ヒト・モノ・アソビ... 人生を楽しく快適にしてくれる素敵なものたち

サイクルと山遊びのオキドキライフスタイルから発信


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ご存知の通り、店主がキャノンデールに在籍していたのは20年以上前。当時はまだ少数派だったアルミロードでしたが、それはそれで評価が高まっていった「発展期」であってフルアルミのフォークは1"1/4インチのベアリングを採用するなど今から考えても「先見の眼」を感じさせるイノベーションを持っていました。そしてとてもマニアックな扱いのフレームに「クリテリウム」と呼ばれたアルミロードフレームがあったのです。クリテリウム、すなわちショートディスタンスのコーナーの多いコースで行われるレース形態です。このフレームはその当時でも「太い!」と目を奪われたスタンダードのロードフレームに対してさらに太いダウンチューブを採用し、当時としては極端に短いチェンステイ(399mm)を採用していました。今にしてみればド太いチューブも短いチェンステイも「当たり前」のロードフレームですが、当時は旋回性と加速性を好む「マニア」には指名で好まれたフレームだったのです。

 
キャノンデールでの仕事から離れ、ショップ店主となってからはアルミフレームの自転車には乗っていませんでした。在職中に十分すぎるほどロード、マウンテンを問わず乗ったという気持ちもありましたし、その優位性をわかったうえでとても他社のアルミフレームに乗るなどという発想至らなかったのです。 乗ったのはチタンフレーム。ちょうどチタンフレームの可能性に、将来性に期待されていた時期だったということも後押しし、従来からのスチール、そして経験したアルミ、の間を埋める「いいとこどり」「理想的な」が当時のチタンのイメージです。実際にはよくも悪くも「スチールとアルミの間位」というのが長所であり、耐久性などを併せて考えればやはり理想的に思えたのです
一方でもう1台のロードはラグで構成されたスチールフレーム。最も歴史が長い従来工法で作られたフレームを当時からの現役ビルダーが健在なうちに、という思いでイタリアの工房にオーダーしたもので、簡単な身長や腕の長さといった最小限のデータだけで「お任せ」した結果が自分で最も好みに落ち着いていたフレーム寸法とほぼ違わぬもので上がってきたときに、膨大な蓄積による経験データに驚かされたのです。 いつまで経っても陳腐化しないスタイルは「一生もの」としてずっと手元に残しておきたいというものです。
 
 
ところでスチールフレ-ムが「柔らかくて身体に優しい」という「定説」には疑問を感じていました。チタンについても及ばずとも近い評価がされていますし、多くの方がそう評価しています。ただ、店主のような体格体重(165㎝55㎏)の場合、柔らかく撓(しな)る感覚は限定的で、「ドカっと座ってフワフワ乗り心地が良い」とは程遠い感覚です。恐らく同じようなあるいはそれ以下の体重の女性にとってはまずそれは絶望的だと思います。フレームが撓って乗り心地を示す以前にタイヤが変形し、サドルのレールが効果的に衝撃をやわらげてくれることのほうが現実的な効果を示してるようです。 ではスチールフレームの特性が一番活きてくるのは・・・ 実感したのは横方向の捩りに対して柔軟に撓って、「返ってくる」という部分です。つまり比較的容易に撓ってくれるも、その変形がロスになるのではなく反力として進む力に活かすことができる、という感覚です。これは体感できれば非常に気持ちの良いものでスチールフレームに対する評価、好む方の多くが認めている感覚です。 ところがこの撓って返ってくる、ためには条件が揃う必要があります。体重や脚力によってフレームを撓らせるような入力があること、そして返ってくる力が反対側の脚の入力にタイミングよく符号するためのギア比、スピード、がうまく合致した時に限られてしまいます。それ以外の回転数、ギヤ比の場合はむしろ撓りがロスに感じられてしまうため、低いギヤ比でクルクル回して登るような際にはむしろ撓らせないようにサドルに座って「ソーっ」と回すに近い感覚で、サドルから腰を上げて漕いでも「効果がないな」というのがスチール/チタンに共通する感覚になっていました。つまり脚力に余裕があるときはリズミカルに気持ちよく進むのですが、脚力を活かせないほどに出力が低下してくると、ギヤ比を軽くしてどっかり座って進むしかない、というわけです。
 
 
ロードのディスク化が浸透していく様子を見ながら、自身のロードバイクのディスク化のタイミングを計っていました。 キャノデールがアルミのCAAD10、あるいは12でディスクモデルを出してきた時に、直観的に「これだ」と感じました。欧州の本格的なロードブランドを除き、ほとんどのメーカーがロードにディスクを採用する際にジオメトリーを変えてしまっていて、すでに「ロード」と呼べない物としてリリースしてきていました。「グラベルロード」という名前をつけられたそれらは形は確かにドロップハンドルの付いたディスクロードに見えなくもないですが、ジオメトリーを見ると長くのばされたチェンステイはただの「ドロップハンドルを付けたディスククロスバイク」に過ぎない内容だったからです。あるいはBBが下げられただけのシクロクロスでしょうか?いずれもチェンステイが420㎜ほどとなってしまったロードとは呼べないモノになってしまっているのです。 ところがキャノンデールのCAAD10/12Discは同社のロードと全く同じジオメトリーながら、ただディスクブレーキを付加しただけ、の正当なディスクロードです。 これしかない!と。
 
 
果たして、20余年ぶりのキャノンデール、アルミロードが完成することになりました。 変速システムとブレーキにはSRAMの無線電動eTAP/油圧ディスク、ホイールは実験的に650Bを装着しています。競技はしませんから速さだけを問う内容にするつもりはなく、様々な状況で長い距離を楽しく走れる、いろいろな使い道があるというのが狙いです。
 

早速、走ってみました。概ね予想どおり、太い重いタイヤのせいで平坦地での加速や登りでの軽快さは仕方がないレベルです。加齢と運動不足による体力の減退も大きく影響しているはずですが、正直「思ったよりも走らない‥」と不安になりました。体力が落ちた上にこのホイール(タイヤ)だ、仕方がない、と思わざるをえませでした…。ところが下りになるとこのアルミロードの評価は豹変します。走り慣れた裏山の、そして有名な信州のワインディングでこれまでにない感覚で気持ちよく下ってくることができるのです。不安の全くない油圧ディスクブレーキに太いタイヤ、という部分が大きいとは思われますが、狙ったラインを恐怖や不安なくすうっとトレースしてくれる感覚はロードバイクのロードバイクらしい感覚です。インプレ記事でよく使われる表現をするなら「安定したフロント周りの剛性」というのでしょうか。ああ、コレが「捩じれ剛性が高い」と評価される部分ね、と容易に感じとることができました。 これは楽しい乗り物です。
ところが相変わらず、登りと平坦地が思ったように走ってくれません・・・ その内、ある「速度域」でなら気持ちよく進んでくれることに気づきました。スチールやチタンで感じていた「脚力に余裕がある間」は「返り」はないものの、踏み込んだ分がロスなく進んでくる感じです。とはいえ余力のある区間は短く、すぐに弱い出力になってくるとスチールやチタンの場合と同様に軽いギアに切り替えて座ってクルクル回すことになりそして「あー思ったより進まないなあ」というところです。 そんな「諦め」に近い現実を身にしみながら走っているとあるとき思ったより進んでくれる挙動に気づきました。スチールやチタンであまりやらないのですが、いわゆる「腰を上げ」て踏み込んでみたところ、スルスルを進んでくれるのです。カッコよく決まれば「ダンシング」という走法でしょうが、そこまでいかなくともペダルに体重+αの入力をすることでパワーのロスを感じることなくスイスイと進んでくれることを実感した次第です。「なんだか進まないなあ」と感じたのはホイールだけのせいだけでは無く、フレーム特性に応じた有効な走り方をしていなかったことによるものと改めて実感したのです。もちろんこれも体力が続かず腰を上げての入力が出来なくなってくると同じ結果になるわけですが、そそれでもなんとか立ち上がって踏んでいく限りは進む感じが続きます。 さらに嬉しいことに脚力に余裕があるときに限ってのことですが、ある程度のハイスピードのコーナーで走り抜けながら緩やかに登り返していくようなシチュエーション。コーナー後半の立ち上がりで腰を上げて加速していくと気持ちよくギューンと登っていきながらコーナーをクリアしていく・・・ とても好きな走りが実現するのです。
 
 
材質による特性の違いはあるものの、ロードバイクに求められる基本性能は材質によって大きく違うものであってははなりません。車体を傾けて大きな入力がされるような加速や登坂の際には捩じれに抗するフォークやホイールをを含めた横方向の剛性が必要です。ハイスピードのコーナーリングでも同様です。一方でサドルに座ってまっすぐ入力する一定のペダリングの際にはパワーロスする部分が少ないため、むしろ剛性を高めずに縦方向の柔軟性を確保する必要があります。そうして考えるとおのずとフレームに求められる剛性を実現する形状が明確になりますが、「横(捩り)剛性が高く、縦方向に柔軟性を持たせた」形状となり、エアロ形状と真逆の形状になるであろうことも容易に想像できます。競技かそうでない場合か、競技であってもどのレベルのものか、スピードの領域によって求められるものも異なってきます。それが自由に設計、(上手くやれば)製造できるのがカーボンフレームの特徴ですが、市場では世界最高峰の競技で真価を発揮するもの、と軽さばかりでレースでは使えない&スピ-ドを楽しめないもの、の2極化に進んでしまっているように思います。もしくはその両方を追ってどっち付かずになってしまった不完全なカーボンフレームが多いように思います。それに対して、長い年月をかけて現在の形が形成されてきたアルミフレームは素材特性の限界を認めつつ、最大限の効果をなし得ているようにも感じるのです。
 
 
20年以上前に、アルミのアルミらしい特性を活かして作られ好まれた「クリテリウムフレーム」。その変化形の最終型とも言っても良い「CAAD12」には長い年月の間に凝縮された「楽しさ」「爽快さ」「安定感」が色濃く詰まっているものに感じた次第です。今の時代、スチールはもちろんアルミを体験したことがなくカーボンフレームからロードバイクを始めた、という方も大勢かと思いますが、雑誌やネットの印象だけでなく、「よくできた」アルミフレームも一度は味わってみることをお勧めしたいと思います。よくできたカーボンフレームには価格以外で勝ち目はないでしょうけども、そうではないカーボンフレームよりも実はよく走り、楽しむことができる優れたアルミフレームも経験の長い作り手によっては十分実現可能なことを知ることができると思います。
 
 
 


 

 
 
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正式なリリースの前にMAVICの担当氏から電話があり、「もう耳に入っているとは思いますが、実はロードチューブレスを展開することになりましてですねえ・・」と。チューブレスと言えばMTNでは状況によっては普及化が進んできてはいますが、いくつかの実用上の不便な点や、それに比べてメリットを大きく感じることが少なかったり、と「必要に応じて使うけど裏山ではチューブでも問題なし」という程度でした。ロード用のチューブレスも既に数社が採用し(販売)していますが、同じく使い勝手の面や飛び切りメリットを感じないことで、市場においてそれほど普及が進んでいるようには感じていませんでした。何より、MTNでは「やってる」のにロードでは「やっていない」という点で「何故?」あるいは「なにかある?」と考えていたのです。担当氏からの情報に対しても、正直なところ「別に必要性感じていないし、いまさら・・・」というのがホンネな第一印象だったのです。

自転車の、スポーツサイクルに統一されたチューブレス規格は1999年にマヴィックがタイヤメーカーであるユッチンソン(ハッチンソン)とミシュランと共同開発して規格を定めMTN用の「UST」規格のETRTOの承認を取ります。 その後、シマノを加えてロード用の規格を5年の歳月をかけて取得するのですが、「言い出しっぺ」であるマヴィックとミシュランは製品の製造、販売を開始しなかったのです。5年間の開発には大きな手間と費用も掛かっているはずですが、その主役である2社が「絡まない」という判断をしたということはよほど大きな(重大な)理由があったのかもしれません。そしてその後のロードチューブレスの評価はご存知の通り、やはり「それほどのメリットは感じない」「取扱が面倒」などで普及、浸透したとは言えず、それどころか前時代的なチューブラーに戻りつつあるような傾向だったわけです。

そんな「いまさらなー」という、何と言って「必要性のなさ」を言い訳しようかなと考えながら、MAVICの商品説明セミナーに参加してきたわけです。「Easy」「Safe」「Fast」というコンセプト、そして細かい数値を説明いただいたのですが、今一つぱっと響きません。他社のチューブレスシステムに較べての優位点を説明されても、そもそも「必要を感じていない」のですから、です。 その内、個別に実物を触りながら説明をしてもらうことに。「ちょっとタイヤ外してみてくださいよ」といわれ空気を抜いてビードを落として、もちろんレバーは使いませんが・・・ ほう♪一般的なクリンチャーよりも簡単。 「じゃ次はタイヤ戻して空気入れてみてくださいよ」と普通のフロアポンプ。 ありゃ?簡単にビードアップ♪ まさか携帯ポンプはありますかあ?そこが実用上の一番のネックになてるんですから。「ありますよ(あるんだ!?)ドーゾ」 ほう♪なんの不安げなく携帯ポンプでビードアップ。 タイヤレバー無しの大前提で「タイヤの脱着」が容易で「ビードアップが確実、簡単」ということは他社のチューブレスに対してどうこう、ではなくて取り扱いの最も面倒なチューブラーに対してはもちろん、クリンチャーよりも扱いが簡単、アドバンテージがある、ということです。 でも、あのチャプチャプした「シーラント」をいれなくちゃならないんでしょ?「それは仕方がありません、確実性という意味では。」「ところがシーラントのおかげで踏み抜き、つまり小さな突き刺し穴に対するパンクに対しては自己修復されます」 そもそもチューブがなくて「リム打ち」がないのに加えてシーラントで小さな穴が塞がってしまうのであれば事実上「パンクトラブルは限りなくゼロ」といって良いことになります♪ シーラントで止まらない大きな損傷や、つまりサイドカットは? その場合はこれまでのクリンチャーと同じく予備のチューブを携帯すれば対処可能です。むしろそういった過酷な状況の路面が想定されているのであれば「予備のチューブレスタイヤ」を携帯することも容易な脱着を考えれば非現実的なことではありません。チューブラーを携帯していたことと較べてもメリットがありますし、大きくサイドカットしたクリンチャーに「当て物」をして恐る恐る走行して帰ってくるよりもリスクが低減できそうです。 チューブレスのデメリット?と考えられていたことが全てクリアに、むしろよりアドバンテージがあることがわかってきました。
本質的なメリットについての説明が続きます。「チューブレスの一番のメリットは走行抵抗が少なくなることです」路面との摩擦や。空気圧による抵抗よりも、内部のチューブの存在による損失、抵抗が大きいのだそうです。数値的には15%も抵抗がなくなる、というのですが、実際にそこまでとはいかなくても大きな違いです。チューブラーの利点として挙げられてきた「乗り心地が良くて軽い転がり」が同様にチューブレスの利点というワケです。常に空気圧を高めにして転がり抵抗を抑えようとしてきたクリンチャーに対して同じ転がり抵抗であれば空気圧を大きく下げることができる、ということです。事実、UST専用タイヤ「イクシオン」の最大空気圧は7barまで。実際には体重によって6ba前後になるようですがそれでもクリンチャーよりも転がり抵抗が少ない、ということらしいです。転がり抵抗を気にせず空気圧を下げることができるのであれば、乗り心地、ショック吸収性、路面追従性、グリップ感をあげることがっできるというわけです。 転がり抵抗が小さくならないと聞けばだれも乗り心地の悪い、カーブで滑ってしまうような高い空気圧にしないでしょう。同時に高すぎる空気圧はスポークのテンションにも悪い影響を与えます。転がり抵抗が小さくなるものでは無いのであれば駆動力伝達のロスになるスポークテンションへの影響は避けたいものです。チューブが入っていませんからその分の重量が軽いということも大きな特徴です。
ここまで説明を聞いて、「今のクリンチャーで大きな不満はないし チューブレスの必要性を感じないよー」と思って臨んだ商品説明セミナーでしたが大きく概念を覆されてしまいました。 クリンチャーに対してアドバンテージが大きく&デメリットらしいものが見当たらない・・・ もしかしたら大きな改革」かもしれません。「軽い」「快適」「少ない抵抗」「簡単な取り扱い」完璧じゃないですか!? これは競技ユーザーに対して、というよりもまさに我々のような、サポートカーがいるわけじゃなし、路面状況も様々、速くよりも遠くへ、快適に、を望むライドスタイルにとって必要な要素ばかりです。どうやら今回のチューブレスがそれを実現してくれそうなのです。

ではなぜ「いまさら」MAVICがチューブレスのシステムを提案してきたのでしょうか?MTN用チューブレスに遅れて10年以上。この間にはマウンテンバイクのチューブレス技術自体が進化して技術向上したこともあります。シーラントを使用することが一般的に認知され、信頼性がが高まったこともその一つでしょう。そして数年前からMAVICが勧めてきた「WTS」つまりホイールとタイヤのシステム開発、です。実際にはユッチンソンとの技術開発を密に連携することにより、リム設計に最適なタイヤ設計を、タイヤ設計に最適なリム設計をすることでタイヤ&リム(ホイール)のシステムとしての性能向上を狙ったものです。これまでは主に「空力」や{フロント/リア専用設計」などにフォーカスした製品が占めていましたが、その水面下では今回のチューブレスシステムの開発が大きく動いていたのではないでしょうか。 細かい技術的な寸法精度については割愛しますが、これまでリムメーカー任せ、タイヤメーカー任せだったそれぞれの製品の寸法精度や形状を「専用」として厳密に設計、製造することで上記の大きな特徴を「いまさら」いや「やっとここまで」実現できたのでしょう。これはリム/ホイールメーカーやタイヤメーカーが何年掛かっても実現できることではなく、自社内でリムの製造ができる環境に加え、事実上タイヤメーカー(ユッチンソン)を取り込んで開発製造を行っているMAVICにしかなし得ないことです。UST規格自体は広く開かれた共有する規格ですので、UST規格の製品であればどの会社の物を組み合わせてもチューブレスとしては機能します(これまでがそうでした)。しかし、今回、衝撃に感じた簡単な脱着やビードアップ、空気圧による転がりやグリップ感はUST規格の中でさらに精度を高めて基準を高めることで実現していることですので、MAVIC製のリム+タイヤによってのみ確実に実現するのだそうです。 

これで長らく疑問だった「なぜ言い出しっぺが先に降りたのか」の疑念がスッキリと晴れた気分です。ここまできて「やっと」出してきたということは相当な自信作であると期待して良いのではないかと思います。

オキドキライフスタイルでは、MAVICのロードチューブレスホイールの試乗用ホイールを準備しています。 9月末までの週末に随時実施していますので興味のある方はお気軽にお申し出ください。 実際に脱着作業や空気を入れてビードアップの様子も体験いただける準備をしています。 ご用意するホイールはキシリウムPRO、とキシリウムエリート、エリートのみカンパカセットにも準備対応いたします。自転車の用意はありませんのでご自身でご用意ください。ディスク用ホイールご用意は悪しからずありません。
 
 
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アルミフレームの最高峰と言われるキャノンデールのCAAD12をベースにカスタム車両を仕上げてみました。カスタムというと単純に塗り替えなどの外観に始まって、構成する部品の一部、あるはそのほとんどを顧客(ユーザー、カスタマー)の希望や用途に応じて量産される形とは違う仕様に作り上げることです。多くの場合は外観の個性を重視する傾向にありますが、パソコンなどののカスタムに代表されるように「顧客の用途に併せた仕様」に機能的な変更を加えることのほうが大意をなすと考えています。

ホイールやタイヤの選択肢が広くなり、様々な路面への対応性を持つディスクロードをベースに、競技性能よりも距離や様々な路面環境をこなして目的の距離を獲得する、そんなイメージのライトウエイトツアラー、いうなれば「アドベンチャーロード」と名付けても良いバイクを製作してみました。
ベースとしたのはキャノンデールの最上級アルミロード、CAAD12 Discで、競技でも十分な戦闘力を持つレーシングジメトリーのままディスク化した信頼性、運動性能の共に高いモデルです。ロードジオメトリーの短いチェンステー(リアセンター)ながら700x32Cまでのタイヤサイズが使えることは製造メーカーもそうした仕様を前提としていることが窺えます。アルミフレームのイメージを覆す、長距離走行での快適性と大径のダウンチューブがもたらすパワー伝達性の絶妙なバランス、信頼の高い材質によってどんな悪条件の環境にも突き進んでいくことができる安心感、などが特徴です。

ホイールは選択肢の一つとして650x38Bを組み合わせてみました。いわゆるマウンテンバイクの「27.5インチ」規格のホイール&タイヤですが、タイヤ外径は700x25Cと大きく異らず、設計時のジオメトリーを大きく覆すことがないため、転がりや走行性に劣ることは少ないと考えています。DTSwiss製のロード用よりも軽量なリム、同社のスターラチェットを採用した軽量ハブを信頼性の高いスポークを数値管理しながら高い精度で組みあげた手組ホイールをセットしました。ギヤ構成はミッドコンパクトの52x36にオリジナルから構成を組み替えた12-28Tの組み合わせで舗装路主体のほとんどの地形(勾配)をカバーするはずです。クランクはフレームのBB規格BB30の長所を最大限に活かすことができる同社オリジナルのホログラムSiクランクを乗り手に合わせて165㎜のクランクアーム長としています。細かいことですがベアリングは高いシール性で定評のある「NTN」製に換装されています。変速システムはSRAMの「eTAP」を搭載しました。走行性能や運動性能に大きな効果を期待するための物ではありませんが、輪行時も含めて考えると、ケーブル式のトラブルの全て一切を排除できるメリットがあります。有線式のDi2などに較べるとその信頼性は比較外に高めることができます。倒木や道なき廃道や酷道にまで分け入って走破することを考えると線状の引っ掛かりや易損箇所を最小限にすることはアドベンチャーロード、としては重要な選択肢となりえます。 当然ながら油圧デディスクとして環境に影響されない安定の制動力と調整が不要になるメリットを得ています。短い距離をそーっと下るようなケースを除き、機械式のケーブルでコントロールするディスクブレーキには何のメリットも存在しません。ハンドル、ステム、ポストは乗り手の体格とフォ-ム(と好み)に合わせて選び、これらは走る場所や環境に寄って将来の変更にも備えています。 
当然ながら、用途によっては通常サイズの700Cホイールを装着しての運用も可能です。そういう意味では用途によってホイール径までも選択できるという大きなメリットがあります。
 
カーボンフレームではなくアルミフレームを選択する理由は、価格以外にもあります。キャノンデールは1983年に世界で初めてアルミフレームの量産モデルを製造した長い歴史と実績があります。しかもそれは耐久性と長距離の快適性が求められるツーリングモデルでした。それまでの「アルミは軽いが壊れやすい?」というイメージを大きく覆すことになったのですが、そのためには独自の素材研究と加工方法の選択など、今でもカーボンにも勝るアルミフレームが作られ続けています。 信頼性を最も重要視しようとする「アドベンチャーロード」にとってこの長い年月の実績と信頼性はほかに置き換えるものがありません。
 
既に様々な状況で走行を体験し、このロードバイクに27.5x38Bタイヤを組み合わせた乗り物が、既に「別の乗り物」になりえることを実感しています。単純にホイール径とタイヤ幅は変わっただけ以上の運動性能の違い、用途、可能性の展開を予感しています。かつてのMTBに700C細タイヤを装着して「クロスバイク」として発展、定着したような、一つのカテゴリーの創出となるかもしれません(当然先駆者は「SLATE」ですが)。 ロード油圧ディスクブレーキが出てきたことから実現することになったともいえ、その意味ではSRAM社に大きな尊敬と感謝の念を抱きます。
さて、このカテゴリーが確立したとして名称はどうしましょうか。「アドベンチャーロード」という用途に準じた呼称の他、機材の特徴を端的に示す「650BROAD」もしくは「65ROAD(ロクゴーロード)」などでしょうか。ただし、ディスクブレーキ装着しているからと言ってクロスバイクをドロップハンドルに付け替えただけのような「グラベルロード」やクローズドコースでの短時間の競技の為だけの「シクロクロス」ではなく、純粋なロードバイクとしてのジオメトリーを保ちつつ、より広い路面対応性を持つバイクとして、
・チェンステイ長は410㎜以下
・BBドロップは70㎜以上
・トレイル値は65㎜以下
などに準じるものとしたいところです。 *チェンステイ長が420㎜もあるロードと呼べないような「ディスクロード」が結構あるのです。


走行、試用してみてのリポートは随時アップしていこうと思います。 ご期待ください。
 

SPECIFICATION
reme:cannondale CAAD12 Disc
fork:cannondale Carbon disc spec.
wheel:DT Swiss 240S disc + DT Swss competition spork + DT Swiss XR331 27.5 welded Rim
shifter&derailleur:SRAM RED eTAP HRD
brake:SRAM RED eTAP HRD
brake rorter: Magura 140mm
crabk:canondale Hollowgram Si 165mm  52x36 w/spider
cassete:Shimano 105 12-28T *custom assembled
chain:campagnolo CHRUS 11S
tire:Panaracer GravelKING 650x38B

8月7日 加筆
「筆おろし」的に乗鞍高原で試しに走ってみることにしました。 三本滝~畳平間だけでしたが、登りではギヤ比的には過不足なく十分で、おそらく勾配のある飛騨側でもこのままで問題ないかと思われます。 何よりも驚き、喜びだったのはやはりその下りでの「安心感」。ご存知のように舗装路とはいえ、部分補修やヒビ、溝などがありロードタイヤでは手放しで(放さないけど)簡単に下りを楽しめるレベルではありません。マイカー規制とはいえ、バスやタクシーも頻繁に(しかもセンター割って)通行があるため、コーナー中のパニックブレーキや操舵回避なども必要ですが、いずれも能力いっぱいまで追い込んで走っていないため、余裕を持って安全に回避、結果的にはラクに楽しく、走って下ってこれる、というわけです。 そのため、とても面白い、「下るために登る」という要素も強調されることになりました。
eTAP+HRDのメリットは・・・ とくにこれと言ってはないですが、例えば人差し指でブレーキレバーに指をかけて繊細なスピードコントロールしながら、別の(中)指でその速度に応じたギヤに変速できることですが、無意識に、のレベルですし、それによって特に速くなるワケでもなく・・・ 
 
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以前から「旅車」が最上級、と提唱してきています。もちろん価格だけを取り上げれば簡単に100万を超えるロードレーサーのほうが上位にあるようにも思えますが、その価格によって得られるものが、使われる状況によって機能的か不必要なものか、ということも考慮されるべきかもしれません。 超軽量、高空力特性、高出力、高効率・・・ これらはロードレーサーに求められる要素であり、これらが高次元で実現できているものがロードレーサーとしての高い「機能」であり、価格を構成しているのだと思います。これらの高機能によって得られるものは競技車としての「速さ」「スピード」がその最もたるものであることも明らかです。
 
 
ところで全ての人が全ての用途で「速さ」だけを求めるのではないでしょうから、例えば「快適性」や「多様路面対応性」「積載」「耐久性」などロードレーサーと異なる機能を求めると、違った機能を付加する必要があります。場合によってはそれらの機能と引き換えに幾分かの速さを犠牲に、あるいはまったく問う必要がなくなる場合があります。現実的に、競技でないほとんどのスポーツバイクユーザーにとって、速さを競うのでなければ「速さ」は最も重要な機能ではないはずです。 快適なタイヤ太さ、疲れないフレーム、壊れにくい/壊れても対処しやすい部品や素材、便利さ・・・等
こうした快適性を付加したロードバイクは各社からも提案がされています。 ブジヂストンアンカーであれば「RL9(RL8)」、キャノンデールであれば「シナプスカーボン(アロイ)」などです。あるいは少し前時代的スチールフレームのロードレーサー。今となっては重量面で競技用としては不利なため、これらポジションの見直しをしながら同様の用途、目的のために選択することもも好まれています。「ロングライド」「コンフォート」「エンデュランス」といったキーワードでカテゴライズされるこれらのロードバイクが多くの人の「サイクリング」用の機材として選ばれているわけです・・・ 

ただ、アマチュアレースでも十分に通用するこれらのロングライドロードレーサー(?)もまだまだ「速さ」の要素を捨てきったものではありません。 いいえ、全てを捨てきる必要はないのですが、競技でなくともグループライドで他の人と走った際に「負けた(勝った)」という意識があるのでしょうか、少しでも軽く、速く、によって決して「気軽(姿勢、服装)に乗れる」「必要な荷物を気軽に運べる」などは備わっていないようです。スチールロード(レーサー)の場合は見た目にはもう現代的な戦闘力には見えませんが、そのポジションはレーサーそのもの、とても楽な姿勢が取れるものではない、なんてことにも注意が必要です。
 
 
もし仮に「(人と較べての)速さ」という要素を完全に頭から消し去って、理想の機能的なバイクを考えてみましょう。 目的は「1日中走って、行きたい場所に行ける」そんなイメージです。 例えばランニング。よほど毎日鍛えていなければ1時間も走っていることはできませんが、「歩く」であれば1時間は難しいことではないはずです。これが「速さ」の違い。「1日間ランニングで走り続ける」これは相当な訓練と機材と精神的な強さを求められる、もしくは到底できそうにありませんが、「1日間のハイキング」なら、まあ想像がつくでしょうし、苦痛ばかりでない楽しさも想像ができそうです。登りはキツい場面があるでしょうが、じっくりと景色を眺め、休憩をしながらリズムよく歩き続ける・・ 1日間(5~6時間)を歩き終えて「あ~ ラクではなかったけど楽しかった♪」と満足感を得られるはずです。

これを、「自転車」で実現するにはどうすればよいのでしょうか。同じハイキングコースを自転車を押して歩いてみる? …ではなさそうですね。 田舎町や丘陵地をハイキングするように「速さ」にとらわれずに走るサイクリング・・・ 平坦な街中を1日中歩いてもツマラナイのと同じ、自転車でも少しは山坂がある変化に富んだ地形も登ったりできるほうが良さそうです。田舎道で綺麗な舗装路ばかりではないかもしれません。お昼ご飯はどこか景気の良いところで持参したお弁当やお茶を淹れて飲みたい、かもしれません。 旧所名跡で気軽に立ち寄って止めることができて… 長時間の内には天候が変化したり、雨上がりの濡れた路面を走ることがあるかもしれません・・・ 
どうでしょう? どんな自転車が頭に浮かぶでしょうか。いろいろな路面や荷物のことを考えると、上述の「ロードバイク」でもよさそうですが、ベストではないかもしれません。何せ、スピードの効率のことを考えないことにしたのですから…
 

ここまでくるとあの「ツーリング車」や「ランドナー」と言われる自転車が「ただの重たい古臭いジテンシャ」ではないことが判り始めてきたのではないでしょうか。 決して速く走るため、には作られていませんが、多少の荷物も多少の路面も許容しながら、何時間でも歩くように進み続けることができる。一発勝負なぎりぎりの設計の軽量パーツやシビアな調整の競技用部品ではありませんから、メインテナンスもしやすく、そしてトラブルの発生も最小限です。ブレーキだって、スポークだって許容の大きな「安心感」がついてきます。
 
スピードも非常に魅力的な要素です。これを否定して「乗り物」への興味はありえません。 でも、少し「速さ」の優先順位を考え直してみると、同じ距離(行先)を長い時間楽しむことができる、危険へのリスクが小さくなる、トラブルが少なくなる、機材費用が抑えることができる・・・ いくつものメリットが見えてきます。 「速さ」によって得られるものと言えばただ「時間(短縮)」だけですから。
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「覚えていらっしゃるでしょうか? ずいぶん前にいただいた自転車の整備をしていただきたいのですが・・・」  ともう何年もご来店いただいていなかったお客様からのご相談がありました。
長い年月が経ったにも関わらず、小店のことを覚えておいていただいた、しかも自転車を手元に置いて使っていただいた、なんて非常に嬉しいお話です。 しかも自転車の整備作業のご依頼・・。
 
お名前から販売記録を辿って台帳を見ると「2003年11月購入 キャノンデールM300・・・」。13年以上前にお求めいただいた商品です。はっきりと使用目的があるわけではないけど、まずは街乗り?もしかしたら山に行くことに興味を持つかもしれないから・・・ という状態での購入ご相談でしたので、比較的導入しやすい価格で、普段使いにも邪魔にならない、シンプルで気行ってもらえるカラーの、そして将来山で遊びたいと思ったときにも十分な機能、発展性を持ったモデルを・・・ ということでお勧めさせていただいたマウンテンバイクでした。 記録を元に当時の購入プロセスの状況が頭に浮かびあがってきました。
 
とはいえ13年。果たして今はどんな状態になっているのでしょう? 山でがっつり使われてクタクタになってしまっているのでしょうか。それはそれで「本来の」使われ方がされた、と嬉しいことです。それとも乗られずに放っておかれたまま見すぼらしい姿になってしまっているのでしょうか?整備をしてほしい、ということですから走れない状態なのかもしれません。でも整備して乗りたい、ということであれば遥か以前にお勧めした側としては嬉しい状況です。 「古くなったから処分しちゃった」というのほど寂しいことはありません。
 
ところが、店に持ちいただいた現車は、想像をはるかに超えて綺麗で、状態も良く、大袈裟に言えば「新車の、まま」の状態でした。 「あまり乗っていなかったんですよ」というのは少し残念な思いでしたが、部屋の中に入れられて大切に置かれていた、ということは判ります。
体格にあったサイズのアルミフレームにシンプルなクロモリのリジッドフォーク。信頼性の高いメーカーのタイヤ、リム・・・ 上級ではないにしても必要にして十分なブレーキ&変速システム。「これはお勧めですよ」と当時感じてお勧めした状態がそのまま今も問題なく機能している状態です。 間違っていなかった、良かったー、とこちらが嬉しくなってしまった次第です。 改めて、どんなお客様にもそのお客様の希望に沿った商品の提供が重要だなあと感じた一件となりました。 

各部のチェックをして金額が掛かるオーバーホールの必要は全くない状態だとの判断で、必要最小限の点検と給脂、だけで十分に安心して使用をしていただけそうなことを説明、場合によってはゴムや樹脂部品の変性や劣化があれば交換が必要なことを説明してお預かりすることになりました。 しかし、13年以上を経って最も劣化が進みそうなタイヤにヒビ一つ入っていないことにに「国産製品」の品質を改めて思い知らされる次第です。 納車の整備の際にはボトムブラケットまで分解してフレームネジの確認(再タップ)、組み付け確認をしていますし、全ての必要な箇所へのグリスなどの補填、ステンレスケーブルへの交換を行っていますが、その手間がすべて効果を示してくれていることに喜びを感じます

高額な高級な商品でなくとも、本質的に「良い」ものは価格にかかわらず長い年月を経ってもその価値が全く陳腐することがない、ということを確信しました。 これからもそうした商品の提案、提供に努めていくこと、襟を正す思いです。 ありがとうございます。
 
いま、「白いモデル」出しても売れると思います・・・
 
カタログ寸法以外にステム長、クランク長なども記録しています。

海外ブランドのタイヤならとっくにヒビ割れ、プラスチック化してるのでしょうが・・ リムもこの価格帯に?という信頼のブランドです。
 
クロモリのリジッドフォーク。ありがたい選択です。
 
もちろん、当時は・・・
 
8S… 全く問題ないでしょう。
 
特徴的な溶接部のスムーズ処理も。
 
 
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2月21~22日に実施されます「スポーツバイクメカニック養成講座(大阪)」の実施に伴い、2月20日(月)~21日(火)、(23日(水)は定休日)を臨時に休業とさせていただきます。

期間中、ご不便をおかけしますが、何卒ご理解ご協力をお願いいたします。  24日(木)の午後から通常通りの営業をさせていただきます。

 
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実施済みのイベントのご紹介です。
オキドキライフスタイル創業より継続して実施しています「スノーライド」です。正確にはオキドキライフスタイルを開業するずっと以前から行っているマウンテンバイクの山遊びです。山を、土の道を走るだけで十分に楽しいマウンテンバイクですが、「雪の上を走ることがこれほど楽しいのか!」を多くの人に知っていただきたくて毎年々々できる限り条件の整ったタイミングを狙って最適コースを選んで実施しています。
 
「自転車で雪の上を走れるんですか?」という質問もあるでしょう。 「なにか特別な自転車や装備が必要なのでしょうか?」 添付した画像や動画の通りです。答えは「通常のマウンテンバイクで十分に楽しむことができます」。 ただし、走る場所や条件は考慮する必要があります。どんな雪のどんな状態でも走れる、楽しめる、というわけではありません。いつもの里山に積もった雪が5㎝未満であればいつもと同じように楽しめるでしょうが、10㎝を超えると平地でも困難、登りでは全く楽しめないものになると思います。そこで登りと、下りのコース選び、気象条件や積雪の推移を考える必要があります。「雪に適した」と言われるジテンシャもあるのかも知れませんが、一言で「雪」と言っても雪質は様々ですし、降ってからの時間や気温の推移によっても条件は様々です。気温や天候も含めて相手は「自然」ですから、むしろ広い守備範囲を持つベーシックなマウンテンバイクが「総合的には最も適している」というわけです。
ある時、ある条件では「(雪道は)歩くよりも自転車のほうが却って安定して安全に移動できる」ということを発見したのもスノーライドを楽しく継続している要因の一つです。
 
今回は直前にまとまった降雪があり、近県としては異例の積雪量となりました。そうなると乗れる部分、割合は少なくなるのですが、楽しさは減るどころか増える、非日常を楽しむのが目的ですから願ったりかなったりのタイミングです。恐らく30㎝を超えた積雪量ですから、期待が膨らみます。北日本や日本海側の降雪地帯では街中でも珍しい積雪量ではないでしょうが、それが走って楽しい条件かどうか、山道として走れる状況下どうか、と考えるとこちらのこの条件のほうがより「楽しい」状況になります。
 
ところで積雪量はもちろん、近県とはいえ標高1000mを超える冬の山ですから、内容としては「バイクライド」というよりも「雪山登山」の要素が強いものとなります。天候の急変は当たりまえ、気温は氷点下、いろいろな面で単なる「バイクライド」の延長だけでは不十分です。むしろ冬季登山に自転車がプラスされた、という気構え、準備、装備が必要となります。本来、無積雪の場合もそれは登山であってバイクライドだから登山の装備は要らないという理由はありません。あくまで、登山。 そうした意味も含めて登山領域にまで踏み込むバイクライドは「バックカントリーバイクライド」と呼んできましたが、こうした積雪期は特にその要素が強くなります。
 
車をデポした位置から舗装路を登っていくとまもなく路肩に雪が現れはじめ、先に出発したロードのグループが、どうやら途中で断念して引き返して来たのとすれ違いました。ご苦労様、ザンネンでしたね(笑)
さらに進み、車道の終点からの林道はすでに深い雪。いつもなら乗って登っていた距離も押し担ぎの割合が多くなります。登山道に入ってからあ雪はさらに深くなり、やはり例年よりも乗車率は低くなっています。 山頂で暖かい昼食を摂ったのちは慎重に下ります。ところが分岐からいつもの「不人気ルート?」へ入ると、踏み後は皆無。無積雪時でも不明瞭なルートが雪で覆われてますますわかりにくく、というか全く判らないものになってしまっています。ソコは地形とこれまでの経験からルートを見出してミスなく進み・・・ 楽しい楽しい楽しい、パートを存分に味わって、麓で終了~。
 
毎年、ですが今年もより楽しいスノーライドを実施することができました。 運よく参加された方へ万歳!



 
 
 
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今日はコレ~。

優れた商品を展開する、ホイール、リム、その他サイクルアクセサリーを展開するフランスブランドです。  輸入商品ですので、正規といわれる日本法人が取り扱う商品以外に、並行して輸入された商品、あるいは海外の小売業者から日本のユーザーが直接購入する場合があります。いずれの方法にもそれぞれメリットとデメリットがあってどちらを選ぶかはユーザーご自身が決めて購入するのでしょうが・・・
 
その違いの一つが、今回のセミナーに含まれるような「技術的(な情報、技能)」。正規である日本販社も、販売店もこうして手間や時間を掛けている「大切な」モノがある、ということです。 同じ工場でッ造られたものが入手経路によって品質が違う、なんてことは考えられませんから、「どこで買っても同じ。だったら少しでも安いところで」というところでしょう。 しかし、調達材料の問題や、設計時のミス、モデルチェンジを待てない改善、などもやむなく発生することがあります。正しい情報が伝達されていけばこうした小さな不具合が重大な問題になることなく、周知徹底、対処、対応がされて大きな問題になること未然に、あるいは最小限に抑えることができるはずです。自動車などでよく聞かれる「リコール」などはユーザーがトレースできる販売経路で購入し、登録して使用しているため、たとえ中古車であっても現ユーザーを突き止めて然るべき対処、あるいはその情報を提供することができますが、自転車あるいはその付属製品については同じことができていない状態です。 重大な事故なら何らかの対処がされるかも知れませんが、心配するのは「あ、壊れちゃった。でも誰からも援助(保証)をうkられない」です。せっかく少しでも出費を少なく、と買ったつもりがかえって金銭的なダメージになる(かも)というわけです。
 
今回のセミナーから「朗報」が一つ。 MAVIC(ホイール/ヘルメット)の製品保証はこれまで「2年間」でしたが、今後は製品(ユーザー)登録がされたものについてはその期間が延長され、さらに、製品品質以外の破損についての「クラッシュリプレイスメント」が追加されました。どこで買っても同じ物、のハズですが「もしも」の時の金銭的なダメージはかなりフォローされることになるのではないでしょうか。

どこで買ったモノも同じ製品、ノハズですがちょっとした不具合や相談でもお店に持って行き辛い、と感じなければならないのもヘンです。正規の日本販社を通じて購入したものであれば、自分自身の大切な動産、財産、安全でベストな状態で使用したいと思うところです。

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ご好評をいただいております、「初めてオーバーホールを依頼する」場合に実施しております「お試しキャンペーン」は3月末までの期間、条件を延長して継続いたします。 ただし、3月に近づくほど依頼件数が多くなる可能性がありますのであらかじめ時間に余裕を持って早い時期にご用命いただけることをお勧めいたします。
 
【キャンペーン内容】
・他店購入(組付け)のスポーツバイクのオーバーホールについては基本作業工賃を「10%引き」とさせていただきます。
・他店購入(組付け)のスポーツバイクで組みたてや前回オーバーホールから「2年未満」の物につきましては基本作業工賃を『30%引き』とさせていただきます。
*中古品の購入や譲渡されたスポーツバイクについて、「再組立て」や「点検調整作業」などについても上記条件を適応できるケースがありますのでお気軽にお問合せわせください。
**BB30の「点検/掃除」キャンペーンも合わせて継続実施中です。
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しつこく(笑)「BB30」に絡んでいきます!
 
チェーン&スプロケット、プーリー常にクリーン状態に保つことが性能(パワーのロス)にも部品の対消耗にも効果的なことは再三にお伝えしてきていますが、その次にメインテナンスの重要な個所はそれぞれの「ベアリング」です。スポーツサイクルに採用されている主なベアリング(玉軸受)は、「ヘッド」「BB(ボトムブラケット =クランクスピンドル)」そして「ホイールハブ」です。これらの3か所はメインテナンス性向上のため、多くは「カートリッジベアリング」が採用されています。一部で「カップ&コーン」を採用している箇所(メーカー)もありますが、その場合はもっとメインテナンスの頻度を上げる必要があるかもしれません。 これらのカートリッジベアリングはメインテナンスを容易にするため、ですが、それでも100%完全メンテフリーなものではありません。堅牢なシールも過度の雨水や泥、埃に対しては限度があります。対処の方法としては、汚れの付着を取り除き、できる限り日ごろからクリーンな状態に保つことが効果的です。「今」問題がなくても汚れや水が付いたたまま使用することはダメージの進行を早めてしまいます。
 
車体の一番下部にあり、タイヤとも近く泥や埃の影響を受けやすく、そして乗り手の大きな荷重を支えるクランク軸(ボトムブラケット)はこれらの3か所のか中でも最も掃除と手入れがなされて然るべき箇所なのですが、実際には「クランクが邪魔で」「専用の工具が必要で」と掃除自体がおろそかになりがちです。それでいて体重や大きなパワーが掛かり、不具合が不快な「音」となって発生しかねません。もしくは「異音」が出ると必ず、「BBか?」と疑われる箇所です。
 
 
精度の高い金属同士の「嵌合」で構成される「B30」はむしろ異音やトラブルの発生しにくい構造ですが、軽量なアルミを使った構造は「緩み」などの不適切な状態で使用されてしまうとダメージを受けかねません。どの高機能、高性能パーツも機材も「不適切な整備状態」でその機能を発揮できないのは当然のことですが、使用する側としてはこれらをベストな状態に保ちたい、保つべきだと思います。 所有の自転車に採用の「BB30」の状態を知り、汚れがなく必要な油脂が与えられていることを確認するためにも、今回、特別な価格でBB30 の「チェック&クリーン」キャンペーンを実施いたします。 クランク、およびクランクスピンドル(BB軸)をを取り外せば簡単にBBベアリングの掃除と点検が可能ですが、一部で専用の工具が必要な個所があります。 今回のキャンペーンでは、実施数限定でBB30ベアリングの点検清掃を置いたします。通常、クランクアームの脱着だけで1500円~という工賃が設定されているようですが、今回はBBベアリングの清掃を含めて「500円」にて実施いたします。対象はBB30を採用のロードバイク、マウンテンバイク、購入店や購入経路を問いません。 チェックの結果、部品のダメージや不具合が発見された際にはその後の作業についてはご相談とさせていただきます。
このチェック&クリーンによってベアリングの交換が必要と判断された際にはベアリングの交換作業を通常よりも割安にて行います。交換部品としてのカートリッジベアリングはメーカー推奨のFSA製ベアリング(通称ブルーシール)のほか、国産メーカー製のベアリングを選択いただくことできます。回転抵抗よりも耐久性を望む方にはよりシール効果の高い「ダブルリップ構造」のNTN製をご提案しています。 各ベアリングの価格はFSA製3800円(ペア)、NTN製3500円(ペア)ですが、作業はメーカー指定の専用工具を使用して丁寧に行います。

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