セルフイメージの書き換えなど不要だった衝撃

持って生まれたものを活かして自分らしく

うつ、引きこもり女子のための

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昨日の
私たちの恐ろしい本性とは
にも書いた

「いいから私のお世話しなさい」
「私にお仕えしなさい」
という言葉。

これを最初に思ったのは
母に対してでした。

ずーっと私を見張っていて

私が思い通りにならないと言って
ヒステリックに責め立てる。

そんな母との生活は
窒息しそうなほど息苦しく

私は「毒母」に苦しめられてきた被害者
と考えていた時期がありました。

が、

「もっとちゃんと、私の気にいるように
私にお仕えしなさいよ」

という気持ちを
自分の心の底に見つけた時は

自分のゲスさ加減におののきました。

上から目線、どころじゃないですね。
完全に、下僕扱い。自分の母親を。

母は私のために動いて当然、
と思っているから
母が自分の気にいるように動かないことに
怒っていたわけです。

だから、
「間違った生き方をしている
不幸な母を救いたい」という名目で

母を変えようとやっきになっていたわけで。

でもそんな上から目線なのが
私なのだと

あきらめて上から目線で
母を見てみたら

母が私を喜ばせようと一生懸命な姿が
はじめて見えました。

（この人に捨てられたくない、

愛されたい、認めてほしい、

という思いが自分の気持ちなんだと

思って見ていた時には

見えなかった）

（何かを与えてほしい、と

ある意味下から見上げるように

していたとき）

それで

そんなに喜ばせたいなら
もっと、こんな風にしたら
私は喜ぶんだよ、ということを
ちゃんと教えてあげよう

と思ったのが
母との泥沼関係から抜け出す
きっかけになりました。

この「上から目線」を
とんでもなくダメなもの
(人として最悪、というかんじ)

と感じて、なんとか封印しようと
かなり不毛な努力もしましたが

ダンナは
「オマエってほんと、
上から目線で偉そうだよな」
って言いながら
(つまりバレている)

そんな私とわざわざ結婚して
嬉しそうにしている。

どうも、こんな上から目線でいいらしい
こんなのが私で、それでいいらしい

と、ちょっとずつ、おののきつつ、
受け入れていくうち

なーんだ、わたし姫だったわ。
生まれてからずっと
自分のこと姫だと思ってきたわ。

って腑に落ちました。

「私はお姫様として
大切に扱われる存在です」などと
イメージの書き換えなどしなくても

自然にしてたら
思考回路がどうしようもなく姫だった。

ただ、自分のありのままを
あきらめたら
どうしようもなく姫だった自分を
思い出しました。

しかし、そんなの私ぐらいかなと
思いきや

会う人会う人、みんなどうも
姫っぽい人ばかり。

「私にお仕えできて嬉しいでしょ？」
って、試しに言ってもらうと

あっ！なんか腑に落ちる！
ピッタリくる！
ってゲラゲラ笑いだす人の多いこと。。。

そんな自分を封印しようとして
苦しくなっている仲間が

こんなにもたくさんいることを
知りました。