LYNYRD SKYNYRD/Second Helping (1974)
THE ALLMAN BROTHERS BANDと並ぶサザン・ロックの雄"LYNYRD SKYNYRD"が74年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、1stと同じくAL KOOPER。NEIL YOUNGが南部を強烈に批判した「Southern Man」のアンサーソングとして有名な1. Sweet Home Alabamaだよねやっぱり。南部風情溢れるカッコ良いロックだね。GETO BOYS/Gangster Of Loveのネタにも使われているね。郷愁たっぷりの泣きのギターが染み渡る2. I Need You、痛快なロック・ナンバー4. Workin' For MCA、疾走感溢れるロック7. The Needle & The Spoon、ボーナス・トラックで郷愁感溢れてアーシーな10. Was I Right Or Wrong (Demo)もGOOD。1stの次に好きなアルバムかな。(2013/08/04)
FREDDIE JACKSON/Rock Me Tonight (1985)
大御所シンガーFREDDIE JACKSONが85年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、BARRY EASTMONDやPAUL LAURENCE等の信頼のHUSHプロダクション。この質感はまさに"ブラコン"。"ブラコン"とは何か?って聞かれた時にはこのアルバムを聴かせると良いでしょう。アーバンなダンス・ナンバー1. He'll Never Love You (Like I Do)から耳を鷲掴み。切ないイントロから涙するスロウ2. Love Is Just A Touch Away、クリスタルな雰囲気のダンス・ナンバー3. I Wanna Say I Love You、80年代特有のチャカポコ感が心を和ませるスロウ4. You Are My Lady、最初のヒット曲で代表曲にもなっているハートウォーミングなミディアム5. Rock Me Tonight (For Old Times Sake)、優しげなメロディのアップ6. Sing A Song Of Love、グルーヴィーなメロウ・ミディアム7. Callingがお気に入り。FREDDIEのセクシーなボーカルに都会的なトラックがマッチした傑作だね。(2013/08/03)
MJG/Pimp Tight (2008)
メンフィスの大御所"8BALL & MJG"のMJGが08年にREAL TALK ENT.からリリースしたソロ・アルバム。プロデュースは、BIG HOLLIS、COSMO、VINCE V.、PREACH。気合の入ったイントロ1.Ya'll Ain't Readyから一気に聴かせてくれます。絶妙なチキチキ具合の南部フレイヴァ溢れるアーシーな2.Pimp Tight、グルーヴィーなトラックに相棒8BALLをフィーチャーした3.Get Yo A** Up、少し重苦しい5.Get You H*e、1.と同じトラックにスクリュー声をフィーチャーした8.At Last、哀愁溢れるピアノが耳を惹く9.My Life, This Life、男性コーラスも雰囲気を引き立てる郷愁メロウ11.I TriedがGOOD。やっぱりベテランだけに安定したものがありますね~。(2013/07/30)
CON FUNK SHUN/Touch (1980)
「Too Tight」や「Ffun」のヒットで有名なファンク/R&Bバンド"CON FUNK SHUN"が80年にリリースした8thアルバム。このアルバムは学生時代にLPで購入して聴きまくりましたね~。やっぱ1.Too Tightに尽きる!この瑞々しさは一体なに !?って感じで、最初聴いたとき衝撃を受けましたね。エバーグリーンなダンス・クラシック。これ以外でも活きの良いファンク2.Lady's Wild、疾走感溢れてファンキーな4.Pride And Glory、自然と体が動くダンス・ナンバー5.Kidnapped、チョッパー・ベースが効いた活きの良いファンク7.Touch、フュージョンぽいライト・ファンク9.Play Widit、2.Lady's Wildの12インチバージョンの10.Lady's Wildと好曲揃い。やっぱこのアルバム最高だわ。彼等を代表するアルバムじゃないかな。(2013/07/29)
WAR/Why Can't We Be Friends ? (1975)
ラテン・ファンク・バンドのWARが75年にリリースしたアルバム。プロデュースはJERRY GOLDSTEIN。WARほど不思議なグループはないですね。白人のLEE OSCARもいるものの、ほぼ黒人中心の構成なんだけど、やっている音楽はかなりラテン色濃く、最初聴いた時は戸惑いましたね。正直、それほど熱心なファンではないにもかかわらず、気がつくとLPをほとんど購入しているあたり、何か不思議な魅力にハマっていたのかもしれないですね。このアルバムだと定番ラテン・ファンキーの7.Low Riderが有名だけど、個人的にはICE-Tも使ったホーンとパーカッションが聴いたラップ的な要素も感じるファンク3.Heartbeatが最高!他にも美しく心落ち着かせるスロウ2.Lotus Blossomも大好きですね。(2013/07/27)
DEF JEF/Just A Poet With Soul (1989)
プロデューサーとしても活躍しているDEF JEFが89年にDELICIOUS VINYL RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、DEF JEF、THE DUST BROTHERS、MICHAEL ROSS。ダンサーに人気(らしい)ETTA JAMESをフィーチャーしたSOUL SEARCHERS/Blow Your Whistle使いのノリノリな1. Droppin' Rhymes On Drums、GAZ/Sing Sing、JAMES BROWN/Get Up, Get Into It, Get Involved、CHERYL LYNN/Got to Be Realネタのファンキーな3. On The Real Tip、JAMES BROWN/Give It Up Or Turnit a Looseとヒップホップ国家「Apache」を合わせた豪快ファンキーな4. Poet With Soul、ESG/UFO、FRED WESLEY/A Blow For Me, a Toot To You、MELVIN BLISS/Synthetic Substitution、STEVE MILLER BAND/Fly Like An Eagle、UNCLE LOUIE/I Like Funky Musicの定番を合わせたメッセージ色濃い7. Black To The Future、AVERAGE WHITE BAND/Get It Up For Love、RIPPLE/A Funky Songネタの渋い9. God Made Me Funky、地味ながらタイトなブレイクビーツが効いている10. Downtown、BO DIDDLEY/Hit Or MissとPETER JACQUES BAND/Mighty Fineを巧く合わせたメロウな11. Just A Poetと聴きどころ満載。80年代後期のミドル好きならオススメですね。(2013/07/27)
TROOP/A Lil' Sumpin' Sumpin' (1994)
男性R&BグループTROOPが94年にリリースした4thアルバム。このアルバムではメンバー・チェンジし、さらに3名に減員。一時期はメジャーで人気だったけど、MC HAMMERのレーベルBUST IT RECORDSにマイナー落ち。レーベルがレーベルだけに全然期待していなかったけど、スロウからアップとバラエティに富んだ快作に仕上がってます!心温まるミディアム1. Let's Get Warm、しっとりとしたスロウ2. Break A Dawn、エモーショナルなスロウ3. Poohnany (remix)、アコースティックで、しかもまろやかさも兼ね備えたスロウ4. Blowin' My Mind、しっとり系スロウ6. Get Loose、アコースティック感もでたグルーヴィーな7. Around、ヒップホップビーツのメロウ・グルーヴ8. That's The Way、ZAPPテイストのファンク10. Got Me Goin'、ブリブリ・シンセにメロウなメロディのベイ・ファンク11. Do Meとほぼ全曲最高だね。オリジナルメンバーじゃないから評価が低めだけど、これほど聴かせるアルバムはそう無いと思うけどね。(2013/07/25)
YZ/EP (1991)
YZ.G-ROCKでデビューしたニュージャージーのYZが91年にTUFF CITY RECORDSからリリースしたEP。プロデュースは、YZと盟友TONY D.。1stと2ndの間の繋ぎの一枚だけど、十分カッコイイね。
1. When The Road Is Covered With Snow
TONY D.らしいビートにISAAC HAYES/Joyをただループしただけど、YZのフロウが光るクラシック!
2. Taggin' It Up
1stアルバムのCDオンリーで収録だったファンキーなトラック上でグラフティのことを語った好曲。
3. Thinking Of A Master Plan (Remix Instrumental)
1st収録曲のリミックス・インスト。できればラップを入れて欲しかったね。
4. Mixel Plic (Remix)
これも1stアルバムのCDオンリーで収録だったシンプルなループが光るアップテンポのファンキー・ナンバー。
5. Go YZ
STEELY DAN/Pegを使った短いインタールード。もっと長くてもよかったな~。
6. Crocodile Dundee
1st収録曲Diss Fe Liarのリミックスで重たいファンキー・チューン。
ミドル好きなら聴いておくべきアルバムですね。(2013/07/22)
BLACK C/Still Ruthless (2012)
サンフランシスコのRBL POSSEのメンバーBLACK Cが2012年にリリースしたソロ4作目。プロデュースは、DJ ROC PHELLA、JHETAUM NEIL、HERMANATA、ROME、B.C.、RIZZALINO、BLUNT、TD等。前作『70's Baby』も傑作だったけど、今作もバラエティに富んだ好盤!B-LEGITをフィーチャーしたFONDA RAE/Over Like a Fat Rat使いの渋い2.Visualize Me、SF映画っぽい暗めの5.U Know What It Is(f/MR.WALKER)、SAN QUINNとANDRE NICKATINAが参加した70'sテイストのアーシーな7.How It Is、ブリブリ・シンセ・ベースのベイ・ファンク11.Smell'n Like Kush(f/MOE DA HUSTLA&BEEDA WEEDA)、MAC MALLをフィーチャーしたトークボックス入りの郷愁ファンク13.The Streets Crazy、ROY AYERS/Everybody Loves The Sunshine使いの寂しげな15.Hatin On Me(f/HERMANATA、MESSY MARV&DELITHIA RIDEOUT)、寂しげな16.Cup Of Game(f/RAPPIN 4-TAY&YELLA)、キーボードでTHE ENHANCERが参加した80'sメロウ・グルーヴ(ネタ使い?)の17.Talkin Shit!、おそらく80'sネタのメロウ・グルーヴ19.We Got a Connection(f/LAROO&C.W.)がGOOD。ファン納得の1枚じゃないかな。(2013/07/21)
