EDGAR WINTER/The Edgar Winter Album(1979)
70年代のロック界を代表するバンド"EDGAR WINTER GROUP"のリーダーでブルース・ギタリストJOHNNY WINTERの弟EDGAR WINTERが79年にリリースしたソロ・アルバム。プロデューサーにあのTOM MOULTONを招いてディスコに挑戦したアルバムで、当時賛否両論あったみたいです。確かに他のアルバムに比べてかなり異質な感じはしますが、これはこれでOKで、スペーシーなイントロが耳を惹くミュンヘン・ディスコっぽい2.Above And Behind、BPM早めの完璧なディスコ・ナンバー5.Please Don't Stop、小気味良いメロウ・グルーヴ8.It Took Your Love To Bring Me Out等が聴きどころ。ROCKフリークにはオススメできないが、ディスコ好きなら聴く価値はあると思います。(09/02/21)
HERBIE HANCOCK/Magic Windows(1981)
HERBIE HANCOCKが81年にリリースしたアルバム。ギターにRAY PARKER JR.、WAH WAH WATSON、ベースにブラジョンのLOUIS JOHNSON、ドラムにJOHN ROBINSON、JAMES GADSON、ALPHONSE MOUZON等参加ミュージシャンもかなり豪華。かなりファンク寄りなアルバムで、あのSYLVESTERが"地声"で歌ったヘビー・ファンクの1.Magic Number(ベスト・トラック!)、メロウな陽だまり系ナンバーの2.Tonight's the Night、少し泥臭いファンキー・トラック上でGAVIN CHRISTOPHERが歌う3.Everybody's Broke、これもGAVINが歌うノリノリなファンク4.Help Yourself、少しアフロチックなファンキー・チューン6.Twilight Cloneと好曲揃い。従来のJAZZファンからは、不評みたいですが、ファンク好きなら押さえるべきアルバムでしょう。(09/02/16)
DIANA ROSS/Diana(1980)
DIANA ROSSが80年にリリースしたアルバム。プロデュースは、CHICのNILE RODGERSとBERNARD EDWARDS。勢いのあったCHIC全面プロデュースということで人気のあるアルバムで、特にBIGGIEもネタにした4.I'm Coming Outがベスト・トラック!イントロのカッティング・ギターから最高で、ほんとこれ以上のものがあるの!?ってくらい最高にゴキゲンなダンス・ナンバー!これ以外にも腰にグッとくる大ヒットした1.Upside Down、もろCHICサウンドって感じな2.Tenderness、明るく楽しい5.Have Some Fun(Again)、ネタとしても有名な哀愁ナンバー7.Now That You're Gone等好曲揃い。ダンス・クラシック好きなら基本といえるアルバム。(09/02/14)
BECK, BOGERT &APPICE/Same(1973)
JEFF BECKとVANILLA FUDGEのTIM BOGERTとCARMINE APPICEのスーパー・トリオによる唯一のスタジオ・アルバム。このアルバムだと何といってもSTEVIE WONDERでお馴染みの4.Superstition(迷信)に尽きますね。STEVIEとは異なるロック寄りの感じで、これはこれでかなりカッコイイ!(当時この曲をめぐってSTEVIE側と色々あったみたいですが) 他にもファンキー・ロックの1.Black Cat Moan、CURTIS MAYFIELDのカバーの9.I'm So ProudもGOOD。R&B好きにもSuperstitionはぜひ聴いて欲しいですね。(09/02/13)
KIDDO/Same(1983)
P-FUNKのギタリストMICHAEL HAMPTONがメンバーのファンク・バンド"KIDDO"が83年にリリースしたアルバム。プロデュースは、REGGIE ANDREWSとLEON NDUGU CHANCLER。軽めのファンク中心ながら、結構聴かせてくれ、特にA1.Tired Of LookingからA2.What I See, I Likeとなだれ込むエレクトロ・ファンク、ZAPP、ROGERを意識したファンクA3.Try My Loving(Gimme Just Enough)、甘~いスロウA4.Thinking About Your Charm、DAZZ BANDっぽいB2.StrangersがGOOD。ファンク好きは聴いて損はないでしょう。(09/02/12)
TWENNYNINE Featuring LENNY WHITE/Best Of Friends
MILES DAVISのアルバムやCHIC KOREAのRETURN TO FOREVERでの活躍で知られるドラマー"LENNY WHITE"が結成したグループ"TWENNYNINE"が79年にリリースしたアルバム。メンバーは、ドラムにLENNY WHITE、ギターにNICK MOROCH、キーボード、ギターにDENZIL MILLER、ギターにEDDIE MARTINEZ(RUN D.M.C.のRock Box等でギターを弾いていた人)、ピアノ、オルガンにDONALD BLACKMAN。ノリノリからメロウ、スロウとかなり充実した内容で驚かされます。ノリノリなダンス・クラシック1.Citi Dancin'、ノリの良いファンキー・ナンバー2.Take Or Leave Me、都会的なライト・メロウ3.Best Of Friends、シングル・ヒットした中盤のブレイクがヤバいファンク4.Peanut Butter、心地良いメロウ・グルーヴ5.Betta、スウィートなスロウ6.Morning Sunrise等ほとんど捨て曲なし。ダンス・クラシック好きはもちろんR&B好きもぜひ聴いて欲しいアルバムの一つ。(09/02/11)
FINIS HENDERSON/Finis(1983)
83年にMOTOWNからリリースされたFINIS HENDERSONのアルバム。プロデュースが、E.W&FのAL McKAY、参加ミュージシャンはTOTOのメンバーを含む超一流揃いということで、AOR好きに特に人気がありますが、ダンス・クラシック好きにもSkip To My Louは定番となっています。R&Bっぽさがあまりなく、AOR寄りなんで個人的には、微妙な感じでしたが、1.Skip To My Louは超ノリノリでゴキゲンなトラックにFINISの艶やかで伸びのある歌声がマッチしていてノックアウト!NITEFLYTEのSANDY TORANO作のアダルトなメロウ・グルーヴ5.Blame It On The Night、爽快ファンキーな6.Percussion Intro/Call MeもGOOD。ダンクラ好き、AOR好きは聴いておくべきアルバムでしょう。(09/02/10)








