THE BROTHERS JOHNSON/Light Up The Night(1980)
THE BROTHERS JOHNSONが80年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、もちろんQUINCY JONES。HEATWAVEのROD TEMPERTONも曲作りに参加しています。大ヒットしたダンス・クラシックの1.Stomp!をはじめ、軽快なタイトル曲2.Light Up The Night、ファンキーな3.You Make Me Wanna Wiggle、MICHAEL JACKSONが参加したアップテンポでノリノリな5.This Had To Be、チョッパー・ベースを活かしたノリの良いインスト・ファンキー9.Celebration等かなり充実した内容で、2nd、3rdよりはるかに聴き応えあります。ダンス・クラシック好きなら押えるべきアルバムでしょう。(09/01/23)
THE BROTHERS JOHNSON/Blam!!(1978)
THE BROTHERS JOHNSONが78年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、QUINCY JONESで、参加ミュージシャンもDAVID FOSTER、STEVE PORCARO、RICHARD TEE、LARRY CARLTON等前作に引き続き腕利き揃い。前作よりかなりソフトになった印象を受けますが、イントロの「Yeah ah ha」のフレーズから惹き込まれる大ネタ・ファンク1.Ain't We Funkin' Now、チョッパーベース炸裂のファンキー・チューン6.Mista Cool、ホーンが効いたノリノリ・ファンク8.Streetwaveあたりは流石の出来。ファンク好きは聴いておくべきアルバムでしょう。(09/01/23)
THE BROTHERS JOHNSON/Right On Time(1977)
GEORGE&LOUIS JOHNSONのTHE BROTHERS JOHNSONが77年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、QUINCY JONESで、参加ミュージシャンもHARVEY MASON、DAVE GRUSIN、TOWER OF POWER等の腕利き揃い。このアルバムの白眉はなんといってもSHUGGIE OTISのカバーで、数々の曲にネタ使いされたメロウ・クラシックの5.Strawberry Letter 23でしょう!オリジナルも良いですが、彼等のバージョンがベスト!他にもイントロがネタ使いされるTOWER OF POWERのホーンも効果的なメロウ・ミディアム1.Runnin' For Your Lovin'、メロウなイントロから一転してファンキーになるインスト3."Q"、DAVE GRUSINのキーボードが効果的なインスト・ファンキー6.Brother ManもGOOD。ネタ好き、ファンク好きは聴くべきアルバムでしょう。(09/01/23)
PRINCE/Same(1979)
PRINCEが79年にリリースした2ndアルバム。CHAKA KHANの大ヒット曲Feel For Youの原曲8.I Feel For Youが収録されていることで有名ですが、それだけに終わらない快作で、ヒットしたメロウ・グルーヴの1.I Wanna Be Your Lover、アップテンポでロッキッシュな2.Why You Wanna Treat Me So Bad?、ファンキーな3.Sexy Dancer、静けさ漂う雰囲気で心に染み込むミディアム4.When We're Dancing Close And Slow等聴き逃せない名曲揃い。PRINCEだからって軽視しないで、聴いてもらいたいアルバム!(09/01/22)
DAVID SANBORN/Close-Up(1988)
サックス奏者のDAVID SANBORNが88年にリリースしたアルバム。プロデュースは、MARCUS MILLER。ギターでNILE RODGERSが参加したファンク・チューン1.Slamがピカ一! 正直。SANBORNのプレイに感じるのは少ないが、この曲のプレイはかなりカッコイイですね。他にはワシントンGO-GOのE.U.のドラマーWILLIAM JUJU HOUSEを迎えたGO-GOビートに透明感溢れるキーボードが心地良いメロウ・グルーヴ6.Pyramid、STYLISTICS等で有名な名曲You Are Everythingのカバー9.You Are Everythingも聴きどころ。全体的には微妙だが、この3曲は聴いて損はないでしょう。(09/01/22)
RORY GALLAGHER/Caling Card(1976)
今は亡きアイルランドのギタリスト"RORY GALLAGHER"が76年にリリースしたアルバム。プロデュースは、DEEP PURPLEのROGER GLOVER。ミュージシャンは、キーボードにLOU MARTIN、ベースにGERRY McAVOY、ドラムにROD De'ATH。RORYのギターを中心としたシンプルで骨太なロックを聴かせるアルバムで昔からのお気に入りです。特にファンキーなロック・サウンドにノックアウトされる1.Do You Read Me、DEEP PURPLE調の疾走感あふれるロック3.Moonchild、ピアノが効いたジャジーなファンキー・ナンバー7.Jackknife Beatの3曲はマジで最高!特に1.Do You Read Meと7.Jackknife Beatはイントロにドラム・ブレイクがあるんですが、このドラム使った曲は聴いたことないですね。(The Breaks Comでも該当なし) 70年代ロック好きはもちろんファンク好き、ビート・メイカーにも聴いて欲しいアルバムの一つ。(09/01/22)
ASHRA/New Age Of Earth(1977)
ドイツの偉大なギタリスト"MANUEL GOTTSCHING"率いるジャーマン・プログレ・バンド"ASHRA"(これ以前はASH RA TEMPEL)が77年にリリースしたアルバム。グループ名義だが、実質的にGOTTSCHINGのソロ・アルバムで、全世界に影響を与えた名盤中の名盤。GOTTSCHING自体は89年頃、ハウスにはまっていた時期に84年の名盤『E2-E4』を聴いていて知っていたんですが、このアルバムの存在は知らなく、数年後、このアルバムを聴いてみてビックリ!77年にこれほどまでにミニマルで幻想的な音を作り上げているとは!発表された年代が年代だけに『E2-E4』よりかなり衝撃的でした。幻想的な音のシャワーといった感じの夢見心地な1.Sunrain、UFOが出てきそうな感じの妖しげな2.Ocean Of Tenderness、大空に羽ばたく鳥をイメージさせる3.Deep Distance、無人島で晴れた星空を眺めながら聴くと別世界にトリップしそうな4.Nightdust。万人に受け入れられるものでは全くないが、70年代に生まれた奇跡の一つとして絶対に聴くべきアルバム。(09/01/17)
ROBERTA FLACK Featuring DONNY HATHAWAY(1979)
ROBERTA FLACKが79年にリリースしたアルバム。DONNY HATHAWAYとの2枚目のデュエット・アルバムということだったが、レコーディング中にDONNY HATHAWAYが自殺してしまったことからフィーチャリングという形でリリースしたということです。プロデュースはROBERTA FLACKとERIC MERCURY、バックVo.にはLUTHER VANDROSSやGWEN GUTHRIEも参加。このアルバムといえばなんといってもMTUMEとREGGIE LUCAS作の6.Back Together Againでしょう!BIZ MARKIE/Spring Againを初めて聴いたときから、ずーっと"このネタは何だろう?"って思っていたが、数年後にROBERTA FLACKの曲だと知った時にはちょっと驚きました。ROBERTA FLACKっていうと「優しく歌って」みたいな全然面白くない曲ばかり歌っていると思っていたから。とにかくイントロのホーンからヤラれるし、DONNYの歌声にもシビれるね。この曲が凄すぎて他はほんとどうでもいいですが、STEVIE WONDER作の3.You Are My Heavenと5.Don't Make Me Wait Too Longもファンキーな好曲。ダンス・クラシック好きなら聴いて当たり前のアルバム。(09/01/17)
CHICAGO TRANSIT AUTHORITY/Same(1969)
ベテラン・グループCHICAGOが69年にCHICAGO TRANSIT AUTHORITYリリースしたデビュー・アルバム。最初に『V』から聴いて、後追いでこの1stを聴いたんですが、あまりロックっぽくなく、ジャジーでファンキーな曲が多く、目玉のブラスもカッコ良くてかなり好きなアルバムです。特にARCHIE BELL/Tighten Upをフォーキーにした感じの爽快ナンバー3.Beginningsにはマジでヤラれましたね!CHICAGOの中でもSaturday In The Parkに次いで好きな曲です。他にも、これ聴くと元気を与えられる4.Questions 67&68、力強いトラックの5.Listen、イントロのギターでヤラれるファンキーな6.Poem58、疾走感溢れる9.I'm A Man等がお気に入り。オススメできるアルバムです。(09/01/17)






