LIGHTER SHADE OF BROWN/Layin' in the cut (1994) | OLD 2 DA NEW SCHOOL

LIGHTER SHADE OF BROWN/Layin' in the cut (1994)

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ODMとDTTXの人気チカーノ・デュオLIGHTER SHADE OF BROWNが94年にリリースした3rdアルバム。このアルバムはリリース当時POP過ぎるだとかHIPHOPを感じられないとかとHIPHOP通気取りの評論家に酷評されていましたが、そんなことは今のファンには関係ないですね。HIPHOPには色々な楽しみ方がありますからね。このアルバムはCALI LIFE STYLEの1stと同様に大ネタ満載で誰にでも親しみやすい内容に仕上がっています。1.Dip into my rideではCON FUNK SHUN/By your sideを使ったメロウ・ミディアム、5.Playin' in the shadeはKOOL&THE GANG/Too hotを使ったフロア・チューン、6.If you wanna groove(Radio remix)はBAR-KAYS/Move your boogie bodyネタの分かりやすいファンク、7.I like itはCAMEO/She's strangeを使ったトラックに原曲に忠実なコーラスをフィーチャー、8.Things ain't the sameはJAMMIN' JAMES CARTERプロデュースで大好きなEVELYN"CHAMPAGNE"KINGの名曲I think my heart is tellingを使った鬼哀愁曲!(この曲だけネタのクレジットがないのはなぜ?)、11.Hey D.J.はTHE WORLD'S FAMOUS SUPREME TEAM/Hey D.J.のカバーでもはや知らない人はいない必殺フロア・チューン!って具合です。チカーノ&WEST入門アルバムにはまさにうってつけのアルバムと言えます。(2004/09/18)