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STAP現象、米国研究者Gが発表…小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明

2016.03.19
ジャーナリズム
STAP現象、米国研究者Gが発表…小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明
文=上田眞実/ジャーナリスト
2014年4月9日、会見を行う小保方晴子氏(撮影=吉田尚弘)

小保方晴子氏が発見した「STAP現象」が、アメリカの研究者グループによって報告されていた。2015年11月27日に英国科学雑誌「ネイチャー」姉妹版のオープンアクセスジャーナル「ネイチャー・サイエンティフック・リポーツ」に掲載された。

それは、米テキサス大学医学部ヒューストン校のキンガ・ヴォイニッツ博士らが、負傷したマウスの骨格筋から幹細胞になる新規の細胞集団を発見したと論文で発表したものだ。題名は『損傷誘導性の筋肉由来幹様細胞』で英文の頭文字「injury
induced muscle-derived stem cell-like cells」からiMuSCsと名付けられ、それを証明したものはヴォイニッツ論文と呼ばれている。キンガ博士は同論文の要旨をこうまとめている。

「我々は最近、損傷を受けたマウスの骨格筋のなかに、新しい幹細胞の集団を発見しました。このiMuSCsは、分化した筋原性細胞が部分的に初期化されたものであり、多能性によく似た状態を示しました。」

同論文では、マウスの骨格筋肉の細胞が怪我の外的刺激によって初期化の変化が見られ、それを単離して培養したところ、細胞が多能性を示し、幹細胞状態(ES細胞様)になった成果を報告している。iMuSCsでのキメラマウス実験では、皮膚、筋肉、心臓、肺、腎臓、脾臓、および脳などの組織をつくったことが証明された。しかし、生殖機能の臓器をつくる能力はまだ証明できておらず、今後の研究の発展が期待される。

同論文には、小保方氏がストレス刺激で細胞の初期化を報告した「STAP細胞論文」の実験結果とよく似た部分があり、いくつかの共通点が確認できる。それは、「外的刺激で体細胞が初期化し、分化が可能な多能性を示した」という部分だ。つまり、STAP現象が確認されたということになる。

STAP現象とは


では、そもそも STAP現象とはなんだろうか。

それは14年1月30日に「マイナビニュース」に掲載された記事『理研など、動物の体細胞を万能細胞(多能性細胞)へと初期化する新手法を開発』に詳しく書かれている。概略すると、同記事では細胞外刺激による体細胞からの多能性細胞への初期化現象をSTAP現象、それから作製された新たな細胞をSTAP細胞と呼ぶ、としている。

つまり、キンガ博士は損傷したマウスの骨格筋からSTAP現象を確認し、それを取り出して培養し、多能性を持たせた細胞をiMuSCsと名付けたのだ。発見と作製方法は違っていても、理研が定義したSTAP現象と同じ原理だといえよう。


次のページ 小保方氏のSTAP細胞論文を読んだ笹井氏の驚き
それまで生物学では、体細胞は一旦分化したらその記憶を消して元に戻る事(初期化)はないとされていたため、小保方氏の発見と方法は驚きを以て迎え入れられた。これは、多くの人が記憶していることだろう。そして、もしもSTAP細胞論文が取り下げられていなければ、体細胞のなかに多能性が存在することを外部刺激によって最初に証明していたのは、小保方氏になるはずだった。

キンガ博士は同論文のなかで、次のように宣言している。

「成体組織における多能性細胞様細胞の存在は、長年、論争の種となっていました。多能性幹細胞が、分化した体細胞組織から生じ得ることはまだ、これまで証明できていませんでした【編注:その一例として小保方氏の米国留学時代の論文が紹介されている】。しかし、本研究では、骨格筋が負傷したような強い刺激によって細胞の再プログラミングが開始され、多能性細胞様細胞を得ることを明らかにしました」

笹井氏の驚き


理研が14年1月29日に発表したSTAP細胞論文に関する報道資料「体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見」で、ヴォイニッツ論文との類似点が確認できる。

STAP細胞論文では代表的なストレスを与える方法として、

(1)「細胞に強いせん断力を加える物理的な刺激(細いガラス管の中に細胞を多数回通すなど)」
(2)「細胞膜に穴をあけるストレプトリシンOという細胞毒素で処理する化学的な刺激」


などが報告されており、キンガ博士はiMuSCsで(1)の方法を証明したことになる。


また、小保方氏はSTAP細胞がリンパ球以外の細胞からもつくれるか実験しており、マウスの脳、皮膚、骨格筋、脂肪組織、骨髄、肺、肝臓、心筋などでの細胞でもSTAP細胞が産生されることを論文で報告している。これも骨格筋の損傷から確認されたiMuSCsと同じである。

小保方氏の論文共著者で理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター(旧理研CDB)の副センター長だった故・笹井芳樹博士は、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」の特集『外部刺激でも簡単に幹細胞化できる!』で「素晴らしい成果です。私自身、外部からのストレスが細胞にこのような効果をもたらすとは思ってもみませんでした」と語っている。この驚きは正しかった。ノーベル賞級の、研究者にも思いもよらない未知の細胞生態を小保方氏は発見していたのだ。ちなみに、理研CDBはSTAP細胞問題で解体され、14年11月21日に細胞システム研究センター(CDB)として再編された。

STAP現象とされる細胞の初期化は実在した

15年1月25日、ベストセラー『バカの壁』(新潮社)で有名な東京大学の名誉教授で解剖学者の養老孟司氏は、毎日新聞にSTAP細胞問題を扱った『捏造の科学者』(文藝春秋/須田桃子)の書評を寄稿している。そしてSTAP現象をこのように否定した。

「いわば哲学的にいうなら、生物は元来歴史的存在であり、『記憶の消去』はできない。記憶を完全に消去したら細胞自体が消える。いいたいことはわかるが、これは実験家の夢である。初期化とはまさに工学の発想であり、生物学ではない」

しかし、キンガ博士の論文により、物理的圧迫で細胞が初期化し、多能性を持つとする現象が証明された。細胞が初期化し分化した記憶が消え、身体のさまざまな器官に変化する事が証明されたのだ。「細胞はいったん分化したら未分化の状態に戻ることはなく、細胞は分化が進んでいくだけ」「体細胞が未分化細胞になり、幹細胞状態として身体組織をつくれるようになるということはない」とするSTAP現象否定派は、この実験結果をどのようにとらえるのだろうか。

キンガ博士らはiMuSC研究の先行例として、小保方氏の米ハーバード大学留学時代にバカンティ教授の元での「胞子様細胞 (spore-like cells) 」研究をまとめた「スフィア細胞論文」を
紹介している。

この論文はアメリカの再生医療専門誌「Tissue Engineering Part A」に掲載された。

「スフィア細胞」は生物には休眠状態の小さなサイズの細胞が眠っており、病気や怪我の時に多能性細胞となり修復機能をもたらす、とする研究だ。

小保方氏はこの論文を元に博士論文を書き早稲田大学に提出し、11年3月に学位を授与されたが、誤って草稿論文を提出してしまい、「不正に学位の授与を受けた」として学位を剥奪される事態となった。

早大は15年11月2日に学位取り扱いについての記者会見を開き、小保方氏の学位取り消しを正式に公表した。

これにより、小保方氏は最終学歴が早大卒、早大大学院後期退学扱いとなった。

学位授与当時の小保方氏の研究は「身体のなかにもともと存在する万能細胞を発見すること」だったが、STAP細胞実験は「刺激を与えて万能細胞をつくり出すこと」にチャレンジしたものだ。

フロンティア精神を萎縮させる「研究不正認定」 小保方氏は理研から研究不正の認定を受けた。

それは実験部分ではなく、論文構成上のミスである。

データの切り貼りなどは論文に付記されるデータ画像を見やすくするためのもので、実験結果のねつ造ではなかった。

画像の不正引用とされるものは本人の学位論文からの引用で、他人のデータを論文に持ち込んだのではない。

早大の学位論文は「コピペ、盗用を多用」と報道されたが、それは誤って提出した論文の下書き、草稿のことであり、本稿への評価ではなかった。

早大は草稿の評価を「調査報告書」で公開したのだ。

STAP細胞問題は、どこかで、小保方さんの論文構成上のミスを「実験ねつ造」や「研究不正の常習犯」として論点のすり替えが行われたような気がしてならない。

大切なのは発見であり、その可能性へのチャレンジだ。

メディアを含めた世間は、細かな書類上のミスにこだわり、発見や可能性への出発点を握り潰していたのではないだろうか。

iMuSCs発見により、「体細胞の刺激による初期化」への小保方氏のチャレンジは正しかったことが証明された。

この研究の進歩より、万能細胞で再生医療の新たな領域が開かれるかもしれない。

いつでも再生医療が受けられるように、自分の細胞を特殊なカプセルに入れて持ち歩く時代が来るかもしれないのだ。

現代では当たり前になっている「血液型」は、1900年にオーストリアのウィーン大学の病理学者カール・ラントシュタイナー博士によって発見された。

博士が発見したのは今日で言うABO型までだったが、その発見より前に「血液には4種類のタイプがあり、輸血で混ぜると最悪の場合は死んでしまう」と言っても誰も信じてくれなかっただろう。

今回のキンガ博士の報告を受けて、我々はもう一度、このSTAP細胞問題を立ち止まって考えることが必要なのではないだろうか。

(文=上田眞実/ジャーナリスト)http://biz-journal.jp/2016/03/post_14306.html

STAP現象の確認に成功、独有力大学が…責任逃れした理研と早稲田大学の責任、問われる

がん細胞では、瀕死のストレス条件で、万能性を獲得するか、もしくは死ぬかがありえる。

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STAP現象の確認に成功、独有力大学が…責任逃れした理研と早稲田大学の責任、問われる
Business Journal 5月14日(土)6時1分配信
2014年4月9日、会見を行う小保方晴子氏(撮影=吉田尚弘)

今年3月10日、ドイツの名門大学、ハイデルベルク大学の研究グループがSTAP関連の論文を発表した。論文タイトルは『Modified STAP conditions facilitate bivalent fate decision between
pluripotency and apoptosis in Jurkat T-lymphocytes(邦訳:修正STAP条件によって、JurkatT細胞の運命が多能性と細胞死の間で二極分化する)』である。

海外の一流大学が、いわゆる「STAP現象」の再現実験を行ったということで話題となっている。以下に同論文の概要を紹介する。

<(1)序論:STAP論文は撤回されたが、低pHの刺激による万能性獲得の可能性は、がん、または、がん幹細胞の分野においては魅力的な課題である。

(2)実験:そこで、理化学研究所と米ハーバード大学から発表されたプロトコルを改変して、セルライン化されたT細胞に刺激を与える実験を行った。

(3)結果:当グループが見つけたpH3.3の条件では、酸処理後、多能性マーカーの一種であるAP染色陽性細胞の割合が増加した。AP陽性の多能性細胞は酸処理ストレス下を生き延びて優位に増加。

(4)考察:小保方晴子氏【編注:一連のSTAP細胞論文問題をめぐり2014年12月に理研を退職】が英科学誌「ネイチャー」で発表したプロトコルでは成功しなかった。それは、使用している緩衝液の緩衝能が適していないことが理由として考えられたので、それも変更した。

一番の発見は、このような瀕死のストレス条件では、Acute T-cell leukemia(ヒト急性T細胞白血病)の細胞株である JurkatT細胞が、万能性を獲得するか、もしくは死ぬかの間で揺
らいでいることである。何がそれを左右するのかを探るのが今後の課題だ>

わかりやすく解説すると、以下のようになる。

<小保方氏が発見したSTAP現象を、がん細胞の一種であるJurkatT細胞を用いて再現実験を試みた。同細胞に対しては、小保方氏がネイチャーで発表した細胞に酸性ストレスをかける方法ではうまくいかなかったため、独自に修正した酸性ストレスをかける方法を試してみたところ、細胞が多能性(体のどんな細胞になれる能力)を示す反応を確認した。それと同時に細胞が死んでしまう現象も確認されたので、何が細胞の運命を分けているのかを探っていきたい>

●がん細胞の分野で研究の価値大

今回の論文で多能性を確認したAP染色陽性細胞は、小保方氏らのSTAP論文でも発現が確認されている多能性マーカーのひとつである。細胞が酸性ストレスによって多能性を示すという反応は、まさに小保方氏が発見したSTAP現象そのものだ。

世界的に活躍する国際ジャーナリストで、自身もニューヨーク医科大学で基礎医学を学び医療問題に関するリポートも多い大野和基氏は、同論文を次のように評価している。

「STAP現象の論文は撤回されたが、少なくともがん細胞の分野ではまだまだ研究の価値がある、ということだ。細胞の多能性に対する酸性 pH の効果は、がん生物学(がん幹細胞も含む)の分野で
は、注目されるトピックであり、STAP細胞が、がん細胞ではできた可能性があることを、このハイデルベルク大学の論文は示している。

また、この研究者らの実験では、小保方氏が確認した多能性を示すOCT4の発現を変えることができなかったようだが、異なる結果として、De Los Angelesほかが、STAPプロトコルのような、強いス
トレスでOCT4の発現が増加した例を紹介している。

ともあれ、『ネイチャー』のSTAP論文撤回後、海外の大学、しかもハイデルベルク大学においてSTAP現象を確認する実験が行われたことは注目すべきことである」

がん細胞の一種であるJurkatT細胞に対して、小保方氏が行った方法ではうまくいかなかった理由について、ある生物学の専門家は次のように分かりやすく説明してくれた。

「細胞の種類によってストレス反応に違いがあることも一因と考えられます。小保方氏はがん細胞以外の細胞を使っていたため、ストレスをかけるpHの違いが出ても不思議ではありません。

また、培養系の実験では、緩衝材の違いはもちろん、試薬のロット(製造日)差によっても結果が違ってくるというのは周知の事実ですし、シャーレのメーカーによっても結果に違いが出ることがあるほどです。それほど微妙な調整が必要な世界であり、プロトコル(手順)通りにやっても同じ結果が得られないことは普通です。

ハイデルベルク大学の研究グループは試行錯誤の結果、独自にSTAP現象を確認する方法を見いだされたのではないでしょうか」

日本国内では、マスコミによる異常な偏向報道によって、完全に葬り去られたように印象づけられたSTAP現象だが、そのような先入観もない海外の大学によって再現実験が試みられた事実は大きい。

●日本の専門家たちの間違い

一部の専門家は、小保方氏がSTAP細胞のレシピ(詳細な作製手順)を公表するサイト「STAP HOPE PAGE」を開設した際にも、「STAPを今さら研究する研究者は世界にどこ
にもいない」と批判していたが、それが完全な間違いであったことが証明された。
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ネイチャーのSTAP論文が撤回された理由は、小保方氏が発見した「STAP現象」の否定ではなかったことは前回記事で述べた通りである。

小保方氏の人権を蹂躙するかのようなマスコミがつくり上げた世論に同調し、常識を逸脱した禁じ手まで使って論文をなきものとして責任逃れをした理研や早稲田大学と比べ、真摯に生物学的現象を追究するハイデルベルク大学のニュートラルな姿勢は、科学に向き合う本来のあり方を教えてくれる。

ハイデルベルク大学が発表した今回の論文によって、STAP現象に対する世界的な関心が再び高まっていくかもしれない。
(文=大宅健一郎/ジャーナリスト)
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文=大宅健一郎/ジャーナリスト
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160514-00010004-bjournal-soci&p=1



2016.02.26
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ジャーナリズム ジャーナリズム .
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大宅健一郎「STAP騒動の真相」.

STAP問題の元凶は若山教授だと判明…恣意的な研究を主導、全責任を小保方氏に背負わせ

文=大宅健一郎/ジャーナリスト

2014年4月9日、会見を行う小保方晴子氏(撮影=吉田尚弘)

「私は、STAP細胞が正しいと確信したまま、墓場に行くだろう」

STAP論文の共著者であるチャールズ・バカンティ博士は、米国誌「ニューヨーカー」(2月22日付電子版)の取材に対して、こう答えた。2015年にもSTAP細胞の研究を続け、万能性を示す遺伝子の働きを確認したという。

また、「週刊新潮」(新潮社/2月11日号)では

、理化学研究所・CDB(発生・再生科学総合研究センター)副センター長だった故・笹井芳樹博士の夫人が、インタビューにおいて次のように発言している。

「ただ、主人はSTAP現象そのものについては、最後まで『ある』と思っていたと思います。確かに主人の生前から『ES細胞が混入した』という疑惑が指摘され始めていました。しかし、主人はそれこそ山のようにES細胞を見てきていた。その目から見て、『あの細胞はESとは明らかに形が異なる』という話を、家でもよくしていました」

ES細胞に関する世界トップクラスの科学者である2人が、ES細胞とは明らかに異なるSTAP細胞の存在を確信していたのだ。

一体、あのSTAP騒動とはなんだったのだろうか――。

ファクトベースで書かれた手記


小保方晴子氏が書いた手記『あの日』(講談社)が1月29日に発刊され、この騒動の原因が明らかになってきた。時系列に出来事が綴られて、その裏には、関係者間でやりとりされた膨大なメールが存在していることがわかる。さらに関係者の重要な発言は、今でもインターネットで確認できるものが多く、ファクトベースで手記が書かれたことが理解できた。いかにも科学者らしいロジカルな構成だと筆者は感じた。

しかし、本書に対しては「感情的だ」「手記でなく論文で主張すべき」などの批判的な論調が多い。特にテレビのコメンテーターなどの批判では、「本は読みません。だって言い訳なんでしょ」などと呆れるものが多かった。

手記とは、著者が体験したことを著者の目で書いたものである。出来事の記述以外に、著者の心象風景も描かれる。それは当然のことだ。特に小保方氏のように、過剰な偏向報道に晒された人物が書く手記に、感情面が書かれないことはあり得ないだろう。それでも本書では、可能な限りファクトベースで書くことを守ろうとした小保方氏の信念を垣間見ることができる。

また、「手記でなく論文で主張すべき」と批判する人は、小保方氏が早稲田大学から博士号を剥奪され、研究する環境も失った現実を知らないのだろうか。小保方氏は騒動の渦中でも自由に発言する権限もなく、わずかな反論さえもマスコミの圧倒的な個人攻撃の波でかき消された過去を忘れたのだろうか。このようないい加減な批判がまかり通るところに、そもそものSTAP騒動の根幹があると筆者はみている。

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次のページ 「STAP細胞」実験で小保方氏が担当した実験は一部 ▶

小保方氏が担当した実験は一部



STAP騒動を解明するために、基礎的な事実を整理しておこう。

小保方氏が「STAP細胞」実験の一部だけを担当していたという事実、さらに論文撤回の理由は小保方氏が「担当していない」実験の部分であったという事実は、しばしば忘れられがちである。いわゆるSTAP細胞をつくる工程は、細胞を酸処理して培養し、細胞塊(スフェア)が多能性(多様な細胞になる可能性)を示すOct4陽性(のちに「STAP現象」と呼ばれる)になるところまでと、その細胞塊を初期胚に注入しキメラマウスをつくるまでの、大きく分けて2つの工程がある。


【「STAP細胞」実験の過程】


小保方氏が担当していたのは前半部分の細胞塊をつくるまでである。後半のキメラマウスをつくる工程は、当時小保方氏の上司であった若山照彦氏(現山梨大学教授)が行っていた。

もう少し厳密にいえば、小保方氏が作製した細胞塊は増殖力が弱いという特徴を持っているが、若山氏は増殖力のないそれから増殖するように変化させ幹細胞株化(後に「STAP幹細胞」と呼ばれる)させるのが仕事だった。つまり、「STAP現象」が小保方氏、「STAP幹細胞」が若山氏、という分担だが、マスコミにより、「STAP現象」も「STAP幹細胞」も「STAP細胞」と呼ばれるという混乱が発生する。

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次のページ 当時ポストドクターという身分だった小保方氏は、所属する研究室の上司に逆らうことはできなかった
本書によれば、若山氏はキメラマウスをつくる技術を小保方氏に教えなかった。小保方氏の要請に対して、「小保方さんが自分でできるようになっちゃったら、もう僕のことを必要としてくれなくなって、どこかに行っちゃうかもしれないから、ヤダ」と答えたという。

この若山氏の言葉は見逃すことはできない。なぜなら、STAP細胞実験を行っていた当時、小保方氏はCDB内の若山研究室(以下、若山研)の一客員研究員にすぎなかったからである。小保方氏の当時の所属は米ハーバード大学バカンティ研究室(以下、バカンティ研)であり、若山氏は小保方氏の上司であり指導者という立場であった。

当時の小保方氏は、博士課程終了後に任期付きで研究員として働くいわゆるポスドク、ポストドクターという身分だった。不安定な身分であることが多く、日本国内には1万人以上いるといわれ、当時の小保方氏もそのひとりであり、所属する研究室の上司に逆らうことはできなかったのだ。

この弱い立場が、のちに巻き起こるマスコミのメディアスクラムに対抗できなかった最大の理由である。メディアがつくり上げた虚像によって、まるで小保方氏が若山氏と同じ立場で力を持っていたかのように印象づけられていた。

ストーリーありきの実験

話を元に戻す。小保方氏は若山研の所属になる以前、留学先のハーバード大学でバカンティ教授からSTAP細胞の初期のアイデアを得ていた。バカンティ教授は、「非常に小さな胞子のようにストレスに強い共通の幹細胞が全身の組織に存在しているのではないか」という仮説を提唱していた。バカンティ教授はそれを「スポアライクステムセル(胞子様幹細胞)」と名付けていた。

小保方氏はその仮説を検証するために日夜研究に没頭し、ついにその証拠(Oct4遺伝子発現)を得ることになる。その結果をバカンティ教授の前で発表すると、バカンティ教授は、両手で固くこぶしをつくった後に目を見開き、「過去15年で最高のプレゼンテーションだった」と喜んだという。

しかし、細胞が多能性を持つかどうかを証明するには、その細胞からキメラマウスを作製しなければならなかった。現在の生命科学界ではそれが一番厳密な証明とされているからだ。小保方氏はキメラマウスの実験を行うため、他の教授からの推薦もあり「キメラマウス作製の第一人者」である若山氏を紹介され、バカンティ研の所属のまま若山研の客員研究員となったのだ。

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次のページ 若山氏が主導した論文のストーリーに合わせた研究が続く毎日だった小保方氏
本書によれば、小保方氏はキメラマウスの作製方法を若山氏から教わることなく、若山研で細胞塊の作製を淡々とこなすようになる。いつしか研究は若山氏の主導のもと、海外の有力科学雑誌への論文投稿が目的化し、論文のストーリーに合わせた実験へと変節していく。「ストーリーに合わない、つじつまの合わないデータは使用しないように」という指導まで小保方氏は受けている。信じがたいことに、実験が正しいかどうかを判定するための「コントロール実験」も行わなかったという。研究メンバーも全員、若山氏の意向に沿うようになり、強引な研究姿勢に異を唱える者もいなかった。

そもそもバカンティ教授の仮説から始まり小保方氏の検証から動き出した研究の主導権が、完全に若山氏に渡ってしまい、ついには若山氏が特許配分51%を要求するまでになる。バカンティ研所属でいながら若山研の客員研究員という複雑な立場の小保方氏は、アメリカと日本の大先生の板挟みとなっていく。

小保方氏は、細胞で起こる「新たな現象」(STAP現象)の研究を深めていきたいと若山研に移ったが、いつの間にか若山氏しか成功していない「新たな幹細胞株の確立」(STAP幹細胞)の研究と論文作成を部下として手伝
う立場になっていた。

自ら選んだ研究テーマが、もはや自由に研究できる立場でなくなり、しかも若山氏が主導した論文のストーリーに合わせた研究が続く毎日。「もうアメリカに帰ろうと思っている」と研究メンバーに打ち明けた。その直後、CDBの小さな研究室のユニットリーダーに募集しないかと声をかけられ、自分が望む研究ができるならと面接を受け、紆余曲折を経て小保方氏はCDBのユニットリーダーとなる。

若山氏の責任


その間、若山研による論文投稿は難航していた。その状況を劇的に変えたのが笹井氏だった。笹井氏はネイチャー誌にいくつもの論文が掲載された実績を持ち、世界的にも有名な科学者だった。笹井氏の指導により、論文は見事に整理され、ネイチャーへの掲載も決まった。

そして笹井氏の命名により、小保方氏が検証した細胞の現象を「STAP」(Stimulus-Triggered
Acquisition of Pluripotency:刺激惹起性多能性獲得)と呼ぶようになった。この名称が示すように、「STAP」とは小保方氏が検証した細胞の現象を示す意味合いが強かったことがわかる。
その後、論文に不備が見つかり、のちにこれが不正と判断されることによりマスコミの過剰報道を交えた大混乱が起こったのは周知のことだろう。画像の間違い等によるミスに関しては、小保方氏は会見や本書において何度も謝罪をしている。

しかし、ポスドクの立場で部下として研究に携わり、当時の上司であり指導者であった若山氏が主導した論文投稿に協力した小保方氏に、全責任を負わせたのは明らかに間違いだといわざるを得ない。

若山氏は、小保方氏と同じ責任を負ったのだろうか。いや指導者という立場であれば、研究員への指導責任によりはるかに重い責任が負わされたとしてもおかしくはないだろう。

2月11日付当サイト記事において、東京大学医科学研究所特任教授の上昌広氏は、加藤茂明・東京大学分子細胞生物学研究所教授(当時)が責任著者として発表した複数の論文のなかにグループメンバーの一部による不正あったことに対する監督責任を取って、東大教授を辞職した例を挙げ、「なぜ、加藤氏と若山教授の扱いが、こんなに違ってしまうのだろう」と指摘している。

さらに、若山氏が15年に、「絶滅動物の細胞再生および有用遺伝子回収方法の確立」というテーマで、基盤研究(A)として年間975万円の研究費を受け取っていたという事実から、「文科省のガイドラインに準じれば、そもそも彼には科研費に応募する資格がない。なぜ、山梨大も文科省も、このことを議論しなかったのだろう」と指摘している。

前述のとおり、STAP論文撤回の理由は小保方氏が「担当していない」実験の部分であったが、世間では小保方氏の画像の間違い等による不正認定が原因だと広く認識されている。

次回は、その真相を探っていく。そこには、若山氏が責任を回避したマジックが隠されているのだ。
(文=大宅健一郎/ジャーナリスト)

※続く
http://biz-journal.jp/2016/02/post_13989.html

小保方氏のSTAP細胞、やはり米国にパクられた? STAP現象と酷似した「iMuSCs細胞」

小保方氏のSTAP細胞、やはり米国にパクられた? STAP現象と酷似した「iMuSCs細胞」

2015.12.14
一時はノーベル賞級の発見とまで言われ、世界を騒がせたSTAP細胞。しかし、その後の展開はご存知のとおりである。「リケジョ(理系女子)の星」としてマスメディアから持ち上げられた小保方晴子・元理化学研究所研究員(32)は、後の論文捏造疑惑と博士号取り消しを経て、今やすっかり社会から干されてしまった。

iMuSCs.jpg
画像は「Scientific Reports」より引用
しかし現在、「アメリカの研究者がSTAP細胞の存在を確認した」とする情報がSNSを通して拡散、大反響を呼んでいる。その根拠は、科学誌『ネイチャー』の運営するオンライン電子ジャーナル「Scientific Reports」(11月27日
付)で、テキサス大学医学部ヒューストン校やピッツバーグ大学医学部の研究者たちが発表した「Characterization of an Injury Induced Population of Muscle-Derived Stem
Cell-Like Cells(損傷誘導性の筋肉由来幹細胞様細胞群)」という論文だ。情報の発信元が、かねてより小保方氏の発見は真実だと主張してきたブログ「小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会」であることや、問題の論文を実際に読むとSTAP細胞に焦点を当てた研究ではないことから、この情報をデマと断じる動きも起きているが、果たして真相はどこにあるのか?

結論から言ってしまうと、今回の論文で小保方氏が発見したというSTAP細胞の存在が証明されたわけではない。しかしその一方で、研究者らは「マウスから採取した筋肉の細胞に刺激を与えた(損傷させた)ところ、(ES細胞やiPS細胞のようにさまざまな細胞になることができる)幹細胞に“似た”細胞ができた」ということを発表、これを「iMuSCs細胞」と名づけているのである。確かに、手法や結果は小保方氏のSTAP細胞とはまったく異なるが、複雑な工程を経ることなく幹細胞(万能細胞)に近い性質を持つ細胞を生み出したという点に着目すれば、今回の研究の方向性が、少なくともSTAP細胞と同じ目標を見据えたものであるという点だけは間違いないだろう。


■飛鳥昭雄氏と科学ライターが、今回の騒動について語った!

このように、(STAP細胞はなかったとしても)STAP細胞と同様のものを生み出そうとする科学界の大きな動きについて、サイエンスエンターテイナー・飛鳥昭雄氏はトカナに次のように語った。
「私は、小保方騒動から1年ほどで、アメリカがSTAP細胞と似た細胞を作るのではないかと以前から発言していました。それは、これまでの『日本とアメリカにおける科学利権』の歴史を見れば明らかなのです」
「山中教授がiPS細胞を発表したほぼ同時期に、アメリカのベンチャー企業が、同じ内容の論文を発表しています。これはつまり、アメリカが京都大学のデータを盗んでいたということを意味します。この時に京都大学がとった措置は、アメリカで裁判を起こすと不利になるため、アメリカでの特許権を放棄する代わりに、アジア・ヨーロッパで認めてもらうように図らうことでした」
「実際、これと同じようなケースは過去にも見られます。その代表例は、日本生まれのOS『トロン』です。開発者らは日本で無料配布を画策し、普及を試みましたがアメリカは日本に圧力をかけて、トロンと比べれば欠陥商品にすぎない『ウィンドウズ』を売りつけた。そしてアメリカによる日本へのプレッシャーは、今も脈々と続いている。すべては利権のためなのです」
「ちなみに、STAP細胞のような簡単な手法で万能細胞ができる可能性について、科学界ではあって当然のものとして誰もが認めています。まさに基本中の基本であり、それを誰が最初に見つけるかを争っているのです」
「また、2014年に香港・中文大学でSTAP細胞実験が成功したという報告もありますが、後に教授自らが結果を否定。これもアメリカの圧力によって潰されている可能性があります」
「今回の発表は、まだ資料が少なくFakeである可能性は否めません。ただ、STAP細胞あるいはSTAP細胞と似た細胞は必ずあり、また日本が発見すればアメリカは潰しにくるという事実だけは確かなのです」(飛鳥昭雄氏)

確かに、京都大学の山中伸弥教授が応じた『週刊朝日』のインタビューでは、この構造が「仁義なき戦い」と形容され、山中氏自らこう語っている。

「簡単に言いますと、ヒトのiPS細胞は自分たちのほうが先に作っていたんや、とアメリカのベンチャー企業が主張しました。同社の特許の請求内容を見たら、京大が先に出願していた請求内容とほとんど違わない。もう完全に戦争するつもりできているわけですね」(『週刊朝日』、2014年11月7日号)
また、今回トカナがコメントを求めた科学ジャーナリストも次のような見解を述べた。



iMuSCs_2.jpg
画像は「小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会」より引用
「小保方さんの大学時代の論文の引用が含まれる今回の論文ですが、STAP細胞の存在を証明したとは言えません。しかし、ES細胞やiPS細胞ではない幹細胞(万能細胞)に近い存在『iMuSCs細胞』が見つかったことは確かです」
「理研は、小保方さんが生成したSTAP細胞について、研究室の冷蔵庫にあったES細胞の混入が原因だったと結論づけています。しかし、小保方さんが提示した実験手順で、新しい万能細胞が生まれている可能性はまだあるということでしょう。これは、理研からしたら穏やかな結果ではないはずです」(科学ジャーナリスト)
写真=小保方晴子/撮影=吉田尚弘
ちなみに、無意識のメッセージが聞こえるという「リバース・スピーチ(逆再生)」技術で小保方氏の言葉を分析すると、小保方氏は会見で「たとえビジネスの営業的な…」「私が悔しい」「今、これからでもそれについて(発表シテイキ)」などと発言していたことが判明している。現在、日本ではSTAP細胞=ウソ、いかがわしいものの代名詞のような扱いを受けている。しかし、複雑な手順を経ることなく万能細胞を生み出そうとするSTAP細胞と同様のコンセプトを掲げ、世界中の科学者たちが日夜熾烈な競争を繰り広げており、小保方氏もその渦中にあったことだけは間違いないようだ。
(編集部)


参考:「小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会」、「Scientific
Reports」、
「日本経済新聞」、「日経ビジネス」、ほか
http://tocana.jp/2015/12/post_8277_entry.html
:匿名2015年12月14日 22:31 | 返信
>同じようなケースは過去にも見られます。その代表例は、日本生まれのOS『トロン』


そのトロンの重要関係者、開発グループなど優秀な日本人達、十数人が搭乗していた飛行機が、あの墜落した 日航123便。
100%テロ。
大きな事件は必ず計画的に起こされてる。
3:gije2015年12月17日 22:18 | 返信
理研のスタップ細胞が本当に再現性があるかどうかよりも、先にその周辺特許を固めてしまう事が重要です。スタップ細胞作製の為の単純な作法、シンプルな手法を特許で固められては困る人達がいたと言うことです。
アホな大衆は小保方個人攻撃のメディア斉一報道にまんまと乗せられて理研の特許取得を妨害するのに協力したわけです。私達日本の利権を取られるとも知らずに今も批判し続けるとはなんとも愚か。妨害工作の背後にいる者達が特許取得を進めているのがそのうち見えてくると私も思っています。
4:匿名2015年12月30日 14:23 | 返信
馬鹿馬鹿しいにもほどがある。脱分化という考えがオボちゃんの発明品みたいな言い草して、どれほど無知なんだか。脱分化は植物では当たり前に起こるし動物でもたとえば以下にある日本の研究者が発表している。
http://www.med.nihon-u.ac.jp/department/saisei/dfat.html
大騒ぎしている連中は一番大事なことをすっかり忘れている。小保方はES細胞を混ぜることで実験データを捏造していたってこと。「ネッシーを発見した」と合成写真持ってきて主張した奴が、もし本当にネッシーが見つかった日には真の発見者として名誉回復されるのか?んなわけねーだろ馬鹿だねホント。
アメリカさんが汚いのは認めるけどね。アメリカ政府の陰謀がどうこうってんじゃなくて、バイオ研究の中心はアメリカだからどうしてもアメリカに振り回されるってこと。STAP論文がネイチャー誌より前、セル誌に投稿されてボツにされた時、査読担当した西海岸の研究者が結果を横取りしようと大いに頑張ったという噂があるよ。ジャーナリストを標榜するならそれくらいスクープしてくれこんなヨタ記事書くんじゃなくってさ。
9:YI2016年5月14日 22:25 | 返信
でたらめが多すぎますね。
iMuSCsはSTAPと同じと言ってよいでしょう。
STAP現象は
外部刺激によって細胞が初期化して多能性を示す ということ。
もとになる細胞や外部刺激方法が違っているけど、本質は
同じことは明らか。違うという人は何もわかっていない。
でたらめについては
>細胞が新たに発生する?
違います。初期化して多能性を示すようになる
と言っている。
>3年もまえにiMuSCs論文の軸となる第一弾?
この論文は初期化の話とは無関係です。
>再現実験に失敗したのだから意味がない?
STAP論文は外部刺激で初期化して万能性を示すという
ことを言っている。そこが最大のポイント。もちろん、
実際に作れることは重要だが、別の方法であれ作れた
ことが報告された。
再現実験は顕微鏡さえも見せてもらえない状況では
失敗しても当然ともいえる。

東電の浄化設備は定期的に壊れている不良品

真実を探すブログより。↓
【汚染水問題】福島原発を視察したIAEA調査団長「福島原発の汚染水は海に放出した方が良い」
2015.02.19 21:00|

2月17日に国際原子力機関(IAEA)の調査団が福島第一原発を訪問し、記者会見の中で汚染水の放出を要望する旨の発言をしました。IAEA調査団のフアン・カルロス・レンティッホ団長は「管理した上で海洋放出することが全体の安全性向上につながる」と述べ、適切な管理という条件付きで汚染水の放出を認めると発言。

トリチウムなどの汚染は少ないとして、早期に対応するように東電や原子力団体に呼び掛けました。東京電力は昨年から地下水バイパス計画で福島第一原発の地下水を海に放出していますが、更に建屋内部の汚染水を浄化して放出する計画を進めています。

国際原子力機関には、日米等から原発推進派の資本が入っていると言われているので、安易に信用するのは危険です。チェルノブイリ事故の時も最初は甲状腺癌などの被ばく症状を放射能由来とは認めませんでしたし、日本の原発推進派と同じだと見た方が良いと言えるでしょう。

東電の浄化設備は定期的に壊れている不良品で、放射性物質も完全に取り除くことは出来ません。また、トリチウムの危険性は小出助教などの専門家からも懸念する声が出ており、こちらも放出するのはリスクがあります。少なくとも、現時点では汚染水の放出を認めるのは避けるべきです。

☆汚染水、海洋放出視野に検討を IAEA調査団長
URL http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021701002240.html
引用:
東京電力福島第1原発の廃炉作業を検証するため来日中の国際原子力機関(IAEA)の調査団は17日、構内で増え続ける汚染水について「持続可能な対策を講じることが課題だ」とする報告書の素案をまとめ、高木陽介経済産業副大臣に手渡した。

フアン・カルロス・レンティッホ団長は東京都内で記者会見し、汚染水によるリスクの低減に向けて「管理した上で海洋放出することが全体の安全性向上につながる」と述べた。浄化設備で処理後も汚染水にはトリチウムが残るが「人体への影響は小さい」とした。
:引用終了

☆東電 福島第一原子力発電所 IAEA廃炉レビューミッション 現場視察
URL http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2015/images/handouts_150217_05-j.pdf
コメント↓
貯水タンクに溜めておいて何になるのかな!海に流すのが妥当です!
[ 2015/02/19 21:09 ] 名無し [ 編集 ]

海に流したら津波になって返品されるかもよ
[ 2015/02/19 21:59 ] 名無し [ 編集 ]

東電本社で飲めば全ては丸くおさまる
[ 2015/02/19 22:23 ] 名無し [ 編集 ]

何様のつもりでいるんだこのIAEAのこいつらは!!

全世界の住民が賛成しない限り汚染水の放出は

絶対許さない!!
[ 2015/02/19 22:53 ] ダメノミックス [ 編集 ]

海は、奇形魚多発。地上は、甲状線がん多発。
廃炉作業員もがん人間多発。
これでも、まだ原発に頼る、自民党政治家、何が美味しいんですか?
[ 2015/02/19 23:06 ] 池江 [ 編集 ]

IAEAから汚染水を海に流すのが良いとお墨付きをもらったら、とりあえずには諸外国からそれで日本を攻撃&賠償金を払え!という流れにはなりそうにないので、それは良かったかなと。
原子力ムラ・原発推進の総本山が原発事故による汚染の問題を重くとるわけがなく、逆になるべく軽く軽く扱うのに努力は惜しまないってのはチェルノブイリからわかってたけど、本当に徹底してるなと。
[ 2015/02/19 23:07 ] 名無し [ 編集 ]

IAEAにわざわざ言われんでも、どんどん流しますってか
タンクや汚染水処理なんて、除染と同じ見せかけのポーズみたいなもの
正確には地下から止めどもなく流れてますでしょ
[ 2015/02/19 23:37 ] 名無し [ 編集 ]

今更汚染水を流した所で放出された汚染量から見ると微々たるものかも知れませんし
アルプスも機能していない現状では汚染水に手間取られすぎとは思いますけども
放流したとして、全体的な方針になにかメリットがあるんでしょうかね?
汚染水があることで今まで出来なかったこと、なくなれば出来る新たな対策でもあるんでしょうか
ないですよね?
[ 2015/02/19 23:51 ] 名無し [ 編集 ]

IAEAが流してもいいよっていうくらいなんだから、海に流しても、ぜんぜん大丈夫なんだよ。海は広いな大きいな。汚染も薄まって万事解決!
[ 2015/02/20 00:05 ] 名無し [ 編集 ]

太平洋終了だわな。
濃縮今ですら凄いのにw

[ 2015/02/20 00:25 ] 名無し [ 編集 ]

IAEAがどういう性質の団体か理解してんのかね。
彼等は原子力推進側、だよ。
[ 2015/02/20 01:00 ] 名無し [ 編集 ]

原発古事記を使って広報活動ですねw
[ 2015/02/20 03:07 ] 名無し [ 編集 ]

聖書予言「地を破滅に至らせるものは闇に葬られる」

DNA,地軸、血に関すること、地球が丸いこと等々、近年に発見されたことがすでにやさしい言葉で記述されている。偽の宗教が現れることも。

死海の写本も見つかっている。(何千年も前に上記のことが書かれている)
人間は傲慢になりすぎた。
[ 2015/02/20 05:55 ] 名無し [ 編集 ]

油断:
放射線障害には潜伏期間があるために、
その長い期間のうちに、疲れて防御意識が薄れてしまうこと。

油断の語源:
発症までの潜伏期間を上手く利用して国民を騙す政府の詭弁から生まれた言葉。
発電燃料の油を輸入すると、電気代が高くつくから、
「原発を再稼働させなくてはならない」と、
日本政府の下僕たちが、潜伏期間に油断した国民に訴えたことから。
輸入油を絶つ➡油断という言葉ができた。
[ 2015/02/20 11:26 ] けい [ 編集 ]

木下ブログも、放射能や原発は、メインで扱わないことにしたみたいだね。需要がない、儲からないんだろう。あれだけ避難を叫んでおいて無責任なやつだ。日テレ辞めて、金稼がなきゃと必死なんだろうな。ま、放射能や原発は、すでに過去の話題ってことだ。
[ 2015/02/20 13:22 ] 名無し [ 編集 ]

タンクに貯めて保管していても東電は黒字。
ステンレスのタンクに移して120年経てば
トリチウムは1/1000になるんだから貯蔵しとけ。
[ 2015/02/20 22:59 ] CCコンボ [ 編集 ]
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5612.html

処理した水を海に流すのは初めて

処理した水を海に流すのは初めてだと書いてある。
福島原発は爆発したけど、海はそんなに言うほど汚染されていなかったのではないか?
だから、アメリカの海軍の健康被害は、トモダチ作戦に参加したからというよりも、福島沖の水爆を使って地震と津波を起した場所を通過したからでしょう。海水も飲んでいるんですよ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2015年09月16日 (水) 午前0:00~
時論公論 「原発事故4年半 進むか汚染水対策」
水野 倫之 解説委員

福島第一原発の事故から4年半、漁業者は苦渋の決断。
東京電力は汚染水対策の切り札として、建屋周りの汚染された地下水をくみ上げ、浄化して海への放出を開始。処理した水を海に流すのは初めてで、風評被害を恐れる福島の漁業者からは「信用できない」と根強い反対の声も。なぜ漁業者は容認したのか、政府と東電は不信感を払しょくし廃炉を前に進めることができるのか、今夜の時論公論は、困難が続く汚染水対策の課題について水野倫之解説委員。

汚染地下水をくみ上げる井戸は原子炉建屋の真下に。深さは10数m。建屋周りに41か所あるほか、岸壁にあらたに設置。
東電は放出にあたってセシウムやトリチウムの濃度についてWHOが定める飲料水の基準よりもさらに低い基準を設け、浄化。
一連の作業は免震重要棟でコントロールされ、おととい、きのうとあわせて1,600t余りが海へと放出。東電は今週だけで4,000tを放出する計画。

政府と東電はこの地下水の放出を、汚染水対策の切り札と位置付けてきた。
福島第一原発の敷地には山から毎日800tの地下水が流れ込み、一部が建屋に入って大量の高濃度汚染水が発生し、廃炉作業の大きな障害と。
タンクに余裕がないため、東電は去年、敷地山側の高台から地下水をくみ上げて海へ放出する「地下水バイパス」を開始。
しかし建屋から遠いところでくみ上げるため効果は限定的。今も毎日300tの地下水が建屋に流れ込んで高濃度汚染水と。
また建屋に入らなかった地下水も、事故で地下にしみ込んだ放射性物質に汚染され毎日400t、放射性物質の量にしてストロンチウムが48億㏃、セシウムが20億㏃、そしてトリチウム150億㏃が流出していると試算。

そこで今回は建屋周りに加えて、岸壁に設置された井戸からも汚染地下水をくみ上げ、岸壁周りも鉄板で囲む計画。
高濃度汚染水の発生は半分の150tに、汚染地下水の海への流出は40分の1の10tまで減ることが期待できると、政府と東電は説明。

実はこの設備は、1年前には完成していた。しかし当初の見込みよりも半年以上遅れる事態に。
東電が汚染水のトラブルを繰り返し、風評被害を心配する福島の漁業者からの信頼を完全に失ったから。

今年2月、排水溝から汚染された雨水が港の外に流出していたことを把握していたにもかかわらず、10か月も公表していなかったことが発覚。東電は『原因がわかってから公表すればよいと考えていた』と釈明。汚染地下水の放出を巡って話し合いが進んでいた最中だったこともあり、漁業者からは「裏切り行為で、信用できない」と批判、話し合いもストップ。

あれから半年、漁業者たちの東電に対する不信感が決して払しょくされたわけではない。
「信用はできない。さんざん裏切られているというかな」。
「安全なんだよってみんなに信用してもらえるくらい原発の人たちはちゃんとした説明をしてほしいです」
漁業者は東電が今回の地下水の放出を本当に安全に行うことができるのか、その能力に疑問を持っている。

それでも今回、福島の漁業者が放出を容認した背景にあるのは、危機感。
事故後、原発から20キロ圏内の沿岸での操業は自粛され、20キロ圏外で試験的な漁が行われているだけ。生計を立てていく見通しが立たないため、組合員数も20%減。このままではじり貧で、福島の漁業を復興させるには汚染水対策を前に進めてもらうしかないと判断したわけで、福島県漁連の野崎会長は「すべての漁業者が納得したわけではなく、苦渋の決断だ」と。

こうした漁業者の想いを無駄にするようなことがあってはならない。
政府と東電は決断を重く受け止め、万が一にも基準を超える放射性物質が海へ放出されたり汚染水が外部へ漏れることがないよう厳重に監視し、漁業者が求める情報を公開して丁寧に説明しなければ。

特に今回は、地下水をくみ上げすぎて水位が低くなると、圧力差で建屋内の高濃度汚染水が漏れ出す恐れもあり、くみ上げすぎないよう水位を管理することが重要。
こうした監視は東電と協力企業の社員が免震重要棟で。
しかし東電は以前、汚染水タンクの異常を示す警報が出た際に、作業員に適切な指示をせず、汚染水をあふれさせるトラブルも。
同じような失敗を繰り返さないよう、データを誰が監視するか、社員や作業員へしっかり教育していかなければ。

また情報公開でも失敗することがないよう、廃炉カンパニーの増田プレジデントらトップの責任ある対応。東電は過去のトラブルでも、原因がはっきりするまで事態の深刻さを認めようとしなかった。普段と違うデータが示された場合、海水の濃度に異常がなくても福島の人たちがどう感じるのかをトップは常に考えて説明するなど丁寧な対応を。

ただ漁業者の中には「裏切られ続けてきた東電が出すデータは信じられない」と言う声も。やはり政府がもっと当事者意識を持ち東電任せにすることなく現場への関与を強め、放射能濃度の監視はもちろん、情報公開を指導しなければ。

というのも、この汚染地下水のくみ上げだけで対策が完了するわけではない。発生し続ける汚染水はタンクにため続ける方針。
そのタンクもすでに1000基、汚染水は70万t。タンク内の汚染水は主な放射性物質は取り除かれリスクは下がりましたが、トリチウムだけは取り除くことができずに高濃度のまま残り、現状では海への放出はできない。
規制委はこのままタンクが増え続ければ廃炉作業の妨げになるとして薄めて海に放出するよう提言するも漁業者は反発。どんな方法を取るにせよ、漁業者をはじめとした福島の人の理解を得ることが不可欠。まずは今回信頼回復できるか。

(水野 倫之 解説委員)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/227403.html

小泉氏が涙 トモダチ作戦の健康被害「見過ごせない」

小泉氏が涙 トモダチ作戦の健康被害「見過ごせない」
朝日新聞デジタル 5月18日(水)19時57分配信
元米兵らに思いを寄せ、感極まって涙を流す小泉純一郎元首相=カールスバッド、平山亜理撮影

東日本大震災の「トモダチ作戦」に従事し、福島第一原発沖で被曝(ひばく)したとして、東京電力側を相手に集団訴訟を起こした米海軍の元兵士らが400人に達した。「原発ゼロ」を唱える小泉純一郎元首相(74)が訪米して健康被害の訴えに耳を傾け、「見過ごせない」と涙を流した。

【写真】元米兵らに思いを寄せ、感極まって涙を流す小泉純一郎元首相=カールスバッド、平山亜理撮影

小泉氏は訴訟支援者の求めに応じ、15日から原告の元兵士ら10人と面会。窮状を聞き、17日(日本時間18日)に現地で記者会見を開いた。「救援活動に全力を尽くしてくれた米国の兵士たちが重い病に苦しんでいる。見過ごすことはできない」。感極まって泣き、訴えた。「原発推進論者も反対論者も、何ができるか共同で考えることだ」

また、オバマ米大統領の広島訪問の意義に触れ、「核兵器の削減、廃絶にどうつなげていくかが大事だ」と指摘。「原発も原爆もゼロに」と呼びかけた。
朝日新聞社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160518-00000105-asahi-soci

小泉氏と息子さんたちが参加していた世界統一政府を目指している有名な集団の会議では
東北が消えている世界地図が使われていた。
「あれは、どういうことか」と尋ねた入会希望者に、会員は「今にわかる」とだけ答えたという。
アメリカの支配者であるその世界統一政府を目指している集団に小泉元首相は入会しているのだから、東北大震災の地震と津波と福島原発の事故は自然災害でも事故でもなく、きっちり仕組まれたものだと知っているはずなのに、泣いたりしてどういうこと?
「トモダチ作戦」に従事した米海軍は、ちょうど、東北沖を通過しているところで、地震発生源の水爆の影響をモロに受けた人々なのです。彼らは海水を使ってシャワーを浴びたり、海水をろ過して水を飲んでいますから。東北沖では、船のデッキに金属のようなにおいのする謎の白い物質が降っていたそうです。
本国から何も知らされていない彼らは、デッキの掃除をしたそうです。
福島県民と違って彼らは放射性物質入りの水を飲んだりシャワーを浴びたりしていますから、汚染され具合が酷いのです。福島原発の汚染水を海に流せとアドバイスしたのはアメリカらしい。
ネットのニュースで読んだことがある。「そのようにアメリカに指示を受けまして」と口ばしった人がいる。

◎政府、もんじゅ存続表明へ 機構に代わる受け皿探しは難航

◎政府、もんじゅ存続表明へ 機構に代わる受け皿探しは難航

原子力規制委員会が廃炉も含めた運転主体の見直しを勧告していた高速増 殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県)について、政府が存続の方針を表明す ることが14日、分かった。文部科学省の有識者検 討会が月内にも報告書を まとめた後になる見込み。規制委が文科相に対し勧告の回答期限のめどと していた「半年」はすでに過ぎているが、いまだ現在の日本原子力研究開
発機構に代わる受け皿の具体案は出ておらず、実際の存続は不透明な状況 にある。

もんじゅをめぐっては、規制委が昨年11月13日、原子力機構について 「運転を安全に行う資質がない」と断定。機構に代わる運転主体を具体的 に特定し、新たな受け皿が見つからない場合はもん じゅの抜本的な見直し をするよう、機構を主管する馳浩文科相に勧告した。その回答期限を「半 年をめど」にしている。

もんじゅはナトリウムを冷却材に使う特殊な炉で、受け皿探しは難航。 文科省は受け皿を議論する検討会(座長、有馬朗人元文相)を発足させ、 4月末までに計7回の会合を開いた。検討会では 「新主体が備えるべき要 件」や「理想的な体制」の議論にとどまり、具体名を取り上げるには至っ ていない。

一方、政府はもんじゅの存続を堅持する方針を固めている。政府関係者 によると、平成26年4月に決定したエネルギー基本計画で、もんじゅを 「国際的な研究拠点」と位置付け、「国の責任の下」 で維持することを決 めたためという。

また、使い道のないプルトニウムが約48 トンあり、国際社会から疑念を 示されているため、高速増殖炉で消費することも重要視されている。政府 がもんじゅ存続を表明することで廃炉への懸念を払 拭するという。

ただ、規制委の動向は不明だ。規制委は文科相の回答を受けた後、代わり の運転主体が示された場合、安全性の観点で信頼に足る組織かどうか検討 に入る。規制委の田中俊一委員長は「看板の掛け 替えを許容するつもりは ない」と話し、厳格に審査する方針だ。
産経新聞 5月15日(日)7時55分配信
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いつでも原爆を作れるようにしておきたいからなんて、口が裂けても言えないよね。

手足に力が入らなくなる 突然目が見えなくなる難病 多発性硬化症が日本人にも増加

どういう病気!?何が原因?食生活がダメなの?

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手足に力が入らなくなる 突然目が見えなくなる難病 多発性硬化症が日本人にも増加
DATE:2016.02.01 17:00 BY: 松沢直樹
ガジェット通信を≫

人間が物を見たり、手足の感覚を感じたり、身体の各所を動かせるのは神経組織の働きが関与しています。
たとえが正確ではありませんが、人間の神経組織はバケツリレー式に神経の電気刺激を伝える物質が分泌されることによって、神経細胞の隅々まで刺激が伝わり、身体の機能が正常に動くのです。

その神経細胞の電気信号をスムースに伝えるために、神経細胞は「ミエリン」という組織に包まれています。
このミエリンを、異物として免疫細胞が勘違いして攻撃(脱髄といいます)し、様々な障害が起こる多発性硬化症(MS)という病気があります。

多発性硬化症は、北欧やカナダなどの極地方に近い地域に住む白人に多いことがわかっています。
ところがここにきて、日本人もこの病気に罹患している人が増えていることがわかり、単なる環境や遺伝的な要素だけで発症するのではないことが立証され、病気の発症のメカニズムについて疑問視する医学者が増えてきました。

日本においては、圧倒的に女性の方のほうが罹患する確率が高く(全体の7割)、各大学などが独自に行っている疫学的統計データを見ると、発症年齢が若くなっているとされています。

ミエリンは、免疫細胞から攻撃を受けても初期のうちは回復が早く寛解(病気が治るわけではないが症状が治まってしまう状態)に至ることが珍しくありません。
そのため、病気に罹患していることに気づかないケースが多いとされています。したがって再発した際に、医師が多発性硬化症を疑い、病気に罹患していることがはっきりすることが少なくないようです。

多発性硬化症の診断は、医師でも難しい側面があります。多発性硬化症と非常によく似た兆候を示す、視神経脊髄炎(NMO)という病気があるためです。そのため医師は、血液検査や、骨髄液の検査、MRIの検査を行い視神経脊髄炎ではないことを確認します。多発性硬化症の患者さんに、視神経脊髄炎の治療薬を投与すると、症状が悪化した上で再発するケースが知られているからです。

多発性硬化症の治療は、ステロイドなどの炎症を抑える薬と、免疫を調整する薬を併用するのが基本です。
昨年秋に軽症の患者さんを対象に「グラチラマー(商品名コパキソン)」が承認されましたが、今後も様々な薬が承認され、きめ細やかな治療が可能になるのではないかといわれています。

ちなみに、多発性硬化症は、初期の患者さんほど、奏功し、症状を寛解させる治療が行える確率が高いとのこと。
本記事のような症状に気づいたら、自然に治ったとしても、かかりつけのお医者さんに相談したほうがベストです。

※写真はイメージ 足成より http://www.ashinari.com/2014/08/08-389449.php

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 松沢直樹) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
http://getnews.jp/archives/1376324

中国で大量の黄砂発生、日本への影響ほとんどなし

中国で大量の黄砂発生、日本への影響ほとんどなし
TBS News-i 2016/5/18 03:28

大量の黄砂が発生する様子をカメラが捉えました。

16日午後、中国の新疆ウイグル自治区南部のカシュガルなどで、一時、視界が真っ暗になるほどの大量の黄砂が発生しました。砂漠地帯が多い新疆南部ではここのところ最高気温が30度近くまで上がっていて、そこに冷たい空気が流れ込み、砂が大量に巻き上げられるということです。

気象庁によりますと、日本への影響はほとんどないということです。(17日20:33)
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/4513439

4月26日ぐらいからずっと、喘息気味なんですけど。
黄砂とPM2.5の影響だとにらんでいるんですけど。
でも、部署が変わったのがそれぐらいから。
ストレスもあるか、、、。

遅刻するのは、他人の命の断片をけずること

キビシイ話だ。でも、わかる。宅急便に電話の自動受け付けで土曜日の夜に再配達を頼んだのに、土曜日に来なかったのだ。ずっと待っていた時間が非常に無駄だと感じた。
でも、電話で再配達を頼んだのに、何度もその宅急便は、わたしが帰っていない時に我が家を訪れては、不在届のお知らせを置いていく。なんか、へんだと気が付けばよかった。

~~~~~
◆千田琢哉『君にはもうそんなことしている時間は残されていない』を読み解く

※要旨
・1分の遅刻は、相手の命を軽く見た証拠。

・1分遅刻というのは、相手を軽く見ていた証拠だ。
待ち合わせの約束をした相手のことよりも、
つい自分の都合を優先したことが1分遅刻の本質である。
時間というのは、誰にとっても命の断片だ。

・挨拶するかどうか、いちいち迷わない。

・結婚するかどうか、いちいち迷わない。
1秒迷ったら、それは運命の人ではない。

・指示された雑用の理由を、いちいち聞かない。
雑用の理由なんて相手から教えてもらうものではない。
つべこべ言わずにさっさとやって、自分で気づいていくものだのだ。

・返事のレスポンスとその人の好感度は見事に比例している。
レスポンスが速い人は、周囲のすべてが応援してくれるようになる。
レスポンスの速い人にチャンスは一極集中する。
わずか1秒にも満たないこの差で、人生が決まってしまうのだ。

・前置きは、後回しにする。
これは商談やプレゼンでも同じだ。
「この度は貴重な時間をいただきましたので、
前置きは後回しにして本題に入ります」
そう述べてからさっさと本題に入ればいい。
相手は心の中で拍手するだろう。

・仕事の電話は1分以内。

・1分以上、睡魔と闘わない。
自然に目が冴えてくるようなことで、人生を埋め尽くそう。

・1分以上迷ったら、やらない。

・打ち合わせは、立ち話で済ませる。
立ちっぱなし会議なら、時間が一気に短縮できる。

・取材やインタビューは、5分前に切り上げる。
一番見事だったのは、大手新聞社に掲載されるために取材を受けた女性ライターだった。

見事に本質をえぐる質問をし、完璧な取材が終わった瞬間に時間を見たらピッタリと約束の5分前だった。
これは本物のプロだなと、いたく感動したものだった。

同時に圧倒的な準備をしていることに気づかされた。
圧倒的準備をしている人は、インタビューの時間が極めて短い。

・お礼状は当日書いて、当日投函する。
お礼状を100枚出し続けると、きっとあなたの人生に変化が起こる。

・商談終了後、その日のうちに方向性の確認メールをする。

・クレームを受けたら、即日レスポンス。
もちろん自分は担当者ではないからといって、逃げ腰ではいけない。
当事者意識を持ってきちんと対応することだ。
そのための組織なのだから。

・提出物は前の日付になるように仕上げる。
提出物をいつ提出するかでその人の将来はわかってしまう。

・「念のため本日はいかがですか?」と聞いてみる。
成功者にアポを取る場合、盲点になっている日がある。
それが「本日」だ。

・入社1ヶ月で辞めた新人は、意外に成功している。
本気というのは、模範解答や常識をぶっ飛ばすスピードなのだから。

・入社1ヶ月以内に、ちょっと成果を上げておくと、後が楽。
新しい組織に少しでも早く馴染みたかったら、
マイナーなことでもいいから1ヶ月以内に成果をあげておくことだ。
これは新人だけでなく、中途入社の人も同じ。
コピー取りのスピードや会議の議事録作成で認められることだ。
電話やメールのレスポンスの速さでもいいだろう。

・支払日を前倒すと、人とお金が集まってくる。
支払日の前倒しが人望を築いていくことに気づかされる。

・来月の目標達成は、すでに今月決まっている。
優秀な人材は、来月のノルマは今月すでに達成している。
あなたも前倒しのリズムを構築するためには、
今まさにやっている仕事を前倒しにすることからスタートだ。

・1ヶ月かかると思い込んでいる仕事は、1週間で終わる。
新しい仕事は、2週間で大枠を掴む癖をつける。
最初の1週間は社内で業界に詳しい人材にレクチャーを受けながら、
業界紙を2年分通読してひたすらインプットする。
次の1週間はプロジェクトメンバー同士で教えあいのアウトプット。

・「周囲が困るから今年は辞められない」は、嘘。
ハッキリ断言しよう。
社長でさえ、今すぐ辞めてもらっても誰にも迷惑はかからない。
そのために会社には取締役が複数いるのだ。
取締役とは「いつでも社長の代わりができます」ということ。

・1年間袖を通さなかった服は、まとめて処分する。
普段着すべてを勝負服にしておけば、毎日元気に生きていける。

・準備ばかりしていると、本番なしで人生は終わる。
多くの作家達の書籍や記事を丹念に読み込んでいくと、
あることに気づかされた。

作家になる前までは猛烈に読書してインプットばかりしていたが、
ある瞬間から突如アウトプットにシフトしていった。
読書のペースを落とした瞬間、作家になれたというわけだ。

・お礼を言いそびれた人には、今からでもお礼を伝えておく。

※コメント
千田氏の本を読むと、改めて時間の大切さを感じる。
このことを忘れてしまわないよう繰り返し、復習したい。
時間は命の断片であることを。

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アレン・ダレス『諜報の技術』を読み解く
CIAに学ぶ情報機関の作り方
レイ・クライン『CIAの栄光と屈辱』を分析する
モスクワの情報活動について学ぶ
CIA秘密訓練所「ザ・ファーム」の真実
CIA東京支局の状況分析
大森義夫「米インテリジェンス機構が直面する問題点」に学ぶ
アメリカ在日陸軍の情報部隊について概況
『陸軍中野学校・極秘計画』を分析する
インテリジェンスと政策の関係:英米政府に学ぶ
伝説の情報機関「F機関」・藤原岩市氏に学ぶ
野田敬生『諜報機関に騙されるな』を分析する
宮崎正弘『ウキリークスでここまで分かった世界の裏情勢』を読み解く
世界経済体制における今後の予測
アフガニスタン駐留米軍の補給ライン情勢
陸軍中野学校の成り立ちと情報教育の成功要因
現代に生きる陸軍中野学校のDNA
『不敗の宰相、大久保利通』を読み解く
防諜に関するノウハウ
指揮官の決断:特務機関長・樋口季一郎に学ぶ
イラク・アフガン作戦における民間軍事会社の動向
ウイリアム・スティーブンソンに学ぶ情報組織の作り方

公安警察の情報収集ノウハウ
仮野忠男『亡国のインテリジェンス』を読み解く
満鉄調査部に学べること
モスクワ対策マニュアル「モスクワの法則」
国家運営のインテリジェンス
中国スパイネットワークの活動状況
スパイから会社の機密情報を守る方法
英国の「戦略的欺瞞工作」
明石元二郎に学ぶ謀略将校の条件
岩中祥史『アナログ主義の情報術』を読み解く
刑事の「マル秘」情報収集法:裏を見通す技術
手嶋龍一『インテリジェンスの賢者たち』を読み解く
中西輝政『情報亡国の危機:インテリジェンス・リテラシーのすすめ』を読む
手嶋龍一氏・講演録『インテリジェンスの賢者たちの対話』
太田文雄『日本人は戦略・情報に疎いのか』を読み解く
ウォルフガング・ロッツ『スパイのためのハンドブック』を読み解く
三宅正樹『スターリンの対日情報工作』を読み解く
ティム・ワーナー著『CIA秘録』から読み解く諜報活動とは
国内外の新聞をくまなく読み、スクラップする効用
本物のインテリジェンスの英雄はシャーロック・ホームズであって、ジェームス・ボンドではない
小谷賢『モサド~暗躍と抗争の六十年史~』を読み解く
『伊藤博文の情報戦略』を読み解く
佐藤優『野蛮人のテーブルマナー~「諜報的生活」の技術~』

谷光太郎『情報敗戦~太平洋戦史に見る組織と情報戦略~』の要旨
徳本栄一郎『1945日本占領:フリーメイスン機密文書が明かす対日戦略』を読み解く
長谷川幸洋『官邸敗北』を読み解く
佐藤優の情報ノウハウ、外務省とウィキリークス
小林吉弥『田中角栄の知恵を盗め』を読み解く
飯島勲『小泉官邸秘録』を読み解く
伊藤惇夫『政治アナリストが教える情報を見抜く思考法』を読み解く
チャーチル式インテリジェンス
中西輝政『情報を読む技術』を読み解く
芳地隆之『満州の情報基地・ハルビン学院』を読み解く
手嶋龍一「2012年問題、新グレート・ゲーム、そしてインテリジェンス・ウォーについて」
岡崎久彦『明治の外交力:陸奥宗光の「蹇蹇録」に学ぶ』

童門冬二『徳川三代諜報戦』を読み解く
諜報IT専門のCIA型民間軍事会社を読み解く
『諜報の天才・杉原千畝』を読み解く
小谷賢『日本軍のインテリジェンス』を読み解く
佐藤優「外務省に学ぶ仕事法」を読み解く
菅原出『ウィキリークスの衝撃』を読み解く
瀬島龍三の情報力
高橋洋一『官愚の国:なぜ日本では、政治家が官僚に屈するのか』を分析する
竹中平蔵の情報収集術・勉強法
黒岩祐治『情報から真実をすくい取る力』を読み解く
キーパーソンに情報で食い込む
阿尾博政『自衛隊秘密諜報機関~青銅の戦士と呼ばれて~』を読み解く
徳川家康の戦略思考と情報戦略に学ぶ
明治時代のメディア・情報戦略
奥田泰広『国家戦略とインテリジェンス:いま日本がイギリスから学ぶべきこと』を読み解く
情報の世界は「人で始まり、人で終わる」
ドゴール将軍が作り上げた情報組織
元総理秘書官・飯島勲氏が明かす人生「裏ワザ」手帖
悪徳官僚に学ぶ「戦略的ゴマすり力」
幕末維新の情報戦を読み解く
インテリジェンスと地政学の関係
『策謀家チェイニー:副大統領が創ったブッシュのアメリカ』を読み解く
佐々淳行氏の「情報管理と危機管理」
佐々淳行『決断するペシミスト、後藤田正晴』を読み解く
佐々淳行『危機管理宰相論』を考察する
陸軍中野学校の哲学と人生観
陸軍中野学校の歴史的意義
『秘匿捜査~警視庁公安部スパイハンターの344日~』を読み解く
本田直之『レバレッジ人脈術』の注目すべきポイント
田中角栄と『政治家の器量』を読み解く
『戦争広告代理店』を読む
新聞記者に学ぶ「情報のさばき方」
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