行動する大家さんの会スタッフ -122ページ目

マンションをサービスとして考える

こんにちは、素人大家ブロガーです。

専業主婦が10年連続入居率99%にしたアパマン経営法」という本の著者の安東泉さんが経営するマンションを見せていただく機会がありました。

管理が良く行き届いていて、とても綺麗なマンションでした。

他所と違うなと感じさせられたのは、庭園のような中庭です。

エントランスに絵や花が飾ってあったり、ひな祭りの飾りつけがしてありました。

分譲マンションと比べて、買ったほうが良いか、借りたほうが良いかという話を良く耳にしますが、

ホテルと比べたい次元の賃貸マンションでした。

個人の持ち家は、できることが限られています。

分譲マンションは、民主的な管理組合の運営で苦労します。

賃貸マンションは、オーナーのワンマン経営ですが、、、

企業家精神に満ちたオーナーの方が、より良い住環境を提供できるような気がします。

本当は、規模の大きなサービスの提供を、企業がやって欲しいものです。

借りて住むということが、部屋を借りるだけでなく、サービスを購入することになるのが理想です。


にほんブログ村 住まいブログ 大家さんへ
にほんブログ村

「にほんブログ村 大家さん」のランキング挑戦中! クリックお願いします。

「顧客満足」について

この記事は、私、下條のブログ記事に多少修正を加えたものです。ご了承くださいね。

.......................


先日ひな祭りの日、日本で一番有名な女性大家さん、「安藤泉さん」の所有されるマンションに「行動する大家さんの会」スタッフ3人でお邪魔しました。


安藤さんの物件は築18年。私の物件と同じ築年数です。
安藤さんの著書などで、物件の写真をご覧になった方も多くいらっしゃるとは思いますが(私のその一人です)実際の物件は、写真の100倍くらいキレイです。
パッと見、築5~6年くらいにしか見えません。
18年間、全く手を抜かず、常にお客さま目線で「クリーンリネス」を徹底されていたことが、一目瞭然です。


ちょっと以下の画像をご覧ください。


①ひな祭りの飾り


行動する大家さんの会スタッフ

②各所に生花が



行動する大家さんの会スタッフ

③中庭の風景



行動する大家さんの会スタッフ

この記事を読んでいるあなたは、賃貸マンション(アパート)等に住まわれた経験はおありですか?
私は今まで18回の引っ越しを経験し、ほとんどが「賃貸」です。
そして、そのほとんどの物件は「ただ、部屋を貸す」と言うスタンスでした。


例外は、海外のアパートメントで、安藤さんのようにオーナーさんが、趣味の美術品を廊下や庭に飾っている方がいました。
が、日本国内では、部屋は良くても、物件その物に住んでいることが「気持ちいい」と感じたことは皆無です。


もちろん、「部屋はただ会社から帰って寝る場所」と割り切る方もいらっしゃるでしょう。
ただ、やはり多くの時間を物件で過ごされるなら、マンション(アパート)がいつもピカピカで、季節を感じる飾り付けやフラワーアレンジメント、常に新しい設備(例えば、安藤さんのマンションでは水道をひねれば、体に良い水が出て来ます。)があったら、毎日が気持ち良く過ごせるではないでしょうか?


そして何より、大家さんである安藤さん本人が、住人の方々と素敵な関係を築いています。


「この人が大家さんだったら安心できる。」


そう、思うことでしょう。

もし、あなたが賃貸に住まわれていたら、大家さんとお話しされたことがありますか?心通わすコミュニケーションを取られた経験はありますか?

また、あなたが大家さんでしたら、そうされていますか?


賃貸経営と言うのは、「ただ、部屋を貸す」と言う事だけでは成り立たなくなって来ています。

お客さま目線で、


●何が求められているか?
●何が必要か?
●何を提供できるか?
●どうしたら喜んで頂けるのか?


安藤さんは、自分がお客さまの立場に立って、常に行動されています。

当然のことながら、安藤さんの物件は不況しらずです。

上記のようなサービスがあるからと言って、家賃が高いなんて言うことはありません。
お聞きしたら、むしろ安すぎる位です。


大家と言うのは、「衣・食・住」の「住」の部分を提供する、とても重要な社会的責任を負っています。
私の18回の引っ越しの中で、住んでいて良かったと思えた1・2・3位は全て海外の物件です。

このまま、日本の賃貸市場が変わらなければ、もしかしたら海外の大資本が全てを持って行ってしまうかもしれませんね。


この記事を読んでいるあなたは、「八百屋さん」かも「居酒屋さん」かも「美容師さん」かもしれません。

お客様は、「野菜」を買いに来ているだけでも、「お酒」を飲みに来ているだけでも、「髪の毛」を切りに来ているだけでも、ありません。


その、「商品」「サービス」を通じて「満足」を求めているのです。


「満足」と言う観点から考えると、「美容師さん」のライバルは決して、他の「美容室」だけではないのです。
つまり、「髪を切ることだけ」の美容師さんは不要な時代な訳です。

同じお金を払うのなら、違う「満足」のためにお金を使うかもしれません。


今一度、あなたの「お客さまの目線」で、そして自分の属性のバイアスにとらわれず、仕事を客観的に見直してみることをお勧めします。


最後にクイズです。以下の画像は何屋さんでしょう?



行動する大家さんの会スタッフ

答えは



行動する大家さんの会スタッフ


もつなべ屋さんです。しかも「トイレ」の画像です。

自分の仕事は「大家」だから、こうあるべきと言う考え方も大事な時もありますが、一度お客さまの目線で自分の仕事のことを考えて直してみる、これも大切なことですよ。


下條雅也

最後ですが・・・もっとすごい爆弾があります・・・

<“空気について考える”・・・その12/全12回>






今回まで12回に渡り、私が考えるところの“汚れた空気”を、“蒸気船、たった四はいで夜も寝られず”に引っ掛けてご説明させていただきました。






大家の皆さんは既にお気づきとは思いますが、今のところこの4つの問題で“実害を蒙っている大家さん”はかなり限定されております。だから、心情的には“対岸の火事、注視はするけど・・・”というのが極普通の大家さんの捉え方だと思います。






しかし実際には今までご説明した4つの問題とは別に、実は“過去20年近くに渡り、全ての大家さんの賃貸経営に実害を与えている問題”があります。


これについては、326日の勉強会で“さわりの部分”だけご説明したいと思います。なぜならば、この問題は“蒸気船”どころか、“イージス艦”級の巨大な相手なので一回の勉強会で全容を説明することは不可能だからです。






とは言うものの、是非とも大家の皆さんには“どん引き”にならないで下さいね!なんたって、我々は“行動する大家さんの会”のメンバーなのですから!!!






他にも“こんな澱んだ空気があるよ”ってテーマがありましたら、是非“問題提起”して下さい。それが“行動“ですから!






<終わり>