『雷神とリーマン①～③』

RENA先生のBL長編マンガ。面白くてとりあえず手元にあった３巻までイッキ読み。

私はきれいな絵柄のBLが好きなので、表紙のゴツい絵柄から、買ってはみたものの積ん読していたやつ。でも開いてみたら、神に飽きて人間になりたいと願う雷神・雷遊と、「オレを人間にしろ」と急に命令された冴えないゲイのサラリーマン・オオムラの話で、だいたいゴツい顔なのにこの人間社会のルールに染まってない雷遊の素直すぎるリアクションと戸惑うオオムラの二人のやりとりがかわいすぎて萌死。カルチャーギャップ系ずるい。面白くならないはずがない。ページをめくる手がとまらんかった！

基本的にギャグマンガだけど、ちょいちょい差し挟まれる雷遊の、４０億光年存在しつづける神の孤独とか、人間への憧れとかがひしひし伝わってきて切ない。そんで純粋な好奇心ゆえにエロい質問もオオムラに聞いてくるけど、雷遊の無知を絶対に利用しないオオムラも好感度大。めっちゃイイヤツやん。

第三巻では雷遊が４０億年の人生ではじめてのアルバイト！（笑）あと脇役キャラたちの恋愛も進行してストーリーは分厚くなっていく…。ああこんな素敵なBLに出会えて良かったRENA先生ありがとう。これ５巻で完結してるらしい、絶対買うぞ－。