航海日誌

航海日誌

創刊53周年「沖俳句会」公式ブログです。
主宰 能村研三 創刊主宰 能村登四郎

 

 

沖2024年2月号ダイジェストを

公開いたしました。

https://www.oki-haiku.com/

ぜひご覧ください

 

 

『沖』は皆さまのご参加をお待ちしております。


【見本誌を希望される方】
・見本誌代は1冊500円です。
・上記ホームページの見本誌・お問合せフォームより

 必要事項を入力してお申込みください。
・担当者より折り返しご案内メール(もしくはお電話)を

いたします。

 

 

沖 発行所さんですニコニコ

 

「沖」新年俳句大会・祝賀会 

おつかれさまでした!

 

みなさま、お疲れはでていないでしょうか。

 

沖を支え、

盛り上げてくださる皆さまに

とても感謝しておりますニコニコ

 

創刊50周年を過ぎた「沖」が

みなさまとともに創刊60周年、70周年を迎えられるよう

努力してまいります

 

さて、主宰の講演のお知らせを

 

主宰の師匠 福永耕二先生の出身地 鹿児島での講演です

 

講演翌日には福永先生のお墓をお参りできたらと

考えております

 

ありがたいことに、

数名の方から参加希望いただいております!

 

ありがとうございますおねがい

 

遠方の地ですが

皆様とご一緒できることを楽しみにしております

 

参加希望の「沖」の方は

ホームページのメールよりお問合せください手紙

 

よろしくお願いいたします

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは

沖俳句会 発行所さんですニコニコ

 

本日、市川グランドホテルにて

「沖」 新年俳句大会・祝賀会を開催しました!!

 
 

ご参加いただいた皆様

本日はありがとうございましたぽってりフラワー

 

そして

おつかれさまでしたニコニコ

 

みなさんのパワー筋肉に圧倒されました

 

朝、お渡しする品を袋詰め

 
お渡しした品はこちら
 
そして
書籍販売コーナー
 
 

 

会場前にはたくさんお花をいただきました花束

・角川『俳句』様
・月刊「俳句界」株式会社文學の森 
 代表取締役 姜 琪東様
・本阿弥書店様
・株式会社東京四季出版 代表取締役 にしい洋子様
 「俳句四季」編集部様
・株式会社弘文社 代表取締役社長 湯浅秀俊様
・ふらんす堂様
ありがとうございました
 
無事本年の新年会を終えることができましたキラキラ
 
市川グランドホテル様
ありがとうございました
 
沖の皆様、ありがとうございました
 
おつかれやまでした爆笑
 

 

あけましておめでとうございます門松

沖俳句会 発行所さんです

 

少しづつ、沖のいろいろをブログで書こうと思います

よろしくお願いいたします

 

明日1月7日は新年俳句大会鏡餅

みなさまとお会いできますこと楽しみにしております

 

さきほど、明日の会場:市川グランドホテルに準備した品を届けて参りました

なかなか重くて大変でしたあせるが、たのしみですウインク

 

 

お配りするものの一部を少しだけ

 

 

明日、みなさまが

よい時

を過ごせますように

 

能登地震により今も被災している仲間もいます

寒い中でご苦労されているかと思うと、心配です

正直なんと言葉をかけてよいか、言葉がみつかりません

 

どうぞ、できるだけ暖かくしていてください

 

新年会にいらっしゃる皆様

明日お会いしましょう

 

 

 

令和6年能登半島地震へのお見舞い

 

 このたび石川県能登地方を震源とする大規模な地震と津波により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますと共に被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
 現在も断続的に余震が生じており、被災地域の皆さんには不安な時を過ごされていることと存じます。皆様の安全確保と、少しでも早い復旧を切にお祈りしております。

能登は、能村家の父祖の地として深いゆかりを感じている地でもあり、七尾市和倉と羽咋市には父登四郎と私の句碑があることからも特別な思いで被害の惨状に心を痛めております。

また、輪島市、七尾市、志賀町を始め北陸には多くの「沖」の誌友がおり、皆様の安否と被害の状況を案じております。
  被災地におられる「沖」の皆様はじめ俳人の皆様、どうかご無事でおられることを信じ祈っております。


 令和6年1月6日 

         沖主宰 能村研三

 

沖2024年1月号ダイジェストを

公開いたしました。

https://www.oki-haiku.com/

ぜひご覧ください

 

『沖』は皆さまのご参加をお待ちしております。


【見本誌を希望される方】
・見本誌代は1冊500円です。
・上記ホームページの見本誌・お問合せフォームより

 必要事項を入力してお申込みください。
・担当者より折り返しご案内メール(もしくはお電話)を

いたします。

 

 

 

 

東京例会

令和五年七月九日  

 

 

能村 研三 選 

 

【特選】

 日本の木の家に住み水を打つ      鈴木 基之

 

【評】「日本の」という出だしが実に良い。木の家に住み水を打っていると自分の心も静まっていくようであり、家も静まっていくという風情が感じられた。日本人ならではという句だと思う。「水を打つ」で落ち着いている感じを醸し出している。

 

 

【準特選】

ランウェイのごと堰堤の黒揚羽     阿部眞佐朗

 

【評】ファッションシヨーの花道をモデルが歩いているように、堰堤に黒揚羽が飛んでいる様子で、きらきら感が出ている。蝶では少し小さいかとも思うが、ランウェイという格好いい言葉を使ったところが良かった。

 

 

森岡 正作 選

【特選】

黒南風や縦列に行く自衛艦       福島  茂

 

【評】「縦列に行く自衛艦」で不穏な感じを出し、黒南風の黒がとても良く効いていて、不安感を季語が語っている。縦列という言葉で重量感までよく捉えられていると思う。

 

 

【準特選】

大いなる梁仰ぎゐる涼しさよ      高橋あさの

 

【評】白川郷の合掌造りの家を思い浮かべた。「仰ぎゐる」で重厚感があり天井が高く

大きい家だとわかる。句柄が大きく気持ち良く、簡潔で語調も良く整った句である。季語「涼しさ」が効いている。

 

 

 

 

沖 中央例会 特選句

令和五年七月一日  

 

 

能村 研三 選 

 

【特選】

 名刀の刃文に山河梅雨明くる      七種 年男

 

【評】刀匠が丹精を込めて作り上げた刀文が見えてくる。その刃文は美しさも去ることながら、切れ味が鋭くなくてはいけない。じっと刃渡りを眺めているうちに眼の奥に日本山河の景が浮かんできた。山河にも「梅雨明け」が訪れことになった。季語の斡旋がよかった。

 

 

【準特選】

 眼に入る汗は入らせ陶土練る      林 昭太郎

 

【評】中七の「汗は入らせ」という表現、汗が眼に入ってくるのは仕方のないことで、汗を拭っている暇はなく、陶土を練ることに集中しているのである。さぞ立派な陶器の作品が出来上がったことだろう。

 

森岡 正作 選

 

【特選】

滑走路とことん洗ひ梅雨明くる     峰崎 成規

 

【評】梅雨の終わり頃の暴れ具合に被害の出ることも想像されるが、そんなことはここでは一切取り払い、滑走路真っ直ぐで真っ平らな平面を梅雨が洗いきってくれたのである。滑走路の拡がりが心の広がりも連れてきてくれる。とても気持ちの良い句である。

 

 

【準特選】

箱鮨の枠干されあり神楽坂       栗坪 和子

 

【評】神楽坂らしい季語。そんじょそこらを歩いてもこういう季語には出会えない。古風な神楽坂の感覚が出ている。家の前か、店の前かに箱鮨の枠が干されている景をきちっと捉えて、感動のある句である。

 

 

 

 

東京例会

令和五年六月十一日  

 

能村 研三 選

 

【特選】

 鬢付けの歩幅の勁し迎へ梅雨      甲州 千草

 

【評】相撲部屋から力士が出て来たのでしょうか、鬢付け油の香とともにびしっと決めて颯爽と力強く歩いて行く様子が見える。迎へ梅雨の季語を持ってきた上手さに感心しました。

 

【準特選】

 からくりの時つくる街風青し      岩波 博庸

 

【評】人形町のからくり時計、からくり櫓といくつも出てきたが、「時つくる」の表現でその前向きな姿勢が感じられた。風青しの季語がとても良い。今日は吟行で雨でしたが、そのままではなく「風青し」を持ってきたらより良くなるとして作句した感覚が良かったと思います。

 

森岡正作選

 

【特選】

 朝涼や玄冶店とはこの辺り       栗坪 和子

 

【評】朝、人形町に着いたのでしょう。通りに史蹟「玄冶店」との石碑が建っているのを見つけた。芝居などで有名な「玄冶店」とはそうかこの辺りだったのかと、昔に思いを馳せしばし感慨に耽っていたのでしょう

 

【準特選】

 誰ひらふ明治座前の落し文       枇杷木 愛

 

【評】明治座前は緑が多くあり、そこに落し文を見つけたのだ。しかし芝居に向かう人々の華やかな雰囲気の中、落し文など誰も気づかず通り過ぎていく。場所といい物語性もありいろいろと想像させられる良い句になりました。


 

 

 

沖2023年8月号ダイジェストを

公開いたしました。

https://www.oki-haiku.com/

ぜひご覧ください

 

『沖』は皆さまのご参加をお待ちしております。


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・見本誌代は1冊500円です。
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いたします。