ずっずマネ氏のダイアリー(@藤井風アプリ)、非常に興味深かったです。

Yaffle氏との出会いと作品を作りあげていく様が良くわかって、

嬉しかったですね。

改めて、名盤『HELP EVER HURT NEVER』の素晴らしさを再確認。

 

そして、

「何なんw」誕生の逸話も。

藤井風くんが、この曲を作るにあたってのエピソードです。

(以下、「ダイアリー」より)

 

レコーディングがほぼ全部終わった後に、風が、

さらに、曲の始まりにインパクトが欲しい!ということで、

急遽、自分の「オーム」という低い声と、

駆け上がるようなピアノのワンフレーズを録音した短いボイスメッセージを、

ヤフさんにLINEで送りました。

それを「重厚なリバーブをかけて、異世界感を出して欲しい」という風のオーダーをもとに、

ヤフさんが作り上げたのが今の「何なんw」の冒頭になっています。

風曰く、ビッグバン(宇宙の始まり)をイメージしたような最初の音は、

LINEのボイスメッセージで録音されたものだったのです。

 

(藤井風アプリ・スタッフダイアリー 「その頃の風さん、21歳。」)

 

*「オーム」ヨガを始める前、心の浄化のために唱えるマントラ。

 

そういえば、Teaserに3回も、オームが。

 

藤井 風(Fujii Kaze)  何なんw (Nan-Nan) MV Teaser (2020/01/20)

 

    (藤井風Instagram)

 

なるほど、最初は。

LINEのボイスメッセージから物語は始まった。

 

そう、「2001年宇宙の旅」も、

空に放り上げた骨が宇宙船になるもんね。(で、いいのか?)

 

「人類の夜明け」。

ぽーーん、宙に舞う骨が

 

宇宙船へ。

 

壮大なる「スペースオペラ」へと…

映画「2001年宇宙の旅」(by・S・キューブリック)の名シーンの一つです。

(進む方向性が間違っているかどうかはご容赦ください。)

 

    脱線を復旧しましょう。

 

ともあれ

かくして始まった「藤井風」という宇宙…が、

『青春病』辺りで一度新星爆発するのです。(また、そういうことを)

そして…。

…なにそれ?という方はこちらを。(過去記事です)

 

「リリースされるごとに、ぎゅぎゅぎゅーっと、質量小さくなっていき密度が高くなっていき。

新星爆発(?)されたんでしょうなぁ、どこかのタイミングで。

よもやの「青春病」で。(ほんまか?)」

 

気を取り直して、

ちょっと、しんみりというか、感動した所を記します。

 

風のオリジナルを一番良い形で世に出すにはどうしたらよいか?」

ということが、とても重要でした。

なので、デビュー日からの逆算では無く、

納得できる良い音楽(曲)が完成した時が、風が世の中に出る時。

(「ダイアリー」より)

 

これはずっずマネ氏の、風くんに対するリスペクトが表れていると思いました。

と同時に、商業ベースでコントロールするのではなく(と言っても色々あるでしょうが)

機が熟するのを共に待つ、という覚悟みたいなものが。

 

風くんを初めてYouTubeにて見つけた時(まだ、彼のデビュー前です)

その才能に驚愕したとともに、諸刃の剣にならなきゃいいな、と思いました。

こういう天才型は、世に出たとたん周りの アホさ 無理解に俗世を儚んで、

隠遁してしまうケースがあるから。

 

…良かったです…。

 

 

藤井風アプリのダウンロードです。どうぞ。