座裏屋蘭丸先生のBLマンガ。
舞台はたぶんスペイン南部？の、石畳が素敵な街。酒屋のテオとタバコ屋のカミロはお向かいさんで幼馴染。テオには「酒屋なのに酒に弱い」という秘密があり、必死で隠してきたが、なんと今年の町内利き酒大会に出場することになってしまう。カミロに毎晩酒をつきあってもらううちに、テオは自分の知らなかった感情に向き合っていく。
（関係ないけど酒屋とタバコ屋だけで商売が成り立つ、それを大切にしてる、こういうヨーロッパの古いものを大切にする人々と文化がめっちゃ好き。この街に巨大資本のチェーン店は入れさせないぞ！という気概を感じる）
座裏屋先生の作品はこれが初めて。海外を舞台にし、外国人を描いて、違和感がまったくないの嬉しい！あと筋肉とかボディラインの描き方がほんとにキレイ！目の保養にピッタリ！なんだけど、仕方ないけど、セリフがやっぱり日本語的で、ちょっとだけ違和感が残っちゃうなぁ。
だからえすとえむ先生の、海外の作品を翻訳したのか!?というくらいの徹底した違和感のなさってすごいことなんだなぁ、と改めて思ったのでした。
●好きなBLマンガ（隠居の本棚より）
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