将来世代に地球温暖化のツケを残すな | ふるさとを守りたい、子供達の未来を守りたい

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日々頭に浮かんだことを語りたいと思います。



  
  国連温暖化対策サミットでの16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんの演説に強く共感した。温暖化による被害というツケを将来世代に残すことは絶対に許されない。
ただ、 対策については少し異論がある。近年の災害の激甚化などを見れば温暖化対策が必要なことは言うまでもないが、温室効果ガスを今から削減してどの程度効果があるかはやってみないと分からない。なので、仮に温暖化が進んでも被害を最小限に抑えるような方向の対策も進めるべきではないだろうか。具体的には、従来より大規模な洪水に備え堤防の強化やダムの改良などで治水能力を高めたり、高温下でも収穫できるような作物の品種改良や栽培技術の研究を進めるなどが考えられる。温暖化自体を防ぐ対策も温暖化に適応する対策も両方必要だが、どちらをやるにも十分な政府支出が必要だ。しかし、プライマリーバランス黒字化目標の下政府が緊縮財政を続けている現状ではそれは不可能である。世間では「国の借金」を残すことが将来への「ツケ回し」だとよくいわれているが、そういう考えで政府支出を怠り将来世代へ温暖化の被害をあたえることこそ「ツケ回し」だと28歳の私は思う。