THE STEVE MILLER BAND/Greatest Hits 1974-78
60年代から活動するサンフランシスコの名ロックバンド"THE STEVE MILLER BAND"の73年の『The Joker』、76年の『Fly Like an Eagle』、77年の『Book of Dreams』からセレクトされたベスト盤。初期にはあのBOZ SCAGGSも在籍していて、非常にブルース色濃い曲中心だったそうですが、73年の『The Joker』からポップ感溢れる曲をやりだしたそうです。初期は未聴なので何ともいえませんが、上記3枚のアルバムは大好きで、この3枚を手軽に楽しむにはこのベスト盤が手っ取り早いかなと。イントロのドラム・ブレイクがTOO SHORT等でネタ使いされているファンキー・ロックA3.Take The Money And Run、趣味でやっているBMXフラットランドの名作ビデオ『Balancing Act』や『DORKIN 10』で神様KEVIN JONESのパートでかかる郷愁感溢れるアコギのメロディとボーカルが絶妙にマッチしたA5.Serenade、全米No.1(こんな地味な曲が!)に輝いた一般的にはSHAGGY/Angel、個人的にはGETO BOYS/Gangster Of Love(大傑作!!!)の元ネタとして有名なB1.The Joker、BIZ MARKIE他数々のアーティストに使われているスペーシー&ファンキーな名曲B2.Fly Like an Eagle、これまたBMXフラットランドの名作ビデオ『Willies』のイントロで使われている明るいB3.Jet Airliner、寂しげなB6.Winter Time等聴きどころ満載。ブラック好き、フリーソウル好き、BMX『Dorkin』シリーズに影響を受けたフラットライダーなら聴いておくべきグループの一つ。(08/02/22)
CHUNK/Marked For Death(1992)
E.P.A.CityのCHUNKが92年にTANDEM RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、DAVE CHRISTIANとMARCUS McKINLEY。CHUNKといえば94年の『Break' Em Off A Chunk』が代表作ですが、このアルバムもリアルタイムで聴いていたんで、凄く好きなんです。確かに古臭い曲も多いですが、BOZ SCAGGS/Herculesをベースに使用した郷愁感溢れるメロウ・ナンバー10.Dying Black Raceと甘酸っぱいラブ・ラップ11.Be My Girlの2曲は絶品!いつ聴いても惹かれますね~。他にもCARL CARLTON/She's Bad Mama Jamaネタの8.Mickey、寂しげなピアノが印象的なトラックで諭すようにラップする8.Marked For Death、P-FUNK使いの8.Money Comes Fastもナイス。哀愁メロウ好きならDying Black RaceとBe My Girlはチェックして損はないでしょう。(08/02/15)
FO'CLIPS/Just Be Thankful(1995)
FO'CLIPSが95年にDANGEROUS/WARLOCK RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、RONNIE PHILLIPS、D.FINGAZ、LEROY DUKES、TWEEDY BIRD LOC。G-RAPの名盤として誉れ高いですが、個人的には過大評価しすぎじゃないかなと思います。確かに夕暮れに聴くと似合いそうな哀愁溢れる8.Hold On(この元ネタは?)をはじめ、DELEGATION/Oh Honeyをちらっと使った80'sテイスト(ネタ?)のファンク・ナンバー5.It's On、スムーズなメロウ・チューン7.Can You Feel Me、ファンキーなギターとスペーシーなキーボードが印象的なメロウ・グルーヴ12.Life Ain't Easy等楽曲は凄く良いんですが、いかんせんドラムが硬すぎ! リリース時に聴いてそう感じたんですが、十数年後に改めて聴いてもその印象が変わることはなかったです。せっかく曲は良いのに勿体ないな、ホント。ドラムだけ差し替えて再発してくれないかな… (08/02/15)
MASTER P/Mp Da Last Don(1998)
MASTER Pが98年にリリースしたアルバム(2枚組)。正直、あまり良いアルバムとは思えないですね・・・ 大量生産時期のNO LIMITの悪いところがでてしまってますね。そもそも2枚組にする必要性があったのかな。一部ではG.C.CAMERON/It's Hard To Say Goodbye To YesterdayネタのGoodbye To Homiesが人気みたいですが、とりたてて騒ぐほどじゃないかと。個人的にDISC1では、定番AVERAGE WHITE BAND/For a love of your ownとKOOL&THE GANG/Summer Madnessネタの10.Black And White、ギターとピアノが効いたファンキー・チューン12.Dear Mr.President、SHALAMAR/For the lover in you使いの13.Mama Raised Me、DISC2では、タイトなビートに郷愁メロディの1.More 2Life、UGKをフィーチャーしたゆったりしたメロディが染み渡る2.Ghetto Lifeがお気に入り。MASTER Pにはこれ以外にも良いアルバムがあるので、積極的にオススメはしませんが、安ければチェックしてみて下さい。(08/02/15)
SPARKLE/Told You So(2000)
女性シンガーSPARKLEが2000年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、シカゴのSTEVE"STONE"HUFF。アコースティック・ギターを活かしたソウルフルな楽曲が揃っていて、深く染み渡るメロディが最高なスロウ10.Everythingがベスト・トラック!王道スロウ・ジャムって感じで、もろ好みですね。他にもドラムに少々クセがあるが、アコギが印象的なメロウ・チューン5.Into My Life、エモーショナルなスロウ6.When A Woman's Heart Is Broken、アコギのメロディが心地良いメロウ9.Somebody Else、しっとりとしたスロウ12.Never Can Say GoodbyeもGOOD。普通に良いアルバムで、オススメです。(08/02/15)
HERSCHELWOOD HARDHEADZ/8100% Blocked Out(2005)
98年に傑作『A million dollars later』を残したHERSHELWOOD HARDHEADZが05年にリリースしたアルバム。メンバーは、DUKE、ARCHIE LEE、KNOCK。『A million dollars later』には及ばないがなかなかの充実作で、特にSOLO制作で寂しげなトラックに女性コーラスが絡んだ2.My Life、もの哀しげな5.Where You Was、SOLOプロデュースでアコギを活かした柔らかな日差しのようなメロウ・トラックにBILLY COOKをフィーチャーした12.Ashes To Ashes、CARLOS、MIKE B、BLIND ROBが手掛けたメロウ・グルーヴ18.Roll With Me、DA ASSASINS制作で胸に沁みる切ないトラックにJHIAMEをフィーチャーした22.Murder Money In The MakinがGOOD。H-TOWNフリークならチェックしていると思いますが、未聴の方はぜひどうぞ。(08/02/08)
GANGSTA PAT/Sex, Money & Murder(1994)







