汁説 織田信長 『第5回 信秀から信長へのバトンタッチ編』
本当に久々の更新なので、書いてた本人が前回どこまで書いたか覚えてないという非常事態が巻き起こった訳だが、今回は織田信秀の対三河、対美濃戦略と、織田信長が信秀の後を継ぐまでを書いてみようと思う。
※間が空いてしまったので、このシリーズの過去ログを並べてみる。
■汁説 織田信長シリーズ過去ログ
・第1話
・第2話
・第3話
・第4話
さて、前回は信秀が松平清康(家康の祖父)を老獪なインサイドワークで亡き者とし、その余勢を駆って三河岡崎城にまで攻め上ったという所までだった。(確か)
で、前回ちょっと急ぎすぎてすっ飛ばしてしまった箇所があるので、それを補足しておく。
清康を戦死(というか暗殺)させるにあたり、信秀は清康と険悪な関係だった三河松平一族の松平信定(一説では清康の叔父)と友好関係を結んだ。
この信定は、過去にとある失敗によって清康に叱られ、それを根に持って関係が悪化したという。
そんな粘着キモイヨ状態の信定は、織田勢と合戦に及ぼうとしていた清康の陣中に騒ぎが起こるように手引きし、その混乱のドサクサで清康は部下に切り殺されたという。
これによって清康率いる三河松平勢は総崩れとなり(俗に言う守山崩れ)、おまけに本拠の三河岡崎城を松平信定に奪われるハメに陥ってしまった。
この守山崩れの後に、織田信秀と松平信定との間に婚姻関係が成立し、後の信長と家康の同盟のような形で、互いの背後を庇い合うという協力体制が生まれた。
こうして後顧の憂いを断った松平信定は、清康から家督を継いだ松平広忠(清康の子)を三河から追放したのだが、広忠は一時伊勢に逃れ、今川家の援助を求める事でこの【信秀-信定同盟】に抵抗しようとした。
今川家の援助のお陰もあって、何とか信定を倒して岡崎城を取り戻す事に成功した広忠だったが、ここで不思議な事が起こる。
広忠は自分の父親を殺して地位を奪った憎き相手のはずの信定を、なんと許しているのである。
この摩訶不思議な結末から、後世の人は守山崩れに疑問を持ち、世良田二郎三郎などの名前が飛び出す様々な異説が飛び出す事になったんだが、それを語っているとまた主役の信長の登場が遅れるので割愛。
こうした経緯もあり、『織田信秀vs松平清康』という尾張と三河を舞台にした抗争は、そのまま『織田信秀vs今川義元(with三河松平氏)』という新たな構図に引き継がれる事となったのである。
さて、この守山崩れとその後の三河統治を巡る抗争の頃に、有名な逸話として語られている家康(当時は竹千代)誘拐事件が巻き起こる。
居城を奪われるも今川家から援助の約束を取り付けた広忠であったが、その見返りとして嫡男の竹千代を人質として今川家に送る事となった。
その竹千代が今川家の本拠駿河を目指して出発したところ、待ち伏せしていた男達によって身柄を奪われてしまう。
その後、主犯の男は織田信秀に「竹千代を買わないか?」と持ちかけ、信秀はこれを承諾して竹千代を買い取った。(ただこの話には諸説あり、最初から信秀の仕組んだ事だったという説と、主犯の男が金欲しさでたまたま起こした事件だったという説がある)
三河を治める松平広忠の嫡男という武器を得た信秀は、当然のごとく「お前の息子は預かった。返して欲しければ今川家から織田家に鞍替えしろ」という脅迫文を送りつけたのだが、広忠は「たかが息子一人のために信義に外れた真似はできん!殺すなら殺せボケ!」と毅然と突っぱねたという。
これを聞いた信秀はいたく感心し、「広忠は信義を重んずる名将である!よって竹千代殿は尾張で大事な客として扱わせてもらう!」と、軟禁という形ではあるものの、客人扱いとして危害を加える事は一切なかったという。
これは一見すると美談にも感じる逸話だが、よくよく考えてみると信秀は『とりあえず相手を褒めるだけ褒めておいて息子は返さない』という、なるべく自分の名前を汚さない手段を選んだだけであって、美談と呼ぶには激しく微妙な話だったりする。
それはともかく。
こうして対三河戦略を考える上で重要な武器(竹千代)を得た信秀だが、その後に今川家との間に起きた三河の領有権を巡る合戦で、今度は自分の長男である織田信広が捕われてしまい、竹千代と信広を人質交換する事となった。
紆余曲折を経て駿河の今川義元の下に辿り着いた竹千代は、義元に大いに気に入られ、義元の軍師である太原雪斉を師として英才教育を受け、義元から一字名を貰って松平元康と名を変え、立派な戦国武将へと成長していくのである。
が、長くなるのでここも割愛…しようと思ったけど、通説になっている 「家康は子供の頃に不自由な人質暮らしをして苦労した」という話はちょっと事実と反する点が多いという事だけは言っておく。(恐らく人質とは言ってもかなり優遇されていたはずである)
さて、その後も織田信秀と今川義元は、主に三河を舞台に取ったり取られたりを繰り返す事となったのだが、同時期に信秀は北にも敵対勢力を抱えていた。
尾張のすぐ北の、隣国美濃を我が物とした斉藤道三である。
信秀は道三が美濃守護の土岐氏を追放して美濃の支配権を握ると、尾張に逃れてきた土岐氏の一族を保護し、その大義名分を振りかざして美濃へも進出しようと企んだのだ。
その頃ちょうど越前の朝倉氏の元にも美濃を追われた土岐氏が逃げ込んでいたため、織田信秀と越前朝倉氏は同盟を結んで北と南から美濃を挟撃したのだが、『美濃の蝮』の通り名は伊達ではなく、織田・朝倉連合軍は敗戦を重ねるだけの結果となってしまった。
※ポイント
ちなみにこの辺の話で押さえておかないといけないポイントがある。この時期の信秀は、尾張守護の斯波氏の配下の、尾張守護代織田家の一家老に過ぎない立場のままだったのだ。それなのに尾張国内の武将をまとめて、外交から戦争まで行っていたのである。(名目上は清洲織田家の一家老に過ぎないけども、この時点ですでに尾張の支配者は信秀だったとも言える)
さてそんなある時、朝倉家との同盟軍を持ってしても上手く美濃攻略が進められないでいた信秀の元に、斉藤道三から土岐一族を手放し、美濃への侵攻を止める事を条件に、縁談を持ちかけられる。
今川と斉藤という二方面作戦に限界を感じていた信秀はこれを承諾し、土岐氏を手放して縁談話を成立させた。
これがいわゆる『尾張の大うつけ信長と、美濃の蝮の娘濃姫の結婚』である。
両者の思惑や老獪さを考えると、これは一時の休戦状態に持ち込むための方便に過ぎなかった可能性もあるんだが、結果としてこの同盟は何故か上手く行き、信秀は北の、道三は南の脅威を取り除く事に成功した。
このように織田信秀は決して武力一辺倒でも、策略だけに頼るような人物でもなく、武力・経済力・政治力・権威といったあらゆる武器を巧みに使い分け、そうかと思うと時には非情な計略を用いた騙まし討ちによって那古野城を奪うなど、まさにオールマイティな戦国武将だったのである。
また信秀は必要に応じて新たに城を築き、【勝幡城→那古野城→古渡城→末森城】と次々に居城を変えながら政・戦の両面で活躍を続けていたのだが、この『必要に応じて居城を変える』という(当時としては)斬新な発想は、後に信長に引き継がれている。
信長は有名なだけでも【清洲→小牧山→岐阜→安土】と次々と居城を変えており、それを後世の人間は「常識に囚われない天才だ!」と褒め称えている訳だが、その発想の元を辿ると実は信秀に行き着くのである。
さて、そんな国内外で野心を順調に形にしつつあった信秀だったが、1551年頃に流行り病によって40歳という若さで突然亡くなってしまう。(死亡年には諸説あり)
そこで信長の有名な父親の位牌に灰を投げつけるという奇行が生じた訳だが、この時の信長の心境はいかような物だったろうか?
信長は信秀と正室との間に生まれた初めての男児だったが、実は他に何人か年長の兄がいた。(信長は記録に残っている限りでも信秀の三男)
にも拘らず、信秀は信長を後継者と定めていたのだが、それは正室の子だからというだけではなく、表面上はうつけを振舞う信長の真の才能を誰よりも理解していたからだと思われる。(信秀ほどの人物が、正室の子というだけで信長を優遇するはずがない)
だが周囲の人間の全てがそうだった訳ではなく、信長を信秀の後継者として認めない織田一族も多く存在しており、当時の信長の立場はまさに砂上の城というか、薄氷を踏むような物というか、いつ誰に攻め殺されたり暗殺されてもおかしくないほど不安定であった。
現に信秀が生存中だった時も、信秀に対して「世継ぎを変えるべきだ」と意見した家老もいたという。(だからこそ信長は父が生存中にわざと奇行を繰り返し、誰が敵で誰が味方かを見定めようとしていたのではないかという説があり、オレもその説に賛成)
そんな不安定な状況の中で、突然最大の理解者である父が死んだのだから、信長には大きな動揺や混乱が生じたはずだ。
そしてこうも思ったはずである。
「こりゃ早いとこ自分の思い通りになる家臣団を作らないと危ねえ!」
父親の残してくれた家臣もいるにはいたが、そういった古参の家臣達は信長が言う事を聞かないなら見切りをつけて(場合によっては殺して)他の人間を擁立するだろう。
かといって古参の家臣の顔色を伺っていては、信長ならではの理想の形を実現できない。
となると、自前で自分の好きなように動かせる家臣団を作り上げるしか手がなかったのである。
ここでちょっと例を挙げるが、信長の奇行を戒めるために切腹したとされる平手政秀(信秀の家老)という人物がいる。この話は信長の伝記などに必ずといって良いほど登場する逸話なので知っている人も多いと思うが、よくよく調べてみると「平手政秀は信長に背いた結果として切腹したのではないか?」という疑惑が浮上してくるのだ。
なぜそんな事が分かるのかと言うと、平手政秀の息子達が、政秀の切腹後に事あるごとに信長に背いているからである。
もし通説である「信長への戒めのための切腹」と「それを知って悔い改めた信長」という話が事実であったなら、政秀の息子達が何度も何度も信長に背く理由が分からない。やはりこれは平手政秀の死に、その息子達が信長に反感を持たざるを得ないような何かがあったとしか考えられないのである。
このように自分の周囲にいる誰が味方で誰が敵かも分からないというかなり厳しい状況、というか織田信長がその生涯で初めて遭遇した危機的状況から、尾張一国の統一作業が始められる事となったのだ。
と、連載5回目にしてやっと信長の代に辿り着いた…。
もはや精根尽き果てかけているオレがいるのは気のせいか…?
opi&mame夫妻と温泉旅行に行ってきたお 最終話 『東京に帰る日。』
という訳で、とりあえず未完のままだったこの旅行記をさっさと終わらせねばと思い至った。
前回は熱海の素泊まりホテルに宿泊し、地元の 『明らかに観光客向けじゃない普通の居酒屋』 で、予想以上に美味しいご飯(というか酒の肴) をたらふく食べたという所まで書いた。
で、opiは晩飯を食べるまでは 「ホテル帰ったらワーバス
やろうぜ!UNOやろうぜ!」 などと30半ばの男とは思えぬはしゃぎ様だったんだが、実際にホテルに戻ってくるなりいきなり爆睡。
※ワーバス(ワードバスケット) というのは、だいぶ前にじーらぼ!の春九堂
が広めて、そのあまりの面白さにちょっとしたブームになった 『しりとりとUNOを組み合わせたようなカードゲーム』 である。(こんな時期に話の流れとはいえリンクしてスマン >>家元)
でまあワーバスはどうでもいいとして、部屋に戻るなりopiが速攻でイビキをかいて寝始めてしまったので、残されたオレと彼女さんとmameはやる事もなく、各々好き勝手に風呂に入るなり、ぼけ~っとタバコを吸うなりして時間を潰し、何のイベントもないままご就寝。(オレなんかあまりにやる事なくて、熱海まで来てのだめ見てたw)
そして翌日。
一人で勝手に寝やがったopiは朝から元気一杯で、「最後に帰りがけにどっか温泉寄ろうぜ!」 と大はしゃぎ。
皆はそんなopiを横目で見つつ、仕方なくアレコレと場所を選び出したんだが、これまたopiの 「どうせならベッタベタな場所に行っておきたい!いっそハトヤでもいい!」 という台詞により、熱海駅周辺からちょっと東京方面に向かった場所にある、135号線沿いの 『オーシャンスパ おおきじま』
へ突撃。
この 『オーシャンスパおおきじま』 のウリは、なんといっても相模湾を一望できる展望プール(温泉) と、大浴場(室内) である。
温泉プールの方は男女混浴可能との事なので、平均年齢30歳のネゲットカップル2組はわき目もふらずに最上階のプールに駆け込む。
そしてひたすら泳ぐ。
自分達の衰えた体力など考えずに、とにかく泳いではしゃいで大騒ぎ。
気付けば小一時間ほどプールで遊び倒しており、いくら温泉プールとはいえ、海からの冷たい風によってどんどん体力を奪われていく頭の不自由なボクら。
流石に体力の限界を感じて暖を取りたくなったため、それぞれ室内の大浴場へ移動する事に。(残念ながら混浴不可)
で、オレ様はそこでまたぼんやりと景色を眺めながら入浴してみたり、opiと一緒に 『サウナ→冷水→サウナ→冷水』 というオヤジコンボを炸裂させたりしつつ、気付けば体力の限界を越えてヘロヘロに。
起きてからまだ2時間弱しか経過していないというのに、オレ様は休憩スペースで海を眺めながらぐったり。というかウトウト。
ふと横を見ればまたも爆睡中のopiの図。
ちなみにこのマットレス(?)は物凄く寝心地が良かった。あまりの気持ち良さにちょっと本気で家に持って帰ろうかと思った。
そんな旦那を無視して、奇声を上げながら乗馬マシンで堀越のりもびっくり状態のmame。
こんな調子で各自うだうだした所で、小腹が空いて来たので飯を求めて移動する事に。
で、熱海周辺から一気に離れて、神奈川県の真鶴港へ。
そして朝漁亭(あさどれてい)という築地の市場の中にあるような、狭くて小汚そうな海鮮丼のお店で昼ご飯を食べる事に。
本当はこのお店の前にある、観光客向けの大きなお店を目指していたんだけど、あいにくお休み中だったため、目の前のこの店に前情報もなく入る事になった訳で。
平日のランチタイムを過ぎた時間だったためか、店のオジちゃんがオレらを見るなり 「ゴメン!今朝仕入れた量じゃ間に合わないから今すぐ魚持ってこさせる!ちょっと待ってて!」 と不安極まりないお言葉を発してくださった訳で。
オヤジはそんなステキな台詞を言い終えるなり、電話で 「あのさー魚が全然足りなくなっちゃってさー!まだ良さげなの残ってる?ブリある?あ、そう!じゃあその辺の良さそうなの適当に持って来て!」 と早速買い付け開始。
お茶を飲んだりタバコを吸ったりして待っていると、15分ほどで発泡スチロールの箱を抱えた魚屋のオバちゃん登場。
オヤジは早速 「待たせたね!すぐ作るからね!」 と調理開始。(こんなの漁港じゃないと絶対に見れない光景だよな…)
で、こちらはオヤジが急いで作ってくれた鯵丼。
甘い醤油ダレをかけたご飯の上に、大量の鯵とネギとショウガが乗っている。
で、これが美味いのよ。B級的な美味さなんだけど、丼抱えて無心でがっつきたくなる味なのよ。
一つだけ言うなら、魚の風味が消えちゃうし、醤油ダレの旨味も飛んじゃうから、ショウガはもうちょっと減らした方がいいかもしれん。そこだけちょっと勿体無かった。
これも甘口の醤油ダレのご飯で、上には寒ブリや鯵や海老などが乗ってくる。(多分時期によって乗せる魚は変わるんだと思う)
でもってこれが掛け値なしで美味い!文句なく美味い!
鯵丼もこの海鮮丼も1,000円程度の値段で、お味噌汁とサラダ(何故かサラダw) が付いてくるんだが、食い応えも充分だし、何と言っても魚が美味い。(特にブリが美味かった~)
今回の旅行でのスマッシュヒットはこの店だと断言しちゃう。
で、どうもランチのセットに付けるサラダが品切れになってしまったらしく、「これサービスするから!野菜切らしちゃってごめんね!」 と、鯵のなめろうを出してもらった。(いや大将、野菜よりも明らかにコッチの方がいいです)
で、このなめろうも美味しくて、オレは丼のご飯を残しておき、なめろう丼にして食べてニコニコしてたりした訳だが、この店のオヤジが無駄に正直な人でな。
「あのねー、美味しいって言ってくれてるのに申し訳ないけどさ、この時期はこの辺じゃ美味い鯵が入らないんだよ。だからそれ日本海の方の鯵なんだよね。」
いや…オヤジ…。
地の鯵じゃないのに今までボクらは美味しい美味しいと喜んで食べてた訳ですが…。
「春先とかに来てもらえれば、この辺の地の魚の美味いヤツを食わしてあげられるんだよな~。兄さん達、良かったらその頃またおいでよ!」
という訳で、オレ様は間違いなく春先にもう一度この店に来ようと堅く決意した訳であり…。
今回のお魚でも充分美味しいのに、真鶴の旬の地魚がどれだけ美味いのか確かめないと気がすまない!
「観光かぁ~。ねえな。」
断言されちった。
「あとね、この辺の観光客向けの大きなお店はちょっと当たり外れが大きいんだよな。ウチは魚を多めに乗せてる方だと思うんだけど、ウチの倍くらいの値段で、ウチのよりも盛りの淋しいお店もあるからさ。」
どこまでも直球勝負だなこのオヤジ…。
という訳で、お前ら真鶴行ったら朝漁亭行け。
ここは当たりだ!ここに行っとけばとりあえず間違いない!
ていうかここは安いし美味いし、何と言ってもこの直球オヤジが気に入ったw
で、真鶴で美味しいお魚を食べた後で、ボクらは何故か箱根の辺りをうろついてみたんだが、特に行きたい場所もなく、何より雨が降って来てしまったので、後ろ髪を引かれる思いで東京方面へひた走る事に。
で、気付いたら何故かこんな所に来ていた訳で…。
そう、イルカショー。
イルカショーと言えば江ノ島水族館
!
たまたまイルカショーの最後の回に間に合ったので前の方の席で見ていたんだが、江ノ島水族館のイルカショーの席って色分けされてて、前列のオレンジ色の席は 「水がかかるよ」 っていう場所なのね?
だからオレやopiが散々 「オレンジの席は本当に水被るから座らない方がいいよ。」 と言っていたにも拘らず、気付くとオレらと並んで座っていたはずのmameが、一人でまさにそのオレンジ色のデンジャーゾーンに移動していた訳で…。
opiがそれに気付いて 「mame!そこ危ないって!」 と言った瞬間、イルカがサービス精神満載のビックジャンプ!
水ざっぱー!
想像通りオレンジ色のシート目掛けて大量の水が飛んできてmameずぶ濡れ。
イルカショーの会場の中で、mameだけが水の直撃を受けるという気恥ずかしくてしょうがない状況が生まれてしまった訳であり、一瞬何が起こったのか理解できず、ぽかーんとフリーズしていたmameに対してかける言葉もないボクら。
そんな可哀想な子mameを引きずって、館内をふらつくボクら。
上の写真はまあ至って普通のイワトビペンギンなんだが、左側のペンギンに注目。
こいつ、ず~~っと右腕(腕?) だけ水平に上げてたんだけどこれは何かのサイン?
そんな交通整理状態のイワトビペンギンの隣には、客に背を向けて虚空を見つめ続ける謎の集団が。
何を見てるんだコイツらは…。
そしてお約束の大水槽。
間近でエイとか見るとやっぱ心が躍るなあ。大きいなあ…。
美味しそうな魚群。
今まで 「江の水なんてwww」 とかバカにしてたけど、実際に来てみるとやっぱそれなりに楽しめちゃうわぁ。
贅沢を言えばもうちょっと入館料が安ければ文句なしなんだが、まあ帰り道に何の期待もせずにフラっと寄っただけの割には充分楽しめた。(次来る事があるかどうか分からないけど…。)
■特別付録 オハラエビの仲間
<説明書き>
オハラエビの仲間は深海の熱水噴出域にしかいないエビの仲間です。熱水周辺にすむ小さな生物やバクテリアのマットを食べていると思われます。オハラエビの仲間は目がないのですが、自分が焼け死ぬような熱い場所には行きません。
おいおい、気のせいか何か遠まわしにオレを侮辱してないニダか?
ちょっとこれを自虐改竄してみよふ。
・おはらとその仲間
おはらとその仲間は、ネット界の片隅にしかいないネットゴロつきです。ネット界隈の炎上し易い地域にいる、自分よりも弱いサイト管理人を食べていると思われます。おはらとその仲間は状況判断する目がないのですが、それでも自分が焼け死ぬような場所には行きません。
ムキーーー!!!
しゃ、謝罪と弁償を要求するニダ!
とまあそんな脱力なオチがついた所で我々は江の水を後にし、opimame夫婦とオレ様の地元の板橋で食事をする事に。
どうせなら今までに開拓してきたお店の中でもトップクラスの場所にご招待しようと、板橋グルメマップで紹介した鳥多希 と、同じく紹介済みの龍神 をハシゴする。
実は食にうるさい2人なんだが、2軒とも気に入ってもらえたようだし、いやー良かった良かった。
で、飯を済ませた後でopimame夫婦を神楽坂まで送り届け、1泊2日の温泉旅行は無事に終わりましたとさ。
■後日談
このクソ寒い季節に散々屋外の温泉に入りまくったせいか、オレとmameの虚弱コンビは旅行から帰った翌日にお約束のごとく風邪を引くというグダグダなオチがつきましたとさ…。(行く前に気付けという話だが、やっぱ冬に屋外の温泉は危険が伴うな…)
<キャスト(?)一覧>
・opi
・mame
・彼女さん
・オレ
※opi&mameは死亡説が流れるくらいサイト放置中です
<以下、温泉旅行記ログ>
・温泉旅行記1
・温泉旅行記2
・温泉旅行記3
・温泉旅行記4
汁特製鍋レシピ 『豚ネギ鍋』 ※追記アリ
汁説織田信長や熱海旅行記といった連載ネタが全然終わってない気がしないでもないが、空気を読まずに汁レシピ紹介のコーナーを久々にやってみる。
今回お届けするのは、風邪が流行るこの季節にもってこいな 『豚ネギ鍋』 でございます。
無類の鍋好きなオレ様は、外食した際にステキな鍋料理と巡り会うと、それをよりお手軽に食べられるようなレシピに変えて自宅で作ってみるという趣味があったりするのですが、思い起こせば今から2年半くらい前。
旧サイトで紹介したレタス鍋
がささやかな話題になり、お陰様でGoogleレタス鍋検索1位
という無駄な勲章を得たりした訳ですが、このレタス鍋もそもそもは歌舞伎町の吟
というお店のレタスしゃぶしゃぶを元にして、より安く作ろうと思案した結果出来上がった物なのでございます。(吟でレタスしゃぶしゃぶ食べると、それだけで3,000円以上するんだよね…)
でもって今回紹介する 『豚ネギ鍋』 も、知り合いに教えてもらった幡ヶ谷の黒豚料理のお店で食べた豚しゃぶを元に考案したメニューで、それを1人前500円くらいで作れるような経済的なレシピにしてみました。(ちなみにそのお店を教えてくれた人に 「混むと嫌だからあんま宣伝しないで」 と言われたので、残念ながらリンクはしない。が、黒豚・幡ヶ谷で検索すると一発で見つかってしまうw)
でまあそんな前置きはどうでもいいとして、まずは鍋に水を張って昆布で簡単に出汁を取ります。
で、お好みで日本酒だのみりんだのを入れてみたりしつつ火にかけ、煮立ってきたらあまり深く考えず固そうな物からぶち込んで行きましょう。(白菜とか薄めに切った大根なんかがオススメ)
この鍋の ”肝” はつけダレにあるので、具材なんかは本当に適当でOKです。
注意点があるとしたら、臭みの強い魚介系は避けた方がいいという点くらい。
ちなみに今回使った具材は、豚バラ・白菜・しいたけ・えのき・豆腐といたってシンプル。
鍋の具材の準備が終わったら、次にこの鍋の ”肝” であるつけダレを作りましょう。
味付け自体はスーパーなんかで売っている白だしに、お好みでちょっと手を加えるだけでOK。(味付けに自信がなければ、白だしをお湯で割っただけでも充分美味しい)
次にそこに何も考えず大量の輪切りにした長ネギをぶち込みます。ネギの辛味が苦手なら、予めさっとお湯を通したり、水にさらしたりするといいかも。(ただしネギの風味まで消えてしまうと台無しなので注意)
なんと準備はこれで終了。
後はしゃぶしゃぶした豚肉を、このネギたっぷりのつけダレに突っ込み、写真のように 『豚肉でネギを巻く』 ようにして食べるだけ。
ようは関西風のうどんつゆにネギを一杯入れて、それをしゃぶしゃぶのつけダレにするというだけの物なんだが、食ってみれば分かるけどこれが妙に美味い。
悔しいけどこの食べ方は盲点だった。
で、お好みで白だしと喧嘩しないような調味料で自分好みの味に整えるとモアベター。
特にオススメしたいのは何と言ってもゆず。(ただし、ゆず胡椒は辛さが目立ってつけダレの風味を壊しかねないので取り扱い注意。)
今回ご紹介したのはあくまで最もシンプルな作り方なので、お好みでみょうがとか、大根おろしとか、すだちなんかを加えてみても美味しい。
■注意点
凄く簡単なレシピなので、特にコレといった注意点はないのだが、あえて言うなら下記の2点には注意すべきかも。
・野菜から出る水分でつけダレがすぐに薄まってしまうので、白だしベースのつけダレは肉を食べる時専用にして、野菜を食べる時用に、別にぽん酢ダレなんかを用意しておいた方がいいかもしれない。(特に気にならなければ白だしベースのタレだけでOK)
・想像以上に長ネギ消費量が激しいので、1人前1.5本くらいの割り当てで用意しておかないと足りなくなる。
■汁特製 『豚ネギ鍋』 材料と作り方(2人前)
<具材>
・豚肉(バラ推奨)=400gくらい…?
・白菜=半玉あれば充分かと
・豆腐=1丁あれば充分
※あとはお好みで椎茸とかえのきといった茸類を入れてみたり、薄切りにした大根を入れてみたり、サッパリ系の食材なら何でも美味しく食べられると思います。(魚介類だけはオススメしない)
<つけダレ>
・市販の白だし(瓶入りで売ってる薄めるタイプの物がベスト)
・長ネギ=最低でも3本は欲しい
※お好みでゆずとか、ゆず胡椒とか、ミョウガとか、大根おろしとか、ぽん酢なんかを用意しておくと吉。(あと天かすをちょっと入れるとよりB級な味に)
<作り方>
1.鍋に水と昆布を入れて軽く出汁を取る。
2.鍋を火にかけて、日本酒やみりんなどで簡単に味を調える。
3..頑張って長ネギをきざむ。挫けずにきざむ。家族全員に手伝わせてでもきざむ。
4.肉以外の具材をそれぞれ適度なサイズに切って鍋にぶち込む。
5.白だしを水でお好みの濃さに割り、鍋で温める。(煮立たせないよう注意)
6.各々そばちょこのような容器に長ネギをドバドバ入れ、その上から温めた白ダシを注ぐ。
あとは豚肉をしゃぶしゃぶして、つけダレの中のネギを巻くようにして喰らう。
※ネギの辛味が苦手なら、前もって輪切りにした長ネギをさっとお湯に通すか、軽く水に晒しておく。ただし!ネギの風味が飛ぶと途端に旨味が半減するので注意。
という訳で、これは今まで紹介した汁鍋レシピのどれと比べても遜色ない。(しかも一番作るのが簡単)
■参考リンク=汁特製鍋レシピ集
あとなー、この鍋で悩むのが〆をどうするかなんだよなー。
白だしベースだから無難にうどんかなぁ?
でも白菜の甘味や豚肉のコクが溶け出すから、雑炊にしても美味しいんだよねー。
という訳で、何はともあれまずはお試し下さいませ。
すでに巷では風邪が大流行しつつあるし、こんなお手軽鍋料理を風邪予防に役立ててみてはいかがでしょうか?(シンプルなだけあって、人それぞれ好きなように改良できるというのもオススメポイント)
■追記
自分でも今日作って食べたんだけど、そこで超重大なポイントに気付いた。本文中でつけダレは市販の 『白だし』 を薄めるだけでも構わないと言ったけど、物によっては大失敗になる可能性アリ。
というのも、今日は手抜きしようと適当な市販の白だしを買ってきて、それを薄めただけのつけダレを使ったんだけど、食べててあまり美味しくないし、何より化学調味料のせいか本気で気分が悪くなった…。
前に 『白だし』 ではなくて、讃岐うどん風のお出汁で作った時はめっちゃ美味かったので、つけダレは 『白だし』 ではなく、 『関西風・もしくは讃岐風のうどんだし』 を探した方がいいと思う。
で、その中でもあまり色々な化調が入ってない物があればベスト。
今まで手軽に作れて安いっていうのをウリにしてきた汁メニューだけど、たまにこういう凄まじい地雷が隠されているという例でした…。
opi&mame夫妻と温泉旅行に行ってきたお 第4話 『自殺の名所と熱海の晩飯』
冬のネゲットカップル限定温泉旅行の第4話。
前回はクソ寒い中にスク水オンリーという 「誰の趣味なんだよ!」 というコスチュームで地獄温泉巡りを楽しんだところまでお伝えした。
で、今回はその続き。
つり橋へ向かう途中にいきなりこんな看板が…。
そんなシュールな看板にもめげずに歩を進めると、明らかに落ちたら死亡確定な感じの景色が。
ちなみにオレ様は全国ヘタレ選手権を連覇したほどの真性のヘタレである事を予め宣言しておく。
オレ様以外の3人がみんなニヤニヤしながらコッチを見てくるので、ここで恥をかく訳にはイカン!と奮起してつり橋へ。
そんなオレの周囲で子供のような顔で 「わーわー!」 と奇声を上げながら飛び跳ねて橋を揺らすopi…。
だがオレがあまりビビってないのを見てつまらなかったのか、「ねーねー!あれマ○コみたいじゃね?」 と激しくどうでもいい話題にすり替えやがった。
まあ確かに言われてみれば女性器っぽく見えなくもないけど、兄さんもう30代半ばなんだからさ…。
そんな少年の心を忘れないopiをスルーしながら頑張って撮影。
その場に立ってみると怖いんだけど、どうも写真じゃ上手に伝わらないんだよなあ。
つり橋を越えるとむき出しになった岩場があり、なんと崖っぷちまで普通に行けてしまったのは気のせいでしょうか?(今回の記事の上から2番目の写真の中央奥)
普通は柵とか作らね?
自殺を思いとどまらせる看板を立てる前に、岩場に出れないようにする方が先決だと思うんだけど…。
ちなみにmameがヒールのあるブーツで岩場をよじ登り始め、危うく最初の犠牲者を出すところだったのは秘密。
で、存分に自殺名所観光を楽しんだ所で、日が落ちて来たので熱海の宿へ向かう事に。
今回宿泊したのは、素泊まり可能でオールタイム温泉入浴可能なAIOLA
さんというホテル。ここは1泊朝食付き専門のホテルで、1人4,000円から宿泊できるという素敵な料金設定である。
晩飯付きの温泉旅館でバカみたいに高い料金を取られるよりは、飯は外のお店で食べた方が安上がりだったりするし、このシステムはかなりお得なんじゃなかろうか。
そして肝心の晩飯をどうするかという話になった訳だが、オレ様が徹夜で調べた熱海周辺のお食事スポットは休みだったり、車で移動しないといけない場所(主に網代) だったりと全く何の役にも立たなかった訳で…。
仕方ないので温泉マニアな知人に電話をかけて 「熱海の美味しいお店教えて!」 とおねだりしたんだが、その人がまたちょっとナニがアレな人物であり、お店までの道順をこんな風に伝えてきた。
「あのさー、川が流れてんだよ。で、その川に沿って歩いた所なんだよな。」
いや、その説明じゃ全く分からないんですが…。
「あー他に目印あったけかなあ?…あぁ、そういや稲川会の事務所があるとこの近くだわ。事務所の場所知ってる?」
知らねえよ!
お前アレか?
タクシー捕まえて 「稲川会の事務所まで♪」 とでも言えっつうのか!!
と、そんなやり取りでも何とか場所と電話番号は分かったので早速電話してみたんだが、なんと定休日。
万策尽きたボクらは、仕方ないのでフロントのお姉さんに 「どっかご飯食べられる場所教えて~」 と泣き付く事に。
すると 「平日なんでやってないお店が多いんですよ」 という前置きをした上で、 飯屋や居酒屋が密集している場所を教えてくれた。
そんなボクらの目に、『ファイナルキッチン』 という凄まじい看板が。
こんなインパクト大な看板を見せられたら、主にopiが 「俺ここにする!」 と言い出すに決まっている訳であり、結果的にその通りの展開になってしまい、どんな飯が食えるのかも分からないまま突撃。
『ほうれん草のサラダ』
あっさり味で余計な事してなくて美味しい。
『軟骨揚げと茄子のす揚げ』
『馬刺し』
なんでボクたち熱海で馬刺し食ってるんだろう…。(ちなみに味はイマイチ)
『牛すじの煮込み』
なんでボクら熱海で(ry
『チーズカツ』
(ry
お魚食おうよ!!
牛すじの煮込みもチーズカツも普通に美味しかったけどさ、熱海くんだりまで来たんだから魚食おうぜ!
この注文の仕方は絶対におかしいって!
『生カキ』
「この季節ここでカキなんて獲れたっけ?」という疑問が浮かんだんだが、mameがどうしても 「生牡蠣食いたい!」 と騒ぐので仕方なく注文。
残念ながら風味がイマイチで、塩味と磯臭さばかり目立ってしまう感じだった…。
『大漁盛り』
やっとお魚キター!
時期が悪かったのかそこまで感動するレベルではなかったけれど、どれも普通に美味しくてやっと旅行に来た気になれたよ!
『鯵の塩焼き』
この鯵の塩焼きを食べて、この店はこういう素朴な料理が一番美味いのだと確信した。(刺身も観光地の割には安いし美味いんだけど、簡単に一手間かけてるメニューの方が美味い)
『イカのクチバシの塩焼き』
『ソース焼きそば』
何かを悟ったボクらは、あえて普通の居酒屋メニューで炭水化物を摂取する事に。この焼きそばはお母さんが作ってくれた的な昔懐かしい味でなんだかほっとする。
『鶏雑炊』
焼酎のボトル空けたりして酒が回っていたので、癒し系の〆メニューが欲しくてつい。やっぱ呑んだ後の雑炊とか茶漬けは美味いよなあ。
■総評
この店は全体的に値段が安めで、観光地向けというよりは地元の人向けなお店だったような気がする。
で、地元の魚は当然美味しいんだけど、時期外れの物とか産地が別の物はいたって普通なので過度の期待は禁物。
こう書くとなんかハズレを引いたように感じるかもしれないが、居酒屋としては安くて美味しくてかなり良いお店だと思う。
今回食べた中では馬刺しと生牡蠣以外は全て納得できる美味しさだったし、写真撮り忘れたけどお通しに出てきた「ひじきのぴり辛小鉢」も酒飲みにはたまらない美味さだったし、”味” という点には何の問題もない。
…ていうかそもそも熱海で馬刺しとか時期外れの牡蠣を食うなって話だよな多分。
という訳で、熱海らしさは弱いかもしれないけども、居酒屋としては大満足なお店でした。(板橋グルメマップ風に点数つけるなら88点ってところか?)
■ファイナルキッチン 花かがり
住所:静岡県熱海市銀座町3-5
TEL:0557-83-2951
営業時間:17:30~1:00(LO24:30)
定休日:年中無休
ご予算:呑んで食って3,000円~5,000円あれば充分
<キャスト(?)一覧>
opi&mame夫妻と温泉旅行に行ってきたお 第3話 『静岡版 地獄温泉巡り!』
<前回までのあらすじ>
オレ様が徹夜で立案した 『熱海~伊東温泉巡りコース』 がことごとく使えなかったため、オレ様以外の3人は温泉ガイドブックを大人買いし、その場で次の行き先をアレコレ相談する事となった。
そんな3人の研究成果により、『サンシップ今井浜』 というステキな温泉に巡り会う事が出来たのだった。
で、そのサンシップ今井浜を後にした我々一向は、次なる目的地を河津からちょっと山に入った地点にある、河津温泉郷に定めた。
さっきまで海ばっかだったのに、ほんの10分ほど車を走らせただけで今度は山ばっか…。
微妙に紅葉してて、これはこれで眺めはいい。
そんな山の中を疾走していると、opiが 「ここには日本初の二段ループ工法がある!」 とよく分からないウンチクを語り始めた。
opi兄さんが電波なのはいつもの事なので、全員それを滑らかにスルーしていたのだが、それから程なくして、本当に二段ループ工法の橋が出現。(opiはどうもサンシップ今井浜に置いてあったパンフで勉強したらしい)
電波で脳死なボクらは 「あのグルグルを上ってみたい!」 と、何も考えずに突撃。
が、予想以上の横Gのために速攻で嘔吐な気分になるオレ。
しかも、そんな苦痛に耐えてこのループ橋を上りきったというのに、いつまで経っても目的地の温泉が見えてこない。
河津駅の辺りから車ですぐのはずなのに、延々と続く山道を走らされ、気付けば修善寺にまで達しようかという勢いなボクら。
これは流石におかしいと途中で車を止めて地図を確認してみると、なんと目的地の温泉はループ橋の入り口の手前で曲がらねばならなかった という衝撃の事実が判明。
これはオレのせいじゃない!
opiが 「ループ工法だ!日本初だ!あれ上りたい!」 なんて言うからだ!
という訳で、人よりも若干頭の不自由なボクらは、Uターンしてあのグルグル気持ち悪いループ橋に再び挑むハメになった訳で…。(ちなみに上りより下りの方が怖かった…)
という訳で、散々な目にあったものの、なんとか目的地の伊豆河津温泉郷 『大滝温泉 天城荘』 に到着。
ここは山の斜面に様々な風呂が点在する、いわば温泉テーマパーク的な存在である。(詳しくは上のリンクから飛んでお風呂の紹介など見てみるとよろし)
内風呂や露天合わせて20以上の風呂があるという事なので、オレ様達は早速全制覇目指して突撃。
ちなみに露天風呂は水着着用で男女混浴が可能との事。
ただし、その水着がなんていうか…
スク水なんだよね…。
※サービスショット=スク水mame(つるぺた人妻)
おいおい、ろじぱらの中の人 は今すぐこの温泉に行った方がいいぞ!
それはともかく、順路に沿ってテクテクと山の斜面を歩いていると、まずは 『子宝の湯』 というステキな名前が現れた。
中に入ってみるとそこは明らかな洞窟であり、ちょっとした川口浩気分を楽しめる。
そして中にはこんなナニがアレが御神体(?)が。
いわゆるマーラ様だろうか…。
お湯に浸かりながら入り口を写してみたんだが、湯気のせいでちょっと分かり辛いかも。(中央奥の階段が入り口)
これは確かに他に人が居なかったら子宝に恵まれそうだなあ。
最初の一発目でこの温泉の楽しみ方を理解した我々は、「アングラ」 とか 「熱海秘宝館 」 といった単語を頭に浮かべながら先を急ぐ。
が、順路通りに歩いているのに一向に次のお湯が見えてこない。
なんていうか、男も女もスク水一枚で冬の寒風に耐えながら急斜面の林道を歩かされるという、ドMじゃないと耐えられない造りなんですが…。
延々と林道を下った我々の眼に飛び込んできたのは、こんなステキな色をした池(?)な訳で…。
アングラ、熱海秘宝館という単語に加えて、「地獄巡り」 という新たなキーワードが浮かぶ。
で、ただでさえクソ寒いのに、バカでっかい滝が…。
その滝からとてつもなく冷たい風が吹きすさんでいた訳であり、マイナスイオンがどうこう言う前にいつ凍死してもおかしくないボクら。
で、そんな滝からほど近い場所に、救世主とも呼べる温かいお湯がイパーイ。
お湯から見る景色はこんな感じ。
さっきまでのアングラ臭がウソのようだ。
滝から続いている川に沿って、それぞれ温度の違うお湯があるので、各自自分にあった温度の風呂に入ると吉。
で、こっから先がまた長かった。
川沿いの道を延々と歩かされ、せっかく温まった身体が早くも冷え切ってきた。
<変質者opiと、つるぺたスク水mame>
いけないオジさんに誘拐された幼女といった趣きである。
opi曰く 「別に俺は顔出し構わないよ」 との事だったが、悪意を持ってあえて修正入れてやる。
で、ガクガクブルブルしながら歩き続けていると、なぜか25mプールが。
温かいのか?と思って何気なく手を入れてみたらバリバリに冷たい…。
いや、今のボクらに必要なのはプールじゃなくて暖を取れるお湯なんですが…。
そのプールから急勾配の階段を上らされ、「オレが何か悪い事をしたのか?」 と泣き叫びたくなりそうになってきた所で、次の目的地である五右衛門風呂が出現。
こんな感じの釜の中に一人ずつ入る訳だ。
五右衛門風呂 使用例。
一見すると楽しそうにも見えるんだが、釜の中がサビているため、ちょっとザラザラしてて痛い。(怪我しないようにサンダル履いたまま入った方がいいかもしれん…)
ふと目の前を眺めると、先ほど嘔吐の苦しみを味あわされた二段ループ橋が。
端で見るだけなら面白いなあ。(実際に突入するのはもうイヤだけど)
で、そんな五右衛門風呂からさらに階段を上った場所にまたも滝が。
そしてその滝の近くにはこんなステキな捨て台詞が書いてあった訳で。
『寒くてもよろしかったらご利用下さい』
その人を突き放した看板通り、実際にお湯が冷たすぎてとてもじゃないけど入れたもんじゃなかった…。
で、悪夢の八甲田山雪中行軍状態のボクらは、口もきかずに小走りに進んで直線30mを謳い文句にしている穴風呂に。
入り口はコンクリで固められてるんだけど、先に進むと本当に天然の岩むき出しの狭~い洞窟が延々と続いていた。謳い文句通り本当に30mくらいはありそうだ。
お湯自体はぬる目なんだけど、狭い洞窟内だからかサウナ効果が味わえてちょっと楽しい。(ただし閉所恐怖症の人は絶対に入らない方がいい)
そんな穴風呂でホカホカになったボクらを待ち受けていたのは、帰り道という名の地獄の坂道な訳で…。
そうだよね、行きがあれだけ急な下り坂だったんだから、帰りは当然同じだけの急勾配の上り坂に決まってるよね…。
気のせいか心臓の動悸が激しくなって、息がひゅーひゅーしてきたお…。
この地獄巡りは健康によくないお…。
意味もなくサービスショット。
で、なんとか坂を上りきって天城荘の本館に戻ってきたボクらは、男女に別れてそれぞれ内湯にアタック。
ちなみにオレ様は明らかにバスクリン的な物を大量に入れたんじゃないかと思われる謎の薬草風呂にノックダウン。
『菖蒲・陳皮・紅花・薄荷・当帰の五種類の有用な漢方エキスが入った薬草風呂をお楽しみください』
との事なんだが、まず色が毒々しくて臭いが物凄い。
ちなみに薬草風呂に入った後にタオルで身体を拭いたら、緑色の粉がついたお…。
とまあそんな愚痴をこぼしつつも、ここはぶっちゃけ面白かった。
欲を言えば帰り道用のエレベーターなどが欲しい所だが、風呂の種類の多さや景色の良さ、男女混浴OKな点が素晴らしい。
日帰り入浴の料金が1,000円で、水着やらタオルやらを借りて一人2,000円弱の予算でここまで遊べるならコストパフォーマンスも良いんじゃないかと。
一つだけ注意点を挙げるとすれば
絶対に冬は来ない方がいい
という事くらいか。
■大滝温泉 天城荘
・オフィシャルサイト
営業時間や詳細などは各自上のリンク先でご確認ください。
<キャスト(?)一覧>






















