『東オトコ京オトコ』

木下けい子先生のＢＬマンガ。ＢＬには擬人化というジャンルが…ありますよねたしか？それで、これは街を擬人化したＢＬっていうことでいいんでしょうか…。

主人公は相馬（千葉出身）、東京から転勤で京都にやってくる。で、住む手はずになっていた古い町家に引っ越す当日、連絡もなしに町家に帰ってきた大家の息子・周（京都出身）と鉢合わせ。二人はルームシェアをすることになるのだが…という話。

東オトコつっても、東京からちょっと外して千葉にしてるのが憎いです。フツーにやさしくて素直で明るい相馬の好意が、京オトコの周にはまっすぐすぎて恥ずかしいんですね～。そんで周の、一回平安時代に行って戻ってきたみたいな（笑）、遠回りな好意が相馬にぜ～んぜん伝わらない。コミュニケーションの作法が違いすぎて、この二人どーすんの！？

で、最終的にはですね～、周が歩み寄ります。「察しろや！好みちゃうとは言うたけど好きじゃないとは言うてない」とかいって（わかりにく！笑）。京オトコ萌え！！いや～でも、京オトコが東オトコに歩み寄るなんて、京都の腐女子が許さなそうですけど…（いやそれも偏見か、笑）。

ところで作品中に出てくる、おそらく現実に存在するこの店のことかな～というのをメモっておいたので、次回京都行ったときのために書いとく。

・作品中の名称→実際の名称（ジャンル）

・一壽堂→一保堂（お茶屋さん）

・ナノブン→イノブン（生活雑貨）

・出町みつば→出町ふたば（豆大福）

そしてひとつわからなかったのが、「にしむらさんの錢モチ」。銭幸餅さんのこと？でもそしたら「にしむら」は何なの？知ってる方いたら教えてください～！