OLD 2 DA NEW SCHOOL -40ページ目

JEFF BECK (JEFF BECK GROUP)/Beck-ola (1969)

 
孤高のギタリスト"JEFF BECK"のグループJEFF BECK GROUPが69年にリリースしたアルバム。第1期JEFF BECK GROUPのアルバムですね。メンバーは、ボーカルにROD STEWART、ベースにRON WOOD、ドラムにTONY NEWMAN、ピアノにNICKY HOPKINS。ギターももちろんだがロッド・スチュワートのハスキーなボーカルが最高ですね!エルビス・プレスリーのカバーでノリのイイ1. All Shook Up、スリリングなハードロック2. Spanish Boots、エルビス・プレスリーの代名詞のカバーで、ハードロックに仕立てた4. Jailhouse Rock、ギターリフが耳を惹くグルーヴィーなロック5. Plynth (water down the drain)、ブルージーでヘビーな6. The Hangman's Knee、7分にも及ぶインストでハードな面や郷愁感もみせる7. Rice Puddingがお気に入り。(2020/04/25)

E.T.'z (EVIL TWINZ)/Ray Came True (1996)


NYのTRUE-GOD & RAY BOOGIEのデュオE.T.'z (EVIL TWINZ)が1996年にZESTLAND RECORDSからリリースしたシングル。プロデュースは彼ら自身とTHE BEATMAN。ぶっといビートにBEATMINERZのようにくぐもったベースが効いたトラックにWU-TANGに影響を受けたラップがのるハーコーなA面のRay Came Trueがカッコいい!声ネタにはTHE NOTORIOUS B.I.G./Big Poppa、WU-TANG CLAN/Shame on a Niggaを使用。DE LA SOULと同じネタ?使いのB4. Ray Came True (Remix)もいいね。B面のYou Don't Stopはビートがイマイチ。(2020/05/09)

ARCHIE BELL & THE DRELLS/Tighten up (1968)

 

テキサス出身のソウル・ボーカル・グループARCHIE BELL & THE DRELLSが1968年にリリースしたデビュー・アルバム。エバーグリーンなダンス・ナンバーTighten Upでしょう、やっぱり!YMOもカバーしてたけど、この曲、嫌いな人いないんじゃないの? まさにミラクル。アルバムは最近購入したんだけど、なかなかいいね。前述の1. Tighten Up (Part 1)と2. Tighten Up (Part 2)はもちろん、ハートウォーミングなスロウ3. I Don't Wanna Be A Playboy、EDDIE FLOYDのカバーで、ノリノリなダンス・ナンバー5. Knock On Wood、Tighten Upを少し大人しくした感じの8. When You Left Heartache Began、瑞々しいフリーソウル的で、UKで人気がありそうな9. A Thousand Wondersと聴きどころたっぷり。(2020/4/18)

MIXMASTERS/Same (1991)

 
L.A.の伝説的なラジオDJ"GREG MACK"のクルーMIXMASTERSが1991年にリリースした2ndアルバム。メンバーで残ってるのはTRICKだけなのかな?残りは無名なラッパーですね。プロデュースはCOOLIOのプロデュースもしていたD.J. ROMEOとBELL BIV DEVOE、MC SERCHの曲でも知られるWOLF & EPIC。1stがイマイチだったから長年スルーしていたけど、なかなかどうして、イイじゃないですか。(ラップは弱いけど…) 自然に腰が動くフロア・チューン1. In And Out、少しポップだがヘビーな2. Contact、DJ QUIKでもお馴染みのISAAC HAYES/Hyperbolicsyllabicsesquedalymisticネタの夕暮れグルーヴ3. Neighborhood Nomad、タイトルどおりTHE BROTHERS JOHNSON/Ain't We Funkin' Now使いのファンキーな4. Ain't We Funky、JAMES BROWNネタ?のファンキーな7. He's A Daniel、アップテンポでファンキーな8. Addicted To L、グルーヴィーかつファンキーな9. Imoni's Timeがお気に入り。やっぱ何でも聴いてみないとわからないですね。チャレンジする大事さを再認識しましたね。(2020/04/11)

RAY J/This Ain't a Game(2001)

 
 

BRANDYの弟で人気男性シンガーのRAY Jが2001年にリリースした2ndアルバム。正直、あまり面白くないかな。流行は取り入れてるけど、好みじゃないかな。ファンキーなイントロ1. Intro、ラップメインの寂しげなミディアム3. Takin' Control、哀愁漂う6. I Tried、染み渡るピアノがソウルフルな9. No More、DJ CLUE製作、参加でフロア向けの14. I Got It All、切ないアコギのメロディが耳を惹く16. Where Do We Go From Hereあたりがお気に入り。(2020/04/04)

SNOOP DOGG/No Limit Top Dogg (1999)

 
 
1999年にリリースした4thアルバム。MASTER P率いるNO LIMIT RECORDS移籍後の2枚目のアルバム。DR. DREプロデュースでONYXのSTICKY FINGERSをフィーチャーしたマカロニウエスタンの雰囲気もする2. Buck 'Em、BUD'DA制作でSYLK E. FINEとSUGA FREEが参加した小気味良いファンク3. Trust Me、ANT BANKSが手掛けたBRICK/Dazzネタのウェッサイ・ファンク6. Snoopafella、MEECH WELLS & DEF JEFプロデュースのウェッサイ・ファンク10. Betta Days、RAPHAEL SAADIQ& G-1制作でRAPHAEL自身も参加したりらリラックスモードのメロウ・チューン11. Somethin Bout Yo Bidness、KLCが手掛けたMARLEY MARLのクラシックThe symphonyのカバーでMIA X、FIEND、C-MURDER、SILKK THE SHOCKER、GOLDIE LOCとマイクを回す15. Ghetto Symphony、DJ QUIKプロデュースでPARLIAMENT/Black Hole Theme使いのウェッサイ・ファンク17. Buss'n Rocks、DJ QUIK & WARREN G.制作でWARREN G.、MAUSEBURG、NATE DOGGをフィーチャーした80'sメロウ19. Don't Tell、GOLDIE LOCが手掛けて暗めのファンク20. 20 Minutes、MEECH WELLSによる切ないメロウ・ナンバー21. I Love My Mommaがお気に入り。普通によくできたアルバムですね。(2020/03/28)

MONTROSE/Same (1973)

 
ギタリストのRONNIE MONTROSE、後にVAN HALENのボーカルにもなったSAMMY HAGERがメンバーのカリフォルニアのバンドMONTROSEが1973年にリリースしたデビュー・アルバム。これぞハードロックの雛型的なサウンドで、SAMMY HAGERのボーカルも最高ですね!MOUNTAINにも似た疾走感のある1. Rock the Nation、ドライブ感たっぷりの2. Bad Motor Scooter、疾走感のある3. Space Station #5、イントロがブレイクビーツにも使えそうなどっしりと重たい6. Rock Candy、ヘビーでイカした8. Make It Lastがお気に入り。もっと聴いてみたくなりましたね。(2020/03/21)

RAMSEY LEWIS/Salongo (1976)

 
ジャズ・ピアニストのRAMSEY LEWISが1976年にリリースしたアルバム。プロデュースは、RAMSEY LEWISのグループで下積みもしていたE,W&FのMAURICE WHITEとMINNIE RIPERTONのプロデューサーで知られるCHARLES STEPNEY。アフリカとブラジルを融合した、まさにフュージョン・ミュージック。疾走感溢れてスリリングなアフロ・ファンク1. Slick、イントロにブレイクビーツもある小気味良いファンキー・チューン2. Aufu Oodu、エレピも心地良く、ドライブ感もあるファンキー・ナンバー4. Salongo、アース流の腰がすわったグルーヴを聴かせる5. Brazilica、ギターが印象的な渋くてファンキーな7. Seventh Foldと好曲多し。オススメできるアルバム。(2020/03/14)

PLAY-N-SKILLZ/The Process (2005)

 
プロデューサーとしても活躍するテキサス出身のラティーノ兄弟が2005年にリリースしたメジャー・デビュー・アルバム。なかなかバラエティーに富んだ内容で、STATICをフィーチャーした電子音が耳を惹くもの悲しげな1. Let Em Go、AKON参加でEUGENE WILDE/Gotta Get You Home Tonightネタの夜が似合うメロウ・ナンバー2. Come Home with Me(Ohh! baby)、ダーティー・サウナど真ん中な3. Do Ya Thang、THREE 6 MAFIAをフィーチャーしたバウンス4. Take Ya Clothes Off、BIG GEMINI & ROB G参加のスリリングな6. Latinos Stand Up、CHAMILLIONAIRE参加のメランコリックな7. Call Me、BIG TUCKをフィーチャーしたダークな8. Where I'm From、THE DRAMATICS/Ocean of Thoughts and Dreams優しげなメロウ・トラックにFRANKIE Jが参加した9. Are You Still Alone、ART OF NOISE/The Moments in Love使いの寂しげなトラックにKRAYZIE BONE & ADINA HOWARDが参加した11. Freaks、LIL FLIPをフィーチャーしたDIGITAL UNDERGROUND/Kiss You Back使いのメロウ・グルーヴ13. One of Dem Days、THE DRAMATICS/Whatcha See is Whatcha Get使いのソウルフルな14. Woods and Plasticがお気に入り。(2020/03/07)

V.A./Rap Declares War (1996)

 

1992年にAvenue Recordsからリリースされたコンピレーションの国内盤。(なぜか1996年にリリース) ロングビーチ出身で、ラテン、ファンク、R&B等をミックスした伝説的なファンク・バンドWARをサンプリングした曲をコンパイル。WARのレコード結構持っていて元ネタも知ってることもあってかなり楽しめましたね。

1. War & A Lighter Shade Of Brown, Hispanic M.C.'s, Proper Dos, Hi-c, Kid Frost/Rap Declares War
WAR/All day music, Slippin' into darkness, Summer, The world is a ghetto, Why can't we be friendsネタやそのWAR自身の演奏によるファンキー・トラック上でチカーノの重鎮ラッパーがマイクを回すポッセカット。

2. Nice 'N Smooth/Funky 4 U
ブロンクスの人気デュオのデビュー・アルバムからの人気曲。WAR/Heartbeat、PARLIAMENT/Do that stuffネタが最高にファンキー!まあ、この二人のラップがあればどんなトラックでもOKなんだが笑
3. Poor Righteous Teachers/Rock Dis Funky Joint
ニュージャージーの人気トリオのクラシック!敬愛するTONY D.制作で、WAR/Slippin' into darknessネタでこれを超えるものはないと確信できるほど完成度高いです。
4. Wrecks N' Effect/New Jack Swing
WAR/Get downネタだが、タイトルどおり嫌いなニュー・ジャック・スイングなのでパス。
5. Brand Nubian/Feels So Good
ニュースクールの代表格のデビュー・アルバムからのシングル。WAR/Sing a happy song使いの心地よいグルーヴが最高!彼等の曲の中では一番好きで、シングル買ったときはずーっと聴きまくってたな~。
6. De La Soul/Potholes In My Lawn
ニュースクールの代表格のデビュー・アルバムからの曲。ERIC BURDON AND WAR/Magic Mountain、PARLIAMENT/Little Old Country Boy、BARRY WHITE/I'm Gonna Love You Just a Little More Baby、MELVIN BLISS/Synthetic Substitution、BROTHER SOUL/Cookies使いのクラシック。ヨーデルとかも取り入れていて聴いていて楽しいね。
7. Too $hort/Short But Funky
オークランドのレジェンドの曲だか、これはWAR/Heartbeatネタのリミックス。初めて聴いたけど、オリジナルのクール感が損なわれてる気がする。
8. Ice-T/Heartbeat
ギャングスタ・ラップのOGのによる曲で、WAR/Heartbeat使いだが、WAR自身もフィーチャーしたリミックス。オリジナルよりラテン度アップして好きかな。
9. 2pac/Young Black Male
カリスマ2PACのデビュー・アルバム収録曲。
FUNKADELICビートにWAR/Where was ya atネタの渋いファンキー・チューン。
10. War f/Hispanic M.C.'s/Don't Let No One Get You Down
ニューソウル的な人気曲WAR/Don't Let No One Get You DownのリメイクにHispanic M.C.'sのラップをフィーチャー。温もりを感じるメロディが素晴らしいね。
11. Latin Alliance f/War/Lowrider (On The Boulevard)
代表曲のWAR/Low riderのリメイクにKID FROST、ALT、MELLOW MAN ACEがマイクを回すラテン色濃いナンバー。
12. Kid Frost/Ya Estuvo (That's It)
チカーノ界の大御所によるWAR/Smile happyネタのラテン色濃い明るいナンバー。それほど好みではなきかな。
13. Beastie Boys/Slow Ride
悪ガキ・トリオによるWAR/Low rider使いの軽いファンキー・チューン。
14. The 7A3/Drums Of Steel
DJ MUGGSがCYPSESS HILL以前に組んでいたグループによる、WAR/Cisco kidネタのラテン色濃いファンキー・ナンバー。PVで観れる若いMUGGSが微笑ましい。
15. Mellow Man Ace/Rhyme Fighter
キューバ出身のラティーノMCによるDYKE AND THE BLAZERS/Let a Woman Be a Woman、WAR/Galaxy、JAMES BROWN/Get Up, Get into It, Get Involved使いのノリの良いファンキー・チューン。
16. Brotherhood Creed/Summatymz Ova
WAR/Summerネタのソフトな曲。好みではないかな。
17. A Lighter Shade Of Brown/Spill The Wine
WAR/Spill The Wine使いの軽めのファンキー・チューン。
18. Mantronix/Join Me Please (Home Boys Make Some Noise)
エレクトロ・ヒップホップの雄によWAR/Slippin' into darknessネタのエレクトロ・ファンク。ほとんどWARを感じさせないエレクトロなトラックには脱帽!
(2020/02/29)