栗本薫先生のBL長編小説。
主人公の高校生・二葉(男)は、同じ高校に通う悪ガキの親分・武司にムリヤリ彼女扱いをされていて、そんで武司率いる暴走族の抗争に巻き込まれて少年院送りに。ほんで、少年院でも親分・竜一にやられて…っていうかやられまくりすぎ!!(笑)
二葉って、ほんとは同級生の勇介っていう秀才が好きなんだけど、そんでどういうわけだか勇介がめっちゃ心配してくれるんだけど、勇介の前ではつんけんつんけんしちゃって、全然素直になんねーの。毎週日曜に面会に来てくれるのに、毎回拒否。なんかこう、暗闇になれすぎた心には幸せがまぶしくて、つい光を拒否してしまう…にしてもやられまくりすぎ!!(笑)
で、最後のほうにやっと気づくんです、「ぼくはどんなに勇介の定期便のハガキと、その日曜ごとの訪れを待っていただろう」いや読者はかなり早いうちから気づいてましたけど!?で一巻終了。えー!
30年前はこのテンポってふつうだったんだろうか、今よむとめっちゃ冗長に感じる…。二葉がこのあとどうなるのかは気になるけれども、このやられまくりの描写と長~い独白は半分くらいでもよいのでは…と思ってしまった。
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