets使いのファンキーなA2. I Thought U Knew!!!!、80’sファンク・ネタにSLY & THE FAMILY STONE/Dance To The Musicを合わせたA4. Dance To The Music、ONE WAY/Cutie Pie使いのウエスト・コースト・ファンクA5. Q. T. Pie、ファンキーなA7. U Can Feel It、SOUND EXPERIENCE/Devil With The Bust使いの鬼ファンキーなB2. Lyricists、JAMES BROWNやDURAN DURAN の声ネタを活かしたファンキーなB3. Supa Badd!!、ロックギターをフィーチャーしたB4. Heavier Than Metal、当時定番の胸キュン・ラブ・ラップを聴かせるB5. Send Me、BPM早めでダンサー向きのB6. Wild Boyz Loose !がG00D。リリース当時、完全にスルーされたけど、埋もれるには惜しいアルバム。(2017/12/16)

TERRY REID/River (1973)

 

UKフォークロックのギタリストTERRY REIDが73年にリリースしたアルバム。プロデュースは、TOM DOWDとEDDIE OFFORD。サザン・フレイヴァな軽快なファンキー・ロック1. Dean、小気味良いリズムに弾けるアコースティック・ギターがイイ感じの3. Things to Try、DOOBIEの「Long Train Runnin'」っぽいファンキーなドラムがナイスな4. Live Life、コンガにベース、アコースティック・ギターの郷愁感のあるバラード5. Riverがお気に入り。(2017/12/09)

A TASTE OF HONEY/Twice as Sweet (1980)

 

ギターのHAZEL PAYNEとベースのJANICE JOHNSONの女性デュオA TASTE OF HONEYが80年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、ダンクラ物のプロデュースでは定評のあるGEORGE DUKE。問答無用のダンス・クラシック2. Rescue Meですよね~。FUNKY 4+1/That's the Jointの元ネタで有名で、あのホーンも絡んだイントロが強烈に好きなんだよね~。他にもノリノリな1. Ain't Nothin' But A Party、 クール&ファンキーって感じの4. I'm Talkin' 'Bout You、グッとテンポを上げた5. She's A Dancer、涼しげでグルーヴィーな6. Don't You Lead Me On、落ち着いたスロウ7. Good-Bye Baby、タイトなドラムがカッコいい8. Say That You'll Stay、坂本九のカバー9. Sukiyakiと好曲多し。(2017/12/02)

THE BLACK EYED PEAS/The Beginning (2010)

 

THE BLACK EYED PEASが2010年にリリースしたアルバム。デビューの頃とは全くの別グループだね… CHIC/My Forbidden Loverを使った7. Fashion Beatsが少し気になっただけで、残りはクソみたいなEDM。こんなものがヒップホップと言われるんだったら、ヒップホップを聴くのをやめるね。(2017/11/25)

MARIAH CAREY/Glitter (2001)

 

MARIAH CAREYが2001年にリリースした8thアルバム。マライア主演の映画『Glitter』のサウンドトラックでもありますね。プロデュースは、DJ CLARK KENT、DAMIZZA、JAM & LEWIS、RICK JAMES、DJ CLUE等。CAMEO/CandyネタのトラックにDA BRAT、LUDACRIS、SHAWNNA、TWENTY II、CAMEOをフィーチャーした1. Loverboy (Remix)、JA RULEとNATE DOGG参加の3. If We、歌姫CHERRELLEの名曲Didn't Mean To Turn You Onのカバーでオリジナルと同様にJAM & LEWISがプロデュースした4. Didn't Mean To Turn You On、がなり男MYSTIKAL参加でTOM BROWNE/Funkin' For Jamaica使いの5. Don't Stop (Funkin' 4 Jamaica)、RICKJAMES制作で彼らしい80's感溢れるナイス・ファンク 6. All My Life、INDEEPのダンスクラシックLast Night Saved My LifeのカバーでBUSTA RHYMES、FABOLOUS、DJ CLUEをフィーチャーした8. Last Night Saved My Life、1.のオリジナルでCAMEO参加の12.Loverboyがお気に入り。(2017/11/19)