東京出張中にコーチングの個人セッションを行いました。
クライアントから夢の話を聞き私が元気になりました。
クライアントの夢のきっかけは、人生の中で苦しい時期に出会ったあるものがきっかけ。
出会った時に心を止める事ができなかったとのこと。
運命の出会いですね。
こんなに心を虜にする物と出会えるって素敵で幸せだなと思いました。
そこから、その出会いを大切に育て、今回の夢は運命の出会いの集大成とも言えるもの。
コーチとして、全力で支援したいと思っています
そして、その話を聴いた時に前日に見たNHKプロフェッショナルのプロフェッショナル子供大学の場面を思い出しました。
夢を探すという内容ではありませんが、
ヒットメーカーである食品会社社長が講師となり小学生が新製品開発に取り組むプロセスが綴られていました。
「自分に嘘をついてはいけない」と講師は子供達へ伝えます。
単に売れそうという表層的なアイディアではなく、それは本当にあなたの作りたい物なのかと。
考えてきた内容に厳しいフィードバックを受けて、涙する小学生。
産みの苦しみを味わいながら、何度もコンセプトを書き直し、見守るお母さんも心配そう。
そして、遂に自分に嘘をつかない新商品案を生み出し、会長以下、役員とプロジェクトチームのメンバーの前でプレゼン。
嘘のないストーリーは大人達の心を動かし、涙を流していた少年は最後の2名に選ばれました。
人生の苦境にあり、自分の心を揺さぶる物に出会ったクライアント
産みの苦しみを味わいながらも、自分の心を捉える物は何かを探し続けた小学生。
真逆の出会い方だけれど、共通しているのはそこに嘘はないということ。
そして、私たちは「そのことのためになら頑張れる」という物を全員持っているということ。
100年生きる時代。
自分に嘘のない何かに出会ったり、探したりする事と人生後半の充実度は大きな関わりがありそうですね。