FATBACK/THE Fattest Of Fatback(1997)
BERT ROBINSON/No more cold nights(1987)


BERT ROBINSONが87年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースはBY ALL MEANSでもお馴染みのSTAN SHEPPARDやLIONEL JOB等。テディ・ペンばりの太い声が魅力的なシンガーで、HUSH系の都会的なトラックにマッチして聴かせてくれますね。アップ系は時代を感じさせるものが多くてダメでしたが、メロウ・ミディアムのA1.Heart Of Gold、A3.Just A Little Love、B2.You Turn Me Outやアップテンポのメロウ・グルーヴB4.Burning Inside Your Love、甘酸っぱいスロウのB5.Still Waitingは気に入りました。80'Sメロウが好きならぜひチェックして欲しいアルバムです。(07/04/01)
STEELY DAN/Aja(1977)
今回は、大好きなグループSTEELY DANです。STEELY DANのアルバムで一番好きなのがこの77年の『Aja』。ロック、ジャズ、R&Bをブレンドした完成度の高い内容で、LORD TARIQ&PETER GUNZ/déjà vuでお馴染みのゆったり系グルーヴ1.Black Cow をはじめ、フリーソウル系の爽やかな3.Deacon Blue、DE LA SOUL/Eye KnowやGOLDIE/In The Land Of Funkで有名な爽快メロウ・グルーヴ4.Peg 、タイトなビートにピアノが絡むファンキーな6.I Got The News、アップテンポのファンキー・チューン7.Josieと聴き応え十分。ファンク好きにも聴いてもらいたい名盤中の名盤!(07/03/26)
BLACKJACK/Addicted to drama(1996)
SPICE 1等のプロデュースで知られるベテランBLACKJACKが96年にPENALTY/TOMMY BOY RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースはBLACKJACK、ゲストには、MC EIHT、NOTORIOUS B.I.G.、LUNIZ、SNAKES(of JUNIOR MAFIA)、DFC等、楽器はあのG-MAN STAN KEITH!ほとんど捨て曲のない好盤で、特に郷愁を感じるトラックに女性Vo.をフィーチャーしたA4.Would u die 4 me、NOTORIOUS B.I.G&SNAKESがファンク・ビートのメロウ・トラック上でマイクを握るA5.Young G's perspective、バックグラウンドVo.でNANCY FLETCHER&BO ROCCが参加した夕暮れ系のB1.Whatever it takes、レイドバックしたゆったり系グルーヴのB3.Living for today、MC EIHT参加の渋めの哀愁系B4.Nine of em'、女性コーラス絡みのメロウ・グルーヴB5.No loveがお気に入りです。名盤に相応しい内容なので、未聴の方はぜひチェックして下さい!(07/03/24)
※試聴はコチラ で。
LIL CHILL/Ain't No Luv Lost(1995)
コンプトンのLIL CHILLが95年にリリースしたアルバム。Gフリークには有名すぎるアルバムですね。今更ながら、やっと購入。寂しげな2.Raised In The Hub(City Of Compton)、郷愁を感じるトラックに女性コーラスが絡む5.I Won't Go Down、ピーヒャラ・シンセがナイスな哀愁系7.Ain't No Luv Lostが気に入りました。正直、期待が大きかっただけに、少し物足りなさを感じましたが、哀愁系が好物なら聴いておきたいアルバムでしょう。(07/03/24)
※試聴はコチラ で。
SALT N PEPA/Cool, Hot & Vicious(1986)
SALT、PEPAそしてDJのSPINDERELLAからなるベテラン・フィーメール・トリオSALT 'N PEPAが86年にリリースしたデビュー・アルバムに大ヒットしたPush Itのリミックスを追加した再リリース盤。イケイケなPush Itのイメージが大きくて純粋なHIPHOPフリークから無視されている哀しい存在のSALT 'N PEPAですが、真のHIPHOPフリークならこのアルバムはチェックすべき!HURBY LUV BUGによるロウでドープなトラック、SALTとPEPAによる男勝りなラップ。METERS/Handclapping Song使いの2.Beauty And The Beat、PARLIAMENT/FlashlightとYES/Owner Of A Lonely Heart使いでLL COOL J/Rock The Bellsを意識したかのような4.I'll Take Your Man、リズムボックスと荒いスクラッチだけのローテンポ・トラックが最高にドープな5.It's Allright、7TH WONDER/Daisy Lady、WILSON PICKETT/Get Me Back On Time, Engine No.9、WINSTONS/Amen Brother等定番ブレイクてんこ盛りのファンキー・チューン7.I Desire、GO-GOビーツにGROVER WASHINTON JR./Mister Magicをあわせた9.My Mic Sounds Niceとクラシックの数々。オールド~ミドル好きなら聴くべきアルバム!(07/03/24)