OLD 2 DA NEW SCHOOL -57ページ目

BOOGIE DOWN PRODUCTIONS/Criminal minded (1987)

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故SCOTT LA ROCKとBLASTMASTER KRS-1のコンビ(後にメンバー増員)BOOGIE DOWN PRODUCTIONSが87年にB-BOY RECORDSからリリースした記念すべきデビューアルバム。プロデュースにはULTRAMAGNETIC MC'SのCED GEEも関わっています。このアルバムを聴いてトラックやラップに影響を受けなかったラッパーは多分いないんじゃないでしょうか。それだけ当時のKRS-1の影響力は凄かった。JAMES BROWNネタのPoetryやSouth bronx、レゲエ・トラックにラガ・フロウがドープな9mm goes bang、P is free、QUEENSのMC SHAN/The bridgeのアンサーソングでイルなピアノ・ループがヤバイBridge is over、ESTER WILLIAMS/Last night change it allとCAPTAIN SKY/Super spermネタのファンキーなSuper-hoe、ISACC HAYES/Breakthroughのヘビーなドラムが唸るタイトル曲等クラシックのオンパレード。EASTだのWESTだのSOUTHだの言う前にHIPHOP好きなら聴かずには済まされない名盤中の名盤!(2004/05/08)

MICHIE MEE & L.A. LUV/Jamaican Funk

久々の新レビュー

 

MICHIE MEE & L.A. LUV/Jamaican Funk—Canadian Style (1991)

 

ジャマイカ生まれでカナダに移り住んだフィーメールMC"MICHIE MEE"とL.A. LUVのコンビが91年にATRATIC、AUDIO TWOで有名なFIRST PRIORITYからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは彼らと仲間のMAXIMUM60、BLAST、D.J.X.、D.J. POWER、KING OF CHILL等。MICHIE MEEはラップとレゲエDJを巧みに使い分ける実力者でなかなか聴きごたえありますね。JAMES BROWN/Funky Drummer、EARTH, WIND & FIRE/Fan the Fire、DR. JOHN/Right Place, Wrong Timeネタのファンキーな2. Jamaican Funk—Canadian Style、レイドバックしたダンスホール・スタイルの4. Insecure Luva、ほのぼの感溢れるダンスホール6. If Only They Knew、SHABBA RANKSをフィーチャーしたダビーな処理もイカしたダンスホール8. All Night Stand、BIG DADDY KANEの声ネタ・スクラッチも効いたファンキー・チューン9. We've Arrived in America、THE J.B.'S/Givin' Up Food for Funk、THE L.A. EXPRESS/Sneakin' in the Back使いのファンキー・シット10. L.A. Luv de Bout、KOOL & THE GANG/Soul Vibrationsネタの小気味よい12. A Portion from Up North、オールドスクール感溢れるファンク・トラックが秀逸な14. Get It Together、ドライブ感溢れてファンキーな15. Jamaican Funkがお気に入り。もっと評価されてもいいかもしれませんね。(2019/07/11)

N II U/Same (1994)

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94年リリースの4人組男性コーラスグループN II Uのデビューアルバム。プロデュースは3 BOYZ FROM NEWARK。彼等は手堅い作品を作りますね。N II Uの美しいコーラスワークを引き出すスロー・ジャム中心で、特に5. I'm coming home、6. Right now、8. Anythingが気に入りました。でも、アップナンバーが1曲しかないのは残念ですね。しかしながら良いアルバムだと思います。オススメできます。(?/?/?)

CHANTAY SAVAGE/I will survive (1996)

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96年にリリースされたCHANTAY SAVAGEの2ndアルバム。傑作ですよこれは!最高の一言です。特に気に入ったのはハービー・ハンコック使いのスペーシーFUNKYメローの4. Baby:drive me crazy、80'S風のスペーシーメロウ5. Pillow talk、美メロな6. I'm willing、GRAND PUBA作のファンキービートに美しいオルガン&ピアノが絡む7. Love need want、かなりG-FUNK入っている15. Do you my wayですが、他の曲も良いです。未聴の方はぜひお聴き下さい。(?/?/?)

JUVENILE/Tha G-Code (1999)

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CASH MONEYのドル箱スターJUVENILEが99年にリリースしたソロ4thアルバム。それほど期待していなかったんですが、これがまたメジャーの底力が発揮された好盤です。確かに駄曲も結構ありますが、聴ける曲は総じてレベル高く、特にクラシック"Ha"の続編ともいえるバウンシーシット2. U Understand(最高にファンキー!)、B.G.参加でメロウなギターが心地よい3. F*** That Nigga、HOT BOYSをフィーチャーした哀愁溢れる4. A Million And One ThingsとTURK参加の14.Tha Man、BIG TYMERSをフィーチャーした物哀しいギターが印象的な7. Something Got 2 Shake、BABYとTURK参加で哀愁ピアノがたまらない12. Never Had S***、メランコリックな16. Guerrillaは聴かせてくれますね~。JUVENILE聴くなら、このアルバムから聴くのをオススメします(2003/03/01) 追記(2019/07/08)

B.G./Checkmate (2000)

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HOT BOYSメンバーのB.G.が2000年にリリースしたソロ5thアルバム。どこを切り取ってもMANNIE FRESH印のトラックのオンパレード。でも曲数が多い割にはあまりぱっとしないな、といったところか。しかしながら、かなり良い曲もあり、中でもR&BフレイバーたっぷりのLIL WAYNE参加の4. U Know How We Doと15. Get In Lineは最高に玉乱仕上がりで、フロアにもバッチリ!他にもファンキーなイントロ1. Big Tymers、ダーク&寂しげな3. Gun slinger、TURKをフィーチャーしたファンキーな5. What's That Smell、HOT BOYS & BIG TYMERSによる哀愁グルーヴ7. Change The World、南部特有の郷愁感溢れる11. Press One、電子音鳴り響くアゲアゲな13. I Know、妖しげな雰囲気の18. ProblemsあたりがGOOD。

追記(2019/07/07)

HONEY CONE/Stick-Up (1971)



女性ソウル・グループのHONEY CONEが71年にリリースしたシングル。
JACKSON5/I Want You Backと同系の瑞々しいノーザン・ソウルの名曲!いや、ほんと元気がでる逸曲ですね。C.E.B./Get The Pointのネタでも有名ですね。(2019/07/06)

CLUB NOUVEAU/Life, love & pain (1986)

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TIMEX SOCIAL CLUB(TSC)の大ヒット曲RumorsのプロデューサーJAY KINGがTSCに裏切られた後に結成したグループCLUB NOUVEAUが86年にリリースしたデビューアルバム。メンバーにはEN VOGUEで有名なFOSTER & McELROYも所属していました。(その後脱退) このアルバムからはBILL WITHERSのLean on meのカバー3.が大ヒットしました。当時は毎日FMから流れていましたね~。懐かしいです。HIPHOP好きならLUNIZがI got 5 on itで使った2.Why you treat me so badが気に入るはず。1.JealousyはRumorsに対するアンサーソング。時代を感じさせるトラックなので通して聴くにはちょっと辛いかも。(2003/02/22)

V.A./America Is Dying Slowly (1996)

 

96年にリリースされたコンピ。BIZとCHUBBの太っちょによる、どこかのんびりした1. No Rubber, No Backstage Pass/BIZ MARKIE, CHUBB ROCK & PRINCE PAUL、郷愁感のあるピアノが耳を惹く3. America/WU-TANG CLAN & KILLAH PRIEST、ORGANIZED NOIZEらしい空気感のファンキー・チューン4. Blood/GOODIE MOB f/BIG RUBE、郷愁感溢れる5. I Breaks Em Off/COOLIO、少し神秘的な雰囲気の6. Listen To Me Now/EIGHTBALL & MJG、快晴をイメージさせる11. Decisions/ORGANIZED KONFUSION、西海岸らしいファンク16. Suckas P.H./ MAC MALLがお気に入り。(2019/07/04)

69 BOYZ/The wait is over (1998)

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Tootsee rollの大ヒットで一躍BASS界のスターダムにのし上がったフロリダの69 BOYZが98年にリリースした2ndアルバム。「所詮BASSでしょ。聴く価値なし。」と無視するのも良いですが、一歩譲って「もしかしたら美味しい曲あるかも」と興味を持った貴方、正解です。イケイケBASSに混ざって玉乱曲が収録されているんですよ!SURFACEの名曲Happyをアップテンポにしたトラックにオールドスクール調のラッピン、そしてビアッチMCが絡む10.Da set,Part2、ISLEY BROS./All in my lover's eyesネタのメロ~な14.Strip club luv、Got to be realでお馴染みCHERYL LYNNのダンス・クラシックEncoreをまんま使ったトラックにコール&レスポンスがイカした20.ICU、哀愁溢れるミディアム・トラックにR&Bフリークに人気のマイアミ・シンガーRAabとTIAをフィーチャーした26.I need you '98の3曲はマジで玉乱です!他にもチキチキ・ハイハット・トラックにもの哀しいキーボードが絡む5.Freak you down 2 da bass、KID FROST/La raza使いの7.Catch 22、暗めの哀愁トラックにJ.T.MONEY、RAab、C-NILEをフィーチャーした23.2 A.M.(Whatcha doin'?)もGOOD。こういうBASS物は中古屋で大抵安価で売られているので是非ともGETして聴いてもらいたいです。(2003/10/18)

※Amazonでもレビューないね。偏見なく聴いて欲しいな。