赤城神社にお参りをして、少しだけ大沼と周辺を撮影した後、
覚満淵へ向かいました。
覚満淵に着くと、雲で真っ白でした。
晴れていれば霧の向こう側は鳥居峠が見えるはず。
左手を見ても霧の中。
本来なら駒ヶ岳の斜面の紅葉が見えるはず。
覚満淵は雲の通り道になっていて、
雲が出やすい場所。
それでも、いつもは快晴の予報の時を狙って来ていたので
ここまで真っ白な景色は初めてでした。
初めて来た方々には残念でしょうけど、
何度も来ていると、たまにはいいか、と思えます。
雲の通り道ですから、流れも早い。
刻々と見え方が変わっていきます。
左手と右手に木道があります。
左手は老朽化して通行止め。
今後は新しく出来た右手を通る事になります。
老朽化した旧木道。
いずれ撤去されるでしょう。
新しい木道は林の際なので、
汀から離れてしまいます。
覚満淵のシンボルツリー。
新木道からだと見えにくくなります。
そう言う意味では、これまで撮ったものは貴重な存在になります。
振り返って見ると地蔵岳と霧に霞む白樺。
もう大分夕刻に近づいていますが、
夕陽色にはなりませんでした。
覚満淵 最奥部から。
覚満淵の西側は木道ですが、東側(駒ヶ岳の麓)は薮の中の砂利道です。
↑の辺りで折り返す人とそのまま一周する人といますが、
写真を撮る人は東側には、あまり行かない様です。
薮なので撮りにくいんです。
その後、今度は一瞬だけ鳥居峠に行ってみましたが、
ここは本当に何も見えませんでした。
小地蔵岳と駒ヶ岳に挟まれたV字型をしている場所なので、
覚満淵から流れて来た雲が通り抜けていくからです。
ささっと諦めて、最後に小沼へ。
小沼の駐車場も霧の中でしたが、
一応湖畔まで降りてみる事に。
降りる道の途中で、霧に霞む木々でも撮れないか、と。
思い通りの霧の中。
白樺も霧に霞みます。
夕刻なので、現像で色温度を調整してみました。
湖畔に着いた時は真っ白でしたが、
少し歩いていたら雲が薄くなったりしました。
最後にはこんな晴れ間も。
太陽はもう地蔵岳の向こう隠れてしまいましたが、
ギリギリ小沼まで回りきる事が出来ました。
狙っていた夕焼け色の景色は撮れませんでしたが、
雲の演出をたくさん見られたので良かった。
自然相手の趣味ですので、思わぬ景色に出会える事もあります。
紅葉の進み具合としては、昨年より1週間くらい遅い気がします。
ブログの諸事情により撮影と公開がズレていますので、
この記事が公開される頃には、もう数ヶ所終えているはず。
そして何よりも、この記事を見て行きたいと思われても
すでに過去の事となっているでしょう。
そのあたりにつきましては申し訳なく思っております。
あくまでも個人の趣味の記事なので
ご了承くださいませ。