米子_白羊羹

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米仙堂 白羊羹

 わが家には、大抵いつでも何本か羊羹の備蓄が有ります。 そして、他に買い込んでおいたお菓子が切れてきたりするとその羊羹の出番に。 割と保存が利くので、こんな時に便利です。
 それに、どこに行っても羊羹は売られてますし、その土地に合った素材を活かした物とかバリエーションも豊富。 なので、旅行に出かけるたびに何本か買って帰る感じで、今日紹介する羊羹もそうした1本です。

 米子(鳥取県の西の端)に白羊羹というこちら方面では有名な羊羹が有ります。 名前のとおりその白さが売りのようかんです。
 買ったのは、米子では老舗のお店米仙堂(明治12年(1879年)創業)の白羊羹。 このお店の代表的な商品で、発売当初は地元大山の麓で栽培されていた白小豆(高級な和菓子素材)を使った羊羹だったそうです。
 ただ、その白小豆が高価になりすぎたためでしょうか、現在では手亡豆(白インゲン)を使って白羊羹は作られています(現在全て白小豆だと3倍以上の価格になるのかな)。
 でも、手亡豆の餡の方が透明度が高いので、白羊羹も輝くような白さと透明感が有って、見るからに美味しそう。
 すごく密度が締まっている感じで、ムチッとした食感。 でも、キメは細かくてクセの無い豆の風味が程よく効いています。
 そして、何より品の良いさっぱりした味わいは中々魅力的だと思います。 これで、525円(1棹)の価格は驚き。

 次も米仙堂の羊羹で、冨貴汐
 こちらは、小豆を使った羊羹で、練羊羹としてはかなり柔らかめに出来てます。 素材は違っても、全体のイメージは白羊羹と良く似た感じで、円やかな甘さが好印象。 キメが細かく、羊羹としては口解けの良さも有ります。
 また、塩羊羹ほどではないですけど、名前のように少し塩味を効かしているようです。 525円

 米仙堂の羊羹は、低価格に設定されていますが、それ以上にしっかり仕上げられているように思えます。
 お店は、JR山陰本線米子駅から西に歩いて数分の所。 他に米子市内を中心に複数の店舗が有るようです。    

 米仙堂
 鳥取県米子市明治町31
 TEL:(0859)33-1660