『モアザンワーズ①』

絵津鼓先生の…これはＢＬマンガってことでよいのだろうか。

というのも、メインのカップルっぽい２人は男なんだけど、バイト先の仲良し３人組の話でして、もう１人がみえこっていう女の子。っていうことと、このマンガで圧倒的に輝いてるのがみえこだから。たまにある、ＢＬマンガなのに女の子がサイコーなパターン！…と思ったら絵津鼓先生もあとがきでそのへんの経緯を説明してらした。

みえこの、同い年の男子女子よりちょっと冷めた大人っぽい雰囲気は、自分が青春のスタート地点に立つことができなかったから。当たり前の若者の特権が、いろいろあって与えられなかったから。うー、みえここのあとチョー幸せになってほしい…！！

このマンガ、同じく絵津鼓先生の『IN THE APARTMENT』っていう、これも私が大好きなマンガのマッキーの、高校生時分の話なんですね～。あのマッキー…独特の距離感とすっとぼけたコミュニケーション術で、みんなに魔法をかけてしまう妖精のようなマッキー…若い頃から片鱗ありまくりでおかしい。