KWICK/To The Point(1981)
70年代はNEWCOMERSとして活動していたKWICKが81年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、BAR-KAYSのALLEN A.JONESとWINSTON STEWART。JACKSON 5/Shake Your BodyにそっくりなA1.Shake Till Your Body Break(この辺はBAR-KAYSお得意のモノマネ路線か)、BAR-KAYSノリなファンク・ナンバーA2.Split Decision、ハートウォーミングなミディアムA3.You're The Star Of My Show、ナイス・テンポのライト・ファンクA4.Nightlife、ノリノリなダンス・クラシックB1.You're The Kind Of Girl I Like、しっとりとしたスロウB2.We're Saying Goodbye Againとノリノリからスロウまでバラエティに富む快作!ぜひともCD化してほしいアルバムの一つ!(09/01/31)
NILE RODGERS
NILE RODGERS/Adventures In The Land Of The Good Groove(1983)
CHICのNILE RODGERSが83年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。ソロとはいっても盟友BERNARD EDWARDSとTONY THOMPSONがベースとドラムで参加。過小評価されがちなNILEのソロ作ではありますが、これがなかなかの力作で、特にダンス・クラシックのA2.Yum-Yum、疾走感あふれるファンクA4.Get Her Crazy、イントロのメロウなギターでノックアウトされるメロウ・グルーヴ・トラックにNILEの囁くような歌がマッチしたB1.It's All In Your Hands、CHICファンクって感じのB2.Rock Bottom、切ないミディアム・トラック上でLABELLEのSARAH DASHとデュエットするB3.My Love Song For Youがお気に入り。最近CD化されたみたいなので、CHIC好きのみならずダンクラ好きはぜひチェックして下さい!(09/01/31)
BROTHER TO BROTHER/Monster Jam(1981)
70年代中期から活動するグループ"BROTHER TO BROTHER"が81年にSUGAR HILL RECORDSからリリースした12インチ・シングル。収録曲は、A面にMonster Jam(I Want To Funk With You)、B面にLet Me Be For Real。Monster JamはMAURICE STARRとLARRY JOHNSONのプロデュースで、厚みのあるビートにどこかほのぼのしたメロディが印象的なファンク。Let Me Be For Realはフリーソウル・シーンで受け入れられそうな感じのミディアム。決して傑作とは言えないが、忘れることのできないシングルです。(09/01/31)
TROUBLE FUNK/Early Singles(1997)
ROLLINS BANDのボーカリストHENRY ROLLINSの再発専門レーベルINFINITE ZEROからリリースされたWASHINGTON D.C."GO-GO"musicの大御所TROUBLE FUNKのレアな初期シングル・コンピ。HENRY ROLLINSが相当なGO-GO好きとは聞いていたのですが、これは相当なマニアですね(笑) 初期のTROUBLE FUNKに悪い曲があるわけなく、汗がほとばしる、濃厚な音楽を聴かせてくれます!特にどこかクールなインスト・ファンク2.E-Flat Boogie、ノリのよい3.Hollyrock、ご機嫌なラテン風味のGO-GO5.Latin Funk、重量級ファンクの6.Get Down With Your Get Down、KRAFTWERK/Trans-Europe ExpressをGO-GOでアレンジした7.Trouble Funk Expressがオススメ!今こそ彼らに再評価を!(09/01/29)
TOMMY BOLIN/Private Eyes(1976)
BILLY COBHAMの名作『Spectrum』やJAMES GANG、DEEP PURPLEでギタリストとして活躍したTOMMY BOLINが76年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、TOMMY自身とDENNIS MACKAY。R&Bフィーリング溢れる好盤で、特にファンキーな1.Bustin' out for Rosey、泥臭くてファンキーな4.Shake the Devil、優しげなギターがナイスなフリーソウル風味の5.Gypsy Soul、ドラムでCAMINE APPICEが参加したフリーソウル好きもきっと気に入るであろうフォーキーなグルーヴィー・ナンバー6.Someday Will Bring Our Love Homeがお気に入り。ぜひ聴いてもらいたいアルバムの一つです。(09/01/29)
ORAN"JUICE"JONES/Same(1986)
ORAN"JUICE"JONESが86年にDEF JAMからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、VINCENT F.BELLとRUSSELL SIMMONS(1曲のみKURTIS BLOW)。ORAN"JUICE"JONESといえばやはりA1.The Rainしかないでしょう!高校のときに初めてこの曲聴いた時はかなり衝撃受けましたね~。なにかちょっと大人になったような気がしたもんです。他にもスイートなスロウA3.Here I Go Again、ソリッドな打ち込みビートがイカしたファンキー・チューンA4.Curiosity、ミディアム・メロウのB2.Love Will Find A Way、フロア向けのノリノリなB4.1.2.1.、切ないスロウB5.Two Facesがお気に入り。R&B好きなら聴いておくべきアルバムの一つ。(09/01/28)
CHASE/Same(1971)
JAZZのビッグバンドでキャリアを積んだBILL CHASE率いるブラス・ロック・バンド"CHASE"が71年にリリースしたデビュー・アルバム。4本のトランペットのエキサイティングなサウンドが持ち味のグループで、特に疾走感溢れる1.Open Up Wide、ファンキーな2.Livin' in Heat、勢いのある3.Hello Groceries、大ヒットした5.Get It On(邦題『黒い炎』)がお気に入り。14分超の組曲もあるんですが、これはイマイチ気に入らなかったです。CHICAGOといいBLOOD, SWEAT & TEARSといい、ブラス・ロックは、やっぱり最高だね!ロックのみならず、ファンク好きにもぜひ聴いてもらいたいアルバムの一つ。(09/01/27)
AC/DC/Back in Black(1980)
オーストラリアの王道ハードロックバンド"AC/DC"が80年にリリースした6thアルバム。ボーカルのBON SCOTTの死をのり越えて制作したアルバムで、全世界で4000万枚以上も売れたとのこと。早めの曲は、全く好みではないが、BEASTIE BOYS等がネタ使いしていたタイトル曲のカッコ良さといったら!こんな曲聴かされたら燃えるぜ、ホント。他にもBON SCOTTを追悼するような鐘の音が印象的な1.Hells Bells、ミドルテンポの5.Let Me Put My Love Into Youと10.Rock And Roll Ain't Noise Pollutionがお気に入り。ストレートなロックサウンドを聴きたければ、ぜひチェックして下さい。(09/01/26)
A TASTE OF HONEY/Another taste(1979)
ギターのHAZEL PAYNEとベースのJANICE JOHNSONの女性デュオA TASTE OF HONEYが79年にリリースした2ndアルバム。Rescue meのダンス・クラシックで有名ですが、ぜひ聴いて欲しいのは、A4.I love youです。FREE SOULシーンでも人気のこの曲は、ホント全てが最高です!静かなイントロから一転して明るいギターが入るところなんていつ聴いても胸を躍らせますね。自分の結婚披露宴にも使ったくらい大好きな曲です。他にもナイス・ディスコのA1.Do it goodやナゴミ系のB2.Let's beginもあるんですが、I love youだけで十分ですね。全ての方に聴いて欲しいアルバムです!(09/01/24)









