TROUBLE FUNK
TROUBLE FUNK/Trouble Over Here, Trouble Over There(1987)
WASHINGTON D.C.の"GO-GO"musicの大御所TROUBLE FUNKが87年にリリースしたメジャー・デビュー・アルバム。プロデュースにBOOTSY COLLINSやKURTIS BLOWも参加。GO-GOのみならずファンクやレゲエにも挑戦した意欲作だと思うのですが、熱心なGO-GOフリークには失敗作の烙印を押されたアルバムで、おまけにセールスも振るわず、これのみで再びマイナー落ちになってしまいました。個人的には、BOOTSYがプロデュース参加した重量級ファンクA1.TroubleやTROUBLE FUNK流エレクトロ・ファンクのA2.Woman Of Principleは十分満足できる出来なんですが、肝心のA3.Hey Tee BoneやB3.SexyのGO-GO曲が以前に比べると何か物足りないかなと。GO-GOフリークよりもむしろBOOTSYが好きなファンク・フリークが気に入るかもしれませんね。(09/03/15)
HERBIE HANCOCK/Dance Singles(1995)
HERBIE HANCOCKの踊れる曲のみに焦点を当てて編集されたアルバム。JAZZファンからすると暗黒の時代の曲ばかりかもしれませんが、R&BやHIPHOP好きからすればかなり聴ける選曲。83年のメガヒット1.Rock It、81年のノリの良いファンク2.Magic Number、82年の軽快なダンス・クラシック3.Lite Me Up、ヴォコーダーを導入した78年の4.I Thought It Was You、80年のロック・テイストの5.It All Comes Roundとノリノリな6.Go For It、78年の軽めのディスコ・ナンバー7.Tell Everybody、81年のP-FUNK風の8.Everybody's Broke、Rock Itに激似の84年の10.Hard Rock、82年のノリノリな11.The Bomb、84年に12'シングルのみでリリースされたGRAND MIXER D.STによる12.Mega-Mix、14分にわたるファンク・クラシックChameleonのリミックス13.Chameleon(1983 Re-Mix)とほとんどの曲がヤバい。ファンク、ダンクラ好きにはかなりオススメできるアルバム。です。(残念なのはジャケがあまりにもダサすぎること!ほんと酷すぎる・・・)(09/03/14)
LEVERT/The Big Throwdown(1987)
LEVERTが87年にリリースした アルバム。プロデュースは、GERALD LEVERT、MARC GORDON、CRAIG COOPERのTREVEL PRODUCTIONS。このアルバムといえば何といっても大ヒットした1.Casanovaに尽きますね!GO-GOを取り入れたノリの良い曲で、高校生の頃、毎日聴いていましたね~。他にもISLEY風ギターが印象的なしっとりと大人のスロウ3.Don't U Think It's Time、甘美なミディアム5.Love The Way U Love Me、80年代後期特有のアップテンポのファンク8.Temptationもお気に入り。今聴くとかなり古さを感じると思いますが、一度は聴いて欲しいアルバムの一つ。(09/03/13)
V.A./Go Go Crankin'(1985)
85年にISLAND RECORDSからリリースされたGO-GO musicのお披露目的コンピ。このコンピはGO GOフリークなら是非とも聴いてもらいたい内容なんです!エレクトロ・ビーツ+GO-GOって感じのA1.Good To Go/SLIM、ブレイクビーツとしても有名な、これぞGO-GOって感じのA3.Let's Get Small/TROUBLE FUNK、GO-GOのパイオニアCHUCK BROWN & THE SOUL SEARCHERSによるクラシックのA4.We Need Some Money、80年代に一世を風靡したE.U.による少しクールなA5.Ooh La La La、これまたクラシックのB1.Drop The Bomb/TROUBLE FUNKとB4.Say What?/TROUBLE FUNK、ライトタッチのGO-GOB5.Happy-Feet/MASS EXTENSIONとGO-GO好きには堪らない好曲揃い!CD化されているか確認できなかったが、されていなければ、是非ともして欲しい!(09/03/12)
NED DOHENY/Prone(1978)
NED DOHENYが78年に日本のみでリリースしたアルバム。プロデュースはBOOKER T&MG'SのギタリストのSTEVE CROPPER、参加ミュージシャンにDAVID FOSTER、JEFF PORCARO、J.D.SOUTHER等。前作の『Hard Candy』もAORの名盤中の名盤だが、このアルバムもかなり充実してます!アメリカで発売されなかったのが、不思議なくらい。ホーンもいいアクセントになっているファンキーな1.To Prove My Love、ローテンポのファンキー・チューン2.Think Like A Lover、郷愁ファンキーの3.Labor Of Love、ラテンタッチの軽快な5.Guess Who's Looking For Love Again、しっとりとした6.The Devil In You、メロウ・ミディアムの8.If You Only Knew、アップテンポのファンキー・チューン9.Sweet Frictionと聴きどころ満載。『Hard Candy』が気に入った方はぜひこのアルバムもどうぞ!(09/03/09)
L.T.D./Shine On(1980)
JEFFREY OSBORNEがリード・ボーカルの大型R&Bグループ"L.T.D."が80年にリリースした アルバム。プロデュースは、BOBBY MARTIN。L.T.D.の代表的なアルバムではないですが、ノリノリなダンス・クラシック1.You Gave Me Love、ドリーミーなスロウ2.Where Did We Go Wrong、軽快な5.Love Is What You Need(イントロの雰囲気は最高だが、その後、がらっと変わってしまうところが残念!)、どことなく『風のシルエット』に似たAORテイストのミディアム7.Lovers Everywhereはお気に入り。普通に良いアルバムなので、気になった方はぜひ聴いてみて下さい。(09/03/07)
DANE DONOHUE/Same(1978)
DANE DONOHUEが78年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、TERENCE BOYLAN、参加ミュージシャンは、コーラスでDON HENRY、J.D.SOUTHER、STEVIE NICKS、ドラムにSTEVE GADD、ED GREENE、ギターにSTEVE LUKATHER、JAY GRAYDON、ベースにCHUCK RAINEY、エレピ、ヴァイブにVICTOR FELDMAN等もの凄い面子。AORの名盤の一つとされており、特に1.Casablanca、7.Can't Be Seen、9.Traceyで聴けるサウンドはまさにAORの雛形と言えるものではないでしょうか。サウンド面の印象が強いですが、DANE DONOHUEの歌もとても味わい深く、サウンドにマッチしていますね。AOR好きなら聴くべきアルバムでしょう。(09/03/05)
SUN/Sunburn(1978)
オハイオの大形ファンク・バンド"SUN"が78年にリリースした アルバム。プロデュースは、BEAU RAY FLEMINGとBYRON BYRD。このアルバムは、LPで購入して以来かなり聴き倒しましたね~。おかげでノイズが目立ってきて、紙ジャケの再発CDを購入。ベスト・トラックは、何といってもテキサスの故BIG MELLOがBack do akshunで使った7.I Had A Choiceでしょう!甘くメロウに迫るSUN渾身のメロウ・ミディアム。他にはディスコ・ヒットした1.Sun Is Here、爽快ファンキーの2.Dance(Do What You Wanna Do)、ミディアム・ファンクの4.You're The One、ベースがイカした5.Long Drawn Out Thang、ちょい泥臭いファンキー・ナンバーの6.You Don't Have To Hurryもお気に入り。FUNK、R&Bの定番だと思うので、未聴の方はぜひ!(09/03/04)








