OLD 2 DA NEW SCHOOL -43ページ目

SHOK THERAPY/Padlock (1997)

新レビュー


DJ SHOKがメンバーのSHOK THERAPYが97年にMASS VINYL RECORDINGSからリリースしたシングル。浮遊感溢れて、どこかとぼけた雰囲気のトラックにHI-TECH、JEDI、SPECTRUMをフィーチャーしたA3. Padlockは割りと好みでしたが、B面のS.O.S.はネタ使いがイマイチ。(2019/11/28)

FIERCE/Crab (1996)

新レビュー


ニュージャージーのソロマイカーFIERCEが96年にWRECK HOUSE RECORDSからリリースした唯一のシングル。重たいビートにGEORGE WINSTON/The Cradleの哀しげなピアノのループがマッチしたA1. Crab、ホーンに暗めのピアノでサスペンスタッチに仕上げたB1. Come Close共にナイス。少し甲高い声に切れのあるフロウも好み。(2019/11/27)

SKINDEEP/Get u open (1996)

メインホームページの旧レビューを再アップ
(追記あり)
 
 

ジャケが最高にセクシーなNY出身の男性3人組SKINDEEPが96年にリリースしたデビュー・アルバム。2PAC/Dear mamaと同じJOE SAMPLE/In my wildest dreams使いでLIL KIMをフィーチャーしたDJ CLARK KENTプロデュースのデビュー・シングル1. No more gamesがネタの良さもあってか耳に残ります。他にもハートウォーミングなタイトル曲2.、優しげなスロウ3. Sleep over friend、染み渡るミディアム4. Joyride、DE LA SOULも使ったWHATNAUTS/Help is on the wayネタのフロア・チューン6.Everybody(これもDJ CLARK KENTプロデュース)、ERIC B.&RAKIMのビーツとJAMES BROWN/Paybackを使ったファットなトラックが最高な8.Supastarが良い出来です。(2003/02/22)

TEAR DA CLUB UP THUGS/Crazyndalazdayz (1999)

メインホームページの旧レビューを再アップ
(追記あり)


THREE-6 MAFIAのメンバーDJ PAUL、JUICY J、LORD INFAMOUSからなるTEAR DA CLUB UP THUGSが99年にリリースしたアルバム。このホラーチックなサウンドはかなり好き嫌いが分かれるはず。自分は結構苦手です。このアルバムもいつも通りの展開ですが、TOO SHORTをフィーチャーした6. Undercover freaksはSPICE 1が似合う哀愁漂う作りで良いですね。AFRIKA BAMBAATAA/のクラシックPlanet rockをコラージュした9. Hell naw、AFRIKA BAMBAATAA/Bambaataa's Themeの元ネタでもあるジョン・カーペンターの映画『要塞警察』のメインテーマを使った15. When God Calls Time Outのサウンドはかなりカッコイイと思います。何曲かメロウなやつがあれば聴きやすくなったと思うんですけどね。(2003/01/16)

RICHIE RICH/The game (2001)

メインホームページの旧レビューを再アップ


415でも活躍したオークランドの大ベテランRICHIE RICHが2001年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、BOSKO、DJ DARYL、JAZZE PHA、LEV BERLAK等。渋い声のMCで、SNOOPも影響を受けたみたいですね。中々の好作で、B-LEGITがゲストのウェッサイ・ファンク1. Straight mailからいい感じで、LUTHER VANDROSS/Don't you know thatをネタにしたメロウな9. Bringin it back、ファンキーな12. Her pu**y、ONE WAY/cutie Pieネタのファンク度数高い13. Hit me on the hip、哀愁系の16. Tyme-n my lifeはかなり気に入りました。(2003/01/16)

DAVID SANBORN/Inside (1999)

新レビュー

 

 
サックス奏者のDAVID SANBORNが99年にリリースしたアルバム。プロデュースはMARCUS MILLER。全体的にアダルトな雰囲気の曲が多くて、ファンキーな曲がないのは残念でしたが、ラテン調のミディアム1. Corners (For Herbie)、小気味良いドラムに優しげなメロディのR&Bトラック上でLALAH HATHAWAYとERIC BENETが歌う6. When I'm With You、BILL WITHERSの名曲のカバーでSTINGが歌う9. Ain't No Sunshine、寂しげな夜って雰囲気の10. Miss Youは気に入りました。(2019/11/23)

BABY BASH/Tha smokin' nephew (2003)

メインホームページの旧レビューを再アップ


2003年にLATINO VELVETのメンバーBABY BEESHがBABY BASHに改名してリリースしたソロ・アルバム。プロデュースは、HAPPY PEREZ、MIKE CEE等。チカーノ初心者でLATINO VELVETすら聴いたことがなかったんで購入する前は不安だったんですが、見事に期待を(良い意味で)裏切ってくれました。ほとんどをプロデュースしているHAPPY PEREZがイイ仕事してますね~。哀愁溢れるギターが素晴らしい1. Suga sugaから惹き付けられ、ハンドクラップ・ビートがイカしたメロウ・トラックに男性コーラスをフィーチャーした4. Shorty doowop、ボンサグ風のドリーミーなスロウ7. Image of pimp、ナイスビートに哀愁ギター、男性Vo.が最高な9. Feeling me等聴きどころ満載! チカーノ・フリークのみならずウェッサイ、サウス好きな方にもオススメです。(2003/11/29)

A.M.DRE'/Get right (1994)

メインホームページの旧レビューを再アップ。
 
 

94年にリリースされたA.M.DRE'なるフィーメールラッパーのアルバム。シカゴ出身でレーベルがCITITRAX RECORDSということしか詳しいことは分かりません。このジャケじゃ購買意欲が萎えますよね。良質なマイナーG物をリリースしているSOLAR RECORDSのマークを頼りに試聴してみたところ、2. Gangsta G's の哀愁溢れるサウンドで腰砕けに… メジャーと何ら変わらぬ完成度の高さにびっくり!その後もブリブリ・シンセがウェッサイな雰囲気を出しているパーティーファンク3. If you don't know-ask somebodyで購入を決意。他にも渋いベースに哀愁ピアノがさり気なく被さる7. Real deal、MIDNIGHT STAR/Slow Jamネタのノリがいい9. Friday nite、ほのぼのファンキーな11. I got soul(outro)もこのクラスにしては満足する出来映え。実は94年の発売当時からずっと気になっていたんですが、何だか胡散臭くて結局買わなかったんです。当時買っとけばと今更ながら後悔したが、550円で買えてよかったかも。意外な掘り出し物でオススメです。(2003/01/19)

HOMICIDE/The plantation (1999)

メインホームページの旧レビューを再アップ


C-BOやBROTHA LYNCH HUNGよりも前にアルバムを発表していたサクラメントの大ベテランHOMICIDEが99年にリリースした2ndアルバム。聴く前は全く期待していなかったんですが、バラエティに富んだかなりの好盤でたまげました!SAC物特有のダーク系トラック1. Homicideから始まりトーク・ボックスをフィーチャーした哀愁系の2. Haters like you、80'Sファンクノリのトラックに女性コーラスが絡む3. What they do、スペーシーなウワモノがGOODなウェッサイ・ファンク・トラック上でCJ MAC、CELLY CELL、WC等の大物ゲストとマイクを回す4. From L.A. to the bay、CON FUNK SHUN/If you're in need of loveをテンポを落として使った哀愁ファンク・トラックに女性Vo.が絡む5. Ride-4-Everまでの流れが圧巻!その後も哀愁ギターが泣かせる8. Successやヘビー・ウェッサイ・ファンクの9. In my worldと聴かせてくれます。ベテランの意地を見ました。大推薦盤!(2003/07/05)

TELA/Piece of mind (1996)

メインホームページの旧レビューを再アップ


メンフィス出身のTELAがSUAVE HOUSE RECORDSから96年にリリースしたデビューアルバム。プロデュースには相棒のSLICSE TEE、JAZZE PHAそしてT.MIX。ゲストには当時のレーベルメイトの8 BALL & MJG、CRIME BOSS等。SUAVE HOUSEが上がり調子だった頃にリリースされたこともあってなかなか充実したアルバムに仕上げられており、特にRUN DMCのクラシックRock boxをG風味に料理したトラックにトークボックスを絡めた2. Twisted、ナイスビートのファンキー・トラックに味のあるJAZZE PHAのVo.をフィーチャーした3. Tired of ballin、哀愁溢れるトラックに8 BALL & MJG、JAZZE PHAが参加した7. Sho nuff、アコースティック・ギターの音色が哀愁を誘う12. U can't tell、スペーシー・トラックにSUNS OF SOULのコーラスがハマるタイトル曲15.が聴きどころです。TELAファンのみならずサウス・フリークはぜひとも聴いて下さい。このアルバムは最近リマスターされ、さらにボーナストラック2曲追加されて再発されているので、購入するなら再発盤をオススメします。(2003/12/06)