2/3(日)

蘇澳港を見下ろす砲台山。

その名の通り清時代に防衛のための砲台が設置されてるんですが、ここに昭和2年(1927年)、蘇澳金刀比羅神社が鎮座。


頂上の手前に天君廟があって、


この狛犬、ではなく下の台座が灯籠の遺跡です。


金色に塗られてますが、よく見ると寄進者の中村さんの名前が読みとれました。


天君廟の左手にある道をまっすぐいくと、ちょっとした駐車スペース?じゃないけど、左右に階段があるところに出ます。


左の階段を降りると、灯籠が!


さらに降りていきます


降りて階段を見上げたところ


ひっそりと社号碑がありました


海のほうにむかって建てられてました。今は草ぼうぼうだけど、昔はここから階段を上ってきたんでしょうかね。


昭和二年四月二十日鎮座、と書いてあります。


寄進者の名前も、はっきり残ってますね


戻って、右手の階段を上ります


砲台跡地の隣の


台湾ライオンズクラブの記念碑の基壇が、本殿の遺構のようです。


神社跡地からは港も見えました。金刀比羅さんは海上交通の神様ですからね。港町にはぴったり。 

しかしよく祖国を離れてこんなところまで、昔の日本人は住み着いたものです。太平洋を眺めて郷愁に駆られたりもしたんだろか。

・・・・・・・・・・・・・

●台湾神社跡地めぐり




・・・・・・・・・・・・・

●拙著ででます