このまま行けば失敗してしまうと思うと、

人の事であってもついアドバイスしてしまうものです。

 

ところが、

その好意を良く思われず、

逆に文句を言われたり、

陰口を言われたりする事はありませんか?

 

良かれと思ったのに、

逆に嫌われたとなると落ち込みますよね。

 

そこで、

始めから人の事を心配しすぎない方法を学びましょう。




 

 

◇心配しても相手は変わらないかも!?

 

相手が上であっても、

下であっても危ないと思う言動に対して、

注意喚起してしまう事はありますか?

 

私も以前は経営者や、

上司に対して危ないと思う場面で

アドバイスをしてしまっていました。

 

例えば、

このまま突き進めば、

周りに反対され

上手く事が運ばないと察知した場合は、

それを伝えて考え方や、

伝え方を変えてもらうように伝えたのです。

 

しかし結果としては、

私が反対しているという事で終わってしまいました。

 

どうでしょう?

 

皆様、

私は反対していたでしょうか?

 

そうなんです、

反対どころか、

上手く進めるために伝えた事だったのですが、

相手には伝わりません。

 

ましてや心配などしなくても良かったようです。

 

では、

 

まずなぜ変わらないのか?

 

を紐解いてみたいと思います。



 

 

□そもそも間違えていると思っていないから変わる気が無い 

 

これがほとんどと言っても過言ではないでしょう。

 

アドバイスされた側は、

間違えている、

もしくは間違えそうだという認識がありません。

 

間違えていると思っていないため、

変わる必要が無いという判断です。

 

仕方がありません。

 

『間違えている』

 

という言葉は言い過ぎかもしれませんが、

誰でも自分が進んでいる道は間違えていないと思いがちです。

 

経営者や、

役職の人間がいちいち自分の行っていることに

不安を抱いてはいられないからです。

 

とはいえ、

経営者や役職者の方々全てが、

自分の行いを客観的に見られる方々ばかりではありません

 

素晴らしい人格の方は、

自分の不得手を理解していて、

周りとコミュニケーションを取りながら、

自分の言動を振り返ったり、

改めたりできます。

 

その反対に、

自意識過剰な方々は、

先ほど書いたように、

相手に非があると判断

してしまうのです。

 

そのような方々は、

元から変わる気が無いので、

いくら丁寧に伝えても無駄という事になります。


 

 

□間違えていると分かっているけど変えられない 

 

中には、

即座にアドバイスを聞き入れ、

理解する事が出来る人もいます。

 

しかし、

現状を変えるとなると、

それはそれなりに体力も気力も必要になります。

 

それを、

コツコツ取り組める人と、

取り組めない人がいます。

 

後者の取り組めない人は、

経営者や役職者でありながら、

意思が弱く、

根気がありません。

 

このような方は、

先ほどの相手のせいにするのでは無く、

環境や状況のせいにします。

 

本当は自分が始めていないだけなのですが、

周りがそうさせない状況なのだと訴えるのです。

 

問題を解決しようとすると、

スタッフが辞めてしまうとか、

今、自分事態にその時間が取れないなど、

自分以外に変えられない理由があるのだと、

ミーティングの度に言っているのではないでしょうか?

 

聞いている方からすると、

 

『今年は会社を整える!』

 

と宣言したあと、

このような状態が続くと、

 

変えたいの?

変えたくないの?

 

と、混乱してしまいますよね。


 

 

□話を聞く相手を選んでいる 

 

悲しい話ですが、

自分だから聞いてもらえないという事もあります。

 

自分が信頼する人からのアドバイスしか聞かない

と決めている方がいらっしゃるのです。

 

反対に、

様々な方の話を聞くという方もいますが、

そのような方は聞いているだけで、

聞き入れているわけでは無い事も多々あります。

 

色々な意見を聞いて、自分や、

今後の展開に最適なものだけを

選出出来る人は多くありません。

 

どうしても迷いに繋がり兼ねないからです。

 

判断力や決定力が鈍るのを恐れて、

人の話を聞かなくなるという事です。

 

それでも、

 

この人の話だけは聞く!

 

という方がいる経営者や役職者は良い方です。

そのような方が居ない場合は、

選びようが無いのですから。


 

 

□失敗しても構わないと考えている・恐れていない 

 

強気な行動が出来る方がいらっしゃいます。

失敗や間違いがあっても構わないというスタンスで、

何かあっても何とかなるとお考えのようです。

 

その考え自体には、

何も問題はありません。

 

ですから、

周りがいくら止めても、

聞き入れてもらえません。

 

お金が無駄になりそうだと訴えようが、

人材が離れますよと訴えようが、

本人は何も怖くないので、

余計なお世話と捉えられてしまいます。

 

借金をすることになっても、

どうにかなる(今後挽回できる)と考え、

人が離れていっても、

また雇用したらいいという考えなので、

恐れ知らずなのです。

 

聞き入れるなどという考えは無く、

信じているのは自分自身のみという事でしょう。


 

 

□間違えていないと擁護する人も居る 

 

人それぞれの考えがありますので、

90%の人が危険な状態だと思っていても、

10%は賛成の方がいらっしゃるものです。

 

世の中、様々な考えがあるので、

間違いではありませんが、

ここでお伝えしたいのは、

賛成する事を利用している方がいらっしゃるという事です。

 

経営者や役職者に近づき、

 

『その考えは素晴らしい!』

 

と言い続けるのです。

 

言われた方は、悪い気はしませんし、

自分の理解者が現れたと思う場合もあるかもしれません。

 

弱い経営者や役職者は、

この状態から抜け出すことが出来なくなり、

真の理解者達より、

そちらの曲者を信じてしまいます

 

曲者からすると、

自分の働いている会社ではありませんから、

何とでも言えますよね、

倒産しようが、

経営が行き詰ろうが、

痛くも痒くもありません。

 

今、その経営者や役職者から、

仕事やお金が引っ張れれば良いのですから。

 

たとえ、

後から気付いたとしても、

弱い人間ですから、

切り離す事ができません。

 

何とか、

自分から切り離せた頃には、

時すでに遅く、

自分の周りに重要な人物は誰も残っていないでしょう。

 

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◇人の心配をしないようにするには

 

良かれと思ってしたことが、

相手に恨まれるような状態になる事は、

本当に不本意としか言いようがありませんよね。

 

とはいえ、

大変な状態を見て見ぬふりをすると、

自分が酷い人間のように思えて、

辛い気持ちになる事はありませんか?

 

人の心配をしたくてしているのではなく、

見えたり、

聞こえたりしたら放っておけなくなるのです。

 

心配出来るという事は、

細かいところまで気が付くから出来る事ですので、

そのような方からのアドバイスは

ありがたい事なのですが、

そうはいきません。

 

では次に、

突き放すのではなく、

どう考えたら心配し過ぎず、

相手との距離を保てるのかを書いてみたと思います。



 

 

□相手の選択を尊重しようと考える

 

どのような状況であろうと、

相手が選択したことだと認めることが大切です。

 

自分はしないと思う行動や、

自分ならこうするのにという思いでも、

相手は自分ではないので、

 

『貴方はそうしたいのね。』

 

と認めなければいけません。

 

相手を変えようとしなくても良いという事です。

 

たとえそれで相手が失敗して、

落ち込んだり、

パニックになったりしても、

選択した結果なので、

自分のせいではありません。

 

相手にアドバスしていた方は、

自分のせいにしたくないから

アドバイスしていた訳ではない事は重々理解しています。

 

しかし、落ち込んでいるのを見て、

何とも思わない人では無いから、

声をかけてしまうのだと思います。

 

そこをグッと堪えて、

自分本位ではなく、

相手を尊重するという観点で

考えてみてはいかがでしょうか?

 

自分に与えられた選択では無く、

あくまでも相手に与えられた選択なので、

100%相手が選んで良いのです。

 

選択も結果も相手のものなのですから。


 

 

□自分は合わなかっただけと諦める

 

相手にされず、

結果言っていた通りになり、

なぜ私の話を聞いてくれなかったのだろう

と思われる方は、

自分は相手の思考に合わなかっただけだと、

スッと身を引きましょう。

 

いくら自分のアドバイスは合っていたと

アピールしたところで、

残念ながら相手には届きません。

 

それなら、

自分の事を尊重して大切にしてくれる人は他にいますので、

そのような方に注力する方が良いと言えます。

 

決して、自分の説明不足とか、

 

伝え方が悪かったのか?

 

と考える必要が無いのです。

 

相手に合わなかっただけなのですから、

不必要な心配事を抱える事はありません。

 

人それぞれ波長が合うとか、

気が合う相手は違いますから、

合わなければ合う人に変えたら良いだけなのです。


 

 

□八つ当たりや攻撃を自分のせいと捉えない

 

物に当たり散らしたり、

目についた人に絡んで文句を言ったりして、

ストレス発散する方がいらっしゃいます。

 

扉をバタンと大きな音をたてて閉めたり、

大きなため息をついたりして、

私起こっていますアピールをするわけです。

 

この時に、

 

『あれ?私何かしたかな?』

 

と、自分のせいではないか?

 

と捉えなくてもいいのです。

 

確かに傍でそのような態度を示されれば、

気にはなるかもしれませんが、

本当は何に対してイライラしているのか

分からないですよね?

 

自分は何も言わず、

不機嫌アピールで周りに気を遣わせる人は、

幼稚な証拠です。

 

たとえ本当に自分のせいだったとしても、

そのようなアピールの仕方をされても、

どうする事もできませんよね。

 

わざわざ

 

『すみません、私何かしましたでしょうか?』

 

と言いに行く必要はありません。

そのような方は、

自分で解決する術を持っていない事になりますし、

相手を下に見ている証拠です。

 

何も直接言われないのであれば、

毅然とした態度で過ごしましょう。

また、何かのきっかけで、

理由を言われた場合は、

 

その時に直接お話しください。

 

とお伝えするくらいでいいでしょう。


 

 

□人の事を変えようなどおこがましい事

 

そもそも、

相手を変えるという事自体が、

とても難しい事です。

 

度々私も書いていますが、

本人が気付かない事には、

どうしょうも無いのです。

 

相手からすると、

自分の人生ですから、

人から言われた事を受け入れる必要が無いわけです。

 

そのため、

相手を変えるとか、

変わって欲しいとか思うだけ無駄と言えます。

 

私も、

これについては度々自分に言い聞かせているところです。

 

しかし、

本人が自分の

 

『こういう所を変えたい』

 

と心から願っていれば、

変わる事はできます。

 

しかしそれには、

大変な労力が必要となります。

 

自分を変えるという事は、

これまで正解だと思っていた事を180度変えたり、

間違っていた思考を認めたりする必要があるので、

心の底から思っていなければ達成出来ないのです。

 

要するに、

大変な思いをするのは変わる本人なのですから、

周りが

 

『変えた方が良い』

 

など、

軽く言ってはいけないのです。

 

以前に書いた関連記事:性格を変える方法!?それよりこれを試してみて!


 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

 

簡単に変わる、

変わらないと言っても、

人はそう簡単ではありません。

 

私自身も変えようと思ってから、

何年もかかっているし、

時折思考は戻ってしまうものです。

 

人の為と思って発言する事は優しさなのですが、

何も考えず発言してしまうと、

相手を深く傷つけてしまう恐れがあります。

 

とはいえ、諦めればいいかというと、

そうでは無く、相手によるのでしょう。

 

自分の立ち位置はどこなのか?

 

相手は本当に困っているのか?

 

様々な要因がアドバイスには関わってきます。

相手の為という考えは、

相手からすると、

ただの

 

『お節介』

 

というだけになってしまう恐れがあります。

そこで収まればいいのですが、

冒頭にも書きましたように、

逆に嫌われてしまっては元も子もありませんね。

 

相手の事を心配し過ぎるのも

ほどほどにしなければならないようです。

 

 

 

 

最近仕事をしていて、

よく経験する事なのですが、

何か上手くいかない事があった時に、

直ぐに諦めたり逃げたりする方が多いように思います。

 

自分の心身を傷つけられるような状態なら

逃げた方が良いと思いますが、

成長に繋がる場合でも逃げ出してしまっています。

 

これには、

幼少期からの教育の仕方にも原因があるようです。




 

 

◇子供の為にならない教育方法とは

 

近年は少子化というように、

昔のように3人以上お子様がいらっしゃる

ご家庭は少なくなってきました。

 

そのため、

1人に対しての教育に力が入ってしまうのでしょう。

 

自分と重ねたり、

人と比べたりしてしまい、

子供のためと思い行っている教育が、

逆効果になっていることもあります。

 

様々な職場で出会ってきた方々から

聞き取りした内容を基に、

実は子供のためになっていない教育を挙げてみたいと思います。



 

 

□先に結果を言ってしまう 

 

親であれば、

子供が始めた事で、

結果がどうなるか想像できることも多いでしょう。

 

しかし、

結果を先に口に出してしまい、

さらに

 

『ほら、ママの言った通りになったでしょ?』

 

というようなニュアンスの言葉を言っていませんか?

 

遊びであっても、

習い事であっても同じなのですが、

結果を先に言ってはいけません。

 

夫婦間で共有する程度ならいいのですが、

子供に対して、

 

【自分の言うとおりになった】

 

と言ってしまうと、

必然的に支配してしまう事になります。

 

言ったとおりになった=だから母親に逆らってはいけない

 

というような感情になるのです。

 

また、

子供に対してマウントとも取れるので、

子供は外で他の人に同じことをしてしまいます。

 

『ほら!だから言ったじゃない!』

 

と、

友達に言うようになり、

友達からすれば、

 

『別にいいじゃない、私の事だから放っておいて』

 

となり、

友人関係を築けなくなってしまいます。

 

どうせ続かない、

どうせ上手くならない、

どうせコケてしまう。

 

など、

様々な場面で結果が見えていたとしても、

先に言うのは止めましょう。

 

 

 

□親の判断で良い悪いを判断してしまう 

 

こちらも、

親の判断基準で

 

『良い』

 

『悪い』

 

を言ってしまうパターンです。

たまに公共機関の中で、

親と思われる方がきつい言葉でお子様に

 

『ダメ!』

 

と言っているところに遭遇します。

 

その際、

子供が

 

『なんで?』

 

と聞き返す事もあります。

しかしその時に、

親は答えず

 

『ダメなものはダメ!』

 

と言うのです。

これは、

返答ではないのは分かりますよね?

 

親が答えられない事を、

子供が理解できるはずがありません。

他にも、

 

『これが良い!』

 

と選んだものに対して、

 

『それ?えー、止めなさい。こっちにしなさい。』

 

と、

違うものをすすめている方もいます。

子供が嫌がると、

 

『こっちの方が良いじゃない!』

 

と、

親が良いというものにさせられます。

こっちの方が良いと思っているのは親であって子供ではありません。

 

これが続くと、

子供は自ら選ぶことが出来なくなってしまいます

 

ですから、

社会人になって

 

『何が良いですか?』

 

と聞かれたことに対して、

 

『何でも良いです。(どれでも良いです)』

 

と答えてしまいます。

 

 

 

□途中で口を挟んだり手を貸したりしてしまう 

 

小学生になる前だと、

家で遊ぶことが多いですよね。

 

男の子と、

女の子では遊ぶ内容が違うとは思いますが、

動物のパズルゲームをしていたとしましょう。

 

ぞうさんの形を、

カバの枠にはめようとして、

なかなかハマらないという時に、

皆さんは黙って見ていられますか?

 

他には、

結ぶとか、

めくるなど、

もどかしい状態の時に、

 

『手伝っても良い?』

 

と、

本人に尋ねられていますか?

 

『うん、いいよ。』

 

と言われてもいないのに、

手を出していませんでしょうか?

 

子供の前にあって、

子供がしている事ですので、

他の人が手を貸す場合は、

 

『手伝っても良い?』

 

『一緒に遊んでもいい?』

 

と聞くと良いでしょう。

そうでなければ、

自分が行っていることだという

責任感が無くなってしまい

直ぐに投げ出して、

他の人がするものだという認識になってしまいます。

 

相手が子供であっても、

 

【自分がしている事である】

 

という認識を持たせて、

取り組んでいる事を尊重しましょう。
 

他の人の記事:「子どもを潰してしまう親」には共通点がある


 

 

□出来ていないところばかりを見てしまう 

 

人に得手不得手があるように、

子供にも得手不得手があります。

 

親からすると、

可能性を広げたい一心で、

小さいころから習い事をさせることもあるでしょう。

 

それ自体は良いと思いますが、

出来ていないところを指摘ばかりしてはいけません。

 

せっかく可能性を広げたかったのに、

自分は何をしても出来ない中途半端な人間だと、

思わせてしまう事になってしまうかも。

 

そうすると、

大人になって積極的になれないし、

 

『どうせ』

 

という言葉を使うようになってしまいます。

 

習い事だけでなく、

ファッションや髪型も同じと言えます。

 

出来ていない部分で自分を自己評価してしまい、

出来ていることや、

これからやりたい事に興味を示さなくなってしまうのです。

 

これでは、

社会生活を円滑に送れるとは言えないでしょう。


 

 

 

◇教えておかなければならない事とは

 

では逆に、

どのような事を伝えていれば、

今後大人になった時に

辛い思いをせずに生きられるのでしょうか?

 

全てではないかもしれませんが、

親自体が、

子供に対して、

どの位置にいるかが重要です。

 

子供より親や大人の方が偉いという考えなのか、

子供が成長をする段階の支えと考えるかでは、

言動が変わるはず。

 

とはいえ、

中には子供が少ない事によって、

お姑さんやご主人からのプレッシャーが強く、

子供のレベルを

自分の評価のようにされる方もいるかもしれません。

 

勉強とは別で、

人間性としてこれから挙げる内容を

参考にしてみてはいかがでしょうか?


 

 

 

 □失敗した事より失敗した後の事

 

習い事や勉強でトップを狙う事は悪い事ではありません。

 

しかし、

良い点数では無かったとか、

良い成績を残せなかった

という事だけを叱りつけるのは止めましょう。

 

それでは、

子供は何も学べません。

 

学べるのは

 

【自分は親の期待を裏切った子】

 

【自分の事より自分の成績や、世間体の方が大切】

 

という事を学びます。

今まで通りのやり方では

成績が上がらないのであれば、

変えなければいけないのですが、

成績の事だけを咎めて、

方法を変える事を一緒に考えてくれないのであれば、

子供一人でどれほどのアイディアが出てくるでしょうか?

 

塾を変えるのか?

勉強方法を変えるのか?

 

一番大切な方法の部分を、

子供任せにして、

結果だけに反応していませんか?

 

成績が悪かったことは、

あくまでも結果です。

 

悪い結果だと思うのであれば、

その結果を招いたプロセスが良くないという事になります。

 

勉強でもスポーツでも、

結果を変えるには、

それまでの行動を変える必要があります。

 

そのためにも、

経験未熟な子供に対しては、

色んな選択肢があり、

何度も挑戦出来るという事を教える必要があります。
 


 

 

 □自分がしたい事なのか?したくない事なのか?

 

色々な子育てを見ていて思うのですが、

親御さんの希望で子供が動いている事も少なくありません。

 

幼稚園生などの小ささであれば、

まだ好き嫌いで物事を判断してしまい、

集中力も続きません。

 

しかし、

小学生になれば、

したい事なのか、

したくない事なのかは

判断が出来るようになっています。

 

もちろん集団生活をする上で、

したくない事でも学んで身につける必要性がある事もあります。

 

しかし習い事などで本人は嫌がっているのに、

 

『お母さんが行けと言うから行っている。』

 

という子供が多いのも現実です。

興味が無いのであまり身にならず、

成長していない状態を見て、

 

『自分の子供は、他の子と比べて劣っている。』

 

と、

勝手に評価して子供に対して

過度なプレッシャーを与えてしまいます。

 

子供を他の子と比べて、

自分や家族のメンツの為に使うのは止めて、

よく話し合いましょう。

 

これを言うと、

 

『子供の為にやっている。』

 

『沢山の可能性や選択肢を持たせて、将来困らないようにしている。』

 

という返事が返ってきます。

また、

 

『子供は将来の自分のためだと理解できないから、

親が作ってあげておかないといけない。』

 

とも言われます。

しかし、

子供が成人して感謝してくれるだろうと

期待するのは間違っています。

 

少なからず、

 

『嫌だった』

 

『狂っていると思った』

 

『貴方の為と言われるのが迷惑だった』

 

という子もいます。

本当に子供の為と思うのであれば、

要所、要所で話し合い、

親子間の認識を出来る限り合わせておきましょう
 


 

 

 □『分かった』という理解を示す事

 

子供というのは、

自分の思い立った時に思った事をしたり、

言ったりします。

 

1時間と決めたゲームでも、

もっと遊びたいと言い出すものです。

 

一緒に決めたルールを守って

生活するのは良い事なのですが、

取り上げたり、

隠したり、

怒鳴ったりしてはいけません。

 

子供が

 

『もっと遊びたい。』

 

と言った場合、

ほとんどのお母さんは、

 

『1時間と決めたでしょ?止めて宿題をしなさい!』

 

と言ってしまうでしょう。

しかし、

子供は気持ちを伝えて来たのですから、

ルールの話をしても伝わらないのです。

 

そこで、

 

『もっと遊びたいの?遊びたい気持ちは分かった。

だけど、一緒に決めた時間だから止めて宿題に取り掛かって。』

 

と伝えるのです。

要するに、

遊びたいという気持ちに理解を示してあげるわけです。

 

大人は会話自体の理解速度が高く、

自分の頭の中だけで処理して伝える傾向があります。

 

でもそれは、

大人同士なら成立するかもしれませんが、

子供相手では通用しません。

 

そこで、

面倒と思うかもしれませんが、

理解しているが、

違う状況にしなければならない時、

子供が『我がまま』を言う時、

そのような場面ではまず理解を示すようにしてみてください。

 

以前に書いた記事:親の言葉は知らず知らずのうちに子供を支配している


 

 

最後に

 

子供の頃に、

たくさんの理不尽なことを経験して成長し、

高校から大学生くらいのアイデンティティを形成するころ

 

【何がどうなって、あのようになったのか?】

 

【自分は何のために、これを行っているのか?】

 

と考えるようになります。

その時に、

冒頭の方で挙げたような状況だと、

自分で考えて答えを導き出すという事が

出来ない子になってしまいます。

 

そうすると、

考えられないので後回しにしたり、

人のせいにしたりして、

本当の意味での成長が出来なくなってしまうのです。

 

成長しないまま社会人になり、

またあの理不尽な状況がやってきます。

 

答えを出せていない子は、

ここでも考えられず逃げてしまうのです。

 

答え自体は未熟でも良いのです。

 

重要な事は、

自分で導き出せたかどうかなのですから。

 

どんなに可愛い子供であっても、

その先の事を想い、

手を貸してあげたいところを少し我慢してみてください。

 

お母さんはいつまでも心配かもしれませんが、

子供はたくましく成長するものです。

 

 

 

 

普段気にしていない所に性格はでるものです。

 

話し方や振る舞いだけではなく、

気が緩んでいると、

こんなところにも出てしまう!

 

という内容を書いています。

気を付けるべきところは、

目に見えやすい部分だけでは無い事を知って、

気を付けたいものです。

 

逆に気になる方がいらっしゃる方は、

下記に挙げる部分を見てみてはいかがでしょうか。




 

 

◇普段気にしない所に性格は出るのです

 

性格とは、

目に見える部分で判断される事が多いですよね。

 

例えば、

話し方や振る舞い。

又は、

食べ方や身なりなど。

 

それにも性格は出るかもしれませんが、

それを知っていて、

その部分だけ気を付けようと

頑張る方がいらっしゃいます。

 

ところが、

以外と普段気にしていない所に性格は出るもので、

上手く隠せていると思っていても隠しきれていないかも…。

 

まずは、

意外な部分と、

その内容を挙げてみたいと思います。



 

 

 □鞄の大きさと中身の量

 

タイプ別で見てみましょう。
 

 

・大きい鞄に少量の中身

 

好きなデザインがその大きさしか無かった

という事もあるかもしれませんが、

常に大きい鞄に少量の中身の方は、

欲求不満気味の方が多いようです。

 

性的な意味では無く、

自身の欲求を上手くコントロール出来ていないとか、

欲求を満たせていない状態の方です。

 

ストレス発散が上手く出来ない人も入ります。

 

何か行いたい事があれば、

常に出来なくても

時には思い切って

好きな事をしてみてはいかがでしょうか?

 

ストレス発散法が分からないとか、

何かしたいという欲求が無い場合は、

静かな場所にみを置いて過ごしてみたり、

美しいものを見て時間を過ごしたりしてみては?

 

 

・小さい鞄にパンパンに詰め込んでいる

 

こちらのタイプは、

頭の中や心の中が整理整頓されていない人に多いようです。

 

上手くこなしているように見えても、

頭の中や心の中がとっ散らかっている状態なのです。

 

人見知りや、

表現の苦手な人にも多いようです。

 

一日数分でも構いませんので、

自分自身の整理整頓をする必要があります。

 

今日は何をしたのか?

 

明日は何をするのか?

 

この仕事には、

まず何から取り掛かるべきか?

 

器用な方でなければ、

流れ作業のように過ごしていると、

頭の中がパンパンになってしまいますよ。

 

 

・中身がグチャグチャで探すときに苦労する

 

こちらも整理整頓が出来ない人なのですが、

先ほどの方と少し違うのは、

配慮が少ないという事です。

 

鞄の中は

自分自身が探すのに苦労するだけ

とお考えかもしれませんが、

このような方は何に対しても大雑把に直して、

後から探すとき苦労するタイプです。

 

となると、

人を待たせたり、

紛失したりして

相手に面倒をかけてしまう事もあるはず。

 

自分自身にも大雑把なのですから、

相手にも同じようにします。

 

整理する事の大切さが理解できれば、

自分も人も大切に出来るでしょう。

 

 

・地面(床面)やテーブルの上に鞄を平気で置く

 

大雑把な方に見られそうなこのタイプですが、

実は大雑把なだけではありません。

 

床面に置くというのは、

場所や状況によっては

避けられない事もあるかもしれませんが、

テーブルの上に置くというのはマナー違反です。

 

この様な方は、

どこにでも鞄を置きます。

 

また、

飲食店でゴミを器の中に入れたり、

ビニール傘であれば

平気で他人のを使ったりする事もあります。

 

何が共通かというと、

人のパーソナルスペースや

見ず知らずの方も利用する物を、

我が物顔で使用するところです。

 

要するに、

自分本位な所が目立つのです。

 

人様も使う場所であるという認識があれば、

自分の鞄をテーブルの上にドンと置くなんて事はしないでしょう。

 

他の人の記事:忘れ物もなくなる!? カバンがパンパンになるのを防ぐコツ


 

 

 □字の大きさと書き方

 

私は、

幼少期から高校まで書道をしていて、

師範教授(師範の方にも教えることが出来る)

資格を取得しました。

 

高校を卒業してから、

仕事をすると様々な方々に出会います。

 

そのような中、

人と成りが字にも表れるという事を発見しました。

 

枠からはみ出すほどの

大きい字を書く方(大人の方)は、

見た目は優しくても、

とても乱暴で横柄な方が多いようです。

 

逆に、

普段大きい声で明るく話す方でも、

小さくて可愛い字を書く方は、

とてもメンタルが弱く、

気が小さいところがあります。

 

人見知りの方にも小さい字を書く方が多いですね。

 

他には、

『はね』

『はらい』

の部分が特徴的な方は、

一筋縄でいかず、

頑固な部分を持ち合わせています。

 

ユーモアがあったり、

人と違う目線を持ったりしている方も多いです。

 

字には多くの人格が出ます、

様々ありますので、

別の機会にご紹介します。


 

 

 □デスク周り

 

デスク周りには、

その方の本質が出ることが多いです。

単純に散らかっている、

整っているというだけでなく、

細部にでるのです。

 

引き出しの中や、

足元、ペン立てなどです。

 

ペン立てに何でも刺さっていて、

ペン1本取るのにも苦労しそうな方は、

物が捨てられないとか、

整理できない。

 

または、

小さな不便が気にならない、

興味がない方です。

 

このような方は、

付き合う前は優しくても、

付き合ったり結婚したりすると、

そのルーズさが出てしまい、

口うるさく異性から指摘されてしまいます。

 

家はとても綺麗にしているのに、

デスク周りは汚いという方も同じで、

人の物(会社の物)や人の場所(店や会社)は、

どうでもいいという感覚です。

 

備品一つでも大切に使う人も居るわけですから、

目立つ場合もありますね。

 

逆に、

使うものに気を遣い、

自分がデスクワークするのに

少しでも快適な環境を作ろうとする方もいます。

 

このような方は、

自分の事を大切にできる方と言えるので、

周りにも目配りが出来る方が多いようです。

(しかし、目配りは良い事ばかりではないので、

チェックされている場合もあるかも?)
 



 

 

◇小さなところに気を配れば変わる事もある

 

自分だけの事だからと気にせずにしていると、

本質を見られてしまい、

知らない間に距離を置かれていた

という事になり兼ねません。

 

誰も気付かないだろうと高を括らず、

小さなことであっても気を付けられるところは、

気を付けてみませんか?

 

次に、

気を配ることで得られる事を挙げてみたいと思います。




 

 

□必要なものと不必要なものを分けられる

 

鞄だけでなく、

ついでにデスク周りや部屋の事でも構いません。

 

ワンルームに収まらない程の買い物をしていませんか?

 

机の引き出しがパンパンで、

開けられないほど詰め込んでいませんか?

 

ルーズな性格というだけではいけません。

必要なものと不必要なものを分別しましょう。

 

断捨離までしなくても構いませんが、

せめて必要なものは

直ぐに見つかるようにした方がいいでしょう。

 

必要以上に物が溢れていると、

探すのに時間がかかるだろうな

と考えるだけで億劫になってしまい、

時間だけが過ぎていき、

しようとしていた事が遅れます。

 

これでは生活も、

仕事でも効率が良いとは言えません。

 

全てにおいて完璧にする必要はありませんが、

仕事や家族に迷惑がかかるようなら、

少し気配りが必要と言えます。


 

 

□落ち着いた性格になれる

 

整理整頓をする事も

心を落ち着かせるのに効果的ですが、

字を書くことも効果的です。

 

最近はパソコンや携帯が主流ですので、

なかなか字を書くことが無くなってきました。

 

しかし、

たまにやってくるサインなどで、

自分の名前を書いたら

綺麗に書けないという事はありませんか?

 

綺麗というのは

書道を習っている人のような字だけでなく、

重要な事は丁寧である事です。

 

丁寧に字を書こうとすると、

時間もかかりますし、

バランスが必要です。

 

一枠の中に

バランスよく丁寧に書いていくわけです。

 

週に1回1時間でも構いませんので、

自分は落ち着きがないと思われる方は

練習してみてはいかがでしょうか。

 

本屋さんでも、

簡単な字の練習帳があります。

 

難しい字ではなく

簡単な字から始めることをお勧めします。

 

また、

受験で受かる事ばかりで

書き順を後回しにされていた方へもお勧めです。

 

実は、

漢字には流れがあるのです。

ですから、

本当は書き順をしっかり分かっていれば、

漢字を覚えるのにとても役に立つんですよ。

 

心を落ち着かせるためにも、

是非お試しください。


 

 

□目の付け所が良くなる

 

字をきれいに書く事や

整理整頓に必要な事の中で、

 

『バランス』

 

というものがあります。

 

バランスが良いという事は、

全体が見える、

もしくは見えているという事になります。

 

お料理だと器に対して料理の量のバランス。

 

色のバランス。

 

栄養のバランス。

 

など色々ありますよね。

さらに、

空間のバランスもあります。

 

整理整頓するとき、

引き出しやクローゼットに対して、

100%詰め込むと整理整頓にはなりません。

 

字も書くスペースに対して、

小さすぎても大きすぎてもバランスが悪く見えます。

 

整理整頓が出来たり

字が丁寧に書けたりするようになると、

全体バランスが良くなるので、

視野が広くなります。

 

広く見えるようになると、

人が気付かない所が見えるようになるなど、

目の付け所が良くなっていきます。


 

 

□印象アップと頭の整理が出来る

 

物を整理整頓するのは、

体調によっては面倒に思う事もありますよね。

 

自分のペースで構いませんので、

少しずつでも持ち物や

デスク周りの整理整頓をしてみましょう。

 

少し時間はかかりますが、

同じく頭の整理も出来ます。

 

整理中に出てきたもので思い出すこともあったり、

覚えていない事があったりで、

驚くこともあるものです。

 

一言で整理整頓と言っても、

自分らしい、

自分ならではの整理もあるでしょう。

 

人の意見は気にせず、

自分が分かりやすい整理で構わないと思います。

 

持ち物や環境が整えば、

スッキリしますので、

印象が変わる方もいらっしゃいます。

 

何より、

自分のためと考えて、

楽しく頭の整理をしてみましょう。



 

以前に書いた記事:なぜ三日坊主になってしまうの?三日坊主の克服法はこれ!


 

 

最後に

 

その他にも、

電車などでフッと気が緩んだ時の姿勢や表情、

人の話を聞いている時の表情、

女子トイレ内の行動など、

一般的には見過ごされてしまうような場面です。

 

それを見たからといって

気にされない方も多く居らっしゃいます。

 

ところが、

人を見る目のある方などは、

このような小さな部分をしっかり見ていきます。

 

いくらスタイルや服装、

化粧やネイルに気を配っていても、

小さな部分が雑であれば何の意味もありません。

 

中身を磨いて、

周りを幸せにできる素敵な人を目指してみませんか?

 

 

 

 

単純に性格が明るいとか暗いという事では無く、

それとは別で陽タイプ陰タイプがいます。

 

ここでは陽タイプが

なぜ幸せを感じやすいのかという理由と、

陰タイプの特徴と、

抜け出し方を書いています。

 

いわゆる明るい性格じゃなくても

身に付けられる

 

『陽』

 

の特徴を知って、

幸せを実感しましょう。




 

 

◇幸せを掴む『陽』のタイプになるためには?

 

まず、

ここで書いていく『陽』というタイプは、

いわゆる

 

『明るい性格』

 

ということではありません。

明るく振舞っていても、

実は心配性だったり、

不安を抱えていたりする方は多いものです。

 

ではどのような方を

 

『陽』タイプ

 

というのでしょうか?

そして、

その『陽』タイプになるためには、

どのような事に気をつけるといいのでしょうか?




 

 

 □自分に起こったことを自分で切り替えられる

 

自分のために

自分に起こった不運な事を、

自分自身で切り替えられる人です。

 

例えば、

何かミスや失敗をしたとしましょう。

 

陰タイプの方は、

自分を立ち直らせるために、

人のせいや環境のせいにするのです。

 

まるで失敗した自分は

被害者と言わんばかりの人もいます。

 

それとは真逆で、

『陽』タイプの方は、

自分自身で切り替えができます。

 

反省して、

解決策を考えたり、

この問題から自分は何を学べるのか

と考えたり出来るのです。

 

そして周りを巻き込む事なく

自分で立ち直ることが出来ます。

 

また引きずらず、

前を向けるのも特徴的です。


 

 

 □相手のいいところを気付かせてあげられる

 

相手のネガティブな言葉や、

不運な出来事があったことにいちいち反応して、

過剰に反応したり同調したりしません。

 

ネガティブな言葉を聞いても、

良い返しをして、

相手がそれ以上落ち込む事が無いようにする事が出来ます。

 

また、

同時に相手の良いところを伝えてあげて、

相手を安心させることが出来るのです。

 

逆に陰のタイプは同調してしまい、

自分の事のようにどっぷりとハマり、

一緒になって嘆くこともしばしば…。

 

相手の問題であることをしっかりと線引きして、

良いところだけを伝えて、

それ以上入り込まない、

入り込ませないというテクニックを使えます。

 

要するに、

不必要な負の状況を背負わない

という感じでしょうか。


 

 

 □待つことが出来る

 

誰でも何かをする時に、

自分のペースというものがあります。

 

それを自分の物差しで全て図ってはいけません。

 

相手には相手のペースがあるわけですから、

相手の物差しを見て考えなければならないのです。

 

ですから、

どのような状況であっても待つことが出来ます。

 

もちろん仕事となれば、

期限などがあるでしょうが、

その期限も自分本位ではなく、

様々な状況などを加味したうえで立てられるでしょう。


 

 

 □許せない事を許せる

 

どうしても許せない事ってありますよね。

思い返しただけで腹が立ってくるとか、

二度と顔を見たくないなどあるでしょう。

 

直ぐにとは言いませんが、

いずれそれを許せるときが来るだろうと考えられるのです。

 

なぜなら、

許すことは自分のためになるからです。

 

イライラしたり、

憎しみを抱き続けたりするのは、

自身のメンタルの面で考えると、

相当なストレスです。

 

ですから、

許せないと思っていた事でも、

いずれ許せたなら、

自分のストレスもなくなり、

心が穏やかになります。

 

それを理解して、

許せないと思っていたことに向き合えるのも

『陽』のタイプです。
 

 

 

他の人の記事:幸せな人に共通する10の特徴。不幸な人との違いや幸せになるコツまで大公開!



 

 

◆『陰』のタイプと抜け出し方

 

では次に反対の『陰』タイプを見てみましょう。

陰タイプは案に暗いタイプではありません。

 

通常元気に明るく見える人でも、

案外『陰』タイプが潜んでいる事もあります。

 

どのような特徴があるのかと、

そこからの抜け出し方を書いてみます。

 

陰タイプを抜け出して、

是非『陽』タイプになりましょう。






 

 

 ■人のせいにしない

 

先ほども書きましたが、

落ち込む事が起こった時に立ち直ろうとしますよね。

 

その際に、

必ず周りを巻き込む人がいます。

 

それがこちらのタイプです。

 

人のせいにして、

自分を守り立ち直るのです。

 

かなり迷惑な人なのですが、

結構多いものです。

 

自分で改善できることや、

自分も見落としていた事は棚に上げて、

人のことばかり言う人は、

立派な『陰』タイプです。

 

全ては自分の選択や、

自分が決めた事なのです。

指示されたと思っていても、

それを質問もせず受けたのは自分です。

 

少しキツイ言い方かもしれませんが、

全て自分なのです。

 

ですから、

自分が受けた事や、

決めたことに向き合う必要があります。

 

人のせいにせず、

 

自分にこれから何ができるのか?

 

この事で何が学べたのか?

 

という風に考えられるようになりましょう。


 

 

 ■自分の良いところを見つけて認める

 

人の良いところを探せる人は、

自分の良いところも探せます。

 

逆に言うと、

自分の良いところを見つけられない人は、

人の良いところなんて見つけられません。

 

たまに、

 

『私なんて全然!でも、〇〇さんはこんな事が出来て凄いですよね?』

 

という会話をされる方がいらっしゃいます。

とても気持ち悪い言葉であることに気付きますか?

 

まず、

 

出来ることが凄い!

 

などと、

幼稚な誉め言葉になっている事です。

 

小さな子供が

出来ない事が出来るようになったかのような言い方は、

大人として魅力的ではありません。

 

自分を謙遜する言い方も同様です。

 

例えば、

 

『私は、アイディアを出すのは得意なのですが、

 〇〇さんのように見やすくまとめるのは不得意なので、

 とても勉強になります。』

 

のように、

実際どの部分が素晴らしいと感じるのか?

という事を伝えられると良いでしょう。

 

そして、

 

『私なんて』

 

という言葉を使わず、

好きな事や得意な事は自分で認めて、

自分の良いところとして認識しましょう。


 

 

 ■相手のタイミングや時間を大切にしてあげる

 

『陰』タイプの方は、

人が自分の思った通りのスピードで

物事を運んでくれないと、

怒り出したり、

不機嫌になったりするのです。

 

『陰』タイプの人は、

自分で切り替えや、

組み直しが出来ないため、

人が自分に合わせるべき

という所から抜け出せません。

 

そのため、

全てにおいて相手が悪いとしか考えないのです。

 

これではスムーズに行えることも角が立ち、

あまり良い仕事が出来るとは言えません。

 

人によって、

ペースや考え方、

物事の動かし方などは違うものだと理解して、

始める前にすり合わせをすれば、

考えの思い違いや誤解が少なくなるでしょう。


 

 

 ■嫌な部分から入っても嫌なところばかり探さない

 

人と出会った際に、

人見知りや初見の印象のせいで

苦手な人だと判断したとしても、

その後会うたびに

苦手意識から嫌な部分を見つけようとするのは良くありません。

 

確かに生理的に合わないと思う人もいるでしょう。

 

しかし、

だからといって常に嫌な部分を探して、

 

やっぱり嫌な奴!

 

とレッテルを貼らなくてもいいのです。

 

私には合わないけど、こうゆう部分は凄いな。

 

とか、

 

私には分からないけど、良い部分があるんだろうな。

 

くらいにしておかなければ、

嫌な部分を探そうとしている雰囲気は伝わるものです。

 

そのような人には誰も近づきたくありません。

 

嫌な奴という事を明るみにさせようとしているうちに、

自分が嫌な人になってしまっているかも。

 

いつまでも人の嫌な部分を探したり、

決めつけたりするのは止めましょう。


 

以前に書いた記事:ポジティブとは明るい性格という意味ではない!?


 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

いわゆる明るい性格では無くても、

考え方次第では幸せを実感しやすいものです。

 

私はこれを

 

『陽』タイプ

 

としています。

 

陽タイプになると、

自分自身で切り替えができ前向きになれます。

 

そうすると、

相手からも嫌な態度を取られることも少なくなるため、

どんどんストレスフリーになっていくわけです。

 

これが続けば、

幸せを感じやすくなり、

自然と良い方向へと導かれるはずです。

 

反対に人に攻撃してしまう

『陰』タイプは、

結局自分に跳ね返ってきてしまい、

いつまで経っても良い状態にはなりません。

 

そのため、

一刻も早く考え方や捉え方を変えて、

『陽』タイプになった方が

幸せになるのではないでしょうか?

 

 

 

 

恋人が欲しいという方の話を聞きますと、

見た目や収入などの話になる事がとても多く感じます。

 

もちろん見た目や収入で

人を見る方もいらっしゃるかもしれませんが、

全ての人が見た目や収入で判断しているわけではありません。

 

ここでは、

 

『貴方の、ここが恋人の出来ない理由!』

 

という原因を書いています。




 

 

◇恋人が出来ないのは見た目や収入だけが原因ではない

 

見た目や収入が良ければ問題ない。

と考える方は多いでしょう。

確かに、

何もしなくても

相手の方から寄ってくるような方も

いらっしゃるかもしれません。

 

しかし、

見た目も良く、

収入も良いという方が

世の中にどれほどいらっしゃるのでしょう。

 

今回は、

見た目や収入の良い方の話は置いておいて、

モテる秘訣はそこだけではないのに

モテないとお考えの方に、

モテない原因を書いてみたいと思います。



 

 

 ・学歴と収入の良さ以外に自分の持ち味とは?

 

とある男性のお話です。

自分は幼少期から太っていて、

色白でいじめられていた。

 

そこで、

勉強を頑張って

30代で年収1,000万円越えな上、

年間200万円ずつ年収が上がり続けているのに、

女性と付き合った経験なし。

という方です。

 

太っていて色白なのが、

そこまでお付き合いに繋がらない理由になるでしょうか?

 

そうなんです、

この方は

 

『自分が太っていて色白でモテないだろうから、

せめて勉強を頑張って収入を上げておこう』

 

と考えたらしいです。

しかし、

自分で頑張って

そこまでの高収入になったのは素晴らしい事です。

 

そこで、

この方の

 

【勉強】

 

 

【収入】

 

以外の所でアピールポイントが欲しくなります。

 

勉強の中でも得意分野があるのであれば、

それを共通とする女性はいらっしゃるはずです。

 

勉強が出来て、

高収入という事ではなく、

自分の人柄が分かるような

持ち味を見つけてほしいのです。

 

勉強が得意であれば、

専門分野の延長線上でも構いませんし、

他の事でも良いのです。

 

人間味が知れるようなポイントがあれば、

女性も質問や会話を広げやすいでしょう。


 

 

 ・要介護の親が居ると伝えるだけではダメ

 

さらに、

この男性はデートにこぎつけた女性に対して、

要介護の親と同居していると伝えて振られてしまうようです。

 

確かに、

30代前後で、

いきなり親の介護

というビジョンを見せられると

逃げ出したくなりますよね。

 

しかし、

この方の間違いは、

そこでは無く、

伝えるだけだったという事です。

 

伝えるだけだと、

 

『貴方(女性)が面倒見てね』

 

と言われている気がしてしまいます。

 

例えば、

 

今後家族になれば話し合って施設も考えている

 

とか、

 

親の面倒を見てほしいわけでは無い

 

など、

しっかりと伝えていれば

状況は変わったかもしれません。

 

また、

この男性が、

本当に親の介護をしてほしいと考えていたのであれば、

それも考え物ですね。

 

『ある日突然嫁いだ先の親の面倒を見る』

 

という現実はハードルが高すぎるように感じます。

 

どうしても親の面倒を見たいのであれば、

周りと相談して、

奥様になられる方に

負担の無いように考える必要があります。


 

 

 ・家族の中に問題を抱えている人が居る場合

 

例えば、

兄弟などで

精神的な病気を抱えているなどの

問題がある場合、

こちらも先ほどと同じで、

新しく家族になる方には関係の無い事です。

 

確かに、

家族になるのだから、

全てを受け入れる

という方もいらっしゃいます。

 

しかし、

奥様になられる方、

旦那様になられる方、

それぞれ考え方は違います。

 

自分の家族に

同じような病気を抱えた方がいらっしゃる家庭で育った人と、

全く何もなく両親揃って何不自由なく育った方とでは、

物事の見え方は大きく変わります。

 

そのため、

相手に伝える際は慎重に行う必要があるのです。

 

何でも素直に事実だけを伝えれば良いとは限らないのです。

 

相手に配慮しながら、

伝えるという伝え方に、

その方の本質が見えるため、

伝えるだけでいいとか、

本当の事を言っただけなのに、

と思っている方はモテないでしょう。


 

 

 ・見た目や体形が悪いと思うならば

 

最後に、

この方はご自身で太っているとおっしゃっているのですが、

 

ストレスを抱えると、

どうしても食べてしまい

ダイエットは出来ない。

 

と言い切ってしまってしまいます。

 

ここが問題です。

 

誰しも出来ない事は存在すると思います。

私も食べることが好きなのに、

運動音痴と出不精が重なり痩せてはいません。

 

しかし、

太っていると嘆いてもいないのです。

 

脳の仕組みから言うと、

ダイエットだけでなく、

何に関しても

取り組むという事が出来ない方もいらっしゃいます。

 

ですから

 

ダイエットが出来ない・成功しない事

 

を責めているのではなく、

 

食べることが好きだと

思いきったら良いのでは?

 

と思うのです。

太っている・痩せているという枠ではなく、

 

食べることが好き!

 

と考えたら、

食べている時は

好きな事をしている

という脳になるので幸せです。

 

さらに、

 

一緒に沢山食べてくれる人が好みです。

 

と言えば、

一緒に食べて会話も広がるはずです。

 

他の人の記事:全くモテない男女の共通点とは?リアルな体験談やモテる秘訣を解説


 

 

◇考え方や言葉選びを変えて恋人を作ろう!

 

このように、

物事を一定方向からしか見なければ先が見えず、

どんどん自分を追い込んでしまいます。

 

そうなると、

良いアピールポイントも、

相手にしたらデメリットに見えてしまい、

上手くいきません。

 

そこで次に挙げるのは、

 

『もうダメだ!』

 

と思っている方や、

 

『なぜ恋人が出来ないのか?』

 

とお考えの方へ、

より成功しやすい方法を書いてみたいと思います。



 

 

 ・自分の新たな家族を作る気持ちで

 

昔は、

 

【結婚は本人達だけではなく、両家の結婚ともいえる】

 

という風潮がありました。

今も残っている所もあるかもしれません。

しかし、私は違う考えで、

当人達の結婚は当人達のものと考えます。

 

もちろん、

両親の事を大切にする気持ちはあります。

 

『自分の両親も、相手の両親も同じように大切にする』

 

という考えは、

個人的には素敵だと思っていますし、

私はそのようにしています。

 

ところが、

何度も言うように人の考えはそれぞれですから、

自分がそうだからと言って

相手も同じかというとそうとは言えません。

 

お互い一致した人と結婚出来れば良いのですが、

考えが違う人と結婚する場合もあるでしょう。

 

ここでは、

 

新たな結婚は、

当人達の家族であって、

そこに、

これまでの家族を入れる必要は無い

という考えもありますよ。

 

という提案をしたいと思います。

 

先ほどの男性の話を例に挙げると、

親の介護や家族事を相手に理解してもらい、

一緒に介護などをしてもらおうと思わず、

他の方法を模索したらいかがでしょうか?

 

これまでの自分の家族に、

お嫁さんを迎い入れるという考えではなく、

 

『私は(僕は)新しい家族を作るのだ』

 

という考えがあれば、

相手も安心するかもしれません。


 

 

 ・言い訳は正当化しない

 

先ほども書きましたが、

ダイエットが出来ない理由や言い訳を、

ただひたすら並べ立てるより、

ある意味開き直って

楽しむのはいかがですか?

 

とはいえ、

健康面の事があるので、

ほどほどにしなければなりませんが。

 

もしくは、

 

ストレス=食べる

 

という脳の回路を変えてもいいかもしれません、

(こちらはカウンセラーなどに相談してみてください)

 

とにかく、

ここで言いたいのは

言い訳を正当化してしまうと、

脳みそは正しい判断が

出来なくなってしまいますという事です。

 

そのため、

ダイエットに限らず、

出来なかった事、

出来ない事に対して、

正当化せず認める事が必要です。

 

そこから正しい方向へ軌道修正していきましょう。

 

言い訳をするより、

自分がしている事をきちんと認めて、

改めて努力している姿勢は魅力的に見えるものです。


 

 

 ・相手に委ねるのでは無く自分で決められる人になる

 

性別に関係なく、

物事を相手に委ねてしまいがちな方がいらっしゃいます。

 

『〇〇なんです。』

 

と、

言ったきり黙ってしまう。

 

こちらが、

その続きを質問にして

返していかなければならない状況になるのです。

 

これでは、

何がしたいのか、

何を求めているのか分からず、

相手を知りたいという気持ちにはなりません。

 

せめて、

 

『〇〇だから、こうしたいのですが、どう思いますか?』

 

とか、

 

『〇〇だから、AかBにしてみようと思うのですが、

 どちらが良いと思いますか?』

 

など、

ある程度自分の考えや

気持ちを盛り込まなければいけません。

 

自分にはこだわりが無いから、

相手の良いようにという優しさかもしれませんが、

相手からすると楽しくありません。

 

それは優しさではなく、

丸投げです。


 

 

 ・何より不必要な場面で自分を甘やかさない

 

全体的にモテないと口でおっしゃっている方は、

モテないであろう理由は何かしら挙げられます。

 

しかし、

その理由を改善しようをはされません。

 

改善するべき内容なのかどうかは、

一旦置いておいて、

本人が改善した方が

良くなると思っているのであれば、

チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

たとえそれが間違っていたとしても、

自分で自分に必要だと思った事ですから、

いいじゃないですか。

 

しかし、

それ自体しない方向へ

色々と言い訳を考えて、

自分を甘やかしているようでは、

いつまで経っても良くなることはありません。

 

自分が一生懸命取り組んだあと、

リラックスするために

何かご褒美を考える方が、

楽しくなると思います。

 

必要な場面で

自分を労わる事は必要ですが、

不必要な場面で

自分を甘やかし続けるのは止めてみましょう。
 

以前に書いた記事:ネガティブな人必見!ネガティブ思考から抜け出したい人は読んでください


 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか。

見た目や収入だけで

恋人が見つからないのではなく、

自分が相手に対して

誠意的ではないケースが非常に多いのです。

 

要するに、

自分本位の状態なのです。

 

恋人同士や夫婦関係は

互いに支えあわなければなりません。

 

お金だけ渡せば

全て上手くいくとは限らないのです。

 

見た目や収入は、

あくまでも外側の事であって、

心が魅力的にならなければならないのです。

 

もちろん、

 

どうすればいいの?

 

と思われる方もいらっしゃるかと思います。

信頼できる方に相談してみるとか、

お相手を探す相談所を利用している場合は

アドバイスを聞いてみるなどしてみてはいかがでしょうか。

 

頑張って得た事はそのままで、

今度は中身を磨いてみる機会かもしれません。

 

 

 

 

自分に関わる人を、

まるで自分の物のように扱う人の話を

たまに聞く事があります。

 

そして、

扱われている人がそれに気づいていても、

気付いていなくても

抜け出せない状況にあるのは、

とても危険な状況です。

 

ここでは、

人を所有物のように扱う人の特徴と、

そのような人からの脱却法を書いています。



 

 

◇人を自分の所有物だと思っている人はこんな人

 

人の事だから、

 

『放っておいて!』

 

と思う事はありませんか?

 

これって、

思えるだけマシなのです。

周りの人を所有物のように扱う人は、

言葉巧みに自分の言いなりにさせますから、

人の事は放っておいてよと思わなくなり、

代わりに、

 

『こんなに自分の事を考えてくれている』

 

と思うようになってしまうのです。

実は、

相手の思うように動かされているだけで、

こちらは特にメリットが無い場合や、

最悪の場合、

にかかわるような事もあります。

 

まずは、

人の事を所有物のように扱う人の

特徴を挙げてみたいと思います。

 

友達や職場、

交際中の方や配偶者に当てはまるようでしたら、

危険信号です。



 

 

 ・時間を守らない

 

遅刻してきたり、

約束の時間に用意が出来ていなかったり、

時間を守らない人は危険です。

 

時に、

〇〇タイムなどと言い、

出身地が時間にルーズな事を

アピールする方がいらっしゃいます。

 

これは、

その地域に居住しており、

周りが同じような状態なら

あり得るかもしれませんが、

仕事となれば、

どこに住んでいても許される事ではありません。

 

相手にも同じ時間が流れており、

とても大切なものです。

 

それを自分に合わせさせて、

遅刻したのにも関わらず悪びれない。

 

もしくは、

言い訳をする。

 

という人は、

人の時間を無駄に出来る人です。

 

人の時間を無駄に出来る人は、

人の事を大切に思えない人ですから、

自分が一番という事でしょう。

 

誰でも自分は大切ですが、

社会生活において、

自分だけを優先する方法はお勧めできません。

 

時間を守れない人は、

約束をしないで欲しいものです。


 

 

 ・相手の交友関係に口を出す

 

どのような関係性であっても、

相手の交友関係に口を出すことは

止めた方がいいでしょう。

 

万が一、

本当にヤバそうな方との付き合いや、

何度相談しても、

危険な方々との付き合いだと感じるのであれば、

自分が離れるべきです。

 

相手を変えようと思うのは間違っています

 

なぜかと言うと、

相手が困っていない限り、

本人が変わるという選択をしないため、

外的方法では変わらないからです。

 

本人が困っておらず、

変わりたいと思ってもいないのに、

変えようとすると逆効果になってしまいます。

 

仕事関係や友人関係など、

私の周りでも、

 

『やきもち』

 

から携帯のチェックや、

飲み会の制限(断らせる)、

事細かに聞くなどをしている方が居ます。

 

本人がしたい事が出来ないというのは、

相当な苦痛です。

 

相手の人生は自分の人生

と豪語した方もいらっしゃいます。

全て間違いです。

 

相手の人生は相手のものですし、

自分の人生は自分のものです。

 

人の人生を、

自分の不安や、

自分だけの為に制限してはいけません。


 

 

 ・自分の思う通り(指示通り)にならないと不機嫌

 

自分が中心にならないと気が済まない人や、

自分の思うとおりにならないと不機嫌になる人は、

相手に相当な依存をしている人です。

 

通常自立している人は、

自分と相手は考えや行動が違う事を理解しています。

 

そのため、

仕事などでも指示する時には、

必要な情報をきちんと伝えられます。

 

しかし、

こちらのタイプは、

自分の考えや行動が一般的で、

自分の思うとおりになると、

勝手に思い込むので指示系統が曖昧です。

 

そして思っていた結果と違う仕上がりになると、

自分の指示系統の甘さを棚に置き、

 

なぜ言ったとおりに出来ないのか?

 

と怒り出すのです。

言ったとおりにすれば

間違いないと教え込むので、

違う方法を提案しても受け入れてくれません。

 

ワンマンになりがちで、

人を操ろうとします。


 

 

 ・指摘や意見を極端に嫌う

 

人を自分の思うとおりに動かしたい人は、

動かしやすい人を所有物のように扱うのですが、

このような方は、

人からの指摘やアドバイス、

意見を極端に嫌い、

そのような人から距離を取るようになります。

 

自分が一番で、

優秀だと思っている人は、

自分が言う立場は好みますが、

言われる立場は慣れていません。

 

その時点で優秀では無いのですが…。

 

言葉では

 

『友達』

 

とか

 

『信頼している』

 

と言いますが、

自分が聞きたくない話になると、

怒り出したり、

分かってくれないと言い出したりします。

 

言わなければならない事や、

言いたい意見を言えない関係は、

友人でも信頼関係でもありません

 

ただ、持ち上げてほしいだけや、

イエスマンが欲しいのでしょう。

 

このような方は

自分が相手を所有物にしたいので、

相手からの意見を受け入れられないのです。

 

他の人の記事:人を物のように扱う……そのしっぺ返しとは?


 

 

 ◇所有物扱いしている人から離れるべき理由と方法

 

先ほども書きましたが、

今生きている人生は自分の人生であって、

他の人に操られたり、

所有物のように扱われたりするためではありません。

 

しかし、人を所有物のように扱い、

操ることで自分の自尊心を保っている人がいます。

 

本当の意味での友人はおらず、

人としっかりとした信頼関係が築けません。

 

しかし世間的に

人気者であることをアピールしたい傾向にあるので、

自分の周りに人が多く居るように見せたいのです。

 

では次に、

このような方と離れるべき理由を書いてみたいと思います。

 



 

 

・依存しているのは自分ではなく相手である

 

始めの方に書きましたが、

こちら側が感謝するように持って行くことが上手なので、

まるでこちら側が依存しているように感じるかもしれませんが、

本当に依存しているのは相手なのです。

 

離れられたくないので、

自ら離れていけないように仕向けていると言ってもいいでしょう。

 

さらにプライドも高いので、

自分からは言えないというのが本音。

 

それに気付かず近くに居続けると、

いいように所有物化されてしまうのです。

 

最悪なのが、

長く居続けると、

だんだん相手の事を知り、

動きや考えに慣れてくるので、

心地よくも感じてしまうのです。

 

こうなると抜け出すのが大変です。

 

一気に離れようとすると

相当な労力がかかりますので、

少しずつ離れる方が良いと思いますが、

このような方は離れた人の事を

 

『裏切り者』

 

と考えるので、

危ないと感じたら、

なりふり構わず離れる方がいいでしょう。

 

少しずつ離れる場合は、

何か新しいことなどを始めて、

それを応援してもらうような形で

少しずつ距離を置いていくと効果的です。


 

 

・必ず知人以外の人に相談する

 

相談するときに、

相手の事も知っている人の方が

良いように感じますよね。

 

しかし、それは逆効果とも言えます。

 

誰かを通して話が

筒抜けになる可能性もありますし、

知っているからこそ、

守りのアドバイスしかもらえない可能性があります。

 

出来れば相手の事を知らない人に相談してみてください。

 

自分には無理かもと思えるような

アドバイスや、方法でも

失敗するとは限りません。

 

また、

そのような方から自分一人が離れたくらいでは

影響は無いので安心してください。

 

たまに、

 

『自分が抜けたらどうなるのだろう。』

 

『自分が別れたら、この人はどうなるのだろう。』

 

と心配する方がいらっしゃいますが心配無用です。

 

誰かしら代わりはいますし、

生きていきます。

 

人を操ったり、

所有物化したりする方々は、

次から次にそのような方を

見つけるのが上手いし、

案外たくましいのです。

 

逆に、

この時点で心配なのは、

 

『自分が居なければ』

 

洗脳された自分だと思ってください。

 

知人以外の人を頼って、

しっかりと離れられるようにしてください。


 

 

・段取りしてもらえて楽とか感謝と考えない

 

人を操りたい人は、

段取りや奉仕も良くしてくれます。

それに対して、

 

『ここまでしてもらったから、離れるのは申し訳ない』

 

と考えるのは間違いです。

きっちりと仕事や家事をこなしているのであれば、

すでにお返し済みです。

 

何かを段取りや奉仕してもらったからと言って、

自分を捧げてしまっては、

自分の人生はどうなりますか?

 

誰かに奉仕して生きていくのが仕事ならなだしも、

そうでないのであれば双方平等であるべきです。

 

していただいたことには感謝して、

そのお返しは、

仕事や気持ちで返したと考え、

それ以外の余計な事は考えない方がいいでしょう。


 

 

・言わなければならない事を言えない関係は信頼関係無し

 

先ほども書きましたが、

言いたいことが言えない関係は友人関係も、

信頼関係も成立しません。

 

しかし、

人を所有物のように扱う人は

お互い平等とは思っていません。

 

口では、

そう言うかもしれませんが、

行動は伴っていないはずです。

 

人に紹介する際も、

自分にとって都合の良い部分だけを紹介して、

本来の貴方の事を言わないという事もあります。

 

私を例にしてみると、

私は自分で事業を行っていて実際は代表という立場です。

 

そして私がある会社様の一部分をお手伝いしたとしましょう。

 

私を所有物のように扱う人は、

他の人に私を紹介する際に、

 

『自分で会社をされている代表者さんです。』

 

とは、絶対言いません

 

しかし、

 

『彼女のお陰で助かっているんです。』

 

『彼女は昔〇〇をされていたんです。』

 

など、

他の事では持ち上げてくれます。

このように、

相手に対して自分だけを売り込みたい人は、

そばに居る人の最も良い部分(強みの部分)を言いません。

 

これでは、

信頼関係があるとか、

友人関係だと言われても腑に落ちませんし、

結局私を所有物くらいにしか思っていないのだろうなと感じます。


※こちらは、

これまでに受けた話から作成した例ですので、

私の事ではありません。

 

以前に書い記事:自分にだけ都合のいい人にはいい顔できず、納得できないと動けないのです


 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

細々と相手から指図を受けて、

その通りにしてしまうと、

本来の自分の人生を

謳歌できなくなってしまう可能性があります。

 

特に男女関係では、

相手に依存し過ぎるあまり、

相手を監視するような行動にでてしまい、

束縛や制限をかけてしまいがち。

 

そうなると、

友人や仕事の付き合いもできず、

社会から孤立してしまいます。

 

恋愛初期は

相手が好きなので合わせてしまいがちですが、

気付いた時には手遅れになってしまうくらい

依存されている恐れもあります。

 

相手に合わせなければ不機嫌になり、

面倒くさいから合わせるという負のループ。

 

これでは楽しく過ごせませんよね。

 

仕事や友人関係でも、

この所有物のように扱う人は存在します。

どの場面であっても、

お互い一人の人間同士敬意を持って接したいものです。

 

 

 

 

職種にもよるとは思いますが、

良いリーダーはどの会社でも欲しい人材です。

 

元々そのような方を採用出来ればラッキーですが、

そうでない場合は育成していく必要がありますよね。

 

そこで今回は、

その方の特徴別にして育成方法を書いてみたいと思います。

良い所は伸ばしつつ、

育てられるように是非お読みください。





 

 

◇リーダーに向いている人材に育てよう

 

さて、

 

『良いリーダー』

 

とは、

どのような人材のことでしょうか。

 

会社によって、

または職種によって

必要なリーダー像は変わると思います。

 

そこで、

ここでは

 

インプット型

(経験して得た学びを自分自身に反映させる人)

 

と、

 

アウトプット型

(経験して得た事を周りに広める人)

 

で分けて書いていきます。

 

ここで使用する、

インプット型やアウトプット型というのは、

私独自の考えによるものですので、

周りにいらっしゃるリーダーにしたい方、

リーダーになってほしいけど、

 

どうかな?

 

と悩む方を思い浮かべながら読んでみてください。


 

 

〇インプット型のメリット

 

まずは、

インプット型のメリットを書いてみたいと思います。

自分が得たものをどのように使いこなしているのか。

先ほどにも書きましたが、

インプット型は自分に対して

経験したことを反映させるのが、

とても得意です。

 

また、

自分自身だけではなく、

他者に起こったことも良く覚えていて、

自分の行動に反映させることもできます。



 

 

経験した事や知った事を落とし込んで考えられる

 

これまでに経験した事や、

学んだ事を自分の中に

しっかり落とし込んでいて、

必要な時にその経験や知識を引き出し、

使う事が出来る方がいらっしゃいます。

 

もちろんアウトプット型にも、

そのような方はいらっしゃいますが、

どちらかというと、

インプット型の方が得意分野のようです。

 

また、

成功体験だけでなく、

失敗した事も理解できているので、

リスク回避も上手です。

 

話し方も丁寧な場合が多く、

説明も丁寧です。

 

また、

説明が得意でない場合も、

なぜしなければならないのか?

というような重要な点だけを重視して

説明する事ができます。

 

少人数や、

専門分野の方々が多いミーティングなどでは、

その力が発揮されるでしょう。


 

 

落ち着いていて段取りを考えてから行動する

 

仕事をしていると、

トラブルやクレームに対応する事もあるでしょう。

 

インプット型の方は、

相手の言い分に耳を傾けて、

 

何を言いたいのか?

 

何を知りたがっているのか?

 

という部分を聞き取り対応できます。

また、何かを始める際も、

準備や構想を練って、

段取りよく進める事が出来るのも特徴的です。

 

常に落ち着いているので、

周りから相談される事が多く、

アドバイスも高圧的では無いので

慕われる場面も多くあります。

 

さらに、

冷静に物事を判断するので、

不公平な部分が無く、

人を納得させるのも上手です。

 

スピード感が必要ではないが、

丁寧な仕事を必要とされる所で力を発揮します。


 

 

整理整頓ができる

 

デスクの上が綺麗

という整理整頓ではなく、

頭の中や、

仕事の分類上の整理整頓ができます。

 

要る・要らないも明確で、

ファイルが混在したり、

支離滅裂な説明になったりしません。

 

いくつかのタスクを

同時進行している場合でも、

物事がグチャグチャと交じり合わず、

他者も混乱させません。

 

今、自分が何を、

どこまで出来ていて、

いつまでに、

どれくらい進むであろうという事が

おおよそ予測を立てられます。

 

そのため、

無理な仕事をあえて受けるような事が無く、

自分で出来る範囲で仕上げる事が出来ます。

 

小さい会社などで、

一人が何役かこなさなければならない場面や、

新しい方への教育などで良い結果が残せるでしょう。



 

 

〇インプット型のデメリット

 

では次に、

デメリットを挙げてみたいと思います。

 

デメリットを理解して、

良くなるように導けば、

これらもきっとメリットに変わるに違いありません。

 

リーダーにしたいけれど、

 

こういう点があるからな。

 

と迷われている場合は、

是非参考になさってみてください。




 

 

人に頼れず自分だけで解決しようとする

 

自分が得た知識を

人に教えたくないという訳ではなく、

何事も頭の中で考え、

整理整頓するので、

自分だけが理解できるということになりがちです。

 

そのため、

自分の頭の中を人に説明するのではなく、

自分が動いた方が早いという

判断になる事が多いのです。

 

さらに、とても理解力や、

発想力が高くても、

人と共にする事が少なく、

一人で黙々と作業をしてしまう事もしばしば。

 

周りは手伝いたくても、

声を掛けづらくなってしまいます。

 

このようなタイプの方は、

まず自分の頭の中にある構想を

全員でなくても良いので、

キャッチできる人に話すようにするといいでしょう。

 

キャッチした人が

周りに伝えればいいのですから、

まずは、

 

他者に話す

 

という気持ちを持つことから

始めると良いと思います。

 

上司の方は、

このような方へは

サポーター(サブ)を付けてあげると、

良い方向へ向かいます。

 

しかし、

サブには同じインプット型を選んではいけません。

インプット型が考えたことを現実に出来る、

アウトプット型を付けるのが理想です。


 

 

自分の気持ちを素直に出せない

 

自分が考えている事は、

自分でよく理解しており、

どのような言動をしているかも把握しています。

 

しかし、

それはあくまでも

自分自身に対してのみ評価しているので、

他の人には見えません。

 

そのため、

周りからすると

何を考えているのか分からないと思われがちです。

 

小さな誤解程度であれば

問題無いかもしれませんが、

チームとして働く以上、

リーダーが何を考えているのか

分からないというのは問題です。

 

感情を表現するという感覚ではなく、

ただただ理解してもらうために、

頭の中の構想を素直に表現すると良いかもしれません。

 

また、リーダーというもの、

仮面を被って仕事をするのが正解

という方もいらっしゃるかもしれませんが、

仕事に寄りけりで、

周りと感情を共有して団結する場合もあります。

 

まずは仕事終わりや休憩中などを使い、

仕事の結果についての気持ちを聞くといいかもしれません。

 

出来た・出来なかった。

 

という結果ではなく、

また、

 

今度はこうします。

 

という反省でもなく、

例えば、

 

悔しいとか、

残念だ。

 

などの、

本人の感情が聞けるようになれば、

周りとの共有もしやすくなるはずです。


 

 

改善点は見つけられるが行動に移せない

 

このマニュアルでは、

この分野の人には見にくい

 

とか、

 

 

いつもこの部分の仕事の時に滞るので

改善が必要なのでは?

 

 

など、

改善点に着目する能力は高いものの、

そのまま行動に移せない方がいます。

 

その理由としてまずは、

とても大変そうに感じてしまい、

一人で行うには荷が重いと感じる場合や、

自分だけが改善点だと思っていて、

周りはそう思っていないかもという場合。

 

他にも、

 

自分より改善に適している方がいるから。

 

という遠慮とか、

 

上司が言わないのに、

自分が発言して変えるなど

偉そうに思われたくないという感情があります。

 

これまでの経験から見つけられるのに、

変えるまでに至らないという

インプット型の方は、

変えるという大きな目標の前に、

相談してみるという

ワンクッション

置いてみてはいかがでしょうか。

 

そこで周りや上司は、

率直に

 

『仕事をしていて、滞る所や、問題点は見つかっていないかな?』

 

と聞いてみてください。

自分からは言えなくても、

聞かれたら答えるという方も多くいらっしゃいます。



 

 

〇アウトプット型のメリット

 

では次に、

正反対のアウトプット型の

特徴を書いてみたいと思います。

 

アウトプット型の方は、

周りとの共有やコミュニケーション力が高い方が多く、

一見リーダー向きと思われます。

 

もちろん、

向いている方も多いのですが、

ここでもメリットとデメリットを書いてみたいと思います。



 

 

 相手によってトーンやスピードを変えるので発言に影響力がある

 

特に、

どうしても行いたい事があったり、

どうしても通したい案があったりすると、

その話し方は変わり、

まるでそうしないと

損をするような感覚になるような

話し方をする方がいらっしゃいます。

 

大勢がいても特に臆することなく、

言わなければならない事を言えます。

 

経験も豊富な場合は、

それも交えて話しをするので、

とても想像しやすく、

分かりやすい説明になります。

 

初対面の方と、

長い付き合いの方への

会話スピードも違うので、

相手は安心感に包まれ、

質問や会話がしやすいはずです。


 

 

 誰が何をするか分かりやすいので一致団結しやすい

 

何かに取り組むときに、

割り当てやスケジュールを作り(作ってもらい)、

それを的確な人選で仕事を振ることが出来ます。

 

普段から会話や、

コミュニケーションが多いので、

どの仕事が、

どの人に向いてると分かるからです。

 

そのため、

無理な仕事バランスではなく、

誰でも力を発揮しやすい状況になるので、

自然と一致団結しやすくなります。

 

また、器用な方が多く、

どの部分でも補う事が出来る方が多いので、

少し手間取っている場所へのヘルプも

難なくこなしていくので、

周りが気付かないうちに進んでいる事もあります。


 

 

 改善するための道筋を作るのが上手

 

全体的に物事を見ることに長けているので、

 

どこの分野が。

 

とか、

 

誰が進んでいない。

 

などの発見が早いのも特徴です。

そして、

深く考えなくても、

どのように改善すれば良いかを

直ぐに提案できるのです。

 

これは、

自分が得た経験だけでなく、

その経験から様々な派生を考えてきた上に、

自ら取り組んできた証です。

 

自分が出来ないのに、

人にさせるというのは

リーダー向きではありません。

 

途中で投げ出すこともなく、

万が一途中で物事が変わった場合、

またそれに合わせた提案が出来るのも、

こちらのタイプの良い所ではないでしょうか?



 

 

〇アウトプット型のデメリット

 

ここまで挙げてきた事を読むと、

アウトプット型はとても良くて、

デメリットが無いように感じますよね。

 

しかし、

アウトプット型の方にも、

やはりデメリットはあるものです。

 

ではアウトプット型のデメリットはどのようなもので、

どのようにすれば尚よくなるのでしょうか?


 

 

 着いて来れない人を理解できない

 

アウトプット型の特徴として、

スピードが速いというところがあります。

 

『善は急げ』

『思い立ったが吉日』

 

などのような言葉通り、

やろうと決めたら、

直ぐに取り掛かります。

 

一方で、

慎重な方や、

スピード感が違う方もいるわけですが、

そのような方々を急かしてしまう傾向にあります。

 

そして、

 

『なぜ直ぐに取り掛からないのだ?』

 

と疑問を覚えるわけです。

わざとでは無いのですが、

アウトプット型の人からすると、

工程も話して、

準備も整えたのにも関わらず

始まらない事が理解出来ないのです。

 

そこで、

2つのパターンをご紹介します。

先ほど同様

 

サブを付ける

 

というもの

余りにもスピード感が違いすぎる人ではない方が適任ですが、

慎重な方々のフォローが出来るようにするといいでしょう。

 

または、

二つ目は初めにミーティングなどで、

 

スタートの仕方についてすり合わせておく

 

というもの。

いちいち面倒くさいと思われがちですが、

ここが重要なポイントです。

 

簡単で構わないので、

慎重な方や、

スピードが遅い方に、

 

『どのようにスタートしていこうと考えていますか?』

『一日にどれくらい進められそうですか?』

 

などの質問で、

相手の考えを聞いておけば、

理解しやすくなると思います。


 

 

 仕事の過程より結果を重視し過ぎる

 

アウトプット型は、

 

出来たか?

出来なかったか?

 

という事にこだわる傾向があります。

仕事ですから、

その結果にこだわるという事は問題ないのですが、

こだわり過ぎると、

周りとぶつかり始めてしまいます。

 

例えば、

 

『〇〇さんは、毎日残業までしてたのに、

そこまで言わなくてもいいじゃないですか!』

 

のように、

結果が出なかった事だけを責めると、

対抗されてしまうのです。

 

仕事の結果が出なかったとか、

思ったほどの成績を残せなかった事は、

とても残念なことです。

 

皆で力を合わせて取り組んだのですから、

尚更ですよね。

 

しかし、リーダーであれば、

結果だけを見て、

その工程だけを見直して

次に生かせれば良いというシビアさだけでなく、

一旦は、

ここまで出来たことは良かったと

認めることも必要なのではないでしょうか。

 

その後、

 

改めて何が原因だったのか?

 

を皆で見直し、

さらにブラッシュアップしていくという事が必要です。


 

 

 自分の事を後回しにするため常に忙しい

 

女性・男性関係なくアウトプット型は、

発信するのが好きなタイプなので、

自己犠牲が多い場合があります。

 

休憩もあまり取らないとか、

休日出勤を率先して行うなど、

非常に仕事に熱心です。

 

しかし、

それでは周りが気を遣ってしまいます。

 

私も休憩から早く戻らなければいけないのでは?

 

とか、

 

仕事が終わっていないのに帰りづらい

 

などに繋がるのです。

アレコレと発信したり、

段取りを付けたりしたい気持ちは分かりますが、

全体的な事を考えて休むべきところは休み、

しっかりとメリハリを付けられるようになった方が、

周りも頼りやすくなります。

 

他の人の記事:リーダーに不向きな性格がわかるリーダーにしてはいけない人の15の特徴

 

 

◇人材育成に必要な足し算・引き算とは

 

ここまで、いかがでしたでしょうか?

結局、良いところもあれば、

悪いところもあるって事でしょ?

と思われましたか?

 

私が、

人事や採用、

育成をしていた中で、

観察してきたことです。

 

また、

良いところ、

悪いところがあるのであれば、

足したり引いたりすれば、

より良い人材を育てられるのではないかと考えています。

 

次に、

その足し算・引き算について書いてみたいと思います。

どのような方に、

どんな足し算・引き算を伝えたらいいのでしょうか?



 

 

□これまでの経験からのみ語る人への足し算

 

私はこれまで、これだけの事をしてきた!

 

という自信がある方。

とても素晴らしい経歴や、

経験があるからだと思います。

とても素敵です。

 

しかし、

時代は変化していき、

働く人も変わってきています。

 

これまでの事、

ましてや、

これまで働いていた会社の事を、

今ここで言われても何にもなりません。

 

そこで、

このような方には足し算をしてもらいます。

 

今までの経験や実績は

そのまま使いこなしていただき、

ここで新たに習得してもらいたいことをお話しするのです。

たとえそれが、

その方の仕事と関係ない事であってもです。

 


例えば、

経験豊富な看護師さんが、

自分の技術のみで人の評価をしているとしましょう。

 

でも年齢的には、

人の育成をしていただきたいところです。

 

しかし、その方が、

 

『人の教育は嫌。自分の仕事だけをやっていきたい。

しかもパソコン入力なんて出来ない。』

 

とおっしゃった場合、

そうですか。

と引き下がるわけにはいきません。

 

豊富に人材を雇用できればいいでしょうが、

限られた中で人を育てる必要もあるからです。

 

そこで、

 

『うちの〇〇な部分を、プラスで出来るようになってもらいたいのです。』

 

と、丁寧に提案していきます。

そして、

出来るようになった時の事を併せて話せれば、

より効果的です。

(給与が上がるとか、手当てが上がる等…)

 

このように、

これまでの自分の経験だけで、

ずっと仕事が出来ていくと考えている方へは、

否定はせずに、

さらに出来るようになってもらう

という足し算が効果的です。


 

 

□やりたい事が山済みで整理出来ない人への引き算

 

今度は逆に、

アレコレと手を付けてしまい、

自分では解決できないところまで行っているのにも関わらず、

まだ手を放さず

一人で抱え込んでいる方がいらっしゃいます。

 

自分一人では整理できず、

何を優先すべきなのかさえ見えず、

毎日忙しいのに仕事が片付かないのです。

 

このような方は、

仕事を人に振るという事ができません。

 

自分自身も大変だから、

相手にとってもこれは大変だろうと考えるから、

申し訳ないという気持ちになり振れないのです。

 

本当は他の人の方が得意かもしれないのに、

そこには気付けません。

 

一度全てを理解した上で人に振りたいから、

自分自身が体験してみるという考えであれば良いのですが、

理想の方が勝ってしまいます。

 

理想が先行すると、

初めからあれこれとせず、

基本的な土台つくりをすればいいのに、

 

これもあった方が良いだろう

 

あれも作っておこう!

 

と、

どんどんタスクが増えるばかりです。

この様な方は、

土台作りなどを丸投げでお願いせず、

一つ一つ作りながら進めていく方法をお勧めします。

 

また、

途中で理想のタスクを話始めたら、

認めた上で、

 

これが終わったら作りましょう。

 

とか、

 

他の物と併用出来ないでしょうか?

 

と伝え、

仕事を増やさないように

管理してあげる必要があります。

 


 

以前に書いた記事:何でも決めつける人は嫌われる!?決めつける人の特徴はこんな人


 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか。

人材育成とはとても大変な事ですが、

会社の事を理解して、

売上に貢献してくださる

従業員を育てるというのは楽しさもあります。

 

チームとして、

様々な考えや特徴の方を、

会社に合わせた育成法で、

良い人材に育てていく。

 

ですから、

 

『良い人材』

 

というのは、

その会社ごとに変わるということです。

 

A社では発揮できなかった人でも

B社では重要なポストにつく可能性がある訳です。

 

B社に移ってから、

A社が後悔しても遅いし、

B社の方の育成法が

合っていたという事になります。

 

このように、

どこにその方の潜在能力があるか分からないので、

決めつけずに育成していきましょう。

 

 

 

 

最近の子育ては、

自由な環境や考え、

相手に合わせる必要が無く、

自分を持っていても良いというものですよね。

 

それが悪いという訳ではありませんが、

あまりにも思いやりが無い言動が多いと

周りと関われなくなり、

孤立してしまう恐れがあります。

 

親は、

子供が自分から巣立って生活する上で

困らないようにしていく必要があると思いませんか?



 

 

◇思いやりがある子に育てる意味とは

 

自由な教育の時代に、

なぜ思いやりが必要なのか?

 

という事ですが、

社会人になると、

いくらコンピューターが発達していても、

人との関りというのは外せません。

 

また、

デスクワークの仕事ばかりではなく

営業や接客という仕事も存在します。

 

そのような中、

関わり方が分からず、

とても苦しんでいる若い方が多いのです。

 

ではまず、

教育していく上でどの様な事が必要なのか?

 

また、

社会人になった時に役に立つことは何か

を書いてみたいと思います。



 

 

  ・損得で判断しない

 

わざわざ損得をメインに

教育をする方は

いらっしゃらないかもしれませんが、

知らず知らずのうちに

損得で勘定をしてしまい、

それを子供が見ていて

覚えてしまうという事は、

少なくない事実です。

 

例えば、

小学校の係など、

うっかりと

 

『私ばっかり』

 

とか、

 

『あの人はいつも参加していなくてずるい』

 

などと口に出してしまうと、

子供は

 

【損をしている】

 

という認識になってしまい、

さらに

 

【得をしている人はずるい】

 

など、

そういうつもりでは無いにしろ、

変な定義のようなものが

植え付けられてしまいます。

 

人と比べて感情を出す様な言動は止めて

やりたいから参加(行動)するとか、

都合が悪いからお断りする。

というように変えておけば、

子供から見ても、

 

【するにしろ、しないにしろ、ちゃんとした理由があるのだ】

 

と理解できます。


 

 

  ・周りを見渡せる視野

 

社会人になり、

仕事をしていく上で、

周りが見渡せられる人材は重宝されます。

 

どの部分の仕事が行き詰っていて、

何が原因なのかを察知した上で

対策を立てられる人です。

 

リーダーやマネージャーなどには

必要な要素とも言えます。

 

要するに出世したいとか、

高収入を狙うのであれば、

このような視野の広さが必要なのですが、

これに気付けない人も多くいらっしゃいます。

 

中には興味すら無いように感じる方もいます。

 

公園や多く人が集まるような場所で、

親が一緒に周りを見ながら会話をするなどして、

小さいころから目を肥やしましょう。

 

例えば、

 

『あそこに、3色の旗がかかっているね』

 

とか、

 

『あの人の荷物はとても重そうだね』

 

など、

批判ではなく、

日常的な事で構いませんので会話をするのです。

色があるものや、

音が出るものなど効果的でしょうし、

人に対しては、

暑そうとか、

楽しそうなどの感情を予測して会話するのもお勧めです。


 

 

  ・失敗や苦難の乗り越え方を知っている

 

頑張り屋の方や、

責任感が強い方に限って、

何か失敗した時に

異常に落ち込みやすい傾向があります。

 

これまでこんな失敗はした事が無かったのに。

 

と、

打ちひしがれて、

どんな励ましを耳に入りません。

 

少し厳しい事を申し上げるかもしれませんが、

そもそもそんなに自信を持つことが良くないと思うのです。

 

自分がしている仕事や、

行動している事に

誇りや自信を持つことは間違っていません。

 

しかし、

 

『自分は出来る』

 

『自分は失敗しない』

 

などと、

自分に対して傲りがあると、

成長もしなければ、

人としての魅力も感じられません。

 

そしてその失敗や苦難を乗り越える術を知らないので、

ただただ周りを巻き込み大騒ぎになる事もあります。

 

失敗やミスは無ければ無い方が良いとは思いますが、

ノーミスで人生を生きられるかというと、

そんなに甘いものではありません。

 

そこで大切なのは、

その

 

失敗やミスを今後どのように生かすか

 

だと思います。

 

褒めるばかりで

失敗させないように育てるのでは無く、

 

それをどう生かすか?

 

という機転を利かせて

遊びながら学んでほしいと思います。


 

 

  ・相手を尊重できる人

 

古い教育の仕方は見直され、

最近は子供と親の距離が近くなってきていますよね。

 

それ自体は悪くはありませんが、

古い教育でも無くさない方が良いと思えるものもあります。

 

例えば、一つ目

 

【人が会話している時は待ちなさい】

 

というもの。

小さいころ大人同士が喋っていて、

 

『ねぇねぇ、お母さん』

 

と話しかけると、

 

『今話をしているんだから、

途中で話しかけちゃダメ。

話が終わるまで待ちなさい。』

 

と言われました。

 

これは大人になっても、

相手が話をしていたら最後まで聞けるし、

仕事の上司に話しかけに行ったら

他の人と話しているのを見て、

近くで終わるのを待つなど、

自分本位な行動にならずに済んでいます。

 

また、

順番を守る・約束を守るなども厳しく教えられました。

 

どれも相手を優先する事になりますが、

信頼安心感を持ってもらうには必要は事になります。

 

相手を尊重するという事は、

相手の意見を大切にするという事の他に、

相手の時間も大切にする事なのです。

 

自分さえ優先されればいいという考えではなく、

双方の事を考えられるような人にするためにも、

小さいころから自制を学ぶ必要があります。

 

他の人の記事:思いやりの意味とは


 

 

◇お母さんはここに気を付けよう

 

私が以前勤めていたところでも経験したのですが、

これまで働いたことが無いという方も多くいらっしゃいます。

 

学生を卒業してすぐに結婚になり、

その後子育てが落ち着いたので、

パートでもしてみようかという感じです。

 

働いた経験が無いというのは、

全く問題が無いのですが、

新しい事を学ぶという事に

拒否反応が強い方もいます。

 

また、

パートにも出かけず家に居続けた方の中には、

世間とのズレがあり、

お子様の働き方に口出しをされる方もいるようで、

お子様がいくら説明しても

分かってもらえないと嘆いているパターンもあります。

 

次に

、働かれた事が無い方へ、

お子様とのギャップを埋めるために、

次のような事に気を付けてみてください。



 

 

  ・生活のリズムが違う事

 

仕事の内容によりますが、

事務員のように

毎日決まった時間に出勤と退勤をする

という仕事以外に、

様々な働き方の時間があります。

 

また、

いい会社であれば、

その業務内容に合わせて

就業規則も整えてあるものです。

 

それを知らずに、

時間が遅いというだけで

 

ブラックな会社なのでは?

 

と疑いの言葉を発してはいけません。

また、

自分都合で子供の仕事を変更させてもいけないのです。

 

仕事に合わせて

生活のリズムが変わる場合もありますので、

無理の無いように合わせてあげる方がいいでしょう。

 

そのためにも、

決めつけて話をするのではなく、

同居しているのであれば食事時間入浴時間など、

おのおのでできるようにするとか、

別居であれば何時でもお構いなしに連絡を取るのではなく、

都合の良い時間を聞いて手短に済ませてあげてください。
 

以前に書いた記事:ダメ子・ダメ男はこうして作られる!製造機にならないための改善点とは?


 

 

  ・付き合う人の数が違う事

 

自分の人付き合いの人数と、

社会人の人付き合いの人数を

同様に考えるのは止めてください。

 

人付き合いが少ないのが悪いという訳ではなく、

仕事によっては大勢の方と関わる場合があります。

 

そのため、

食事会・飲み会・ゴルフなどの

趣味の延長線上の付き合い、

時には相談事など非常に増える可能性があります。

 

入社したてですと、

同期との付き合いがあるかもしれません。

 

もちろん本人が付き合いを

制限しているのであれば問題ありませんが、

親の方から付き合いを制限して、

自分の都合ばかりを押し付けてはいけないのです。

 

子供は親を満足させるために存在している訳ではありません。

 

子供は自分の幸せや、

自分の人生を生きるために存在しています。

 

いつまでも依存せずに、

親も自分の時間を楽しめるように過ごしましょう。


 

 

  ・仕事と私生活ではスピードが違う事

 

週末になれば、

部屋やリビングでゴロゴロしている。

そんな姿を見て、

だらしなく感じてつい口を出したくなりますよね。

 

また、

そんな状態では仕事も出来ていないのでは?

と言わなくてもいい事まで

言ってしまったという経験はありませんか?

 

しかし、

仕事をしていれば、

自分だけのペースで出来ない事も多く、

疲れは溜まるものです。

 

結婚していて家事を手伝わず

暴言を吐く人は間違っていますが、

そうでなければ

自分のペースで過ごせる時間も必要です。

 

事前に休みの過ごし方や、

動きなど相談してみてはいかがでしょうか?


 

 

  ・何でも簡単に解決できない事

 

男性は家で仕事の話をされない方も多いようですが、

女性は比較的会社であった話や、

愚痴などを家で話す事が多いようです。

 

その時に、

抱えている問題に対して、

 

『相手に言ったら良いのに』

 

とか、

 

『私がします!と、もっとアピールすればいいのに』

 

など、

ついアドバイスをしていませんでしょうか?

会社で働いていれば、

自分だけアピールに走ると、

目を付けられて

仕事がしにくくなる場合もありますし、

そう簡単に相手に言えるものでもありません。

 

これは余談ですが、

家では自分が出来ているかのように

オーバーに言っている場合もあるので、

そう簡単にはいかない訳です。

 

『そんなに簡単に言えないよ』

 

と子供が答えた事に対して、

 

『根性がない』

 

とか、

 

『前に出ないと他の人に抜かれる』

 

など、

ネガティブな言葉で批判してしまうと、

子供からすると、

話さなければよかったと、

後悔するでしょう。

 

様々愚痴も交えて話をしてきた場合、

共感してあげてください。

 

また、

アドバイスを求められた時は、

親の立場でアドバイスするのではなく、

子供の性格を踏まえた上でアドバイスをするといいでしょう。



 

 

最後に

 

最近は

自分の事ばかりを優先してしまい、

その結果、

孤立に至って相談に来られる方が増えています。

自分自身で原因が分からず、

 

落ち込む。

 

を通り越して、

すっかり自信を無くしてしまっているのです。

一つ一つ出来ることから

周りを大切にする方法を見つけて行きますが、

幼少期や、

学生の頃の話を聞くと

育て方にある程度原因があるように感じるのです。

 

『貴方が一番!』

と思い、

愛を口に出すことは悪い事ではありません。

 

しかし、

自分本位で行動する事と、

自分を大切にしたり、

自分の主張をしたりする事は

少し違うと思います。

 

相手や場面を考えず、

どんな時も自分を押し通すのは、

社会人になれば、

ただのわがままに見えてしまう恐れがあるのです。

 

TPOを考えた言動ができる人は、

人の事も考えて行動されます。

 

せっかく頑張って入社したのは、

お子様の実力です。

 

そんなお子様が

会社で孤立してしまっては悲しいですよね。

 

そうならないためにも、

自分だけでなく、

人を思いやれる教育も必要になってきます。

 

 

 

 

皆さんは生きていて、

疲れたとか、

しんどいとか考えたことはありますか?

 

私も、

小学生の頃から30代まで、

とても辛い思いをしていました。

 

ここでは、

そんな辛い日々を変えていこうと

思えた日の事を書いてみたいと思います。

 

私にはそんな日は訪れないわ。

 

と、

思う人も居るかもしれませんが、

少しだけ読んでみてください。



 

 

◇辛い人生を変えようと思った日とは

 

実は1日だけではないのです。

なぜかというと、

失敗もしたからです。

 

何度も失敗しながら

諦めずに頑張ったのかというと、

それも違います。

 

挫折して、

どうせ私なんかと腐った時もありました。

 

しかし、

何度か訪れる出来事に、

自分なりに時間をかけて

考えているうちに

変わるきっかけにもなったのかな?

と思います。

 

また、

その時その時に出会った方の

影響もあるかもしれません。

 

では、

まず思い出す限り

変わるきっかけの日を書いてみたいと思います。


 

他の人の記事:人生をやり直したい人必見!人生をやり直す5つの方法と考え方

 

 

・弱い自分に気付き強さとは何かを考えた日

 

ある事件をきっかけに

(以前ブログに詳細を書きました)

悪いのは相手だけではなく、

弱い自分もいけなかったのだと気付いた時がありました。

 

そう考えたら、

幼少期から母親に言われるがまま、

されるがまま、

だったと思います。

 

もちろんその時は、

怖さの方が勝っていたので

仕方が無いのですが、

問題はそのまま引きずっていた事です。

 

弱い事には気付きましたが、

その反面

 

『強さ』

 

という事には勘違いをしていたように思います。

 

一人で何もかもしなければと考えたり、

人のダメな所を指摘してみたりと、

間違いだらけの『強さ』を誇示していました。

 

ただ私が幸せだったのは、

それが間違った強さであることを

教えてくれた方々がいたことです。

 

酷い仕打ちをされたのにも関わらず黙っている人に、

 

なぜ?

 

と問いただしたことがありました。

しかし、

その方はニッコリと笑って、

 

『それをしたからといって、何が変わるの?

相手を責めるだけで、

理解してもらえなければ意味が無いのでは?』

 

と言いました。

私は、

それまで嫌な事をされたら、

距離を置くか、

はっきり言った方が良いと思っていたので、

その時はしっくりきませんでした。

 

でも年齢を重ねるごとに、

対話というのは

相手の事を理解しなければ成り立たないし、

自分の言っていることを

理解してもらわなければならないので、

言葉や表現に気を付けなければいけない事なのだと知り、

その日から

 

『強さ』とは?

 

を考えだしたので、

人との対話が変わっていき、

相手も態度も変わっていったように思います。


 

 

・ひどい事をしたと反省した日

 

皆さんは誰かに

 

『あれは酷い事をしたな』

 

と思う事はありますか?

 

私は母に対してなのですが…。

 

小学生時代、

私は夏休みなどの長期休みの時は

祖母の家に行っていました。

 

その際、

田舎ですので着いたら直ぐに

仏壇に手を合わせなければなりません。

 

その時に、

仏壇に向かって母への仕返しをお願いしていた事です。

 

一度や二度ではなく、

何年も続けて祈り続けていました。

 

虐待されていた腹いせから、

 

『どうか、あの人に罰が当たりますように』

 

という風に、

祈っていたのです。

 

今考えると怖い事なのですが、

当時の私は必至でした。

 

しかし、

私が20代の時に母が病気になり、

もう長くはないと聞いて看取った時は、

違う意味で怖さを感じて、

どうしようもなく不安になったのを覚えています。

 

私の祈りが、

そうさせたのではないかと怖かったのです。

 

後悔というよりは、

不安の方が強かったように思います。

 

その時から、

人を恨んだり憎んだりする事は、

自分にとって何も良い事が無いと悟りました。

 

その時を境に、

人に対して念を思うほど恨んだり、

憎んだりしたことがありません。


 

 

・後悔しないと決めた日

 

これは誰でも分かっている事なのですが、

過去には戻れませんよね。

 

よく冗談で、

 

戻れるとしたら何歳の時に戻りたい?

 

という質問を受けることがあります。

今の思考を持ったまま戻るとか、

持たずに戻るとか。

 

冗談の範囲では、

私も場の空気を壊さないように話に乗りますが、

実際は戻りたい時はありません。

 

若い時は後悔する事もありましたが、

今の自分を考えると、

それも必要な事だったと思えるからです。

 

出来事も出会いも、

今の私には必要ですし、

だからこそカウンセラーになり、

乗り越え術や、

辛い人の話が聞けるのだと思っています。

 

6年ほど前に受けた研修でそれに気づき、

後悔という概念は無くなりました

 

しかし、

仕事などのミスに関しては、

しっかり反省して今後に生かせるように考える事もあります。


 

 

・結婚する事や何かを達成する事が幸せではないと気付いた日

 

若い時は、

結婚することは当たり前と思っていたし、

実際に結婚しました。

 

結局は4年ほどで離婚したのですが、

結婚する事が幸せとイコールでは無いと知りました。

 

その後も、

仕事でトップに立つ事がありましたが、

それも

 

上に上がりたい!

昇進したい!

 

と願って、

実際その通りになったのですが、

だからといって幸せという言葉とは結びつきませんでした。

 

逆に、

結婚前や昇進を狙って頑張っている時の方が

充実している可能性もあります。

 

希望や要望通りになったとしても、

それをキープする方が断然難しく、

大変な事でした。

 

ですから、

目標を達成する事に幸せを感じるのではなく、

目標を達成するために

行う事を楽しめるものに着目しました。

 

今の仕事もそうなのですが、

大変な思いをしている方々に

寄り添いたいと考えていますが、

寄り添う事が目標ではなく、

 

『寄り添うために何が出来るかを考える』

 

事が大事なことです。

ですから、

私の目標はいつも途中に定められていると思っていて、

それが幸せを感じられるものだと思います。


 

 

・自分が本当にしたい事をじっくり考えられた日

 

私はファッションの専門学校を卒業した後、

企業にデザイナーとして勤めました。

その後、

音楽活動へ移動して、

結婚と離婚を経験して、

百貨店の販売員。

 

その後自分の店を持ち、

縁があって日本料理屋に勤め

マネージャーになりました。

 

その頃、

退職を考えていましたが、

何かしたいという事が無かったのです。

 

販売員も接客業(飲食)も経験して、

戻りたく無いし、

今更この年齢で音楽って言うのも…。

と、困り果てていた時に、

とある人からカウンセラーを薦められました。

 

それを聞いた時は、

驚きと共に、

確かに自分に合っているかもと思いました。

 

その日から、

 

カウンセラーとは?

 

をよく考え、

 

どうしたいのか?

何がしたいのか?

 

自分の強みなどをじっくりと考えました。

 


 

 

◇人生が辛いと考えている方へ

 

生きていくという事は、

楽しい事もあれば辛い事もある。

とよく聞きますよね。

 

でも、

自分だけ辛い状況が続いているような気や、

自分だけハズレを引いているような気がして

空しい気持ちになった事、

どれだけやっても

上手くいっているような気がしないなど、

こんな気分になった事はありませんか?

 

では次に、

辛い状況が続いていると感じた時に

思い出してほしい事を書いてみたいと思います。

 

以前に書いた記事:ターニングポイントが無い人はいない!ターニングポイントの見つけ方とは


 

 

・何も考えられない時は考えなくても良い

 

辛すぎて何も考えられないとか、

どうしていいか分からないという時に、

 

思いつかない、

考えられない自分がダメな人間なのだ

 

と思うのは止めましょう。

 

自分が考えられないダメな人間だから、

このように辛い状況になっているのだと、

間違った認識になってしまうと良くありません。

 

考えられない時は考えない。

 

思いつかない時は、

人の考えを聞いてみるなど、

自分一人で抱え込んではいけません。

 

誰だって万能ではありませんので、

次から次にアイディアが生まれるような方は少ないはずです。

 

少し立ち止まって考えなおすタイミングなのかもしれませんし、

そもそも考える必要が無いものかもしれません。

 

ですから、

全てを独りで解決しようとせず

周りの力を頼ってみてはいかがでしょうか。


 

 

・人は自分が思うほど期待していない

 

何かに対して、

一生懸命取り組んだ後、

適した評価をしてもらえず、

辛い思いをした事はありませんか?

 

もしくは、

せっかく進めたのに、

違う計画に変わってしまっていた。

という経験はありませんか?

 

私も経験があるのですが、

人や会社様のためにと思って、

一生懸命したのにも関わらず、

 

相手には全く伝わらず、

逆に妬まれて嫌がられてしまったという事があります。

 

〇〇のため、

と思っているのは私だけで、

相手からすれば誰でも良いわけです。

 

要するに、

 

期待されている!

 

と思って頑張ったのは

自分の独りよがりで、

相手は私に期待などしていなかったのです。

 

それに気付いてから、

頑張らなくなったという事では無く、

相手が出来ていない部分のみ、

凸凹の足りていない

の部分だけをするようにしました。

 

期待以上の120%を目指さず、

相手の欲しい所だけを埋めるという感じです。


 

 

・良く見える人でも実際は大変な状況な事もある

 

自分ばかりが大変な思いをしている

と考えて周りを見ると、

皆良い状況にあり、

出来が悪いのは私だけだなと、

さらに落ち込むことはありませんか?

 

私も、

そう考えたことがあって、

どうして皆上手く出来ているんだろう?

 

何が違うの?

 

と焦っていました。

そこで、

素直に人に相談してみたのです。

 

相手の深い部分や、

プライベートな部分を聞くと、

案外悩み事があり、

上手くいかなくて喧嘩が絶えないなど、

驚くような話を聞くことがありました。

 

隣の芝生は青く見える

 

とは、

よく言ったものです。

 

みんな、

それぞれ悩みや辛い事を抱えながらでも、

気持ちを切り替えて過ごしていたわけです。

 

これを聞いてから、

自分ばっかりと考えるのを止めました。

 

誰でも辛い時や、

しんどい時はあるのです。


 

 

・見た目や外見ではなく中身が大切

 

自分を変えようと思い立ち、

ファッションやネイル、

髪型を変える方も多いようです。

 

確かに、

気分的に変化がある事には間違いありませんが、

本当の意味での

 

人生を変える

 

という事にはならないのではないでしょうか?

 

ハイブランド品で身を包んでも、

中身が伴わなければ、

誰からも相手にはされません。

 

相手にしてくれるのは、

同じ穴の狢というところでしょう。

 

ちょっとした気分を変えるために、

サロンに通ったり、

着たことの無い服を着たりするのは良いと思いますが、

外見ばかりにこだわり過ぎて、

人を見る時も外見で判断するような人になってはいけません。

 

ですから、

 

変わろう!

 

と思い立った時に、

間違った方向へ突き進まないように気を付けてください。


 

 

・自分以外の人のために生きている訳では無い

 

人のために何かをするというのは、

素晴らしい事ですし、

生きがいになる事もあります。

 

ここで言いたいのは、

人に合わせすぎて

自分が辛くなるのを避けてほしいという事です。

 

夫に合わせすぎている、

子供に合わせすぎている、

友達などに合わせすぎている

 

など、

自分が我慢して

辛い思いをしていませんか?

 

自分の人生ですから、

夫や子供、

友人を満足させるために

生きているわけではありません。

 

自分自身が満足する生き方をしてほしいのです。

 

それが人のために何かをする事なのであれは、

問題ありませんが、

妻なのだから、

母なのだからという縛りだけで、

自分を抑え込むのは辛すぎます。

 

土地によっては、

女がこれをするべきという

暗黙のルールもありますが、

女性だって自分のために生きてもいいのです。

 

人のために生きる前に、

自分のために生きる事を考えてください。


 

 

最後に

 

こんな人生嫌だ!

 

とか、

 

私の人生って何なんだろう?

 

と考えて、

落ち込んでしまう事もあるでしょう。

目標や、

やりがいを見つけられるだけでも

凄い事なのかもしれません。

 

しかし、

一人ひとり、

一度きりの大切な人生です。

 

悩むことや、

立ち止まることがあっても、

諦めないでください。

 

先が見えず、

もがけばもがくほど

泥沼に沈んでいくような感覚であっても、

本当に変えようと思えば変われます。

 

今は、

変え方が分からないだけかもしれません。

 

自分一人では解決しない事も、

人の脳みそを借りれば

道が見えてくるかもしれません。

 

目の前の景色が変わるような

ターニングポイントを見つけられるよう、

私も誰かの力になれればと思っています。

 

 

 

 

自分の経験や知識に酔ってしまい、

プライドだけが高くなってしまった方。

 

そんな方に限って周りからは、

 

あの人頭悪い!

 

と思われてしまいます。

知識や経験があるのにも関わらず、

なぜ頭が悪いと思われてしまうのでしょうか?

 

ここでは、

その理由と、

そうならないためにベテランになればなるほど

気を付けなければならない事を書いています。




 

 

    

◇頭が悪いと思われる人はプライドが高い人に多い!?

 

仕事のスピードが遅いとか、

何度教えても覚えようとしない新人とかではなく、

普段仕事をしていて、

 

『この人頭悪いな』

 

と感じる事がありませんか?

しかも、

そのような人に限ってプライドが高く、

ミスや遅れを謝ろうともしません

 

まずは、

どのような人が

 

『頭が悪い』

 

と思われるのか、

例を挙げながら紹介してみたいと思います。




 

 

■話を理解できない

 

何度説明しても理解しない、

一度決まった事を

納得できないと覆してくるなど、

人の話を理解できない人は

 

『頭が悪い』

 

と思われます。

これは、

本当に理解出来ていない訳では無いからです。

ある程度の地位に居る方でしたら、

本当に理解できないなら、

その位置には居ません。

 

要するに、

理解できない振りをするから質が悪いのです。

 

こちらが正論であればあるほど、

 

『分からない』

 

と言い、

受け入れません。

 

自分が出来ていない事や、

説明できない事を認めたくないからです。

 

プライドだけで周りを振り回す迷惑な人です。

 

プライド高く、

自分は出来ると思い込んでいるのに、

相手が求める説明が出来ないとなると、

自分を追い込む相手が悪いという考えに変換され、

逆に攻撃してくることさえあります。

 

求めている事とズレた説明をしてくるなど、

どんどんパニック状態になり、

ヒステリックを起こすなど、

手に負えない状態になることもあります。


 

 

■片方の話しか聞かず結論を出す

 

片方の話だけを聞いて、

論ってくる人。

 

しかも肩を持っている片方が、

本人にとって都合がいい事も多くあります。

 

感謝されたいとか、

カッコいいと思われたいなどの、

邪な思いが出て、

正常な判断が出来ていないのです。

 

当然、

何か問題やトラブルがあった場合は、

双方から話を聞かなければいけません。

 

しかし、

 

『頭が悪い』

 

と思われてしまう人は、

訴えかけられた人の方だけを信じて、

訴えかけられた人に好かれたい一心で、

相手に対してキツイ言い方で注意してしまいます。

 

普段から周りの環境を理解していない

という原因もありますが、

そもそもこのように単純な動きしかしないので、

利用されてしまう場合もあるようです。


 

 

■自分で確かめず目標を立てる

 

何らかの目標や計画を立てるときに、

確信があって立てられているものと、

そうでないものは内容を見れば一目瞭然です。

 

夢を持つことや希望を持つことは悪い事ではありません。

 

しかし、

それを実現するには簡単では無い時もあるでしょう。

 

大体の人は、

細かな分析やリスク

その後の傾向や動きなど様々な視点から考え、

まとめ上げていきます。

 

そのような方の計画書というのは、

とても見やすくて、

点と点が繋がっています。

 

しかし、

 

『頭が悪い』

 

と思われる人の計画書は、

矛盾だらけの事が多くあります。

 

希望や夢、

お金の事ばかりが前に出ているので、

これまでの失敗や改善点は組み込まれておらず

またもや同じような計画書になっているのです。

 

周りからすると、

 

あれだけ学んだことは全く反映されていないのか?

 

と思うのです。

例えば、

また次の事業をする時に、

次にする時は、

このような所に気を付けようと課題点を挙げて、

ミーティングを重ね、

誰もが重ねるたびに良いものが出来るはずと期待をしていても、

 

『頭の悪い人』

 

にかかってしまうと、

ずっと同じものが出来上がってしまうでしょう。

 

こうなると、

士気も下がりますし、

一致団結には程遠いですね。


 

 

■誰にもバレないと思っている

 

私の知る中でもよくあるのが、

バレないと思っている事です。

 

どのような立場の方でも同じなのですが、

特にやってはいけない事をしている場合、

全て筒抜けという場合があります。

 

これを読んでいて、

私は大丈夫とお考えの方も、

案外危ないかもしれませんよ。

 

なぜバレるのかというと、

まずコソコソしている事は、

なぜか目につきやすいという事と、

コソコソしている時は、

通常とは違う感じだからです。

 

いつもはベラベラ話すのに、

急に口数が少ないとか、

滅多に外に出ない人が

何故か一日中社内に居るとか、

逆に何もないという日に、

やたらと外出するとか。

 

そして、

嫌われている場合は

必ずそれをバラす人がいます

 

そうやって皆に知れ渡り、

白い目で見られているのです。

 

しかし、

当の本人は気付いておらず、

バレていないと思っている態度を、

周りは

 

『頭悪いな』

 

と感じてしまうのです。

また、

人から言われたことを

言われていないように振舞うのも同じです。

 

言った人は、

『〇〇さんに、このように言っといたから』

と、

誰かに伝えている事も多くあります。

 

しかし、

隠したい人は、

良い所だけを伝えて、

自分が指摘されたり、

促されたりした事は隠しています。

 

これも直ぐにバレてしまい、

直す気が無いと判断され、

言った人に報告されてしまいます。

 

どの道、

言った人にも聞いた人にも

 

『頭が悪い』

 

と思われてしまうのです。


 

 

■謝れない

 

基本的に謝れない人は幼稚です。

 

自分のミスと認めないだけでなく、

人のせいにしたり、

状況のせいにしたりします。

 

中には感情的になって人に八つ当たりして、

大声を出す人もいます。

 

そのような方は周りから

 

『頭悪いな』

 

と思われてしまいます。

自分のミスを認めるという行動は、

恥ずかしい事という認識しかなければ、

そのような行動に出てしまうかもしれません。

 

しかし、

実際は気付けなかった事実もありますし、

対策を取っていなった事実もあります。

 

その辺りを、

再確認して構築しなおすチャンスだと捉えれば、

人を責める前に、

改善策や目標が出来るはずです。

 

真っ先に謝罪して、

改善しますという言葉が出ないのは

 

『頭が悪い』

 

と思われても仕方がないかもしれません。


 

 

■最悪な状態の時ほど丸投げする

 

何かに取り掛かりだした時や始める時は、

我先にと率先して出てくるくせに、

自分の仕事のタスク上終わらなかったり、

間に合わなかったりすると、

全て丸投げしてくる人も周りに呆れられています。

 

特に相手が怒っているとか、

説明を求めているなど、

少し難しそうな状態の時に丸投げしがちです。

 

要するに、

良いとこ取りをしたいのですが、

仕事をしていれば

良い事ばかりでは無い事くらい分かりますよね。

 

このような人が上司に居ると、

自分に都合のいい申請書などをやりたいと始めて、

期限が近づいて面倒くさくなってくると、

人に丸投げします。

 

どのような思いで申請したのか、

どう着地地点を考えているのかですら分からないのに、

丸投げされる方は苦痛でしかありません。

 

とにかく、

自分で最後までやりきれない人は

 

『頭が悪い』

 

と思われます。

なぜかというと、

毎回同じことで、

自分でやりきれないのに、

始めたがるからです。

 

他の人の記事:もはや救いようが無い?絶望的に頭悪い人の5つの特徴



 

 

 

◇頭がいいと思われている人が気を付けている事

 

『頭が悪い』

と思われる人と逆で、

 

あの人は頭がいい!

 

と思われる人も存在します。

ただただ勉強が出来るという事では無く、

仕事をしていて頭の回転が速いのです。

 

そのような方は周りから重宝され、

信頼されてスムーズに仕事をこなしています。

 

では次に、

どのような方が

 

『頭がいい』

 

と思われているのでしょうか?

そのような方の行動と考え方を書いてみたいと思います。

 

以前に書いた記事:仕事が出来ない人は迷惑でイライラする!仕事が出来ない人の特徴と対策とは


 

 

□納得できるまで考えている

 

人から頼まれたことであっても、

自分で始めることであっても、

始める前に、

 

【何のためにするのか】

【いつまでに仕上げるのか】

【誰に共有することが必要か】

【スタートしたらどこで見直しが必要か】

【最終どのように稼働することが理想か】

 

など、

考えてからスタートします。

 

大きな案件であれば、

企画書・計画書などがそれにあたるかもしれません。

 

この計画が立てられない人は、

人の知恵や手を借りるか、

自分で学んでもらう必要があります。

 

頭がいいと言われる人は、

この計画がきちんと理にかなっていて、

説明を求められても、

しっかりと答えられます。

 

また、

指摘された部分が万が一抜けていたとしても、

改善して盛り込むことが出来ます。

 

いつまでに、

誰と、どのように。

 

という内容がはっきりしているので、

周りも動きやすく、

理解しやすいのです。

 

計画を立てるのが苦手な方は、

自分一人でする案件だったとしても、

計画を立てて、

それに沿って仕事をする練習や癖をつけてみてはいかがでしょうか?


 

 

□相手が理解できる言葉遣いをする

 

頭がいい人は、

あえて簡単な単語を使います。

 

『頭が悪い』

 

と思われる人は、

マウントを取るために、

わざと業界用語を使って話をします。

 

そうすると相手が悪ければ、

さらに突っ込んだ難しい質問が飛んできます。

それには答えられないとなると、

恥ずかしいですよね。

 

頭が良い人は、

単語だけでなく、

話すスピードや抑揚も、

相手に合わせて話すことが出来ます

 

ですから、

話をしていて楽しいのです。

 

頭のいい人は、

新人であろうが、

外部の方であろうが、

わざと難しい単語を使わず、

分かりやすい言い回しを使用します。


 

 

□視野が広い

 

頭がいい人は、

周りの状況を良く観察しています。

 

自分の管轄では無くても、

 

『最近忙しそうだね、大丈夫?何か手伝えることがあれば、声をかけてね』

 

と、サラッと言ってのけます。

 

このような人は、

性別関係なく好まれ、

頼りにされます。

 

人には五感というものが備わっています

 

仕事をしていて、

目や手はパソコンに向かっていても、

耳は周りの状況を聞いている、

エアコンの温度などを肌で感じて、

周りの人に寒い・暑い、の気を配るなど、

頭のいい人は五感をフル活用しています。

 

自分の事ばかりではなく、

一緒に仕事をしているメンバーを気遣える人は、

とても魅力的ですよね。


 

 

□話がズレず余計な事を言わない

 

ミーティングや会議などで、

人から質問された事と答えがズレる人は、

 

『頭が悪い』

 

と思われますよね。

これは、

言われていることは分かっているけど、

それに対しての答えが見つからないとか、

都合が悪い内容なので誤魔化したい時に、

答えがズレることが多くあります。

 

しかし、

周りは答えがズレた上に、

答えにくいのだなと直ぐに察知します。

それなので

 

『頭が悪い』

 

と思われるわけです。

 

逆に頭が良い人は、

万が一突っ込まれたくない部分だったとしても、

そこから逃げません。『

 

確かにおっしゃる通りです。そこで…』

 

など、

続いて改善策を出していけるのです。

 

要するに、

突っ込まれることを予測出来ていたわけです。

ここが頭のいい人のポイントです。

 

会議などでなくても、

相手が言いそうなことを予測して用意しているのです。

相手は聞きたい事が聞けると納得しますので、

それ以上に発展することなく、

改善の様子を見てもらえるはずです。


 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

 

『頭が悪い』

 

と思われる人は、

人から責められるのが嫌で、

自分を優位に持って行きたい人が多いようです。

 

マウントを取りたがったり、

好かれたいという願望が強かったりして、

空回りしているのです。

 

自分だけが優位に動いていると考えていると、

ある日突然足元をすくわれる可能性もありますので、

着実に進めるように努力が必要です。

 

プライドばかり高くせず、

謙虚な気持ちを持って仕事などに取り組みたいものです。