OLD 2 DA NEW SCHOOL -224ページ目

TALKING HEADS/Remain In Light(1980)


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鬼才DAVID BYRNE率いるニューヨークの(ポスト)パンク・バンド"TALKING HEADS"が80年にリリースした アルバム。プロデュースも鬼才として知れ渡るBRIAN ENO。アフリカのエッセンスを大胆に導入した実験的要素の濃いアルバムで、TALKING HEADSのアルバムの中でも名盤として高く評価されています。個人的にはB1.Once In A Lifetimeが中坊のときにMTVで見て、そのインパクトに強い衝撃を受けた思い出があります。ベスト・トラックは、そのOnce In A Lifetimeで、アップテンポでファンキーなトラックが最高で、イントロがよくネタに使われていますね。他にもA1.Born Under Punches(The Heat Goes On)、A2.Crosseyed And Painless、B2.Houses In Motion、B3.Seen And Not Seenがファンキーでお気に入りです。ファンク好きにぜひ聴いて欲しい名盤の一つ。(09/04/14)

PISTOL PETE/Evolution Blues(2008)


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シカゴのブルース・シンガー(ギタリスト)PISTOL PETEが08年にリリースした5thアルバム。ブルースというよりほとんどロック(ハードロック)といっても差し支えない内容で、ラフなロック・サウンドが堪能できる1.Center Of Attraction、JIMI HENDRIXのカバー2.Voodoo Chile、HIPHOPフリークにお馴染みのALBERT KINGの名曲5.Born Under A Bad Sign、アップテンポのファンキー・ナンバー8.Big Butt Girl、GRATEFUL DEADのJERRY GARCIAに捧げた70年代アメリカン・ロック的な12.Garcia、ミディアム・テンポの15.Shoulda Known Betterと佳曲揃い。(STEVE MILLER BANDのFly Like An Eagleのカバーはアレンジし過ぎでイマイチでしたが。)ブルースが苦手な方でも割と聴きやすいアルバムではないかと思います。(09/04/13)

LEON THOMAS/Blues and the Soulful Truth(1972)


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PHAROAH SANDERSと活動を共にし、また独特のヨーデル唱法で知られるLEON THOMASが72年にFLYING DUTCHMANからリリースしたアルバム。ジャズ、ソウル、ファンク、ブルースを消化したサウンドにLEONの味のあるボーカルが絡む傑作!20数年前に偶然中古レコードを購入して以来の愛聴盤です。プロデュースはBOB THIELE、ベースにSTANLEY CLARKE、GORDON EDWARDS、ドラムにPRETTY PURDIE、AIRTO MOREIRA、ギターにCORNELL DUPREE、サックスにPEE WEE ELLIS等豪華な面々が参加。小気味良くファンキーな1.Let's Go Down to Lucyから惹きつけられ、ドラムンベース並に早いドラムに独特なベースラインのイントロから鬼ヤバいトラックにLEONの奇声もマッチした3.Gypsy Queenでノックアウト!続く4.Love Each Otherは一転して幸福感たっぷりでグルーヴィー!5.Shape Your Mind to Dieは中近東な雰囲気のトラックにLEONの不気味な雄叫びが映える。7.China Dollはゆったりとしたオリエンタルなトラックに心落ち着かせられる。レア・グルーヴ、フリー・ソウル好きならぜひとも聴いて欲しいアルバム!(09/04/11)

PAPA GROWS FUNK/Live At The Leaf(2006)

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日本人ギタリスト山岸潤史を擁するニューオーリンズのファンク・バンドPAPA GROWS FUNK06年にリリースしたライブ・アルバム。ニューオーリンズ伝統のセカンドライン・ファンクをベースに素晴らしい演奏を聴かせてくれます。ベスト・トラックは、疾走感溢れるジャズ・ファンク的な8.Slinky Snake。70年代のジャズ・ファンクに引けを取らないくらいカッコイイ!最初聴いた時には鳥肌立ちましたねほんと。他にもファンキーな1.Pass It!、山岸氏のギター・ソロが印象的なファンキー・ナンバー3.Dolemite Returns、ベースが効いた7.Junker Man、小気味良い9.Fish-Eyed FoolもGOOD。レア・グルーヴ、アシッド・ジャズが好きな方ならきっと気に入るでしょう。(09/04/10)

JERRY CARR/This Must Be Heaven(1981)


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デトロイトのJERRY CARRが81年にリリースしたアルバム。プロデュースは、ファンクバンドSHOTGUNのWILLIAM TALBERT。全6曲とかなり少ないですが、ダンス・クラシックとしても有名なA1.This Must Be Heaven、メロウ・ミディアムのA2.Keep On Comin' Back、ファンク・テイストのA3.You Are The One、ホーンも効果的な小気味良いB1.Throw Down、スロウのB2.Stay With Meとかなりの充実ぶり。このまま埋もれさせるには惜しいので、ぜひCD化して欲しいですね。(09/04/09)

KOOL & THE GANG/Celebrate !(1980)


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KOOL & THE GANGが80年にリリースした通算17枚目のアルバム。プロデュースは、EUMIR DEODATO。リードVo.がJAMES JT TAYLORに代わって2枚目のアルバムで、大ヒットした1.Celebrationがやはり目玉ですね。熱いファンク・バンドだった初期に思い入れのある人には毛嫌いされているみたいですが、これほど完璧なダンス・ナンバーはそうないはず。他にもライト・グルーヴの3.Take It To The Top、少し地味目だがなかなかのグルーヴを持っている5.Love Festival、古い感じのメロディラインのディスコ・ナンバー7.Night Peopleもお気に入り。ダンクラ好きなら聴いて当たり前のアルバムでしょう。(09/04/08)

DAVE MASON/Split Coconut(1975)


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元TRAFFICのギタリスト"DAVE MASON"が75年にリリースしたアルバム。アロハを着たDAVE MASONが海辺でギターを弾いている涼しげなジャケでイメージできるように、トロピカルなムードを散りばめたアルバムで、フリー・ソウル・シーンでも人気のあったアルバムです。アップテンポでグルーヴィーなA1.Split Coconutとアーシーなファンク・ナンバーA5.Save Your Loveの2曲が堪らなくカッコイイ!ギター好きにはTwo Guitar Loversも定番みたいです。派手さはないが長く聴けるアルバムかもしれません。(09/04/06)

TOM BROWNE/Magic(1981)


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Funkin' For Jamaica等のクラシックを持つトランペット奏者TOM BROWNEが81年にGRP/ARISTAからリリースした4thアルバム。プロデュースは、DAVE GRUSINとLARRY ROSEN、参加ミュージシャンは、MARCUS MILLER、BUDDY WILLIAMS等。ダンス・フロアを意識したノリの良い曲中心の構成で、ベスト・トラックは、ノリノリなダンス・クラシックのB3.Thighs High。他にもフロア・ナンバーのA1.Let's DanceとA2.Magic、フリー・ソウル・テイストのメロウ・ミディアムA3.I Know、メロウ・グルーヴのA4.Midnight InterludeもGOOD。ダンクラ・フリークなら聴いておくべきでしょう。(09/04/04)

THE ALLMAN BROTHERS BAND/Same(1969)


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ツイン・ギターとツイン・ドラムスの重厚なサウンドが魅力的なサザン・ロックの代名詞的なグループ"THE ALLMAN BROTHERS BAND"が69年にリリースしたデビュー・アルバム。このアルバムで一番好きな曲というか部分は1.Don't Want You No Moreの30秒から1分までの30秒間なんです。この30秒間は、前後の曲調と全く異なっていて超グルーヴィー!ジャズ・ファンク等のレア・グルーヴ好きが反応するようなタイプじゃないかな。30秒しかないんで自分は、ループして勝手にリミックスして聴いてますね。他には疾走感溢れる3.Black Hearted Woman、攻撃的でファンキーな5.Every Hungry Woman、ブルージーな7.Whipping PostもGOOD。サザン・ロックといってもカントリーっぽさはほとんどしないので、70年代FUNK好きにもぜひ聴いてもらいたいです。(09/04/02)

THE ROBERT CRAY BAND


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THE ROBERT CRAY BAND/Live From Across The Pond(2006)


ベテラン・ブルース・シンガー(ギタリスト)のROBERT CRAYが06年にリリースしたライブ・アルバム。ブルースはほとんど聴かないですが、知り合いに薦められて聴いてみると、イメージしていたものと違って、結構ファンキーで気に入ってしまいました。ストレートなブルース・ナンバーは肌が合わないが、DISC1のファンキーな1.Phone Booth、少しレゲエからの影響を感じさせる郷愁感漂う2.Poor Johnny、夕暮れ系の4.Right Next Door(Because Of Me)、DISC2の土臭くてファンキーな5.Back Door Slamは意外にカッコ良くて気に入りました。こんな感じのブルースだともっと聴いてみたいですね。(09/03/31)