Who's the Man? (1993)
ANDRE HARRELLのUPTOWN RECORDSから93年にリリースされたコメディ・ムービー『Who's the Man?』のサントラ。THE LAST POETS/When the Revolution Comes、JOHNNY HAMMOND/I'll Be There、ESG/UFOネタのTHE NOTORIOUS B.I.G.のデビュー曲1. Party and Bullshit/BIG(THE NOTORIOUS B.I.G.)、ヒップホップ度数高めのR&B2. Let's Go Through the Motions/JODECI、MOUNTAIN/Long Red、BOB JAMES/Nautilus、KOOL&THE GANG/Summer MadnessネタでいつもどおりのPETE ROCKスタイルの3. What's Next on the Menu?/PETE ROCK & CL SMOOTH、JAMES BROWN/ Papa Don't Take No Mess、LOU DONALDSON/ Ode to Billie Joe使いのヒップホップR&B4. You Don't Have to Worry/MARY J. BLIGE、SKULL SNAPS/ It's a New Day、GEORGE CLINTON/ Last Danceネタのドス黒いファンク5. Hittin' Switches/ERICK SERMON、GENE RUSSELL/Get Down、KAY GEES/ Who's the Man (with the Master Plan)使いのもろCYPRESS HILLモードの7. Who's the Man?/HOUSE OF PAIN、伊達男によるストレートNYって感じのファンキーな9. Pimp or Die/FATHER MC、LEE DORSEY/Get Out of My Life, Woman、MOHAWKS/The Champ、REGGIE STEPPER/Kimbo Kingネタの楽しげな10. Hello, It's Me/SPARK 950 AND TIMBO KING、JOHN COLTRANE/ Syeeda's Song Flute使いのファンキーな11. Ease Up/3RD EYE AND GROUP HOMEがGOOD。UPTOWNの当時の勢いを感じることができるかな。(2013/07/18)
CLARENCE REID/Running Water (1973)
マイアミのR&Bシンガーでド助平ラッパー"BLOWFLY"として有名なCLARENCE REIDが73年にリリースしたアルバム。プロデュースは、STEVE ALAIMOとWILLIE CLARKE。ギターにWILLIE"BEAVER"HALEも参加。ニューソウルの名盤として人気が高いとのことで、確かに充実した内容ですね。ニューソウル・フレイヴァ溢れてグルーヴィーな1.Living Together Is Keeping Us Apart、温もりのある2.New York City、ISAAC HAYESっぽいファンキー・チューン3.If It Was Good Enough For Daddy、シリアス・モードで緊張感のある6.The Truth、まるでJACKSON 5なポップ・ソウル7.Ruby、グルーヴィーな8.Love Who You Canが特に好きですね。評判に偽りなしの好盤ですね。(2013/07/15)
FATHER MC/Father's Day (1990)
FATHER MCが90年にリリースしたデビュー・アルバム。UPTOWN RECORDS所属でPUFF DADDYがお目付け役。プロデュースはMARK C. ROONEY、MARK MORALES、HOWIE TEE等。かなりナンパなラッパーで、おまけに糞みたいなニュージャックスイングを大々的に取り入れているんで、全く興味を持てなかったが、ブックオフで1stと2ndが105円で売られていたので、意を決して購入。予想通りほとんど駄曲だったけど、CHERYL LYNN/Got to Be Realをまんま使い、デビュー前のMARY J. BLIGEがコーラスで参加した1. I'll Do 4 U、JAMES BROWN/Funky Drummerネタの大味なファンキー・チューン7. Ain't It Funky、HOWIE TEEらしいオールドなネタ使いのファンキーな8. Father's Dayの3曲は良かったね。(2013/07/14)
OHIO PLAYERS/Ecstacy (1973)
偉大なファンク・バンドOHIO PLAYERSがWESTBOUNDから73年にリリースした4thアルバム。75年のレアなアルバム『Rattlesnake』からも4曲を収録。前作『Pleasure』には及ばないけど粒揃いで、軽快でファンキーな1. Ecstasy、ファンキーなインスト3. Not So Sad and Lonely、ネタ使いされる鬼渋いファンキー・チューン4. (I Wanna Know) Do You Feel It?、軽快なホーンにグッとくる5. Black Cat、どこかナスティな感じもするグルーヴィーなファンキー・チューン8. Sleep Talk、泥臭さも感じるファンキーな10. Short Change、『Rattlesnake』からノイジーなギターが耳を惹く11. Rattlesnake、イントロのカッティング・ギターがJBの曲を彷彿させる12. Hustle Bird、イントロのドラム・ブレイクだけで耳を持っていかれるファンキー・チューン14. She Locked It、初期のKOOL&THE GANGっぽいファンキーさを感じる未発表インスト曲15. Trans-Maximusがお気に入り。目玉となる曲がない気もするけど、充実作には間違いないですね。(2013/07/12)
CHEW/See The Light (1983)
数々のクラシックでキーボードを担当していたRAY CHEW率いるCHEWが83年にリリースした唯一のアルバム。メンバーは、天才ドラマーYOGI HORTON、ボーカルに紅一点SANDY BARBRA等。ガイド本で気になっていて、中古屋で安価で購入。想像以上に良い出来で、大満足。チャイニーズ風にイントロから打って変わって重心の低いファンクを聴かせる1. Chew (Theme)から惹き込まれ、都会的な中にもアーシーさが見え隠れするファンク2. Good Good (Feel Alright)、アーバンなダンス・ナンバー3. I Like It、小気味良くファンキーな4. Gimme Something、もろNYって感じの極上アーバン・ダンサー7. Tell Me You Love Me、郷愁感溢れるミディアム・グルーヴ8. See The Light、アルバム中一番ファンクを感じる9. Yummi Yumがお気に入り。女性ボーカルが弱いって言われているけど、別に気にならないかな。80年代のNYサウンド好きなら聴くべきでしょう。(2013/07/09)
DOGG POUND POSSE/Dogg E Style (1993)
CHEEZE DOGG、CHILLY DOGG、E-DOGGからなるDOGG POUND POSSEが93年にIN A MINUTE RECORDSからリリースしたアルバム。もちろん"あの"DOGG POUND"とは関係なし。B級感満点なアルバムだけど、どこか憎めないよな~。80'sネタのノリノリな1. Alias、GIL SCOTT HERON/Angel Dustネタの郷愁感漂う2. Angel Dust、KURTIS BLOW/The Breaks、GEORGE CLINTON/Atomic Dog等を使った能天気ベイ・ファンク3. Ride Me Like a Pony、ブレイクビーツ使いのファンキーな4. Life I Chose、80'sネタのスウィートな80'sメロウ・トラックにDARRYL DE BARGEをフィーチャーした7. How You Like It、ミネアポリス・ファンクって感じのノリノリな10. Signed Confession、GRANDMASTER FLASH/The Message使いの11. Let That Go、GWEN McCRAE/All This Love That I'm Givingネタのアップテンポの12. Peep The Gameを良く聴いていたな。チープなんだけど、捨てがたい魅力はあるかな。(2013/07/08)
STYLE/In Tone We Trust (1990)
TONY TONEとDJ MICK NICEのコンビSTYLEが90年にSELECT RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、KING SUN、TWIN HYPE等で名を上げたTHE HOLLYWOOD IMPACT。THE HOLLYWOOD IMPACTが手掛けた骨太のトラックもさることながら、TONY TONEの切れの良いラップがイカした快作!
A1.What A Brother Know
グラウンドビートを100倍重たくしたようなビートにKOOL&THE GANG/Life Is What You Make Itネタを合わせたSTYLEのデビュー・シングル。とにかくビートが重くてカッコイイね。
A2.Hiphop Blues
たぶんネタ使いと思われるブルース臭溢れるトラックにTONY TONEのリラックスしたラッピンがナイス。でも、このネタなんだろう?
A3.Set The Mood
ヒップハウス調のトラックなんで今聴くには辛いね。
A4.The Assassinator
イントロにKING SUNをフィーチャーしたミステリアスかつドープな逸曲!JACKSON 5/It's Great To Be Hereを使ってこの雰囲気は凄いね。
A5.Who Do You Love?
うーん、R&Bを狙ったかと思うけど、だめだねこりゃ…
B1.Release Your Body
JOHHNY HAMOND/Shifting Gear、SYL JOHNSON/Different Strokes使いのファンキーな一発。
B2.Pray For Death
HERBIE HANCOCK/Watermelon Manネタのダーク・ナンバー。すげードープで好きだね。
B3.How You Livin'
JOHNNY HAMMOND/Shifting Gearネタのファンキーな佳曲。
B4.Victim To The Vinyl
MARVA WHITNEY/It's My ThingとJAMES BROWN/Funky Drummer使いのハードエッジなナンバー。
B5.Loverboy
少し暗いけどR&Bテイストの好曲。A5.よりははるかに良いね。
CDは結構高値で取引されているみたいなんで、シングルのリミックスも収録して再発して欲しいですね。
シングルもついでに。
STYLE/What A Brother Know (12')(1990)
TONY TONEとDJ MICK NICEのコンビSTYLEが90年にSELECT RECORDSからリリースしたアルバム『In Tone We Trust』からの先行シングル。プロデュースは、THE HOLLYWOOD IMPACT。
収録曲は、「What A Brother Know」のみ。
グラウンドビートを100倍重たくしたようなビートにKOOL&THE GANG/Life Is What You Make Itネタを合わせたヘビーな曲。とにかくビートが重くてカッコイイね。
STYLE/The Assassinator (12')(1990)
TONY TONEとDJ MICK NICEのコンビSTYLEが90年にSELECT RECORDSからリリースしたアルバム『In Tone We Trust』からの2ndシングル。プロデュースは、THE HOLLYWOOD IMPACT。
A1. The Assassinator (Paralyzing Mix)
イントロにKING SUNをフィーチャーしたミステリアスかつドープな逸曲!JACKSON 5/It's Great To Be Hereを使ってこの雰囲気は凄いね。LP収録バージョン。
B1. The Assassinator (Killer Mix)
オリジナルより軽くなったけど、疾走感があって十分ファンキー。
(2013/07/07)
LONNIE SMITH/Think ! (1968)
オルガン奏者のLONNIE SMITH(LONNIE LISTON SMITHとは別人です。念のため。)が68年にBLUE NOTEからリリースしたアルバム。参加メンバーは、LEE MORGAN(トランペット)、MELVIN SPARKS(ギター)等。とてもグルーヴィーな演奏を聴かせる好盤で、特にHUGH MASEKELAのカバーで、11分にも及ぶ極上のジャズ・ファンク1. Son Of Ice Bag、ラテン・フレイヴァのグルーヴィー・チューン2. The Call Of The Wild、ARETHA FRANKLINのカバーでソウルフルかつファンキーな3. Thinkがお気に入り。やっぱりオルガンって魅力的だな~。こういったものはどんどん聴いていきたいね。(2013/07/06)


