リコーペンタックスのフラッグシップ機として有名な「K-1MarkⅡ」を手に入れました。特徴は何といってもフルサイズ一眼レフカメラであること。最近はフルサイズもミラーレス一眼が主流で、一眼レフは絶滅危惧種ともいえる存在。ニコンやキャノンのように両方発売しているというメーカーもあれば、ソニーのようにミラーレスだけに絞っているメーカーもあります。そんな中で、日本初の一眼レフカメラの雄としての歴史を持つアサヒペンタックスを前身に持つリコーペンタックスは、一眼レフ（特にフルサイズに注力）にこだわって販売している希少な国内メーカーといえます。一眼レフしかラインナップされていないのは現在ペンタックスだけではないでしょうか。
実際ボディの小型化ができるという面ではミラーレスは利点で、旅行などの持ち運び用としての用途なら小さいに越したことはない。が、フルサイズカメラなのだから大きさや重さにこそ利点を見出してもいいのではないかと思います（普通カメラマニアはサブ機として小型カメラも種有しているため）。このK-1を持って見ると第一印象は“重い”で、第二印象が“大きい”ではないかと思います（他機フルサイズと比べても実際数値上はそれほど変わらないないのだが、そう感じるということ）。
ミラーレス特有の電子的なシャッター音（シャキシャキというような）よりも、さすが一眼レフならではというかカシャーーンというシャッター音と手に伝わる振動は撮っている気にさせてくれ気持ちが良いです。作りや構造の頑丈そうな印象も感じます。元々風景外撮り野外撮りに強い機種なので暑かろうが寒かろうが風雨だろうがタフな構造は小型カメラにはないものです。
写真のフレキシブルチルト式液晶モニターは自由な角度に画面を替えられるという画期的なシステムですがあまり使わなそう。夜空の星が取れるアストロレーサー機能はペンタックスお馴染み。全体的に外に持ち出して豪快に使い倒しましょうというイメージのカメラですが、私はどちらかというと人物撮り専門なのでこのへんはなんともですが…。
日頃はカバンに入れて持ち歩く小型カメラばっかりだったので、たまにはヨイショと大型カメラを持ち出して取りに繰り出したいものです。
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