OLD 2 DA NEW SCHOOL -256ページ目

FATBACK/THE Fattest Of Fatback(1997)


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NYのベテラン・ファンク・バンド"FATBACK(初期はFATBACK BAND)"のベスト盤。ベスト盤に定評のあるRHINOによるものなので、かなり聴き応え十分!ほんと初期の泥臭いファンクから後期のエレクトロ・ファンクまでバランスよく網羅しています。イントロのベースラインがよく使われるファンキー・チューン3.I Like Girls、DJ HOLLYWOODの物真似として一部批判はあるものの、ラップをいち早く導入したとして有名な6.King Tim III(Personality Jock)、クラップビーツ上でラップやボコーダーも飛び出すノリノリな7.Gotta Get My Hands On Some(Money)、まさに重量級ファンクといえる8.Backstrokin'と9.Let's Do It Again、ちょい垢抜けたファンク11.Take It Any Way You Want It、打ち込みビートにブヨブヨ・シンセ、スペーシーなキーボードが絡むエレクトロ・ファンク13.Is This The Future?、かなり都会的なメロウ・グルーヴ14.I Found Lovin'等まさにクラシックの数々。ファンク・フリークなら聴き逃し厳禁なグループでしょう!(07/04/01)

BERT ROBINSON/No more cold nights(1987)


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BERT ROBINSONが87年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースはBY ALL MEANSでもお馴染みのSTAN SHEPPARDやLIONEL JOB等。テディ・ペンばりの太い声が魅力的なシンガーで、HUSH系の都会的なトラックにマッチして聴かせてくれますね。アップ系は時代を感じさせるものが多くてダメでしたが、メロウ・ミディアムのA1.Heart Of Gold、A3.Just A Little Love、B2.You Turn Me Outやアップテンポのメロウ・グルーヴB4.Burning Inside Your Love、甘酸っぱいスロウのB5.Still Waitingは気に入りました。80'Sメロウが好きならぜひチェックして欲しいアルバムです。(07/04/01)

STEELY DAN/Aja(1977)


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今回は、大好きなグループSTEELY DANです。STEELY DANのアルバムで一番好きなのがこの77年の『Aja』。ロック、ジャズ、R&Bをブレンドした完成度の高い内容で、LORD TARIQ&PETER GUNZ/déjà vuでお馴染みのゆったり系グルーヴ1.Black Cow をはじめ、フリーソウル系の爽やかな3.Deacon Blue、DE LA SOUL/Eye KnowやGOLDIE/In The Land Of Funkで有名な爽快メロウ・グルーヴ4.Peg 、タイトなビートにピアノが絡むファンキーな6.I Got The News、アップテンポのファンキー・チューン7.Josieと聴き応え十分。ファンク好きにも聴いてもらいたい名盤中の名盤!(07/03/26)

STEELY DAN/Gaucho(1980)


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DONALD FAGENとWALTER BECKERのユニットSTEELY DANが80年にリリースした7thアルバム。前作の『Aja』同様、ロック、ジャズ、R&Bフレイヴァを取り入れた良質なクロスオーバー・サウンドで、浮遊感漂うキーボードが耳を惹く1.Babylon Sisters、BPM早めのトラックに印象的なコーラスがナイスな2.Hey Nineteen、フリーソウルっぽいファンキーな3.Glamour Profession、ノリが良い5.Time Out Of Mind、ファンキーな6.My RivalがGOOD。フリーソウル系に興味がある方にはオススメできます。(07/03/26)

DONALD FAGEN/The Nightfly(1982)


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STEELY DANのメンバーDONALD FAGENが82年にリリースしたソロ・アルバム。FAGENのソロとはいってもSTEELY DANのアルバムと感触はほとんど一緒で、耳障りのよい心地良い曲が中心。小気味良いメロウ・グルーヴ1.I.G.Y.、グルーヴィーな2.Green Flower Street、メロウな6.NightflyがGOOD。STEELY DANが好きなら聴いておくべきでしょう。(07/03/26)

BLACKJACK/Addicted to drama(1996)


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SPICE 1等のプロデュースで知られるベテランBLACKJACKが96年にPENALTY/TOMMY BOY RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースはBLACKJACK、ゲストには、MC EIHT、NOTORIOUS B.I.G.、LUNIZ、SNAKES(of JUNIOR MAFIA)、DFC等、楽器はあのG-MAN STAN KEITH!ほとんど捨て曲のない好盤で、特に郷愁を感じるトラックに女性Vo.をフィーチャーしたA4.Would u die 4 me、NOTORIOUS B.I.G&SNAKESがファンク・ビートのメロウ・トラック上でマイクを握るA5.Young G's perspective、バックグラウンドVo.でNANCY FLETCHER&BO ROCCが参加した夕暮れ系のB1.Whatever it takes、レイドバックしたゆったり系グルーヴのB3.Living for today、MC EIHT参加の渋めの哀愁系B4.Nine of em'、女性コーラス絡みのメロウ・グルーヴB5.No loveがお気に入りです。名盤に相応しい内容なので、未聴の方はぜひチェックして下さい!(07/03/24)

※試聴はコチラ で。

LIL CHILL/Ain't No Luv Lost(1995)


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コンプトンのLIL CHILLが95年にリリースしたアルバム。Gフリークには有名すぎるアルバムですね。今更ながら、やっと購入。寂しげな2.Raised In The Hub(City Of Compton)、郷愁を感じるトラックに女性コーラスが絡む5.I Won't Go Down、ピーヒャラ・シンセがナイスな哀愁系7.Ain't No Luv Lostが気に入りました。正直、期待が大きかっただけに、少し物足りなさを感じましたが、哀愁系が好物なら聴いておきたいアルバムでしょう。(07/03/24)

※試聴はコチラ で。

E.U./Cold Kickin' It(1990)


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ワシントンGO-GOの古株バンドExperience Unlimited aka E.U.が90年にリリースしたアルバム。GO-GOアルバムとしては、全くのダメダメ盤ですが、スロウが調子良く、特にDARRYL DUNCANプロデュースのドリーミーなミディアム2.You Areの素晴らしさといったら!切ない4.Got To Be Wherever You AreとスロウLonger Than Timeもお気に入りです。純粋なGO-GOフリークにはオススメできないが、甘茶フリークにはぜひ2.You Areは聴いて欲しい!(07/03/24)

CLAY D/Out Tha Can(1994)


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マイアミのベテランMC兼プロデューサーCLAY"BEATMASTER"DIXONが94年にPANDISC RECORDSからリーリスしたアルバム。2曲を除いて全てイケイケBASSなんですが、R&B調メロウの8.Mamma I Love YouとERIC B. & RAKIM/ERIC B. Is The Presidentまんま使いの14.Source Magazineの2曲はGOOD。91年の『We're goin' off』収録の名甘茶曲Do you really careには及びませんが、甘茶好きならMamma I Love Youはチェックして損はないでしょう。(07/03/24)

SALT N PEPA/Cool, Hot & Vicious(1986)

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SALT、PEPAそしてDJのSPINDERELLAからなるベテラン・フィーメール・トリオSALT 'N PEPAが86年にリリースしたデビュー・アルバムに大ヒットしたPush Itのリミックスを追加した再リリース盤。イケイケなPush Itのイメージが大きくて純粋なHIPHOPフリークから無視されている哀しい存在のSALT 'N PEPAですが、真のHIPHOPフリークならこのアルバムはチェックすべき!HURBY LUV BUGによるロウでドープなトラック、SALTとPEPAによる男勝りなラップ。METERS/Handclapping Song使いの2.Beauty And The Beat、PARLIAMENT/FlashlightとYES/Owner Of A Lonely Heart使いでLL COOL J/Rock The Bellsを意識したかのような4.I'll Take Your Man、リズムボックスと荒いスクラッチだけのローテンポ・トラックが最高にドープな5.It's Allright、7TH WONDER/Daisy Lady、WILSON PICKETT/Get Me Back On Time, Engine No.9、WINSTONS/Amen Brother等定番ブレイクてんこ盛りのファンキー・チューン7.I Desire、GO-GOビーツにGROVER WASHINTON JR./Mister Magicをあわせた9.My Mic Sounds Niceとクラシックの数々。オールド~ミドル好きなら聴くべきアルバム!(07/03/24)