■身体の免疫機能の真実〜免疫とはエネルギー対処の一環であり細胞の”場”を整えるシステム〜
免疫とは…体内で発生した抗原に対する防御機能これが一般的な、人間の免疫システムの解釈である。しかし、医学博士である崎谷博征医師の見解は、現代医学の常識を異なる面白い見解だ。私も、今回の『免疫の真実セミナー』を一度、受講しただけでは、まだまだ落とし込み不足な点もあるが、わかる範囲でまとめてみたいと思う。・身体の免疫システムの起動は、『異物の侵入』をきっかけに起こる。・身体の細胞の"自己"”非自己"の提示で抗原を見分ける。・免疫機能は、身体の『形態形成維持』のシステムの一つであり、貪食作用(ファゴサイトーシス)の一つでもある。これだけだと全然意味がわからないと思うので、少し噛み砕いて解説。まず異物の侵入からみていこう。これは、『体内への様々な汚染』である。私が整体のお客様に健康指導する際、参考にしている、矢山クリニックのバイオレゾナンス医学『5つの病因』がこれにあたる。病気の原因『5つの病因』・金属汚染…銀歯、水・電磁波…電化製品、Wi-Fi、・潜在感染…細菌、寄生虫、ダニ、カビ・化学物質…日用品、食品・生体内因…精神的ストレスバイオレゾナンス医学の考え方は、これらの原因が、病気や症状を生み出しているので、患者個々の原因を1つ1つ見極め取り除くことにより、人間本来の『治る力』(免疫力)が活性化(元に戻り)どんな病気にも有効であるという考え方である。もう一つの考え方は、崎谷医師の提唱する考え方である。本来の免疫のシステムは、生命現象の一部であり、『形態形成維持』の仕組みの一つだと語る。ここで出てきた形態形成維持これはわかりやすくいうとその生き物が本来あるべき姿やコンディションを保つこと。と考えて頂くとわかりやすい。さらに、免疫のシステムを噛み砕くと、細胞の貪食作用(ファゴサイトーシス)であり、おたまじゃくしがカエルになる過程が、それを説明するのに、わかりやすい事例である。おたまじゃくしは、カエルに変化する際、尻尾がなくなり、手足が生えてくる。これは『形態形成維持』のシステムの1つであり、『必要ない部分』が消化されてしまうのだ。それは、人間の胎児の発生、成長の過程にも当てはまり、胎児が母体で成長する過程でも、同じような現象は起こる。例えば、手には水かきが形成されるが成長の過程でなくなり、指が5本にちゃんと別れる。胎児もおたまじゃくしも本来あるべき姿に、成長の過程で変化をとげるのだ。これが、貪食作用(ファゴサイトーシス)と言われる不必要なものを取り込み消化するシステムである。これが崎谷医師の提唱する免疫の仕組みの真実の一部である。また、普段この貪食作用(ファゴサイトーシス)が、どのように身体で起こっているのか?細胞レベルでみていこう。"自己"→正常な細胞綺麗で元気な細胞"非自己"→炎症や異常を起こした健康でない細胞ダメになったゴミ細胞。早く片付けて処理しないと周りの細胞にも悪影響。と考え、"非自己"とフラグがたった細胞にクリーンナップシステムが作動し、貪食作用により食べられ消化され処理される。そこに新しいフレッシュな細胞が配置される。そして、その【細胞の場】が正しく整うのである。これらのシステムが正常に稼働するためには、大切なポイントがいくつかある。一番重要なのは【細胞のエネルギー代謝】だ。とにかくこのエナルギー代謝をパワフルに活動させることが、心身ともに元気に過ごすために重要である。極端に言えば、このシステムがパワフルに稼働してる人は、不健康なライフスタイルを送ろうが病気とは無縁の生き方になる。※思考や性格も重要なのだがその話はまた別途行う。大きな病気で命を落とす場合は、身体で何が起こっているか?を説明する。免疫力(生命現象、命の営みである形態形成維持)が、体内の不具合や汚染の規模とスピードに負けてしまうことにより命を落とすのだ。もっとわかりやすくいううとゴミを運んできて散らかしまくって溜めまくる人(身体に溜まった悪い細菌たち)身体に溜まってしまった沢山のゴミたち。(重金属、化学物質、老廃物など)一生懸命掃除して綺麗に整える人(貪食作用、エネルギー代謝)ゴミ散らかす、溜まる 〉掃除する人体内汚染 〉免疫力(貪食作用、エネルギー代謝)このようにバランスが崩れ、ゴミが身体中に溜まり、掃除する人たちのスピードが追いつかなくなると生命現象が維持できず命を落とすのだ。バイオレゾナンス医学は身体に溜まったゴミを隅々まで綺麗にする。ゴミを散らかすバカちんをやっつける。(金属の除去、歯の治療、細菌やダニ、化学物質のデトックス、身体への汚染源を全てたつ)崎谷医師のエネルギー代謝を高める方法はお掃除部隊が最高のパフォーマンスを発揮できるように身体を整え活性化する。お掃除部隊が弱らないように、お掃除部隊が嫌がることをしないようにする。(不飽和脂肪酸オメガ3,6は摂取しない。飽和脂肪酸をしっかりとる。糖質制限、ケトンダイエット、ファスティングはしない。質の良い糖をしっかりとる。ビタミンミネラルをしっかりとる。)すごくざっくり書くと、こんな感じだ。矢山クリニックで矢山院長がよくこう言っていた。『悪い菌(ゴミ散らかす奴ら)が身体からおらんごとなったらどんな病気も治るわ!』これはまさにその通りだ!と崎谷先生の免疫の理論を学び確信した。体内が様々な細菌の影響で不具合が起き身体中で、いわゆるゴミが大量発生している。特に難病やガンなどの命に関わる状態の人は、ゴミ爆発状態なのだ。ゴミを散らかす奴らをやっつけて溜まったゴミを片付けてお掃除部隊を増員しパワーアップする。これを、間に合うタイミングで行えば、身体の機能が正常化し、心身の健康を誰しもが取り戻すことができるのである。この、生命現象がわかった上で、様々な症状でお悩みの人達としっかり向き合い、1つ1つ解決していけば、病気とは無縁な心身ともに健康に元気に過ごす事ができるのだ。ただ、1人1人が抱える問題は千差万別であり、今までの医療や健康の常識で頭は、カッチカチである。だからこそ、1つの分野からのアプローチではなく、医療、健康、美容、食、整体と様々角度から、1人1人に合わせてアプローチする事が大切だと思う。これからの未来は、決して医者が病気を治すのではなく、1人1人が身体の仕組みを理解して、自分の健康は自分で守ることが出来るように、目指していきたいと思う。