コメ騒動はじめました。 -21ページ目

05年の夏を彩るブラジリアンサウンド

少し前の話だが、先月発売されたSTUDIO APARTMENT『PEOPLE TO PEOPLE』を聴いた。前作『WORLD LINE 』の発売から1年経つが、「スタジオアパートメントらしさ」とも言えるラテンジャズトラック&打ち込みサウンドの魅力はそのままに、大胆に取り入れた生音なども素晴らしい。メロディの美しさも健在。
また、ゲスト参加しているヴォーカルのakiko(去年ライヴで見て&聴いて以来、惚れまくっている)の歌は色っぽくて素晴らしいし、神とも言えるアーティスト、スティーヴィー・ワンダー『Isn't she lovely』のカバーも高速トラックでダンスフロア向けの新しい魅力が吹き込まれている。原曲の良さもあるが、こちらも十分楽しめる。

今回のアルバムも、スタジオアパートメントの得意技と言えるラテンな曲作りが炸裂しており、この夏、かなりお世話になりそうな予感。シンセピアノの音の軽さなど不満も残るが、ラテン、ブラジリアンハウスへのこだわりのようなものが伝わってきて、職人的な香りが漂っている。その職人気質から、もはや彼らは「クロスオーバーシーンのホンダ」と言える。
ちなみに、HMVで買ったらリミックスCDが初回特典で付いてきます。今も入手できるかは知らないけど。これもかなり良かった。フロア向けリミックスかと思いきやストリングスやクラシックギターを駆使したアコースティックな仕上がり。都会的な雰囲気に風通しの良い涼しげな音色が心地よい。
こちらのリミックスも、まさに「クロスオーバーシーンのホンダ」の底力を感じることができるCD。

ゲームは滅多にやらないのですが

いよいよ9作目が発売されるウイニングイレブンだが、11作目のタイトルが今から気になる。
ここはやはり、当然と言うか何と言うか『ウイニングイレブン11(イレブン)』という、ストレートでセブンイレブンを超えるクドさのタイトルを希望。

超こええ≒少女A

先月末の首都圏震度5の地震で超ビビったため、ここ数日、慌てて防災グッズや水を買い揃えている。
そこでふと思ったのだが、仮に関東に大地震が起こってライフラインが寸断された場合、そのとき、場合によっては買い置きしてあるミネラルウォーターでうんこを流さねばならないのだろうな。

そんなことを考えるだけでも、大地震の恐ろしさには戦慄を覚える。
うんこをミネラルウォーターで…そんな…殺生な。

いや、それにしても冗談抜きに地震が怖い。「ばえしばってチキン野郎」とか思われたくないから、ビビりまくって眠れずに寝不足になっていることは内緒だったが、あまりにビビってるので書いてみた。震度5を体験して「あ~対策しなきゃ」と思って準備してりゃ良いのに、下手に地震予知サイトなんぞいろいろ見てしまったので、あることないこと読んでムダに((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブルしている。

天災なんて逃げようがないから、準備と心構えをするしかないのは頭では分かってるんだけど、怖いな~。地震は活動期みたいだから、当分はガクブルしてなきゃいかんだろうなー。
まぁ、日本に住まう以上、天災リスクはついてくると思って開き直るしかない、と自分に言い聞かせよう。
小出しに中規模地震でエネルギー解放しちゃった!とか上手いことにならないかな。ならないな。

こりん星へ移住したい

UR都市機構のCMなんだけど、小倉UR子と三宅UR司ってネーミングは、やはり無理があると思う。
一応そのネーミングを解説すると、小倉優子の「優」&三宅裕司の「裕」と、UR都市機構の「U」がボキャブっているというダジャレなんだけど、何度CMを見てもUよりRの方が存在感があり、それゆえに、カルピスを飲んだ後に口に微妙に残るネバネバしたやつみたいな、何とも言えない違和感を感じずにはいられない。

そもそも、私個人の考えだけど、アルファベットの中におけるRのポジションってのは、言い過ぎかもしれないけどスマップで言うならキムタクであり、KAT-TUNで言うなら赤西仁だ。画数も比較的多いし、そのデザインには直線もカーブもあって美しい。Uよりも強いインパクトがある。
そしてRは人気者。パワフルで前向きな意味に使われることが多い。ワゴンR 然り、R-TYPE然り、セーラームーンR然り。しかもR指定なんていう、ちょっとドキドキな大人の魅力さえ兼ね備えている。おそるべしR。
文字自身には何の罪もないのに変態扱いされているHやCや、S&Mとは次元の違うところにRは居るのだ。

というわけで、URさん、次回はもう少しヒネリのあるネタを希望してるりんこ。さもなくば、こりん星へ行って、ももか姫をさらっちゃうんだプー☆

そんなこんなで偏差値下がりっぱなしの私ですが、明日も早起き頑張ります。

あと、URって聞いてデトロイト・テクノのURを思い出したテクノキッズは私だけじゃないはずだ。

ポーターの戦略=もやしっ子でも勝てる土俵を探せ

噂のマーケティング絵本(!)、神戸大の小川進先生が書いた『ドクター・オガワに会いにいこう。』を読んでみた。

いやぁ、これはかなりの名著じゃないでしょうか。既に社会に出て、販売戦略とかに携わってる人は読む必要ないかもしれないけど、学生は問答無用で読んだ方が良いわ。マーケティングについて解ってるようで解ってなかったんだな~って部分がハッキリ見えるし、この解りやすさ・読みやすさは神がかり的な光を放っている。
ポーターの競争の戦略とかレビットのマーケティング思考法が、小学生でも理解できる文章で簡潔に伝えられてるのも素晴らしいし、「4Pから4Cへ」なんていう最近の考え方も網羅してる。

なんつーかね、やっぱマーケティングを勉強したいと思った時に、いきなりコトラー御大の『マーケティング原理』とか手に取っちゃうと、あまりの量に挫折しかねないと思うのですよ(いや、これも歴史的名著だとは思うけど)。
でも、まず最初にこの絵本を読むことで、マーケティングを理解する筋みたいなのが作られるのではないでしょうか、なんて思う。今、絵本が熱い。これ最強。

あと、この本、絵も素敵なんだよな。上田バロンって人が絵師をやってるんだけど、都会的で凄くカワイイ。普通に見てるだけでも楽しい。個人的にツボだった絵は、最初の方のページに載ってるモンキーさん(甘党らしい)のイラスト。あの絵を見た瞬間、渋谷のブックファーストで溶けそうになった。
とりあえず絵を見るためだけでも1050円払う価値あるので、バロン好きも是非。なんだか、こう書くとレッドバロンとかマッハバロンみたいだけど。