オレとファイプロ2※過去ログサルベージ
2005年09月11日
ファイプロ復活記念『オレとファイプロ その2』
という訳で、ファイプロテキストを書くつもりで始めたのに、ファイプロに関する話が全く出なかった第1回。その反省を踏まえ、とりあえず頑張ってファイプロ縛りで語ります。
■参考リンク
ファイプロリターンズ
オレ様が最も好きなファイプロシリーズは、なんと言っても『クイーンズスペシャル』である。この『クイーンズスペシャル』の完成度は、操作性、キャラデザイン、システム全てひっくるめて考えても、びっくりするほど高かった。女子プロヲタなオレ様にとって、未だに遊べる名作である。
ヘアーホイップだの全女式ボディスラムだのといった、一部の大きなお友達にとってたまらない女子プロ技の数々…。髪を軽やかになびかせて躍動する選手の美しさ…。でもって他のファイプロとは明らかに違う、滑らかかつ華やかな動き…。エディット機能も搭載しており、言う事なしの名女子プロゲー…。
これぞクイーンズスペシャルクオリティ!
と、なんだか凄い勢いで話がすっ飛んだ気がするんだが、どうなんだろう?ねえジャガー?やっぱり通常版のファイプロの話をするべきなのかね?
だって通常版のファイプロって女子レスラーがブサイクなんだもん!登場する女子レスラーがみんなチャイナ系かアジャ系かなんて我慢できないじゃんそんなの!頼むから女子だけは『クイーンズスペシャル』みたいなデザインにしてくれよ!
と息巻いた所で、仕方なしに第一作目から振り返ってみる。
■ファイヤープロレスリング コンビネーションタッグ(PCエンジン)
オレとファイプロの蜜月は、当時仲の良かった友人が、PCエンジンごとオレ様の家に持ち込んでくれた事から始まった。
ファイプロはそれまでのプロレスゲームとは違い、ゲーム寄りではなく、”プロレス寄りなプロレスゲーム”だったのである。プロレスファンへの細やかな配慮がなされており、プロレスファンが脳内で『オレだけのプロレス中継』を見れるという、かなり中毒性の強い内容だった。
ゲームとしての面白さもさる事ながら、自分だけの『プロレスドラマ』を楽しめる所がズバ抜けて秀逸だったと思う。
ドラマといえば『コンビネーションタッグ』には各選手に1つずつ『隠し技』が設定されているのだが、これがまた憎いチョイスなのである。例を挙げると、猪木がパワーボム、前田がヘッドバット、タイガージェットシンがジャーマンスープレックスといった感じ。まさにプロレス的に『正しい隠し技』なのである。
試合中にエキサイトした前田がU戦士の仮面をかなぐり捨て、大阪の喧嘩屋時代に戻ったかのようなゴンタ顔で対戦相手の顔面にヘッドバットを叩き込む…。
はたまた普段はヒールに徹するシンが、ジャーマンスープレックスを繰り出して隠れた実力者ぶりをアピール…。
隠し技1つとってみても、プレイヤーが勝手にこれだけのプロレスドラマを感じる事が出来たのだ。(シリーズを重ねるごとに『隠し技』の重みがなくなってしまったのは痛い)
そして何より面白かった要素が、凶器やヘッドバット、鉄柱攻撃などを喰らうと額が割れて流血し、関節技などで腕を攻められれば腕が、脚を攻められれば脚が痛んでいくという、部位ダメージの概念。
これはゲームとして考えると『対戦バランスが崩れてクソゲー化する危険を帯びた要素』だったと思うのだが、題材がプロレスだった事が有利に働き、見事なまでに『ファイプロの必須要素』として認知されるに至った。
腕を攻められ続けると、あしたのジョーのノーガード戦法のように腕がダラリと垂れ下がってしまい、脚を攻められるとレスラーの動きが極端に遅くなるなど、部位のダメージが見た目にも分かり易い点が、もの凄くプロレス的でよかった。
さらには部位ダメージが貯まると、その部位を使う技のダメージまで減ってしまうという要素もあった(脚ならキックが、腕なら投げ技等が)。
そんなステキなシステムが搭載されていたら、そりゃラリアット対策でハンセンの腕を攻めたり、前田のキックを封じるために脚殺しをしたりするさ。散々脚を痛めつけた前田に起死回生の大車輪キックを喰らい、一発で流血して大ピンチなんてドラマも生まれるさ。
そうそう、この前田(冴牙)の強さといったらアナタ。脚にダメージを与えるローキック、返せないキャプチュード、腕と脚への各種関節技、流血を巻き起こす上にダメージの大きい大車輪キックなどなど、ヤバイ以外の表現がないほどヤバイ。
話はズレたが、ファイプロ特有の『ゲーム』と『プロレス』の絶妙なバランス感覚は、この『ファイプロ第一作目』の時点で完成されたと言えるだろう。
とまあ適当にダラダラと語ってみた訳だが、この『ファイプロ第一作目』に対して1つだけ声を大にして言いたい事がある。
なんでドラゴン藤波がいないんじゃヴォケ!
鶴田・天龍・長州ときて、なぜ藤波だけいない!おかしくないか?!あまりに可哀想じゃないか?ドラゴンスープレックス、ドラゴンスリーパー、ドラゴンスクリュー、ドラゴンリングインと、数々のオリジナル技を持つ日本のプロレスの功労者なのに!
いくら当時の藤波に『コレだ!』と言えるタッグパートナーがいなかったからといって、『出さない』っつうのはナニがアレだろ!(ちなみにファイプロ第一作目はタッグチームという概念に重きが置かれていた)
マサ斉藤はともかく、海賊男ガスパーまで”2人に増殖して”登場してるんだから、僕らのドラゴンにも光を当ててくれよ!アレか、ヒューマン的にドラゴンは海賊男以下なのか!
無理矢理猪木と前田をタッグにしたりしてるんだから、藤波だって誰か適当なレスラーと組ませてやってもいいじゃないか!いくらなんでも酷いじゃないか!お前は藤波嫌いのミスター高橋か!
そういや藤波ってタッグの印象がないよなあ…。藤波のタッグパートナーって言われて誰が頭に浮かぶ?猪木?タイガーマスク?もしかしてイナズマ?
なんにせよ、前田と猪木のタッグなんか作るくらいなら、猪木・藤波の師弟タッグの方がプロレス的に良いと思うんだが…。『鶴藤長天』の”藤”だけいないなんて…。(密かに本気で傷ついていたらしい)
この妙なところでいきなりガチを仕掛けてくる点も、第一作目から装備されていた大事なファイプロ要素なのである。
と、藤波オチでキレイにまとめたつもりになってみる。
-無駄に長くなったのでまたしても続く-
■参考リンク
ファイプロリターンズ
オレとファイプロ3※過去ログサルベージ
2005年09月23日
ファイプロ復活記念『オレとファイプロ その3 』
半同棲中の彼女さんが、お母様と一緒に盛岡に行く事になってしまい、さみしにそうなオレ。ちなみに【さみしぬ】とは、【淋しい+死ぬ】だったりする訳だが、そんな話はどうでもよく。
そんなこんなで孤独死確実なオレ様に対し、彼女さんは「ほらサダ君、ファイプロ買ってあげるから。」と、ファイプロリターンズ
を買ってくれまった。
そういえば今から20数年前にも、同じような理由で母親がサンバルカンの超合金を買ってくれた事を思い出す。
それはともかく、折角なので簡単にレビューでも。(独り遊びさみしぃ…)
■参考リンク
ファイヤープロレスリングリターンズ公式サイト
今回のファイプロは、大まかに分けて下記の3種類のコンテンツがある。
1:通常の試合
2:エディット
3:マッチメイク
1:試合
基本的には今までのファイプロと変わらないが、細かい変更点や追加要素などがあるため、対COM戦も対人戦もニヤニヤしながら楽しめる。今回は隠し要素がない(?)ため、最初から全てのレスラーを選択でき、ストレスなくマターリできる。
で、個人的にCOM同士を戦わせて眺めているのが面白い。
<突然COM試合観戦記>
・三沢VSボブ・サップ オクタゴンマッチ(ギブアップかKO決着のみ)
序盤、腕パンチを振り回すサップの猛攻に苦しむ三沢さん。あわやKOというところで、何度もラウンド終了のゴングに救われる。が、受けて受けて受けきった頃に本領を発揮する僕らの三沢さんは、4ラウンド目に謎の猛反撃を開始。ショートエルボー連打から、ワンツーエルボーからのローリングエルボー、馬乗りエルボーと、とにかくエルボー祭り。オンリーギブアップマッチが幸いしたか、元祖エメラルドフロウジョンからタイガードライバー91というエゲツない連続攻撃に耐えたサップ。だが、その直後にキラーモードと化したみーちゃんが背後から抱き起こして投げ捨てタイガースープレックス。受身をとりそこねたか、マケボノのような格好でオクタゴンに倒れふすサップ。
※4R 2分19秒 投げ捨てタイガースプッレックスにより三沢のKO勝ち
・グレートムタVSザ・グレートカブキ (金網デスマッチ・エスケープルール)
何故か親子(?)対決を実現させてみた。さすがにムタの圧勝かと思いきや、カブキの元祖オリエンタル殺法に謎の苦戦。シャイニングウィザードやラウンディングボディプレスなどを決めていくムタだが、どうしても決定打にならず。手数では圧倒的にムタの方が勝っているのだが、要所要所でカブキのアッパーカットや急所へのストンピングで動きを止められ、技が単発で終ってしまう。そうこうしている内にカブキのチクチクした反撃が積もり積もってムタ大ピンチ。あと1 発大技を決めた方が勝つんじゃないか?という時に、ムタがカブキの首へエルボースタンプ。その次にどんな大技が!?と期待していると、ムタはそのまま金網をよじ登ってエスケープ。えええぇぇ…。
※18分19秒 エスケープによりムタの勝ち
グレートムタVSグレートニタ(電流爆破デスマッチ)
カブキ相手にあまりにしょっぱい試合をやらかしたムタに対し、ニタとのデスマッチを命ずる。いくらなんでも大仁田ニタ相手なら美しく勝てるだろう。…と思ったオレ様がバカだった。序盤から有刺鉄線に投げ飛ばされまくり、ボカンボカン被爆するムタ。あっという間に血だるまにされ、サンダーファイヤーパワーボム連発で昇天。
※8分49秒 サンダーファイヤーパワーボムでニタの勝ち
グレートムタVSグレートニタ(地雷爆破・蛍光灯ボードデスマッチ)
おいおいそりゃねえだろ!とツッコミを入れたくなるような結果に終ったため、きっと何かの間違いだったんだという事でリベンジマッチ。今回はリング下に地雷、コーナーに蛍光灯ボードを取り入れ、より秋らしいおしゃれ着に仕立てました(ナニ?)。それはともかく、試合開始から飛ばしまくるムタ。さっきの試合での大ポカを払拭するかのように暴れまくる。ニタを何度もリング下の地雷原に叩き落し、蛍光灯ボードに叩き付け、シャイニングウィザードを連発。これで決まったかと思いきや、ふらっとニタが立ち上がり、おもむろに蛍光灯を掴んでムタをたこ殴り。【蛍光灯ボードから蛍光灯を外す→力いっぱい殴打→蛍光灯破裂する→新しい蛍光灯を取る→殴打…】という謎のコンボを5回繰り返し、血だるまになったムタを引きずり起こすとサンダーファイヤーパワーボム3連発。カンカンカンカン…。相手の技を受けて受けて最後に勝つという、まさしく王道プロレスでニタが見事な勝利。これでいいのかムタ…。
※16分20秒 サンダーファイヤーパワーボムでニタの勝ち
と、こんなあり得ない組み合わせを実現させ、あり得ない結果に大爆笑という楽しみ方が最も健全(?)でよろしいんじゃないかと。
2:エディット
ファイプロといえば、レスラーエディットが一番楽しいという人も多い。特に既存のレスラーのデータに納得いかない場合などは、レスラー名を実名に変更し、技を納得のいく物に差し替えるという作業にのめり込む事になる。
また、完全オリジナルな選手をエディットし、スターレスラー達と競い合わせる楽しみもある。ちなみにオレ様は真っ先にHG住谷とダイナマイト四国を作った。明らかに何か間違っている気がしないでもない。
で、今回からレイヤー機能が付いたので、色々な外見のレスラーを作れるようになった…という触れ込みなんだが、パーツが少なすぎてちょっと微妙。さらに言えば、女子レスラーがブザイクすぎて反吐が出る。いい加減、女子レスラーのブサイクさをどうにかしろ。ビジュアルでSFC時代のファイプロ女子に負けてどうする。アホか。
3:マッチメイク
今回、オレ様が最もハマっているのがこのマッチメイクモード。マッチメイカーとなり、様々な団体の興行を成功させていく事が目的。試合の結末までは決められないので、なんとも不完全なマッチメイクだが。ゲフンゲフン
さて、このマッチメイクモードは、人によって目的が変わって来ると思う。夢のカードを実現させたいという人も多いだろうし、地味なカードでも客の満足度が高い”かみ合う”試合を重視する人もいるだろう。
個人的に全日の興行で武藤や川田や小島絡みの試合より、嵐VS荒谷のシングルマッチの方が客ウケが良くて萎えた。それはどうかと思うぞスパイク。【武藤&小島vs川田&田上(ノアから参戦)】の客の満足度が72%だったのに、嵐vs荒谷で92%て。
そんな何ともしがたい不条理な評価が下されるのも、マッチメイクモードの醍醐味だと無理矢理納得してみる。
で、このマッチメイクモードでは、ある条件を満たすとイベントが起きます。例えば全日で川田&田上組を実現すると聖鬼軍復活イベントが、ZERO1 のリングでMIKAMIvs星川のシングルマッチを組むと、2人の友情イベントが起きたりします。こういった組み合わせを色々と探してみるのも面白いんじゃないかと。
まあ当然のごとく、僕らのドラゴン には何のイベントも用意されてないクサイんですが。
そんなこんなで、2Dだからこそ逆に妄想が広がるファイプロシリーズ最新作
。プヲタな方にぜひオススメ。(激しく適当なまとめ)
オレと天空のレストラン※過去ログサルベージ
2005年11月13日
オレと天空のレストラン
突然だが、オレ様はとってもゲーム大好きっ子である。
いわばファミッ子である。ファミッ子といえば大集合であり、マイケル君は公共の電波で無敵ロムを使って全国のファミッ子達に攻略情報を教える強者である。
なにが「ここは難しいから頑張ってよけようね!」だ!
まずお前がよけれてねえから!!
ゲーメストかキサマ!!!
↓ゲーメストの心に残る攻略情報
『敵の攻撃が激しいから気合でよけろ!』
いや、それ攻略でもなんでもねえから。
という訳で、オレ様はつい先日、昔大好きだった【天空のレストラン】 を購入してしまったのである。
はい、全くもって文章が繋がってない気がするけど誰にも文章力は求められてないような気もするのでOKという事でいかがだろうか?
という訳で『天空のレストラン』
である。
これは"モノポリー"や"いたスト"のようなボードゲームなのだが、家を建てたり店を開いたりするのではなく、料理を作って他人に食わせ、食事代で稼いでいくゲームなのだ。
このゲームは、まず専属の料理人を選ぶ所から始まる。和食の達人や中華の達人といった、微妙に『料理の鉄人』で見かけたような連中の中から1人選ぶのだが、各料理人には得手不得手がある。例えば、イタリアンの達人にイナゴだのドジョウだの渡しても途方に暮れてしまう訳だ。(苦心のすえに考え出したレシピがイナゴピザだったりするのが痛々しい)
で、専属料理人が決まったらゲームスタート。
サイコロを振ってマスに止まると、そのマスの種類(海、山、川、街など)によって、様々な食材や調味料が手に入る。(畑なら野菜類が、海なら海産物がといった具合)
1つ食材を拾うと、料理人が「その材料ならこういう料理つくりたーい」とひらめくので、プレイヤーは料理人が求める残りの食材を集め回る事になる。
だが、いつも狙い通りの食材が手に入るとは限らず、時として激しく不要な食材を拾ってしまう事も多々ある。(海老天丼を作ろうとしてるのにカエルとか)
そういった明らかにレシピが崩れる食材を手に入れてしまうと、その料理は『ヤミ料理』という、正式な料理として認められないナニがアレなゴミ料理と化してしまうのである。
そんな時は、いらない食材を他人に押し付けてしまう事が可能で、これによって他人が作っている料理をヤミ料理に堕とす事も出来る。
このヤミ料理を巡る攻防がちょっと熱い。
精魂込めて高級食材を集め回り、「あと少しで高価なゴージャスメニューが出来上がる!」という時に、他人から全てがぶち壊しになる食材を投げつけられると本気でカチンとくる。『握り寿司』を作ってるオレ様に向かって、カレー粉だの卵だのを投げてくるなと!『シーフードカレー』とかにレシピが変化すればまだしも、『トロとブリのオイスターソース味ヤミ鍋マツタケ風味』とかになってしまったら目もあてられない。
そんなこんなで料理が完成したら、ギャルソンを雇って料理を持たせてマスに配置する。これにより、そのマスに止まったプレイヤーから食事代を請求できるようになるのだ。ちなみにヤミ料理でも(激しく安いが)食事代を請求できるので、序盤はヤミだろうが何だろうがとにかくマスに置きまくった方がいい。(生ゴミみたいな料理を食わされて食事代を請求されるとかなりカチンとくるんだが)
こうして食材を集めては料理を作ってマスに配置し、また次の食材を…という流れを繰り返し、誰かが破産するか、時間切れを迎えるとゲーム終了。
基本的にはゲーム中に最も資産の多かったヤツが勝つのだが、『最も高価な料理』などに与えられるボーナスがでかいので、総合得点での一発逆転も可能。
もう数年前のゲームなので、レスポンスが悪いとか、画面が見にくいなどといった欠点があるものの、内容は最高に面白い。誰でも簡単にルールを理解できるので、友人を家に招いて遊ぶ時などにとっても重宝する1本なのである。
今なら1000円くらいで売っているので、中古屋で見かけたら騙されたと思って買ってみてはどうか?(一応ファミ通の殿堂入りソフトだったりするが、ファミ通自体が信用できないのでまあいいや)
ちなみに、後に『天空のレストラン ハロプロバージョン』 なる珍妙な作品も発売されたが、個人的にハロプロに興味がないので激しくどうでもいい。
ていうか【モーニング娘。が生声で喋る】とかはまあ売りになるとは思うけどさ、【ココナッツ娘。も喋る!】とか言われてもさ…。とてつもなく蛇足じゃないか?(ちなみにハロプロの方も中古屋で1000円程度で買える)
という訳で、こういうゲームこそリニューアルして発売して欲しいと願う今日この頃である。(ハロプロはいらない)
甲斐姫伝説※過去ログサルベージ
最近ちょっと話題になっている のぼうの城
を読んで色々と思うところあったので、数年前に書いた 「甲斐姫」 に関する記事を再掲載してみる。
なぜオレが甲斐姫の話を書いたかというと、甲斐姫伝説の舞台となっているのは成田家の居城だった忍城。忍城というのは埼玉県の行田市にあったお城。で、行田市ってのはオレの母親の出身地で、祖母も祖父も行田の人。そしてその祖父はその昔 「成田記」 を訳した事があった。
そんな繋がりから、行田市に伝わる甲斐姫伝説をアップしたというわけでございます。
■参考リンク
<以下旧サーバから転載>
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以前、歴史学者をしていたオレの祖父さんが、埼玉県の行田市にある忍城の城跡に博物館を建てたと書いたことがあった。(祖父さんは完成前に脳卒中で倒れて亡くなってしまったんだが)
実はこの忍城にはかなりアニメ・マンガチックな伝説がある。
『甲斐姫』
関八州一の美女といわれ、秀吉の関東討伐の軍勢3万に対し、たった300の兵で城を守り抜いた知勇兼備の勇将であり、母を殺した反逆者たちを自らの手で切り殺して仇討ちを果たした女傑…。
というのは明らかに誇張があると思うのだが、それを差し引いてもかなりファンタジーなお姫様なのである。
甲斐姫は忍城城主の成田氏長の娘として産まれた。幼い頃から武道に励み、いつしかその技量は長刀の名人と呼ばれるまでに至る。
天正18年に秀吉が北条討伐の兵を関東へ差し向けると、北条家に属していた成田家も戦乱に巻き込まれた。氏長は忍城の兵の殆どを率いて小田原城へ入る事となり、留守役をどうするかで頭を悩ませる。それというのも、氏長は男子に恵まれず、長女の甲斐姫をはじめ、子はすべて女子だったのだ。
そこで氏長は、悩んだ末に18歳の長女甲斐姫を城代として留守役を任せる事に決めた。甲斐姫は義母と2人の妹達とともに、たった300の兵で忍城に篭る事となる。しかもその300の兵とは、戦で使い物にならない農民兵や老人ばかりであり、さらには女子供まで含んだ数字だったようだ。
そして6月。秀吉は石田三成・浅野長政ら、豊臣家を代表する名将達に3万の兵を預け、忍城のすぐ近くの館林城を攻めさせた。数千の兵が篭っていたにも拘らず、館林城は3日で陥落。その勢いのままに忍城へと攻め寄せてきた。主将に任ぜられた三成は、館林での快勝もあり、忍城ごときすぐに落とせると楽観視していたようだ。
だが、忍城は沼地の真ん中に建てられた攻め難い堅牢な城であり、加えて甲斐姫の統率する兵は士気が高く、統制も取れており、三成は攻め入る度に撃退された。
三成が手を焼いていると、後続の浅野長政隊が忍城へ近付いてきているとの知らせが。功に焦る三成は、秀吉の鳥取城水攻めを真似て、忍城を水攻めにしようと企んだ。沼地の上に建つ城なのだから、そこに大量の水を流し込めば大きな効果が上がるに違いないと。
三成は約30kmに及ぶ堤防をたった1週間で築き上げ、荒川と利根川から大量の水を忍城下に流し込んだ。三成の思惑通り、城下はみるみる水浸しになっていった。
だが、元々沼地の上に建造された忍城は、水に対する対策も練られており、ほとんど被害を受ける事はなかった。逆に、敵方が攻めてこれないのを見て、舟遊びに興じて挑発する始末だったそうである。
そうこうしている内に、忍城一帯に暴風雨が直撃。堤防は水かさが増えすぎたために決壊し、三成の本陣を押し流してしまう。この際、三成軍には多数の溺死者が出たようだ。
それでも三成はめげず、到着した浅野長政と共に再度忍城に攻め入る。この時、甲斐姫は鎧兜を着込み、自ら長刀を持って打って出た。女だてらに敵を斬り倒していく姫武将の姿に勇気付けられた忍城の兵士達は、一丸となって浅野方の陣に切り込む。その勢いに押された浅野軍は慌てて兵を引き、城外へと逃げ去って行った。
この甲斐姫の働きに領民も心を打たれ、忍城に兵糧を運び込む者が続出し、さらに城内の士気が高まる結果となった。
三成の苦戦を聞いた秀吉は、真田昌幸・幸村の親子に援軍を要請。石田・浅野軍を追い返した忍城は、続いて天下に名高い真田の兵を迎え撃つ事になる。
小手調べとばかりに、攻め口の一つを真田幸村が攻め立てると、甲斐姫は再度自ら馬にまたがって出撃。彼女が馬上から弓矢で敵将を打ち倒し、長刀を振り回すと、忍城の兵達は勢いづき、真田の兵をみるみる押し返していく。結局、真田の兵を持ってしても、忍城の攻め口の一つも抜けず、再び両者睨み合いに。
6月下旬になり、北条家の小田原城がついに陥落。その事実を知らない忍城の兵達は、7月になってもまだ篭城を続けていた。だが、そこに小田原落城の知らせと、氏長からの降伏すべしとの説得を受け、ついに開城。この時に秀吉から提示された条件は、『将兵・領民にお咎めなし、財産安堵』 という、血で染まった後期豊臣家とは思えぬほど寛大なものだった。
城を出た成田家一行は、会津の蒲生氏郷に預けられる事となった。氏郷は氏長に1万石を与え、部下の浜田兄弟を与力として預ける。だが、これが思わぬ悲劇を招いてしまう。
氏郷の元に一揆鎮圧(伊達政宗の扇動によるもの)の命が下り、氏郷は氏長に留守を任せると、会津若松城から出陣する事となった。
その氏長の元に、『若松城危機』 の知らせが届く。慌てた氏長は兵をまとめ、若松城へと急ぐ。だが若松城には何の異変もなかった。
丁度その頃、氏長の居城にて氏郷から預けられた浜田兄弟が謀反を起こし、本丸を占拠してしまう。さらには、病床にあった氏長の妻(甲斐姫の義母) を斬り殺すという暴挙に出たのである。『若松城危機』 の知らせは、謀反を企む浜田兄弟の謀略だったのだ。(※これは忍城での話ではないかという説あり)
騒ぎを聞きつけた甲斐姫は、甲冑を着込み、長刀を手に持つと、母親の寝所へ。だが、そこにはすでに無残な姿に変わり果てた母親の姿が。甲斐姫は浜田兄弟に加担する賊を切り伏せながら、馬にまたがって城外への脱出を試みる。するとそこに、甲斐姫の姿を見つけた浜田兄弟が襲い掛かってきた。母親の仇とばかりに、浜田兄弟の弟を一刀両断にする甲斐姫。だが、多勢に無勢では勝ち目なしと、甲斐姫は浜田(兄) をそのままに城外へ脱出。
父氏長と合流した甲斐姫は、自分達の城を奪還すべく行動を起こす。混戦の最中、仇敵浜田(兄) を見つけた甲斐姫は、しゃにむに突進し一太刀で首を跳ね落とす。
この一件の後、甲斐姫の武勇を伝え聞いた秀吉は彼女を召し出し、側室に加える事にした。秀吉の側室となった甲斐姫は、淀君から信頼を受け、秀頼の守役を務める事になった。
甲斐姫は大阪城落城後も秀頼の長女に付き従い、尼として余生を過ごしたと伝えられている。
なにぶん伝説なので、話半分に聞いておくのが丁度いいとは思うのだが、巴御前を遥かにしのぐ女傑っぷりである。なんと言っても、真田の兵を押し返しているというのが素晴らしい。
ただ、最後は権力者の側室になってしまうという点に、女性の儚さとしたたかな恐ろしさを感じるのだが…。
【前代未聞】現職市議がFMラジオで新聞記事を捏造して報道する
■参考リンク
・その1
・その2
で、矢野が今度は何をやらかしたのかというと、読売新聞多摩版に掲載されたニュースを自身のFMラジオで紹介したのだが、その際に 「新聞に掲載されてない部分を勝手に作り、それを読売新聞の報道だと言い張っている」 のである。
で、その読売新聞の報道が何かというと、先日お伝えした薄井市議が矢野穂積と朝木直子を訴えたという一件についてである。
・該当記事
訴えられているというのにさらに罪を重ねる矢野って面白すぎてしょうがない。こんなのがなぜ市議として何度も当選してしまうんだろうか?
・読売新聞多摩版の記事
4月17日(金)読売新聞多摩版記事
「市議が市議提訴」
東村山市の薄井政美市議は16日、虚偽の情報を流されるなどして名誉を傷つけられたとして、同僚の2市議らに慰謝料1000万円の支払いなどを求める訴訟を地裁八王子支部に起こした。
訴状などによると、同僚市議らは2007年4月以降、立候補前に風俗情報出版社に勤めていた薄井市議について、ホームページなどに「立候補する資格すらなく辞職すべき」「性風俗特殊営業の宣伝で、職業安定法などに違反した疑惑がある」などと掲載した。コミュニティーFMラジオでも、同様の発言をしたとしている。薄井市議は「犯罪への関与は事実無根」と主張している。
読売新聞に掲載されていたのはここまでである。
しかし矢野のラジオでは、この後もこのように文章が続く。
薄井政美市議は、昨年4月の東村山市議選で当選しましたが、市議の任期が始まった後も、昨年2月から始めたインターネットのアダルト動画サイトで、本人の実名、顔まで出して、ソープランドやヘルスなど、特殊性風俗について紹介する発言を続けていました。
「セクハラ情報」だとか「女性蔑視」「女性差別」などの厳しい批判に対して、薄井さんはこの間沈黙を守っていて、いっさい反論はしていませんが、知り合いの性風俗評論家、風俗ライター、そして風俗嬢と呼ばれる関係者らが、インターネット上にホームページなどを作って、「薄井市議を守れ」などという宣伝活動をしていました。
さらにこの "自分で勝手に書いた文章を新聞記事だと言い張った" 後に、パーソナリティの矢野穂積自身による解説が始まる。(薄井市議が憤慨して全文書き起こした物を転載 )
はい、えーと、この訴訟の関係ですが、実はたぶん私のことだと思うんですが、えー、東村山市議会で市議であるという意味ではですね、私ですし、そしてこの薄井さんのことについてはですね、この番組でも何回も取り上げてきたわけなんですが、えー、先ほど紹介のあったようにですね、この薄井さんて方は別にどの職業に就いていようと、それはもうご本人の勝手で、それがどういう風に社会的に見られるかということは、これはもう社会が、見る側がどう見るかにかかわってくるわけですが、えーっと、問題とされているところがですね、どうもこの薄井さんて方はおわかりになっていないようですね。
えーと、昨年の4月の終わりに市議会議員の選挙があったわけなんですが、東村山の市議会の選挙にですね、この薄井さん、立候補されたわけなんですが、問題はですね、2月から、去年の2月からなんですが、この薄井政美さんて人は、自分でこう、名前もちゃんと出して、それから顔も出して、そしてソープランドってのは皆さんもご存知だと思いますが、ソープランドとかヘルスというような、いわゆる特殊性風俗と言われる業界ですね、これの紹介をですね、インターネットのアダルト動画サイトでやっていたわけなんですね。
で、これは2月から始まって、大体3月の終わりまでずっと毎日毎日、60回ぐらいに近いぐらいやってですね、それがずっと毎日、こう、流したのが、動画がですね、えー、蓄積されていくわけですね。前の日の分もずっと流れている状態でして、24時間、アクセスできるということなんですが、えー、このアクセスできるインターネットのアダルト動画サイトというのは、薄井さん自身が登場する場面ですよね、これが市議会議員の選挙が終わって、そして市議会議員の任期が始まった5月1日以降もですね、ずーっとながれていたわけですね。
で、そこんところを私なんかは、ちょっとこれはひどすぎるんじゃないかということで、指摘したんですね。つまり市議会議員っていうのは、教育であれ、あるいはそのぉー、働く人の環境の問題であれですね、えー、いろんな問題、こう、考えなきゃいけない。例えば問題点が指摘された時には議論をしなきゃいけないわけなんですが、えー、この薄井さんですね、自分がソープランドとかヘルスの業界の宣伝を、あるいは紹介をする、そういう風なインターネットの動画サイトを、この市会議員の任期が始まった5月1日以降もすーっと続けていたんですね。で、6月25日に突然これが削除されるんですが、これはどうしてかということをいろいろ考えてみるとですね、この6月25日に、えーっと、前にもこの番組で紹介したことがあると思うんですが、女性向けの、何て言うんでしょうか、違法ドラッグって言うんですねぇ、えーっと、興奮をさせるような、そういう違法な薬物になるわけですが、それでもってインターネットでそういう風な違法なドラッグを販売したということで、2人の人が捕まったわけですね。で、捕まった途端にですね、この、実は薄井さんも、この「姫アグラ」という違法ドラッグの紹介をですね、この問題のあったインターネットのアダルト動画サイトで、やっていたんですね。で、たぶんこれが原因だと思われますが、削除、突然されてしまいます。
で、それまでは平気でですね、市会議員に当選して、その任期が始まったあとも同じように流されていたんですが、ま、この点ちょっとですね、市議会議員の活動するのと、この動画サイトで自分の名前とか顔とかを出してですね、えー、平気でソープランドやヘルスの紹介をするのは、ちょっと資質として問題があるのじゃないかな、ということを言われたわけなんですが、まっ、それと同時にですね、いろいろ問題があります。
「姫アグラ」というのは薬事法の禁止対象となっていますので、それでもって捕まった人がいるくらいですね、まぁ、そういったことも含めて自分で紹介してたわけですから、ま、この点について何も感じないってのはおかしいんじゃないかと、私なんかは思います。
それと、やはりですね、女性の問題とか、女性差別とか、あるいはセクハラとかを考えなくてはいけない市議会議員の立場でですね、こういう風な業界の宣伝をするということはですね、やはりかなり問題がある。で、この方は今回ですね、名誉毀損訴訟を起こされたという、1000万円の損害賠償を請求するっていうんですが、えっと、こういう風なことをインターネットの動画サイトでおやりになっていて、自分の名誉っていうか、社会的評価というのを、そもそもどのようにお考えになっているのかでね、私はもう一度、裁判が提起されてですね、これから裁判が始まるというわけですから、この点を裁判の中でもシッカリとですね、言い分を聞いてみたいと思います。面白い裁判になるかと思いますね。
とまあ矢野のこの言動については過去に何度も取り上げて、見当違いの言いがかりや、捏造の類であるという結論を出した。後に東村山市も、市の公式見解として、これら薄井市議の前職については何の問題もなしという結論を出している。
なので今回はその部分は割愛するとして、それより何より大問題なのは、矢野穂積は遂に 「新聞社の報道だ」 と聴取者を騙して、自身が適当に書き殴った 「薄井叩き」 の文面を読み上げるという暴挙に出たのである。
これについては東村山問題を扱っている三羽の雀氏の記事 がわかりやすい。
「市議が市議提訴」
東村山市の薄井政美市議は16日、虚偽の情報を流されるなどして名誉を傷つけられたとして、同僚の2市議らに慰謝料1000万円の支払いなどを求める訴訟を地裁八王子支部に起こした。
訴状などによると、同僚市議らは2007年4月以降、立候補前に風俗情報出版社に勤めていた薄井市議について、ホームページなどに「立候補する資格すらなく辞職すべき」「性風俗特殊営業の宣伝で、職業安定法などに違反した疑惑がある」などと掲載した。コミュニティーFMラジオでも、同様の発言をしたとしている。薄井市議は「犯罪への関与は事実無根」と主張している。
繰り返しになるが、読売新聞多摩版に掲載されているのはここまでだ。普通はこの後に何か自分の解釈を入れたいのであれば、当然 「ここからは私の考えになりますが」 などと前置きをして語らねばならない。
しかしこのFM放送では何の断りもなく、さも新聞の記事をそのまま読み上げているかのように、アシスタントがこう付け加えている。
薄井政美市議は、昨年4月の東村山市議選で当選しましたが、市議の任期が始まった後も、昨年2月から始めたインターネットのアダルト動画サイトで、本人の実名、顔まで出して、ソープランドやヘルスなど、特殊性風俗について紹介する発言を続けていました。
「セクハラ情報」だとか「女性蔑視」「女性差別」などの厳しい批判に対して、薄井さんはこの間沈黙を守っていて、いっさい反論はしていませんが、知り合いの性風俗評論家、風俗ライター、そして風俗嬢と呼ばれる関係者らが、インターネット上にホームページなどを作って、「薄井市議を守れ」などという宣伝活動をしていました。
矢野穂積問題を知っている方であれば、この文章がそのまんま矢野穂積が過去に発信してきた言葉そのままだと理解できるだろう。
三羽の雀氏も言っているが、新聞社が 「特殊性風俗」 なんていう矢野が間違って使い出した造語など記事にするわけがない。
それに薄井市議を応援しようと声を挙げた人間は、風俗業関係者ばかりではなく、社会的な地位のある学者や一般人なども数多く含まれており、むしろ風俗業界にいる人間の方が少ないくらいだ。
それに 「矢野はおかしい!」 と声を挙げた東村山市民が大勢いるという事実や、市議会に対して 「矢野穂積に物申す!」 と請願書を提出した市民を矢野が訴えた件についてなどは、何故か一切言及されていない。
ようは後半部分に関しては、全てが矢野視点から見た捏造なのだ。
これを 「読売新聞の報道だ」 と言ってのけているのだから、矢野穂積というのは余程の自殺志願者なのだろう。
ただでさえ分が悪い裁判なのに、自分でわざと負ける確率を上げて行くのだから、理解できないというか、人知を超えた面白さというか。
矢野FMの現物を聴いてみたいという酔狂な方はコチラからどうぞ。 (気持ち悪いからオススメはしないが)
とりあえずさ、これについて読売新聞の見解を出させて、その後でまた 「矢野に議員の資質なし!辞職せよ!」 って請願出さない?
前回は東村山市民を代表して請願者になったZENさん が矢野に訴えられるという展開になっちゃったから、もし次やるならオレが請願者になるよ。板橋区民だけど。
せっかくだからそろそろオレの事も訴えてきてくれよ矢野っちよ。請願書出せば訴えてくれるんだろ?何通でも出すぜ?