BAR-KAYS/As One(1980)
BAR-KAYSが80年にリリースした11thアルバム。プロデュースは、ALLEN A.JONES。常にクオリティの高いファンク・アルバムをリリースしてきたBAR-KAYSですが、このアルバムもファンクからミディアム、スロウと充実した傑作!ベスト・トラックは、ヘビー級ファンクの1.Boogie Body Landと4.Body Fever。これ以上のものはないですよ、ホント。他にもメロウ・ミディアムの2.Say It Through Love、ホーンとカッティング・ギターが効いたファンク5.As One、お洒落なメロウ・ミディアム7.Open Your Heart、切ないスロウ8.Deliver UsもGOOD。ファンク好きなら絶対に聴くべきアルバムの一つ。(09/03/29)
STARPOINT/Wanting You(1980)
PHILLIPS兄弟、紅一点のリードVo.RENEE DIGGSを中心とした6名組グループ"STARPOINT"が80年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、JOE PUBLIC等でお馴染みのLIONEL JOB。フロア直結のダンス・ナンバーからスロウと充実した傑作!切れの良いリズムに哀愁メロディがマッチしたダンス・クラシック1.Wanting You、ちょい渋めながらグルーヴ感溢れる2.Do What You Wanna Do、ハートウォーミングなスロウ3.Angel、ノリノリな4.Last Night、陽だまり系スロウの5.Try Me、ファンク・テイストの6.Shake It Out、STYLISTICSの名曲のカバー7.Break Up To Make Up、自然と腰が動くダンス・チューン8.Starnite, Your Nightと全曲最高!R&B好き、特にダンクラ好きなら絶対に押さえるべきアルバム!(09/03/26)
PATRICE RUSHEN/Posh(1980)
女性ピアニスト"PATRICE RUSHEN"が80年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、PATRICE自身とCHARLES MIMS。JAZZ/FUSIONというよりほとんどR&Bのアルバムで、ここでの白眉はJAMES INGRAMを迎えたノリノリな1.Never Gonna Give You Upと完璧なディスコ・ナンバーでご機嫌な3.Look Up!のダンス・クラシックでしょう!他にもファンク・テイストの]2.Don't Blame Me、しっとりとしたスロウ6.The Dream、ベースが効いたファンク7.The Funk Won't Let You Downがお気に入り。ダンクラ好きなら聴いておくべきアルバムでしょう。(09/03/25)
HUMMINGBIRD/Same(1975)
第2期JEFF BECK GROUPのメンバーである、BOBBY TENCH(ボーカル、ギター)、MAX MIDDLETON(キーボード)、CLIVE CHAMAN(ベース、フルート)、BERNIE HOLLAND(ギター)、CONRAD ISIDORE(ドラム、パーカッション)が結成したHUMMINGBIRDが75年にリリースしたデビュー・アルバム。ゲストには、LINDA LEWISも参加。ネットで絶賛されているグループで、かなり期待していましたが、その期待をはるかに上回る内容で驚きました!黒人グループ顔負けのファンクっぷりで、特に1.Music Flowingのファンキーさといったら!鳥肌立ちましたね、ホント。他にもワウワウ・ギターが印象的な2.You Can Keep The Money、クロスオーヴァーって言葉がぴったりなインスト・ナンバー4.Horrors、STEVIE WONDERのカバー5.I Don't Know Why I Love You、ワウワウ・ギターとエレピが効いているファンキーな6.Maybe、ローテンポでもの哀しい9.Island Of Dreamsもバッチリ。かなりオススメのアルバムです!(09/03/22)
THE MOB/The Heritage Sessions(1995)
フィリーソウル、ポップス、ロック界で活躍したJERRY ROSSのプロデュースでデビューしたブラス・ロック・バンド"THE MOB"が70年にリリースしたデビュー・アルバム10曲に未発表曲等9曲追加した再発盤。グループの詳細は、良く分かりませんが、当時のBLOOD,SWEAT&TEARSに近い感じでかなり気に入っています。デビュー・アルバムからの心躍るハッピーな3.(I'd Like To See)More Of You、ファルセットのR&Bシンガーが似合いそうなソウルフルなスロウ4.Lost、郷愁感溢れる6.For A Little While、ARCHIE BELL/Tighten Upにも似た疾走感溢れる9.Love's Got A Hold On Me、ファンキーな10.Back On The Road Againも最高ですが、一番のお気に入りは、KOOL&THE GANG/Celebration!のカバーにサビのコーラスでSLY&THE FAMILY STONE/Everyday Peopleを合わせた超ご機嫌な未発表曲の12.Everyday People/Love Power。この曲、クレジットでは、71年作となっていますが、Celebration!が80年なんで、絶対に80年代の曲だと思うのですが。(全体でみるとこの曲だけかなり違和感ありますが) その他の未発表曲では、CAROL KINGのカバー15.I Feel The Earth Move、アップテンポのファンキー・チューン17.Where You LeadもGOOD。当時のCHICAGO、BLOOD,SWEAT&TEARS、CHASE等のブラス・ロックが好きなら絶対に聴いておくべきでしょう。(09/03/21)
JENNY BURTON/Same(1985)
C-BANKのヒット曲One More Shotで歌っていたJENNY BURTONが85年にリリースした2ndアルバム。JOCELYN BROWN/Somebody Else's GuyのプロデューサーALLEN GEORGE & FRED MCFARLENが手掛けた、モロSomebody Else's GuyのパクリともいえるA1.Bad Habitsが人気ですが、個人的にはこれよりも、MAURICE STARRプロデュースによるノリノリな完璧なダンス・ナンバーB3.Nobody Can Tel Me(He Don't Love Me)が一押し!ほんと最高の一曲です。他にはMICHAEL McDONALD/I Keep Forgettin'にどことなく似たメロウ・ミディアムA3.Let's Get Back To LoveもGOOD。(正直この3曲以外は、全体的には、大の苦手なハイ・エナジー、エレクトロ系なんで、全く聴けませんでしたが・・・) ダンクラ好きならNobody Can Tel Me(He Don't Love Me)は是非ともチェックして欲しいですね。(09/03/20)
CHRISTOPHER CROSS/Same(1979)
CHRISTPPHER CROSSが79年にリリースしたデビュー・アルバム。EAGLESのDON HENRYやJ.D.SOUTHER、MICHAEL McDONALD等一流ミュージシャンも参加。CHRISTPPHER CROSSといえば、一般的にSailingって訳で、小学生の頃、姉のLPを借りて聴きまくってましたね~。あれから30年近くたって、改めて聴いてみると、今の気分にフィットするのは、アップテンポで日本人好みのメロディのノリの良い6.Ride Like The Windですね。これも全米ヒットしてますね。他にもAORの雛形ともいえるノリの良い2.I Really Don't Know Anymore、郷愁感溢れる7.The Light Is On、ちょっぴりセンチメンタルな雰囲気の9.Minstrel Gigoloもお気に入り。弱々しいハイトーン・ボイスには好き嫌い分かれそうですが、AOR好きなら基本盤として押さえておくべきでしょう。(09/03/18)







