「愛の、がっこう」最終回 傷を乗り越える人々
脚本家の井上由美子さんによると
登場人物たちは
特殊技能はないけれど
「傷を負った人々である」
ということらしい。
愛実は好きな人に振られたこと
父親の所有者として
「お前は自分で切り開く力はない」
と言われ続けて育ったこと
生徒に慕われないこと
大雅は
父親がいないこと
読み書きに対する障害
それに起因したいじめ
母親にガッカリされたこと
それ以外の女性にもガッカリされたこと
百々子は
女の世界特有のマウント合戦
川原何某は
1人の女性に
向き合ってもらえなかったこと
大雅母は
高校を中退したこと
美容師を途中で投げだこと
子どもの障害
男性に大切にされないこと
息子に向き合えないこと
松浦は社長は
前科があること
自分のせいで人を死なせたこと
惚れた女を幸せにできなかったこと
明菜社長は
「ありのままのわたしでOK」と
思えないこと
社長にのしあがるまでの数々の挫折
つばさは
底辺の出身であること
愛実父は
時代に適応できないこと
愛実母は
夫に抵抗できないこと
リチャードギア
佐倉先生は
祝福される恋愛ができないこと
葵組の生徒たちは
親に押し付けられて
反抗したいんだけど
受け入れざるを得ない自分の無力さ
竹千代は、、、
傷ある?
あっ 本カノに振られたこと?
人は過去に傷を負うと
それが癒えない限り
そこから逃げようとする。
もう恋はしないように
ときめかない男と結婚しようとしたり
文字を避けようとしたり
「女なんて好きにならねぇ」だったり
本音を誤魔化したり
ホストに貢いだり
ナンバー1ホストをめざしたりする。
でもその傷からは逃れることはできない。
傷から逃れれば逃れるほど
人生が空虚に、何の味もしなくなる。
だって「傷ついた」ということは
「ほんとがそれが欲しかったから」である。
もともと欲しくないものなら
手に入らなくても傷つくことはない。
ここからは少し専門的な話になるけれど
心の傷を癒すには
傷ついた出来事を再体験して
その特に我慢した感情を感じることが
必要である。
専門学校に落ちた大雅が
大号泣シーンがまさにそれだ。
オペすぎるわ
愛実、カウンセラーじゃないのに大変
この大変なオペをなぜ愛実ができたのか?
それは愛実が「ダサいから」
につきる。
人が弱い感情を見せるには
「安心感」を感じる環境でしか
むりである。
この安心感とダサさは
非常に一致している。
愛実はダサい
だから安心して
ほんとの自分の気持ちを吐露したり
無視したりできるのだ。
いい意味で人は自分より
「格下だ」と思える人だから
自分のダメなところを見せやすい。
これはあまりいいこととは
思えないけどね。
愛実は
登場シーンからダサかったし
学校でも腰を打ったり
ころんだり
うっかり500万のシャンパンを
オーダーしたり
だいたいダサい。
でもそのダサさが
愛実の周りの登場人物たちに
安心感を与えたのだと思う。
ドラマの登場人物たちが
最終回に近づくにつれて
「いい人」になっていったのは
ダサい愛実に安心して
「心の傷」が解けたんじゃないかな?
心の傷が薄くなると
ほんとうに欲しいものに近づくために
一歩踏み出すことができるのだ。
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