椚田のブログ  -114ページ目

飴とムチ

「わたしの子供になりなさい」中島みゆき


初期の「世情」や「友情」を持ち出すまでもなく、彼女が世の中を見る目はいつも厳しい。

本作ラストの「4、2、3」などはその最たるもので、具体的かつ重いため、手前の曲で聴くのをやめてしまいそうになる。
ここに、音楽の「楽」の字は存在しない。
だからと言って、こういう曲を避けていては、中島みゆきを聴く意味は無いだろう。


そんなみゆきさんも、時に思いっきり聴き手を甘やかしてくれることがある。

一曲目「わたしの子供になりなさい」

近しい人にも、いや、近しい人だからこそ、辛く苦しい思いを伝えられない。伝えたくない。
結果自分の胸にしまい込むしかない世の男たちを、無条件に癒してくれる究極の一曲である。

1998年の作品。



誤算?

セミダブル化したFO-60をボートで使って三回ほどになるが、使用感が今ひとつである。
サークルキャストで、5/8ozのトップをラクにズバズバ投げられるイメージを描いていたのだが…

ベリーの反発力が不足、と言うよりも、入力過多になってしまう印象。
竿先を下げたキャストの場合、プラグの重さだけでもかなりの負荷なので、ダブルハンドでティップを回しても思うような弾道を得られない。
結果、飛距離不足を補うためにどっこいしょ、と押し出すような感じになる。
これなら、シングルハンドでプラグの重みを感じながら投げた方が余程いいように思える。

もちろんこれはウィークポイントではなく、オーバーヘッドで投げるのが基本の竿、ということなのだろう。

またひとつロッドの奥深さを学んだとともに、同様の使い方をした時のハードベイトスペシャル600LBの凄さをあらためて思い知ることになった。

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夜会コンプレックス

「10 WINGS」 中島みゆき

みゆきさんファンを標榜する割には、コンサートにすら行ったことがない。

そんな私にとって、歌謡劇「夜会」の曲というのは少し厄介な存在である。

以前記事にした「EAST ASIA」中の「二隻の舟」みたいに、そうとは知らないで好きになった曲はいい。

本アルバムのように、夜会用の曲を集めたとはじめから分かっている場合、なにか壁のようなもの自分で勝手に築いてしまうようだ。
同シリーズである「日-WINGS」「月-WINGS」を、私は所有していない。
せっかくアルバムというカタチにしてくれているのにね…

そうはいっても、ガッチリと心を鷲掴みにされるのが「泣かないでアマテラス」。
その普遍性の高さは、私の他愛のないコンプレックスなどモノともしない。
「泣かないで」と歌われるごとに泣けてしまうのである。

1995年の作品