藤井風くん2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』の
ジャケ写&収録曲リストが電撃投下されて
右往左往の界隈です。
で、ちょっと考察してみました。(大げさ…ぷ)
まず、気になっていた「damn」。
基本、苛立ちや怒り、驚きを表現する
スラング言葉です。
映画の字幕では、「クソッ」とか「畜生」とか・・
お馴染みの単語です。
「怒ったり」なんかな…と思ったけど。
(藤井風・Twitter)
最近は口語(スラング)で
「すごく、ひどく」という意味があって、
たとえばdamn wellは「めっちゃいいね!」、
hot damnは「スッゲー!やったー!」
damn foolは「どアホやな!」とか。
風くんがどういう歌詞をつけているのか、
とても楽しみな所です。
更に、「damn」で、ハッと思い出しましたがな。
(気づくの遅いやん…)
DAMN / ケンドリック・ラマー
これこれ!このアルバム!
2018年、このアルバム『ダム』によって
ラッパーとして初の快挙となる、
ピューリッツァー賞の音楽部門を受賞。
1943年に設立されたピューリッツァー賞の音楽部門は、
クラシック音楽作品が受賞するのが常となっており、
クラシックやジャズ以外の作品が選ばれるのは、
この時が初でした。
余談ながら、この賞は
2009年、スティーヴ・ライヒが『Double Sextet』で
受賞しています。(((o(*゚▽゚*)o)))
同賞の委員会は、
Kendrickによる4作目のスタジオアルバム『DAMN.』について
「現代を生きるアフリカ系アメリカ人の
複雑な人生を捉え、
土地や文化に根付く本物の言葉や
リズムのダイナミズムを統合した
高水準な楽曲を収めた名作」と評価しました。
ちなみに
ピュリッツアー賞ジャーナリズム部門は、
「ジャーナリストのノーベル賞」と
いわれています。
アルバムの詳細に興味がある方は、
こちらの記事を。(後編もあります)
ケンドリック・ラマー『ダム』 / Kendrick Lamar “DAMN” 告知映像
勝手に連想しました。
てか暴走しました。(スミマセン)
(´・ω・`)
さて、風くん作品はどんな「damn」なのでしょうか。
ところで、収録曲リストは藤井風・Instagramにて、
English.Ver.も見ることが出来ます。
(藤井風・Instagram)
9曲目、「それでは、」は、
「Bye For Now」となっていますね。
ひとまずは、さようなら…とか、
じゃ、またね…という感じかな。
それでは、しばしのお別れ~みたいな?
そうなると…
「それじゃ それじゃ またね
少年の瞳は汚れ
5時の鐘は鳴り響けど もう聞こえない
それじゃ それじゃ まるで
全部 終わったみたいだね
大間違い 先は長い 忘れないから」
(帰ろう・藤井風)
をつい、思いだしてしまうがな…(´; ω ;`)
勝手に。
ま、ものの見事に裏切られるでしょうww
風くんの歌詞はまず、テンポ良くリズミカル、
だけれどもその世界観は深く、
魂を揺すぶられるインパクトあり…
中原中也みたいに、
同じ言葉を繰り返しながら、どんどん、
心的な場面が変わっていくところ。
また、ユーモアに溢れ、洒落も利いている…。
そして、韻の踏み方が絶妙(英語版の歌詞も)!
実にデリケート、かつ巧妙に作られているなぁ、
と思っているのですが、風くん曰く歌詞は
「降ってきた」そうです。(ex.@ドンキ)
(=ΦωΦ=)
あれもこれも、
本当に楽しみです。
関連過去記事です。よろしかったらどうぞ。
*考察シリーズ(ぷ)
旅路における考察
「何なんw誕生」における考察
「帰ろう」における考察
*おまけ
「罪の香り」舞台演出における考察。(ちょっと…ぷ、です)