第631話「FUJIFILM X-T30機」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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はたらく女性/育児とお仕事がメイン・コンセプトのハケン会社オフィスタです。
ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 

 

令和2年最初の1機目を買ってしまいました。昨年はOMD-EM10ⅢとPENfでオリンパスを2台買ってきたわけですが、昨年末からX-Pro3と迷いに迷って今回X-T30に決めました。X-Pro3の発売が遅れているという事で発売まで楽しみに待ち焦がれて日々パンフレットを眺める日々を過ごしてきたわけですが、1月も半ばにやっと発売されて(ブラックは昨年から店頭に並んでいたのですがデュラは遅れていた)、いざ実際に触ってみたときには既に熱が冷めた感があります。これ年内に発売しておけば売上は相当伸びたのではと思います。一瞬の気の迷いで一気に購入させるだけの爆発的な魅力があっただけに、あまりに待たされ過ぎてそのうち冷静に考えるようになるとこれで二十数万円か…と躊躇してしまいますよね。ホントにこれ発表と発売のタイムラグが致命的だったのではないかと思います。催眠術が解けて冷静に考えれば、変態的なX-Pro3から正統派Tシリーズに俄然興味が移るのも自然かなと思います。

 

で、何故オリンパスから富士フィルムへ興味が移ったのかということなのですが、オリンパス機は実際かなり良いです。良すぎるんですよね。OMDPENfもかなり使い勝手が良くて、スタイリッシュでルックスも良いので大満足です。ただ、性能が良すぎて使い手を選ばないため、最初は満足できますが次第に「マシーンの性能のおかげでその写真が撮れたのだぞ」と言われているようで、ガンダムのような高性能機に乗るよりも腕が如実に試されるようなマシーンに乗っかりたくなったというのが本音です。その点、FUJIFILMはマニュアル主体の操作でこそ楽しみが倍増といった感がどの機体からも放出しています。X-Pro3は性能は飛び抜けていますが、一方でさすがにコレ扱いきれるのだろうかというシャアザクのような雰囲気に圧倒されました。ということでもう少し普段使いナチュラルに行きたいと思ったのでX-T30を選んだというわけです(ミドル機なので量産型ザクとか旧ザクのレベルだと思っている)。X-T3のボディの大きさはわたしには日常的ではなかったのでX-T30に憧れたのは当然の流れでしょうか(小型なのにフラッグシップ機のT3に対して同等性能を謳う“小さな巨人”というコピー広告が何とも購買欲をそそり上手い)。18mmF2.0レンズをつけてみました。細かい性能はネットでたくさん拾えますから敢えてここで書くまでもないので割愛しますが、とにかくこれを持ち歩いているとカッコ良い!フィルムカメラと違ってデジカメは一生物には成りえないとよく言われますが(日々性能が進歩するため)、ずっと持っていたいと思えるクラシックな雰囲気を持つ一台ですよ(PENfとかライカも性能以外にも顔がいいので所有してるとこありますよね)。

 

スマホの時代になんで一眼?とよく聞かれますが、スマホは所詮画面に映し出された光景を“記録”するだけです。ファインダーを通して自分の肉眼で見たそこにある空気さえも手に入れることが“撮る”だと思っています。記録と撮るは違いますと私はいつも言っています。カメラなんて機体だレンズだと毎度毎度何十万円も散在する道楽趣味なので、こんなウンチクでも垂れていないと周囲を説得できないのがツライところなのですよ…。何故趣味が必要かというと、趣味があれば日常が充実し仕事も生き生きできますからね。最後に無理やり仕事で結ぼうとしていますが今回は趣味全開のブログでした。オフィスタでは撮影会をしたいカメラ女子を募集します。

 ちなみにX-T100Fも綺麗なフォルムでモデルチェンジしてセンサーアップしたら相当良くなりそうですね、80年の歴史あるフィルムメーカーだけに機体も期待も奥が深い。

 

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