半径3メートルから宇宙の果てまで -11ページ目

iPad発表〜電子書籍考察

もともと電子書籍に興味があったんだけど、ソニーのもアマゾンのもモノクロでテキストベース、いわゆるノベルリーダー的なものだったし、日本じゃまともに使えないしということで買ってはいない。
アップルがiPodを成功させた理由はiTunes Storeを完備したからで、iPadもiBookstoreと込みで展開するってことで成功の可能性はとっても高いと思う。
「何に使うの?」という声はiPod touchが出てきた時もあったのでスルーでいい。

でもってオレが電子書籍っていいじゃんと思う理由を4つほど書いてみる。

1 紙媒体を個人でアーカイブ化!
キオスクで売ってるような、電車でちょっと読む程度の雑誌はもう紙でいらん。iPadはカラーで表示できる初めての電子ブックリーダーでしょ。写真満載のそれこそmonoマガジンみたいなものは最適なんじゃないか。でもってこの手のトレンドを追っかける系の雑誌は数年後に読み返すと意外に面白かったりする。電子書籍になって個人レベルでアーカイブ化ができるというはものすごい強みになると思う。
そもそも紙媒体をアーカイブ化を個人レベルでできるって今までなかった。

2 オートマチック定期購読
本はやっぱり手でもってページをめくって読むものだという意見はオレもその通りだと思うけど、それしかないというのは全然メリットじゃないし、定期購読しやすいっていうのは出版社にもすごいメリットだろう。印刷などの費用がないんだから単価もうんと下げられて料金体系も3ヶ月パック、半年パック、通年パックと作りたい放題で何よりも在庫切れで売れませんというチャンスロスがなくなる。

3 書籍の出版の敷居が下がる!
本を出そうと思って一番大変なのは、バカ高い印刷費と発行者になること(出版コードを持つ)ことだったりして、電子化されることで書籍のインディーズ化が進められる。 音楽では自費出版そのものがレーベルになるほど当たり前になってるのに、書籍の自費出版は個人でFM局を開設するくらいちっぽけで閉鎖的。
それがもう編集・デザインのみで雑誌が出せるのだよ。
インディーズの台頭に出版利権のうまみが減るとかいうジジイの考えそうなこと言わないで予算の大半を制作に当てられるんだから夢のようじゃん! と考えるところは勝てますよきっと。

4 制作予算の考え方が変わる
重複するけど、印刷っていう物理的なプロセスがなくなるってのは普通の人が思う以上にでかいことです。
でこぼこしてたり、部分的にツヤがあったり、堅い紙だったりとちょっと凝った印刷ってめちゃくちゃ金かかるんですよ。でも付加価値にな変わりないからそういうものならではって場合は印刷物の勝負どころ。
写真もデジタルデータそのもので、ハードがiPodに限定されてるんだからデザイナーにとってもinDesignなんかでつくったものそのままでいけたりするんだから狙い通りにどんどん近くなりますよ。色校正とかいらねーし。送り手側の狙い通りに作れるってすごい魅力です。

うーん他にもありそうだな。
でもこういうサービスはハードウエアがどうなのかよりも、iPod-iTunesの関係のように、ソフトウエアがどれくらい充実してるかってことだからiBookstoreにどんだけ日本の本が並ぶかにかかってるね。

ただしアップルという1ブランドで展開されるわけで、エロ系はないだろうね。

盛り上がるといいなあ。
オレもなにか作れないかなあ。


電子書籍に向いてると思われるもの
・会社四季報
 みたいな期間指定のデータベース物で電子的検索が便利なもの

・モノマガジン
 みたいなトレンド情報系。カラーページメインの写真多数。10年前のヤツとか見たら愉しい。

・写真集
 ほぼフォトフレームだな。インパクトはないね。

・新聞
 まさにこんなものさっさと電子化してくれ。アーカイブ化万歳。


もしかして向いてないんじゃねえかと思われるもの。
・小説
 意外にオレはこれは向いてない気がする。
 小説のような物語が展開していくものこそ、ページをめくって読み進める楽しさがあるからね。
 それに小説を読むのにA4サイズってでかすぎる。せめてB5だろうって感じ。
 いや、B6でも十分かも。

名前が付いた

皆様あけましておめでとうございます。

赤ちゃんが生まれ、12月30日の午後、無事退院しました。
初孫が生まれたヨメの両親はもう終始破顔しっぱなし。
義母は孫の小さな手を握ったまま離そうとせず、
泣いてるのか笑っているのかわからないような顔をしていました。
きっとその両方の感情なんだということは、今のオレにはよくわかります。
オレの両親も田舎から駆けつけて孫の顔と、
初めて見るオレの住まいを見て帰って行きました。

生後1週間の赤ちゃんって、こうなんだと知らなかったことばかり。
考えてみればそんな時期の赤ん坊を連れ歩く人はいないので、
自分の子で初めて知ることってのは本当に多いです。

それにしても人間の子というのは何という
無力な状態で生まれ落ちてしまうのだろうと今更ながら呆然としてしまいます。

こうして世話してみて知ったのは、母親の負担のすごさ。
もう可愛い可愛いという感情と使命感で、
おっぱいを欲しがる赤ちゃんにぎこちなくお乳を与える姿は、
それだけでまた目頭が熱くなるものがあります。
そして息子がたくさんおっぱいを飲み、よく眠り、よく泣くというだけで
たまらなくうれしいと思ったりしています。

名を“航介(こうすけ)”とつけました。
もともと男の子ならヨメが、女の子ならオレが名付けると決めていたので、
息子である彼を名付けるのはヨメの権利です。
ヨメははやいうちから、“航”の字を使いたいと言っていたので、
それを使った名前になりました。
あとは呼びやすい、人が呼びたくなるような、
平易で大仰な意味のないという条件で決まったのが、航介です。
こうすけ。コースケ。条件は満たしていると思う。

女の子だったらどんな名前をつけるつもりだったか。
これもかなり早いうちに決めてましたが秘密です。

今年もよろしくお願いします。

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息子が生まれた

息子誕生の経緯です。時系列報告します。

12月26日
朝 起きたときから既に20分間隔で軽い陣痛があり、いよいよなんだねと話しながら、オレ出勤。

仕事中ちょくちょく電話。
ヨメ、実家(うちの裏のマンション)に移動。

21:30
ヨメを実家に迎えにいって帰宅。
帰宅後、だんだん陣痛が強くなる。

23:00
痛みが本格的に強まるも、相変わらず20分間隔は崩れない。
本当に本に書いて有るとおり。

0:00
横になっているのもつらくなってくる。ここで改めて病院に電話。やっぱり10分間隔になったらもう一度電話しろと言われる。

1:00
突然10分間隔に陣痛が襲ってくる。ヨメ、悲鳴をこらえる。
腰をさすってやると安心するらしい。

陣痛の間隔をずっとメモしていたのでその間隔を改めてオレが書き出してみた。確実に周期が短くなっているのが一目瞭然。というか、陣痛にも強弱のバリエーションがあり、これは違うのかもしれないなどいろいろ分かりづらい部分があるので、メモって周期を客観的にみるのは結果的にとてもよかった。

痛みが治まったところで病院に電話。いよいよ行くことになる。
ヨメ、動揺と寒さで着替えが進まない。
オレ、タクシーを呼んで待たせ、荷物の確認。タクシーの運転手に産気づいた妊婦なので安全運転で急いでくれ給えと言い含める。

1:50
移動開始。深夜なので高速もビュンビュン。
車中で陣痛の間隔が、なんと5分にまで短縮。ものすごい早さにオレ焦る。運転手も焦る。

2:50
病院到着。ヨメ、歩けなくなっている。すぐに処置室で現状確認。
ドクターがやっきて説明してくれた内容は、
「もう子宮口が7cmも開いているので、早ければ朝までには生まれるかもしれません」
ええええ! 心の準備が~~!!

3:10
陣痛室へ通されて、着替えたりモニター付けたりを、痛みがひいている間に済ませる。下着を替えますという看護士の指示で
オレだけ実家に電話しに退室する。

3:20
陣痛室へ戻るといない。看護士が「あ、もう分娩室へ移動しましたよ! ご主人は待合室でお待ちください」と言われて驚く。
普通ここからが長いんじゃないのか!?

ここはあとで分かったこと
 3:25 分娩室にて破水
 3:34 子宮口全開
 3:42 出産

3:40 待合室のオレ
きっと朝までまんじりとした夜を過ごすことになるのだなと覚悟を決める。どうせできることもないのでとiPodを耳につけた。
シャッフルで流れてきた曲は、スティングとシェリルクロウのデュエット。

3:50
1分ほど聞いたところで看護士が白いカードをもってやってきた。
「5分ほど前、元気が男の子がお生まれになりました」
へ!? もう!?!? 生まれちゃったの!?

超動揺!! すべてが怒濤のように過ぎ、あっというまに息子さんいらっしゃいますですって!?
ここにきてもやれることがなく、なんとなく暗い廊下でくるくると回っていたら、
ベッドに寝かせられた小さな小さな赤ん坊がカートに入れられてやってきた。
「しばらく一緒にいてあげてくださいね」と看護士。
オレのしょーじきな第一印象。
「・・・・・・ん? なにこれ?・・・」
さっきまでオレは腹の大きなヨメといたけど、これは何ですか? ええ、人間の赤ん坊だということはわかります。
本で見たこと有ります。こういう感じのやつ。赤くて小さな猿みたいなやつ。
で、これは? 息子さんって言って置いてったけど、うちはまだ夫婦二人ですよ?
という感じ。
「お写真とったりしていただいていいですよ」と言われ、
「何枚くらい撮りましょうか」とオレ。
「何枚でもどうぞ(笑)」と看護士。
やっぱオレ動転してたみたいだ。

うまれて20分後の赤ん坊をのぞき込んで「コレがオレの息子?」と
半ば自分に言い聞かせるようにカメラのシャッターを押した。
一丁前にツメなんか生えちゃってるんだなとか、白目が白すぎて青いくらいだとか
そんなどこか余所事な感じでしかなかったんですが
なんとなく指を指しだして、赤ん坊の手をつついてみたとき、
小さな手でオレの指先を握り返してきた。
その瞬間、涙がぶわっとあふれた。
なんだかわからんが涙が止まらない。
鼻を啜りながら、ケータイとデジカメを持ち替えながら何枚か写真を撮った。

オレは女の子が欲しかったんだけど、息子と対面したとき、
お母さんの腹を蹴飛ばしまくって困らせてたのはおまえだったんだなとか、
男同士の話ができるなとか
そんなことばかり考えてた。

メモ:スーパーアース発見

音楽番組はもう要らない?

たまたまやっていた「FNS歌謡祭」を観た。(・・・って書いてサイトを見てびっくり。すごいデザインだな)

率直な感想。音楽番組が廃れた理由がよくわかった。歌番組としてのお祭りがこれでは見る気もなくします。
これがテレビ局の企画力ってことなんでしょうか。あちこちに出てくるジャニーズにはもううんざり。甲斐バンドが特に好きな訳じゃないけど、長瀬智也が甲斐よしひろに被ってくるのは邪魔。やっぱりアレですかね。テレビを見る人たち、例えばジャニーズファンにだけ喜んでもらえればいいってことなんでしょうかね。ジャニーズそのものは別に悪いとは思わないけどさ。NOKKOももう当時の映像でいいんじゃないか。なんで広瀬香美が音域の合わない稲垣潤一の歌を歌ってるのか。平井堅と絢香のデュエットも意味分からないし。

幅広い年代にってのも、演歌系を一掃してる時点で考えてないみたいだし、いったいどこに向けてやってるのかよく分からない。

昔の歌番組にあった、豪華さとかワクワク感が全く感じられなかったというのは、自分が年をとった(といってもまだ40)とか、個人的な趣味に合わなかっただけっていう話ではない。だって、子供の頃も興味のない演歌歌手に「すごいな」とか「豪華だな」とかいろいろ感じていたから。

一つ印象的だったのは、平井堅が過去の歌を歌った後、
「当時は不遇の時代で、CDも3000枚とかしか売れなかった」
といっていたこと。
あの会場にいたアーティストで3000枚売れてない人もたくさんいるだろうに。
CDの売れない時代、オタク向け意外の音楽業界はかなり厳しい冬の時代だ。

ところでアーティストにとって、お客さんじゃない同業者たちだけの空間で歌うってどういう感覚なんだろうな。