OLD 2 DA NEW SCHOOL -46ページ目

TRIPLE BEAM/28g W/O bags (1999)

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サクラメントのGトリオTRIPLE BEAMが99年にリリースしたアルバム。トラックはメロウ系もありつつもSAC特有の暗めの哀愁トラックも収録していてSAC好きにはバッチリな好盤に仕上がっています。定番MTUME/Juicy fruitネタのメロウ・トラックに男性コーラスを絡めた3. Playaz only、MASTER P/Bastard childでも使われたROSE ROYCE/Love don't live here anymore使いのしっとりとしたトラックに男性Vo. & コーラスが映える8. Pain、80'S R&Bテイストの14. Down woman、切ないスロウの15. Twistedあたりが特にお気に入りで、他にはGAP BAND/I don't believe you want to get up & dance(Oops!)を気だるく使ったトラックにYUKMOUTHをフィーチャーし、STAN BLACKSHIREの歌も絡む5. Parking lot pimpinもなかなかの出来。SACが苦手な方でもとっつき易いアルバムだと思います。(2005/01/29)

MC EIHT/N' my neighborhood (2001)

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コンプトンの大ベテランMC EIHTが2001年にHOO BANGIN/PRIORITY RECORDSからリリースしたアルバム。個人的にはEIHTのあの声が聴けるだけで無条件にOKなんですが、アルバムとしてもかなりの充実作で大満足!特にSOULTREのVo.をフィーチャーした流麗なギターの音色にとろけそうなメロウ・グルーヴの6. Hold up、80'Sテイスト(ネタ?)のメロウ・トラックに女性コーラスを配した8. All around the hood、INTIMATE STRANGERS/Love Soundsネタのまろやかでソウルフルな12. Hood ratzの3曲が絶品!これ以外にもROSE ROYCE/Love don't live here anymoreネタの4. From yo hood 2 my hood、ずしっと重たいビートが効いた哀愁系の9. Must be murder、ドラマチックな13. Once upon a time n' the ghettoもナイス!マイナー物にだけ注目浴びていますが、こういったメジャーの良作もぜひ押えて欲しいところです。(2005/01/29)

REGINA BELLE/Stay with me (1989)

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REGINA BELLEが89年にリリースしたアルバム。メジャーな女性シンガーで、1. Baby come to meがHIPHOPのネタに使われていて、初めて聴きました。全体的なイメージとしてはR&Bと言うよりむしろポップス。Baby come to me以外はちょっと無理です… ネタ物に興味がある方だけ聴けば十分だと思います。(2005/02/19)

BRAND NUBIAN/Foundation (1998)

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ニュースクールの代表的なグループBRAND NUBIANが98年にリリースした4thアルバム。メンバーは、GRAND PUBA、LORD JAMAR、SADAT X、DJ ALAMO、プロデュースは、GRAND PUBA、DJ PREMIER、LORD FINESSE、BUCKWILD、DIAMOND D等NYを代表する豪華な面々。安定した素晴らしいアルバムをリリースしているグループで、このアルバムも駄曲が少ない好盤で、特に BESIDE/Change The Beat (Female Version)のオールドスクール使いの4. The Beat Change、JEAN CARNE/Don't Let It Go To Your Head のコーラスをネタ使いした涼しげな6. Don't Let It Go To Your Head、AL GREEN/Something使いの郷愁感溢れる8. Maybe One Day、ゲストのBUSTA RHYMESに持っていかれた感もあるファンキーな9. Let's Dance、タイトビートにKOOL & THE GANG/Get Down On It使いのイルな10. Back Up Off The Wall、JAMES BROWN/Say It Loud, I'm Black And I'm Proud ファンキーな 12. I'm Black & Proud、寂しげなピアノが印象的な13. Sincerly、GROVER WASHINGTON, JR./Knuckleheadネタの渋すぎるファンキー・チューン14. Probable Cause、ソウルが染み渡る16. Love Vs. Hate、JUNIOR/Too Late女性ボーカル入りの郷愁メロウ17. Too Late がお気に入り。NY好きならオススメできますね。(2019/10/26)

SHORTY/Keepin' it roudy & cloudy (2001)

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2-DEFも所属するヒューストンのG集団ZONE ARMYメンバーのSHORTYが2001年にリリースしたアルバム。プロデュースはJOE TRAXXとJB MONEY。このアルバムはノーマークだったんですが、ほとんど捨て曲ない好盤でかなり驚きました!特に女性コーラス絡みの切ない哀愁曲12.R.I.P.と陽だまり系の18. Mamaにはノックアウト!これだけでも十分満足でしたが、アップテンポのR&B系トラックの1. Made it happen、ノリノリ・ビートに哀愁ピアノをのっけた6. I ain't worried about....、女性コーラス入りのメロウな10. No more gamesもGOOD!H-TOWNの層の厚さを再認識させられた一枚でした。G-RAPフリークで特にテキサス好きならぜひGETして下さい!(2004/12/25)

SECTION 8 MOB/Controlled dangerous substance

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ワシントンD.C.のSECTION 8 MOBが94年にリリースしたアルバム。プロデュースは、PO、D.O.C.やMC BREED等で知られるCOLIN WOLF、EROTIC D。レコーディングスタジオにDALLAS AUSTINのD.A.R.P.を使用しています。肝心の内容はというとかなり地味な曲が多く、万人には勧められませんが、ファンキー・ビートにサイレン音が鳴り響いたまるで警察に追われているかのような緊張感のある8. Family affair、ゆったり系の哀愁トラックに女性Vo.が絡む9. Only momma、ミドルテンポのナイス・ファンク10. Files of a gangster、ダーク系のピーヒャラシンセがイカした11. Caught up in the section、アップテンポのファンキー・ナンバー12. Break wideがお気に入り。個人的には好きなグループなので、聴いてほしいですね。(2003/02/18)

MC BRAINZ/Brainwashed (1996)

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BELL BIV DEVOEのMICHAEL BIVINSに見出されて92年にMOTOWNからデビューしたクリーブランド出身のイケメン・アイドル・ラッパーMC BRAINZ(当時はMC BRAINS)の4年ぶりの2ndアルバム。プロデュースはJAZZE PHA、THA RELATIVEZでも良い仕事をしていたMARK SPARKS等。正直まだいたの!?って感じで2ndがリリースされたのには驚きました。内容はレーベルメイトのMC BREED似で、BREEDよりも東寄りですね。中途半端な曲が多く、また哀愁・メロウ系もないのにはガッカリ... でもJAZZE PHAプロデュースのスモーキーなファンキー・チューン9. Dub sackと16. At my partyはかなり良かったですね!Dub sackはフックの女性Vo.がダンスクラシックINDEEP/Last night a DJ saved my lifeを気怠く歌うのもバッチリはまっていて、At my partyもRICK JAMES/Standing on the topを使ったノリノリ・ファンク!まあ、この2曲だけですが...、レーベルはあのICHIBANなのでマニアの方だけにオススメします(笑)(2004/04/24)

LIGHTER SHADE OF BROWN/Layin' in the cut (1994)

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ODMとDTTXの人気チカーノ・デュオLIGHTER SHADE OF BROWNが94年にリリースした3rdアルバム。このアルバムはリリース当時POP過ぎるだとかHIPHOPを感じられないとかとHIPHOP通気取りの評論家に酷評されていましたが、そんなことは今のファンには関係ないですね。HIPHOPには色々な楽しみ方がありますからね。このアルバムはCALI LIFE STYLEの1stと同様に大ネタ満載で誰にでも親しみやすい内容に仕上がっています。1.Dip into my rideではCON FUNK SHUN/By your sideを使ったメロウ・ミディアム、5.Playin' in the shadeはKOOL&THE GANG/Too hotを使ったフロア・チューン、6.If you wanna groove(Radio remix)はBAR-KAYS/Move your boogie bodyネタの分かりやすいファンク、7.I like itはCAMEO/She's strangeを使ったトラックに原曲に忠実なコーラスをフィーチャー、8.Things ain't the sameはJAMMIN' JAMES CARTERプロデュースで大好きなEVELYN"CHAMPAGNE"KINGの名曲I think my heart is tellingを使った鬼哀愁曲!(この曲だけネタのクレジットがないのはなぜ?)、11.Hey D.J.はTHE WORLD'S FAMOUS SUPREME TEAM/Hey D.J.のカバーでもはや知らない人はいない必殺フロア・チューン!って具合です。チカーノ&WEST入門アルバムにはまさにうってつけのアルバムと言えます。(2004/09/18)

EBONY EYEZ/7 Day Cycle (2005)

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セントルイスのフィーメール・ラッパー"EBONY EYEZ"が2005年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、THE TRACKBOYZ、JONATHAN "J.R."ROTEM、DR. LUKE、THE BEATSTAZ、XP MUZIK。J-KWONのアルバムにフィーチャーされていたみたい。なかなかキリっとした顔立ちで、ラップも気が強い感じでイイですね。TREY SONGZ参加のホラー映画のような2. Heart Of A Soldier、電子音とガヤ、We Will Rock Youっぽい力強いドラムがドープな3. In Ya Face、寂しげなギターも耳を惹くラテン系メロディの6. Broken Wings、80年代初期のオールドスクールっぽいビートにダークなウワモノの7. Act Like A Bitch 、J-KWONとTARBOYをフィーチャーした、これもラテン調の哀愁ナンバー8. Real Life、TREY SONGZ参加のメロウ・グルーヴ9. Hot Chick、SLIMとQ参加のまろやかなギターが最高なメロウ・チューン11. Take Me Back、喘ぎ声入りのタイトビートのファンキー・シット12. Good Vibrations 、寂しげなメロディの15. Dear Father 、マイアミの鬼エロ・ラッパーTRINA参加の3.のリミックス16. In Ya Face (Remix)がお気に入り。なかなかの充実作だと思います。(2019/10/21)

ALEXANDER O'NEAL/All true man (1991)

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CHERRELLEとのデュエットSaturday loveが有名なALEXANDER O'NEALが91年にリリースした3rdアルバム。JAM & LEWISが手がけたP系FUNKの2. The yoke、FOSTER & McELROY製作のメロウ・グルーヴ5. Midnight run、しっとりとしたスロウ10. The morning afterの3曲は気に入りましたが、残りは好みじゃなかったですね。(2003/01/03)