OLD 2 DA NEW SCHOOL -41ページ目

JOHNNY GILL/Let's Get the Mood Right (1996)

 
ベテランR&BシンガーJOHNNY GILLが96年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、BIG BIB、JAM & LEWIS、TONY RICH、JOSEPH POWELL、THE CHARACTERS、R. KELLY、AL B. SURE! & KYLE WEST、JERMAINE DUPRI、KAIRI STLYES。バラード中心の素晴らしい内容で、これぞソウルって感じですね~。夜が似合うムードたっぷりのスロウ2. Touch、温もりを感じるスロウ3. Maybe、 しっとりと大人のスロウ5. Bring It On、夢見心地なスロウ6. Take Me (I'm Yours)、グッと都会的なスロウ7. Love In An Elevator、ROGERをフィーチャーしたセクシーなスロウ8. It's Your Body、浮遊感もあるスムーズなミディアム9. Someone To Love、美しくもエモーショナルなスロウ10. 4 U Alone、落ち着いた雰囲気のミディアム11. Love U Right、美メロなミディアム12. Simply Say I Love U、ラップ入りの数少ないファンキーなミディアム13. I Know You Want Me、スムーズ&メロウなスロウ14. All That He's Supposed To Beと好曲満載。R&B好きならぜひ!(2020/02/22)

THE POLICE/synchronicity (1983)

 
大御所STINGを擁するTHE POLICEが1983年にリリースした5thアルバム。
このアルバムでは、なんと言っても世界的にヒットした7. Every Breath You Take(邦題:見つめていたい)ですね。アンディ・サマーズによる印象的なギターのイントロから始まり、スティングが熱く歌うサビも印象的で、このヒットによりグラミー賞で最優秀ロックポップ・ヴォーカルデュオ/グループに輝きましたね。でも、この曲、実はストーカー的心理を歌ったものらしく、スティング自身も結婚式で使われて困惑していたみたい。
アルバム自体、この曲以外は結構微妙で、アフロ的な2. Walking In Your Footsteps、ファンキーな3. O My God、寂しげな9. Wrapped Around Your Fingerが気になった程度。でも「見つめていたい」だけで十分満足。青春時代の思い出が甦るからね。(2020/02/15)

SYBIL/Sybilization (1990)

 

Don't Make Me Overのヒットを持つアメリカのR&BシンガーSYBILが1990年にリリースした3rdアルバム。時代柄グラウンドビートも多く、また、プロデューサーにUK勢も絡んでいるんでUKの雰囲気がかなりしますね。PUBLIC ENEMYのビートを使った清涼感溢れる3. Love's Got A Hold On Me、もろグラウンドビートな5. Go On、ガラージ・ハウスな6. Falling In Love、BILL WITHERSの名曲をグラウンドビート仕立てにした7. Lovely Day、チャカポコビートも効いたまろやかなミディアム8. Let It Rain All Night Suite : Let It Rain、しっとりと大人のスロウ9. Let It Rain All Night Suite : I Wanna Know What It Means、心和ませるミディアム10. Let It Rain All Night Suite : Gentle Manがお気に入り。(2020/02/08)

69 BOYZ/Greatest Hits (2001)

 

フロリダのBASSグループ69 BOYZのベスト盤といいつつ、95 SOUTHとQUAD CITY DJ'Sも収録。未発表曲2曲につられて購入したが、全曲イケイケBASSでした… まあ、長年BASS聴いてると案外慣れるもんです笑 ヒット曲のリミックスでART OF NOISE/Moments In LoveというBASSに向かないと思われるスロウを料理した1. Tootsee Roll (Remix)、95 SOUTHのヒット曲でエレクトロ色濃い3. Whoot (There It Is)、WILL SMITH出演の映画『Bad Boys』サントラに収録でK-NOCKをフィーチャーしたエレクトロBASS5. Five-O Five-O、95 SOUTHの曲でCHERYL LYNN/Got To Be Realネタの6. Rodeo、QUAD CITY DJ'Sの大ヒット曲でBARRY WHITE/Theme From Together BrothersネタのノリノリBASS7. C'Mon N' Ride It (The Train)、CAMEO/Back And Forth使いのBASS8. Round & Round、69 BOYZと95 SOUTHが組んだ10 K.A.N.'S名義のBASSだけどイイ感じにテンポを落としたファンキー・チューン15. U Need Dick N Your Lifeがお気に入り。(2020/02/01)

V.A./Rap wit' cha (1990)

 
 

コンピ物でよく見かけるレーベルK-Telから1990年にリリースされたヒップホップ・コンピレーション。

今聴くとクラシック満載ですね~

1. Me So Horny/The 2 Live Crew
ベース界のレジェンドによる大ヒット曲で、MASS PRODUCTION/Firecrackerネタの鬼エロなアゲアゲ・ナンバー。
2. Me Myself And I/De La Soul
ニュースクールの代表格による大ヒット曲。
FUNKADELIC/(Not Just) Knee Deep 、OHIO PLAYERS/Funky Worm、EDWIN BIRDSONG/Rapper Dapper Snapper、DOUG E. FRESH/The Original Human Beatbox、LOOSE ENDS/Gonna Make You Mineネタのクラシック!ファンク・クラシックをほんと楽しく料理しているね~。
3. My Name Is Young/Young MC
VANILLA ICEと並ぶ一発屋のデビュー・アルバム収録。打ち込みビートにQUINCY JONES/The Dude、KURTIS BLOW/Christmas Rappin'を合わせたファンキー・チューン。普通にカッコいい。
4. Dance To The Drummer’s Beat/Body & Soul
タイトル通り大ネタHERMAN KELLY & LIFE/Dance to the Drummer's Beat使いで、しかもワシントンGO-GOの大御所TROUBLE FUNKがゲストで演奏したご機嫌なナンバー。どうせならTROUBLE FUNKだけでよかったかもね。
5. Five Dollar High/Gucci Crew II
マイアミのレジェンドBASSグループのヒット曲。
GRANDMASTER MELLE MEL/White Lines (Don't Don't Do It)使いのアップテンポなファンキー・ナンバー。高速BASSじゃないから聴きやすいね。
6. Funky Dividends/Three Times Dope
フィリーのレジェンド・トリオのヒット曲にしてメロウ・ヒップホップ・クラシック!
定番DELAGATION/Oh honey使いは誰よりも早かった。
7. Get On The Dance Floor (The “Sky” King Remix)/Rob Base & DJ E-Z Rock
クラシックIt takes twoでお馴染みのコンビによるものだけど、当時流行したヒップハウスなのでスルー。
8. More And More Hits/Nice & Smooth
ブロンクスの人気デュオのデビュー・アルバムからの人気曲。MARY JANE GIRLS/All Night Longまんま使いに歌心あるユルーいラップが最高ですね!
9. Think About It/Special Ed
16歳でデビューしたブルックリンのレジェンドによる人気クラシック!
ERIC B. & RAKIMのクラシックMicrophone Fiendと同じAVERAGE WHITE BAND/School Boy CrushSchool Boy Crush使いのファンキー・ナンバー!
10. Court Is Now In Session/Chill Rob G
ニュージャージー出身で、WILD PITCHからデビューした人気MCのアルバムからのシングル。
MACEO & THE MACKS/Soul Power 74、GRAHAM CENTRES STATION/The Jamネタでファンキーだけど、アベレージかな。
(2020/01/25)

AMG/Bitch Betta Have My Money (1991)

メインホームページの旧レビューを再アップ

 (全面改訂)

 

 

DJ QUIK一派のAMGが1991年にSELECT RECORDSからリリースしたデビューアルバム。(このアルバムの前にもあるみたいだが…)プロデュースはAMG、COURTNEY BRANCH、TRACY KENDRICK、DJ QUIK。ジャケでもわかるようにエロ系ファンクのオンパレードで楽しめます!OHIO PLAYERS/Funky Wormネタのゆるくファンキーな1. The Vertical Joyride、仲間の2ND II NONE参加でJAMES BROWN/Funky Drummer使いのドライブ感のあるファンク2. Word 2 Tha D、VANITY 6/Nasty Girlネタのアップテンポでクールなファンク3. I Wanna Be Yo Ho、ERIC B. & RAKIMのクラシックMicrophone Fiendと同じAVERAGE WHITE BAND/School Boy CrushSchool Boy Crush使いのファンキーな5. Once a Dawg、シングルカットされた定番THE EMOTIONS/Blind Alleyネタのファンキーな6. Jiggable Pie、 ハーコー・ビアッチMCのBOSSが参加し、ESG/UFO、RARE EARTH/We're Gonna Have a Good Time使いでハードに攻める8. Mai Sista Izza Bitch、BOBBI HUMPHREY/Mestizo EyesネタのMestizo Eyesメロウなインスト10. Vertical Interlude、シングルヒットしたAL WILSON/Listen to Me使いの渋いファンキー・チューン11. Bitch Betta Have My Money、EDWIN BIRDSONG/Rapper Dapper Snapperネタのノリノリ・ファンク12. Lick 'Em Low Lover、HERBIE HANCOCK/Watermelon Man使いのファンキーな14. Nu Exasize、P-FUNK系ビートの16. Givva Dogga Bone、FUNK INC./Kool Is Back、MELVIN BLISS/Synthetic Substitutionネタの小気味よい18. Trunk O' Funkがお気に入り。 (2020/01/18)

SNOOP DOGG/Dead Man Walking (2000)

 

2000年にDEATH ROW RECORDSからリリースされたSNOOP DOGGの未発表曲アルバム。SNOOPの許可を得ずに勝手にリリースされたみたいだけど、全編ウェッサイ・ファンクで最高じゃないですか!LIL MALIKをフィーチャーしたONE WAY/Can Iネタのご機嫌なファンク1. May I、ダーク・ファンク2. C-Walkin、SWOOP G参加の郷愁ファンク3. Head Doctor、THE GRAINGERS/Shine Your Lightネタの重たいファンク4. Hit Rocks、ビリージーンみたいなビートに寂しげメロディの6. Change Gone Come、BILL CONTI/Reflections使いの軽めのファンキー・チューン7. Too Black、タイトなビートに渋いベースラインが効いたトラックにTECHNIECとKURUPTをフィーチャーした10. I Will Survive、BIG HUTCH参加の硬派なファンク11. My Favorite Colorが特に気に入りました。ファンク好きならオススメですね。(2020/01/11)

TED NUGENT/Cat Scratch Fever (1977)

 
アメリカのギタリストTED NUGENTが1977年にリリースした3rdアルバム。初めて聴いたアーティストですが、アメリカらしいスカッとしたハードロックを聴かせてくれ、特にシングルヒットしたドライブ感たっぷりの1. Cat Scratch Fever、疾走感溢れる2. Wang Dang Sweet Poontang、ど真ん中豪速球なハードロック3. Death By Misadventure、ファンク系のビートがいい感じのスカッと心地よい4. Live It Up、ドライブ感溢れるどこか懐かしいメロディの8. A Thousand Knivesあたりがお気に入り。(2020/01/03)

NAS/Illmatic 10th Anniversary Platinum Edition

 

アメリカを代表する MC の一人"NAS"が94年にリリースしたデビュー・ アルバムにリミックスをプラスした2枚組の記念盤。プロデュースは、DJ PREMIER、PETE ROCK、LARGE PROFESSOR、Q-TIP。DISC1のオリジナル盤では、ヘビー・ビートにピアノのループがイルな2. N.Y. State Of Mind、 GAP BAND/Yearning for your loveネタのメロウ・トラックにAZをフィー チャーした3. Life Is A Bitch、ジャジーなトラックにT LA ROCKの声ネタ も効いた4. The World Is Your、NASTY NAS名義のデビュー曲で映画『Zebra』 にも収録されたファットなビートがイカす5. Halftime、MINNIE RIPERTON使いと思わせといてBIZ MARKIEの声ネタできた心憎いソウルフルなナンバー6. Memory Lane(Sittin' In The Park)、シンプルで渋い8. One Time 4 Your Mind、郷愁感溢れる 9. Represent、MICHAEL JACKSON/Human Nature使いの10. It Ain't Hard To Tell、DISC2のリミックスでは、ROCK WILDERによ るR&Bテイストの1. Life Is A Bitch (Remix)、VIBESMENが手掛けた郷愁メロウの2. The World Is Your (Remix) 、NICK FURY制作の夕暮れ系メ ロウの 3. One Love(Remix) 、これも NICK FURYによるファンキー・ビー トに寂しげメロディの4. It Ain't Hard To Tell (Remix)がお気に入り。(2020/01/01)

QUINCY JONES/Q's Jook Joint (1995)

 
 
御大QUINCY JONESが95年にリリースしたアルバム。参加メンバーの凄いこと!これだけのアーティスト集められるのはQUINCYしかいないですね。マイケル・ジャクソンの名曲のカバーで、BRANDYが歌いHEAVY Dがラップする5. Rock With You、ブラジョンのカバーで、CHAKA KHAN、CHARLIE WILSONが歌い、COOLIO、LUNIZ、GRANDMASTER MELLE MEL、SHAQUILLE O'NEAL、YO-YOがラップするファンキーな7. Stomp、75年発表曲のセルフカバーでGLORIA ESTEFANが歌う軽快ファンキーな10. Is It Love That We're Missing、R. KELLY、AARON HALL、RONALD ISLEYが歌うアダルトなメロウ・ナンバー11. Heaven's Girl、78年発表曲のセルフカバーで、当時と同じASHFORD & SIMPSONとCHAKA KHANにBRANDYとCHARLIE WILSON、RAY CHARLESが参加した12. Stuff Like That、BARRY WHITE、PORTRAIT、SWV、BABYFACEが歌うミッドナイト・スロウ13. Slow Jamsがお気に入り。安心して聴ける一枚ですね。(2019/12/29)