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國弘隆子のブログ

起こった出来事を受けとめながら、前向きに前進しつづける日々を綴ります

東京出張中にコーチングの個人セッションを行いました。

クライアントから夢の話を聞き私が元気になりました。

クライアントの夢のきっかけは、人生の中で苦しい時期に出会ったあるものがきっかけ。
出会った時に心を止める事ができなかったとのこと。

運命の出会いですね。
こんなに心を虜にする物と出会えるって素敵で幸せだなと思いました。

そこから、その出会いを大切に育て、今回の夢は運命の出会いの集大成とも言えるもの。

コーチとして、全力で支援したいと思っています󾬆

そして、その話を聴いた時に前日に見たNHKプロフェッショナルのプロフェッショナル子供大学の場面を思い出しました。

夢を探すという内容ではありませんが、
ヒットメーカーである食品会社社長が講師となり小学生が新製品開発に取り組むプロセスが綴られていました。

「自分に嘘をついてはいけない」と講師は子供達へ伝えます。

単に売れそうという表層的なアイディアではなく、それは本当にあなたの作りたい物なのかと。

考えてきた内容に厳しいフィードバックを受けて、涙する小学生。
産みの苦しみを味わいながら、何度もコンセプトを書き直し、見守るお母さんも心配そう。

そして、遂に自分に嘘をつかない新商品案を生み出し、会長以下、役員とプロジェクトチームのメンバーの前でプレゼン。

嘘のないストーリーは大人達の心を動かし、涙を流していた少年は最後の2名に選ばれました。

人生の苦境にあり、自分の心を揺さぶる物に出会ったクライアント

産みの苦しみを味わいながらも、自分の心を捉える物は何かを探し続けた小学生。

真逆の出会い方だけれど、共通しているのはそこに嘘はないということ。

そして、私たちは「そのことのためになら頑張れる」という物を全員持っているということ。

100年生きる時代。
自分に嘘のない何かに出会ったり、探したりする事と人生後半の充実度は大きな関わりがありそうですね。



朝からテレビは二人の話題で持ちきりですね。

安室さんラストライブには大好きな平井堅さんも出るから、もしチケット取れて、空路が売り切れてたら台湾経由でも、最初で最後のコラボを見に行く覚悟をしてましたが(^^;
チケットが手に入るはずもなく(>_<)朝からのライブ映像に見いってました。

報道を見れば見るほど、二人の影響力の大きさを感じずにはいられません。

二人の影響力の背景には何があるのか。
私が一番に感じたのは、外側の評価に惑われず、自分の軸をしっかりと持ち、その軸に沿って自分を磨き続けてきた生き方、在り方。

浮き沈みが激しい世界にありながら、軸を保ち続けた強さに、専門家として働いている私は強く憧れます。

軸を持ち、唯一無二の演技者となった樹木希林さん。
片目が見えなくなった時に「絶望しました」と語る姿。
病をも受け入れ、歳を重ねる毎に演技に深みを増していかれた姿。どれも印象的です。

小室さんプロデュースを離れてから、自分の軸に沿ってセルフプロデュースを続け、自分の立ち位置を確率した安室奈美恵さん。
やりたいと決めたことは妥協せずにやりきる姿、格好いい‼️

年齢も立場も違うお二人から生き方を学ばせてもらったなと思う連休最終日です。

さぁ、残りの人生をとう生きましょうか。





イギリスの産業革命を支えたウェールズにある世界遺産のビッグ・ピット国立石炭博物館へ行って来ました。

ジブリの天空の城ラピュタのモデルになった場所と言ったら知っている人も多いかもしれません。

廃鉱を利用していて、展示を見るだけでなく、地下の炭鉱跡へ降りて行くアンダーグラウンドツアーもあります。


チケットの上部分はウェールズ語、下は英国でかかれています。
同じ国なのに、言葉が全く違う事に驚きました。

一度に地下へのエレベーターに乗れるのは16人。そのためハイシーズンには長蛇の列のようです。

私たちはフランスからの小学生や遠足に来ている中学生と一緒になりました。

地下に降りると、発火防止のため電話、カメラ、腕時計等の荷物は全て預けて、ヘルメットをかぶりライトをつけてもらいます。



私にライトを装着してくれているのがガイドさんです。
ガイドさんは皆、元炭鉱で働いていた方で今はボランティアとしてガイドを担当してくださってます。



エレベーターに乗り込み地下へと向かいます。

カメラは持ち込めないので、写真を撮ることはできず、地下の写真はありませんが、

狭く低い天井の中、重い石炭をどのように運んだのか、ガス爆発を避けるためにどのようにしていたのか等を場所を変えながら丁寧に説明してくれます。

頭につけているライトを消すと本当に何も見えなくて、

この暗闇の中で、大人も子供たちや馬も働いていたかと思うと驚くと共に、

彼らの働きがイギリスや世界の発展を支えたと思うと考えさせられました。

また、ガイドをしてくれた方の話ぶりから今の仕事も、以前の炭鉱での仕事にも誇りを持っている事が伝わり、その事もとても印象に残りました。