OLD 2 DA NEW SCHOOL -237ページ目

ロック・ブレイク Part2

有名ギタリストの70年代の名盤を聴いていたら、良さそうなブレイクビーツ発見。

自分が今まで聴いてきた曲に使われた記憶もなく、The Breaks comにも無かったが、誰か使っているかな?


編集してループしてみました。

Beat 3

Beat 4

Beat 5

MONEY GANG/Thizz Nation Vol.12(2007)


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MONEY GANG/Thizz Nation Vol.12 Starring:Money Gang(2007)


RYDAH J.KLYDEとJOHNNY CA$Hのコンビ"MONEY GANG"がTHIZZ ENT.からリリースしたアルバム。05年のアルバムやTHIZZのコンピ、MAC MALLのアルバムからの曲も収録されているので、ベスト盤的な趣か? 全体的には一般受けするようなものではないものの、いろんなタイプのトラックがあって結構楽しめましたが、しかし・・・、ベスト・トラックがRYDAH J.KLYDEが05年にリリースした『What's Really Thizzin』にも収録されたメロウ・チューン7.Hustlin'っていうのはちょっとね・・・ 曲自体は、まろやかで温もりを感じる好曲なんで文句はないですが・・・ これ以外だとFED-Xをフィーチャーしたボーカルを早回ししたメロウ・チューン2.Quit Whinnin'(これも『What's Really Thizzin』に収録)、P.S.D.が参加した渋いファンキー・チューン3.1,2 Thang、郷愁感溢れるメロウ・ナンバー4.MGM Mob、ノリノリなファンキー・トラック上でMAC MALL、RAY LUVとマイクを回す12.Butta(MAC MALLのアルバムにも収録)がお気に入り。悪くはないですが、これよりは『What's Really Thizzin』がどちらかというとオススメです。(08/02/29)

FIRST BORN CHILD/Holla At Cha(2000)


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テキサスのFIRST BORN CHILDが2000年にリリースしたアルバム。プロデュースはSAM"PLAYITAGAIN SAM"LYNCH。BMR誌でタカコスタ嬢が絶賛していましたね。確かにメロウが充実(というかメロウ以外は全く聴けないが・・・)していて、特に心地良いキーボードが耳を惹くトラックに女性コーラスが絡む4.Staying True、スペーシー・キーボードにWILD CHERRY/Play That Funky Musicのギター・フレーズを合わせた7.On My Creep、絶品メロウの10.Living Large、SPM、故HAWK、D.L.、DABが参加した男性コーラス入りのレイドバック・メロウ21.Ballin My Wayあたりが聴きどころ。メロウ・フリークはチェック済と思いますが、未聴の方はぜひどうぞ。(08/02/29)

BASS PATROL/The Indestructible(1997)


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BASS PATROLが97年にリリースしたアルバム。メンバーがDJ GUSTOとDYCに代わってます。2代目BASS PATROLでしょうか。DJ FURYの音作りが気に入っていたんで不安だったんですが、不安は見事的中。高速イケイケBASSがほとんどで、唯一聴けたのが、ブレイクビーツ使いのアップテンポのパーティ・ナンバー12.You Gotts To Go。熱心なBASSマニア以外は聴く必要ないと思います。(08/02/29)

JODY WATLEY/Larger Than Life(1989)


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元SHALAMARの歌姫JODY WATLEYが89年にリリースした2ndアルバム。1stのLooking For A New Loveでいきなり大当たりし、続くこの2ndも大ヒットしましたね。HIPHOPフリークにはRAKIMをフィーチャーした2.Friendsが有名。ダンス・フロア・ディーヴァということで、アップテンポの曲がかなり多いですが、今聴くには正直、古すぎるかなと。(当時はこれはこれで割りと気に入っていたんですけどね。) なので、DIANA ROSS/I Miss Youにも似たメロウ・ミディアムの3.Everythingとメロウ・グルーヴの8.Precious Loveの2曲しか今は聴けません。中古屋の定番アルバムなので、気になった方はチェックしてみて下さい。(08/02/29)

TRAFFIC/When The Eagle Flies(1974)


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STEVE WINWOOD率いるUKの名バンド"TRAFFIC"が74年にリリースしたアルバム。メンバーは、STEVE WINWOOD(ボーカル、ギター、ピアノ、オルガン)、JIM CAPALDI(ボーカル、ドラム、パーカッション)、CHRIS WOOD(サックス、フルート)、ROSKO GEE(ベース)、REEBOP KWAKU BAAH(パーカッション)。一度聴くだけではその良さが分かりづらいが、何度か聴くうちに地味だが味わいが出てくるアルバムです。郷愁感溢れるピアノやオルガンのメロディが印象的な2.Dream Gerrard、ファンキーなビートが耳を惹くジャジーな3.Graveyard People、オルガンとピアノ主体の温もりあるサウンドが秀逸な4.Walking In The Wind、フルートが効いたジャジーな6.Loveがお気に入り。もちろんWINWOODもソウルフルなボーカルを聴かせてくれます。派手さは全くないが、長く聴けるアルバムだと思います。(08/02/29)

AP.9/Respect My Gangsta(2007)

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精力的にアルバム、コンピをリリースしているMOB FIGAZのAP.9が07年にリリースしたソロ・アルバム。16曲中14曲をINDECENT THE SLAPMASTERがプロデュース。結構サウス寄りなトラックが多くて好みが分かれそうな感じがしますね。好みな曲は多くはないものの、もの哀しげな1.Respect My Gangsta、ハードなギターを活かしたハーコー・トラックにROXANNE(あの!? まさかね・・・)をフィーチャーした2.Rockstar Mobbin、ZEST制作で寂しげなトラックに子供がフックを歌う3.Daddy Is A Gangsta(ベスト・トラック!)、東っぽいビートにFunky Wormのようなシンセがのっかる9.Stone Top、軽めのビートにMINNIE RIPERTON/Inside My Loveを合わせたちょいメロウな13.Two Peopleは気に入りました。熱心なMOB FIGAZ、AP.9ファン以外には取っ付き難いかもしれませんが、3.Daddy Is A Gangstaはメロウ好きならチェックして損はないと思います。(08/02/22)

ABOVE THE LAW/Black Mafia Life(1992)

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WESTの大御所グループABOVE THE LAWが92年にリリースした2ndアルバム。ATLというと『Uncle Sam's Curse』だけが異常に評価が高いですが、個人的にはこのアルバムもWEST COAST HIPHOPを語る上で外せない重要なアルバムだと思います。不穏な雰囲気のイントロ1.Black Triangleから惹きつけられ、Knee DeepとFlashlightといった大ネタ使いのファンク2.Never Missin' A Beat、Atomic Dogネタでグラウンドビーツ風の3.Why Must I Feel Like Dat、イルなループがイカす4.Commin' Up、2PACをフィーチャーした6.Call It What U Want、BOOTSYのFat Cat使いで明るい感じの9.Pimp Clinic、HALL&OATES/I Can't Go For Thatネタの10.V.S.O.P.、T.S.MONKのクラシックBon Bon Vie使いの12.G's & Macaronies、TAANA GARDNERの定番Heartbeatネタの14.G-Rupies Best Friend、アウトロなのが勿体ないほど哀愁溢れる素晴らしいトラックの15.Outro等々聴きどころ満載。ネットをみていると意外に評価が低いのがとても信じられない・・・ WEST好きなら一度は聴いておくべきアルバムです!(08/02/22)

LONNIE LISTON SMITH & THE COSMIC ECHOES

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LONNIE LISTON SMITH & THE COSMIC ECHOES/Expansions(1975)


名キーボード奏者"LONNIE LISTON SMITH"とそのグループが75年にFLYING DUTCHMANからリリースしたアルバム。プロデュースは、BOB THIELEとLONNIE LISTON SMITH。ヒップホップ、レア・グルーヴ、フリーソウル等各シーンから絶賛されている傑作アルバム!このアルバムといえば何といっても、名曲A1.Expansionsに尽きます!疾走感溢れるビートに流れるようなキーボード等ほんと完璧な逸曲。ネタ云々以前に素晴らしすぎ!他にもイントロのドラムがネタのジャズ・ファンクB1.Voodoo Woman、これもよく使われる少し寂しげなB3.Shadowsもバッチリ。聴いておくべきアルバムの一つ。(08/02/22)

INNER CITY/Big Fun(1989)

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デトロイトのKEVIN SAUNDERSとPARIS GREYのコンビINNER CITYが89年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、1曲のみJUAN ATKINSで残りは全てKEVIN SAUNDERS。大ヒットしたハウス/テクノ・クラシックのA5.Big FunやB2.Good Lifeでハウス/テクノ・シーンをアンダーグラウンドからオーバーグラウンドに引き上げたグループの一つ。テクノらしい無機質なビートに親しみやすいメロディをのせたトラックが多く、ポップ感溢れているが、全然嫌味がしませんね。前2曲以外にも、Good Life似のA2.Paradise、寂しげなスロウA4.Power Of Passion、アゲアゲなB1.Do You Love What You Feel、郷愁感溢れるメロディが秀逸なB3.Set Your Body Free等好曲多し。ハウス/テクノ好きなら聴くべきクラシックの一つ。(08/02/22)