『マザーズ　スピリット』

エンゾウ先生のＢＬマンガ。

未開の島から留学生としてやってきた原住民・カルタカの面倒を見ることになった大学職員・稜一郞。スマホやテレビやウォシュレットといった文明に恐れおののきながらも、一族の繁栄のために日本の文化と言語を学ぶカルタカ。女子大生たちに大人気のカルタカに嫉妬して、「迷惑をかけないために」という口実で連れて帰ったりする稜一郎かわいい。

しかし！まだ言葉がつたない＆文化がまるきり違うからして、稜一郎に対するカルタカの好意がどのくらいの好意なのかわからなくてヤキモキするあたり、ＢＬ読み始めの頃なら確実に萌えまくっていたと思うのだが、パラパラと読み進めながら「あー、なるほどこれはカルチャーギャップものですねー」と、自分に萌えの耐性ができていることに途中で気づいて愕然とした。ちょっと待って！まだ耐性できないで！！せっかくカルタカがこんな美形なのに！！！

どどどどどうしよう、このまま私の萌えの壁がどんどん高くなって、開拓すればするほど萌えのフロンティアが少なくなっていく、なんてことになったら…。新しい悩みができてしまったではないか。