2023年にみた映画トップ5をまとめてみました。
①『象は静かに座っている』
今年いちばん良かった。だし、人生全体でもかなり上のほうにくるんちゃうか…というくらい好きな映画。そこに絶望があるのに、安易な救済でなかったことにされるといちばん腹が立つ(←ひねくれもの…)。そんな気分に寄り添ってくれる。
②『逃げた女』
韓国の映画監督で、ホン・サンスがいちばん好き。全員顔がちゃんと違っていて、見分けがちゃんとつくので安心する(笑)。それは置いといても、この監督の映画は静かで滋味深くて、何度も見返したくなる。
③『ドライブ・マイ・カー』
同じ監督の作った映画のなかでも好き嫌いの差が激しいのが、個人的に珍しくて気になってる濱口竜介監督。この映画はめちゃくちゃ好きなのに前作が超ムリ。なぜなのか気になって、結局次作も観ちゃうんだろうな~。
④『白痴』
説明不要、黒澤明監督の名作。とにかく長いんだけど、原節子の悪女の演技がすごすぎて、どうなってんだこれ、って感じでぐいぐい観ちゃうのです。スクリーンを支配する、とはこういうことか!
⑤『天気の子』
新海誠監督が、人生をかけて何を表現しようとしているのか…それを目撃するまで死ねない!これは子どもたちが、世界を救わない、非・救世譚。あ、新しい…!!
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